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第6章 力の激動と共に動く国

第381話 クラス優遇組は?2

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しばらくフロン海賊団と、

クラス優遇組の残り三人組に

スポットを当てて行きます。

あまりに、激動する他の国、組織の動きに

ついていけなくなる前の調整となります。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
前話続きからです…



  タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「ふーん?

フロン側近メイド(腐のバラ)が、

フロント皇女陛下の命令と、

違う事をさせようとしていたのか?

よくわからないな?

私達、木炭を買うことから、

始めるこの計画が、

友好とは、逆転していると

思わないけど?」


杉谷
「まだ、わかんねえのか?

だから、

皇帝も乗っ取られたんだろうな!」


タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「なにィ!(ꐦ°д°) 」

担任・帆山
「フン!どうせ、あいつ、

そんなことだから、

おでこに、

アホとか焼き印入れられるぞ!

アハハハハハハハハ!」


タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「(え?(○言○)メイドの事は、

知られてないハズだが?)

どういう事だ?」


エージェント則子(旧田丸 則子)
「だいたいさ~

私達の仲間を殺しておいて、

商売の品物をかったから、

無罪?喜べ?

それで、友好的な関係?

バッカじゃないの?

煽ってどうするの?

あいつは、捻じ曲げるのが、

大嫌いなんだよな~

あんた達も、

こんなギルド作った以上、

わかるだろけど、

アイツは武闘派の面もあるのよ!

小学生の時は、

それこそ、大人ですら叩きのめした

事があったのだから!」


杉谷
「あったな。

まぁ、自爆要員なんて

言っても、殺した事に変わりない。

その木炭を、よく燃やしてみろ。

白い灰が残るだろ?

そうだよ!

フロン皇女側に流れている、

灰すら残らないタイプと、

別物!

この王都で販売しているのと、

フロン皇女側に流れている品物は、

違うのだよ!


灰すら、残さない!

焼き尽くす!

メッセージだよ!メッセージ!


オレみたいなバカでも気づく!


あのメイドが、

気づかないわけないだろ!


だから、あのメイドが煽っていると、

言ったんだよ!


殺されたあいつらも、近いうちに

化けて出てくるかもな!」


タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「(この杉谷の言うとおりになっている…)

こいつらの発言は、

スキルで真贋判定しているが…

フロン皇女から逃げた以外は、

本当の主張を言っている…

まさか(腐のバラ)のやつ、

忠誠心は本物だが、

見当外れの大失敗をしたか…)


なるほど…で?なぜ焼印なんだ?」


担任・帆山
「お前らが、ウソの報告ばかり

しているからだろ?

だから、ウソをつかさないように、

焼くのさ!

オイオイ!

まさか、もう交戦したのか?

それで、焼き印押された!

図星か!

(なーるほど!ブラフ貼ったが、

俺たちの勝ちだな!

ここは、一気に攻め込む!)


おめでとう!

おめでとう!

君達の煽り作戦は、見事!

成功したんだ!


用賀に対する、宣戦布告は

受理されたんだよ!

いや~作戦成功おめでとう!


だけど、フロン皇女の意思とは、

かなり外れるのは、

良かったのか?(^ω^)」



タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「言わせておけば!

オイ、牢屋に入れておけ!」

下っ端
「ヘイ!」




闇ギルド内魔導通信室

タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「聞かれました?」

フロン皇女(大海賊王フロン様)
「聞いていた。

クソ!言いたい放題だが…

当たっている。

こちらの、分析と一致した。

木炭を買って友好的にする

作戦は、続行する!

追加の何かいい案はないか?」


タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「先程の陛下の説明で、

こちらの、有用性を売り込む

必要を感じました。

確かに、あいつらの言うとおり、

(腐のバラ)の作戦は、

逆効果です。それは認めないと。


あいつらは、ヨーガが

自分達が生きているとは知らないから、

知らせて、合流すれば

怒りも収まるとか言ってますが、

それも違うでしょう。

野波が、

ヨーガに直接保護されてますが、

明らかに対応が違いました。


ここは、バボン王国の政局混乱を

使いましょう!


ユミ・オオトを売った貴族の首を、

さらして、

私達がヨーガ商店の味方サイドだと、

行動で示す事が、

大事だと思います。


武闘派…

捻じ曲げるのが大嫌い…

その側面があるなら、

今のバボン国王のことなかれ主義と、

ケンカ両成敗主義は、

真っ向から対立します。


フロン皇女陛下、

バボン王国貴族暗殺の許可を!」



フロン皇女(大海賊王フロン様)
「待て!慎重に行動しよう!

ただ…どうも、3王女からの

情報だと、極端に殺しを

嫌う傾向があったと、

元女王が言っていたらしい…


攫(さら)え!

まずは、ユミ・オオトを、

パイン街の屋敷に運んだ奴!

馬車の御者から、兵士!

そして、その家族!と子供に孫!

売られた屋敷の使用人の親戚!

など調べて、拉致しろ!


女の勘だが…

どうも、正攻法ではもう無理だな。

そして、ユミ・オオトの懐柔こそが、

今回の成功の糸口だと!


急げ!こちらも、

送還の研究をしているが、

難航している!


それに、プリン…

ゲフンゲフン…

食料の礼もいる。

頼んだぞ!」


タラント(フロン皇女近衛・青薔薇部隊)
「は!おまかせを!

あの、三人組の処置はヨーガ殿と

話し合いで決めたほうがいいと、

思うのですが…?」


フロン皇女(大海賊王フロン様)
「そうだな、

それまで、牢屋に入れておけ。」

□□□□□□□□□□□□□□□□□□

オペレーション・バボンストライクに、

フロン皇女達が、乱入参加か?
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