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第7章 姿を表す真実と…

第486話 ファンタジーとは?(勇者?激闘編?)1

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 ここは外道諸国連合の一国パンデビート!

しかし、彼らは言う!

崇高神聖諸国連合の一強!パンテピートと!

決して、自分達のやっている事が外道であり、
自分でもわかっているが、自分だけ何故か許されるなどど、思い込む?いや…用?曰く魂の病気になっている人々(邪辣人)の国家の一つである。

そこでは…神聖なる…魔王を倒す為の勇者召喚が…

いや…本当は、魔王役の他国の王を倒す劇を、おもしろおかしく騙して旅させて、それを25時間モニタリングして、ライブ放送をして、そして年齢制限無しの賭博のネタにして、楽しむというとんでもないブラック娯楽の始まりなのである!

今回の魔王は、事故みたいなものでボコボコにされたが、次回の魔王国役のフェントローからの要請で、ゴダゴダな状態が納まってから勇者を旅立たせる事になっていた。

我は、王!今忙しい!

しかし、次の仕込みをしないといけない!

そろそろ!今回のダービーのフィナーレだ!

次の出走馬もとい…勇者を連れて来なければいけないな!

さてと!

では、我が国家体制に反抗したビアンカ一味を生贄?いや死ねないから、魔力を根こそぎしぼりとるだけだから、干からびるのと苦痛が出るが死ねないから生贄ではなくて、燃料扱いだな!

そいつらを用意して、そして地球に適合者を探す!探す!探す!

うん!なかなか、いいバカな奴がいるな!

なんだ?こいつ?へー

売れっ子美青年タレント様かよ!

いらねー!

俺以外の美青年王はいらねー!

うん?

なんだ?適合率1500%!

すごいぞ!この二人!

恐竜着ぐるみマニア?

ゲーム大好き陰キャ高校生?

の2人組だと!

いいだろう。

では、召喚!


フハハハハハハハハハ!

さーて、儲けるぞー!

そうだ!

オイ!ドブ娘!働け!


(ここから旧パンデピート国の第一王女視点です。)

旧パンテピート王女ドブ・ノ・パンデピート
「どうしよう…ビアンカ姉さま(姉貴分として姉様と、言っている)が、管理者になる前にこちらに順番が来てしまった!

牢から逃し切れなかった、ビアンカ姉さんの村の人を使って、勇者召喚をするつもりだ!

貴方達は逃げて!

ビアンカ姉さんの、管理者試験が終わるのがあと一日!そして結果発表が一週間後!

それまで、山に隠れて逃げ切って!」

ビアンカ村の村長
「姫様!我らは死ねません!大丈夫です!耐えます!

それよりも、ビアンカ様が帰られた時に、姫様がいないと事が動かせません!

我らは、埋められるでしょうが後で出して下さい!」

なんて会話をしていた。

召喚陣の設置された王宮大広間に連れて行かれる。

王は、すでに召喚される者(次回のダービー被害者の勇者候補)をすでにロックオンしたようだ!

村人達から、魔力を吸い出す魔法陣の上に村人たちが立たされる。

ドブ姫は、悲壮な顔をする。

それを見た王は、顔を歪める!

しかし、口角は笑っていた!

この王はこんな場面が大好物なのである!

だから、気にいらない娘であるが生かしている。

しかし、横で笑う王妃も、
自称・王の血を濃く受け継いだ、全く血の繋がらない王太子に…

自称・王の武道の血を濃く受け継いだ、全く血の繋がらない第2王子… 

こいつら達も、これこそがエンターテイメントだと、笑っている。

もちろん!この王は自分の本当の子供はドブ姫だけだと、まだ気がついてない!

しかし、王妃には勝算があった!

この王にバレた時のキレ具合も、エンターテイメントとして賭博放送をするつもりなのだ!

だから、いつも側で隠蔽カメラで撮影させている。



そして、召喚陣が起動する。

村人は、覚悟を決めた。


しかし…村人から魔力は絞り出されなかった…

そこに、ユグドラシル経由で事情を聞いたビアンカから村人達とドブ姫に念話が入る。

ビアンカ
「大丈夫!苦しむフリをして!今すぐ!かなり予定が変わったけど、亡命先を確保してくれた人がいる!大丈夫!姫は知っている人だから!」

短いが、確かにビアンカの声の念話だ!

姫の後ろの玉座に胸を反らせて、ふんずりかえっている王にバレないように、目配せして村人達は苦しみ(演技)だした。


そして、光が王宮の広間に広がりだす。


テレビカメラが10台待機しており、その現場を映し出す!


もはや、この世界のブラック娯楽であり、そのダイジェスト映像版は、ブラック映画となる。

地球で放映されたら、間違いなくR18指定間違いなしのものだ!

歴代のものは、寂しい男女の夜のからみ合いとか、殺し合いとかをスキル隠蔽で見えなくしたカメラで撮っているのだ!


しかし、人工惑星兵器ヘルムーンが、ゆっくりと大きく見えるようになっているのを、無視していていいのだろうか?


そんな事を無視して、召喚陣の光が満たられる!

そして、二人の人影が浮かんできた。

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