上 下
240 / 630
第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第236話 踊る地獄な宮殿会議!2

しおりを挟む
バボン王国の宮殿内は騒然としていた!


聖カルッティ王国の内部文書が、そこにあった!

国王と宰相の暗殺未遂

元公爵からの情報流出

冒険者ギルドに、

バボン王国が守られていた事実

そして、各国に対する工作の数々

バボン王国議会は騒然どころか地獄と化した!


暗殺された貴族のあとを継いだ者は、

元公爵派を攻撃する!  




それでも元公爵派も、公爵だけがやっていた!

自分たちは、国を裏切っていない!

その証拠には王都防衛戦には積極的に

参加して、戦果を上げている!

なんとか、切り抜けようと必死である!





地獄の弾凶会議は、2日続いた!

地獄その1 質問された者は、30秒以内に

      答えなければ、有罪!


地獄その2 元公爵派、居眠りすると

      直ぐに質問されて、

      対応できなければ、有罪!


地獄その3 全員、徹夜!


地獄その4 全員、ご飯抜き!


地獄その5 全員トイレに行けない!


最後の時は、全員ヘトヘトであった。


そこに、穏健派のパール公爵の発言が響いた。

(第218話登場の用側の公爵)



武功をもって、戦果をもって、

皆の者に対する謝罪と、

国に対する忠誠を示す!



全員体力的に限界だった…

急進派と穏健派は同意して、

元公爵派は、受け入れた。


ここに、聖カルッティ王国に対する、

対立規定路線が出来た!



□□□□□□□□□

その頃、魔人国シャングラーでは、

魔人王    リゾチーム・デ・へールス
魔人宰相   スクラ・ル・ファート

を、筆頭に緊急会議が開かれていた!


議題発は、用のことである…

しかし、どんな内容かというと…



四天王 ビオ・ジ・アスターゼ
「ジア・ス・ターゼ!なんでその

ヨー・ヨーガ様?を連れて来なかった!

お前達だけ、解呪してもらって!ずるい!」


四天王 オキセ・サ・ゼイン
「そうだ! お前の自慢の魅力で、

メロメロにしてでも、連れてこいよ!

しかも、お前も解呪されていい思いして!」


四天王 タカ・ジ・アスターゼ
「そうだ! 俺たちも連れて行け!」


もう、やっかみ?

羨ましがり?

そんな内容である。

魔人国王の発言がいけなかった!

「いいな~うらやまし~

オレ、やっと聖水を作れるかどうかなのに…」


そこから、地獄の会議になる!

理屈? いらない!

ヘマ? してないよ! だけど羨ましい!

失態? うん!してない! だけど羨ましい!


ここで、ジア・ス・ターゼの部下が泣き出す。

「魅力でメロメロにしろって言われても、

ジア様や私達では無理です!

第1、魔神様を差し置いて

メロメロにしようなんて、
 
魔神様怒らせて!

この国を、潰すつもりですか!」


この発言が、効いた!

宰相
「まぁ、そのとおりだ!

だが、今の状態ではまずい!

歴代勇者達が、ここに封印されている。

それをなんとかしないと、

こちらの言葉も聞いてはくれまい。」


魔人国王
「そうだな、これまでの

先先代国王の所業もある。

これまでとは違う事を行動で、

証明しないと駄目だという事を

魔神様が、主様と呼ぶヨー・ヨーガ様に

ジア達に解呪をしてよもらうように

促した!一つのメッセージだと思う!

何か、解呪以外の別の

アピール方法はないか?」


ジア
「あの~、魔神様が出てこられましたよね!

それでパイン街に、

私の父と仲が良かったらしい、

ヴァーミリオン姉妹がいるらしいです。

ヴァーミリオン姉妹を、

懐柔する案もいると思います。

そこで、その~

国宝の世界樹の種を一つ使って、

我が国の経典通りに、育てて

あの姉妹は、元世界樹の巫女ですから、

それをネタにしてこちらに呼ぶとかは~?」


魔人国王
「経典!そうだ!

うん!その案も進めよう!

そして、我が国の経典を全面的に出そう!

経典に書かれた、ドブ女と詐欺師女は、

間違いなく、

聖カルッティ王国のオババどもだ!

なら…それと戦った…

邪神とも戦った…

この地に、封じられた大邪神とも戦った…

魔神様と、あの姉妹達と、聖なる従者達の

主って…………………」


「「「「「「あ~~~!」」」」」」

全員あごが外れて痛みで地獄を見たのは、

別の話…
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~

尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。 だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。 全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。 勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。 そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。 エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。 これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。 …その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。 妹とは血の繋がりであろうか? 妹とは魂の繋がりである。 兄とは何か? 妹を護る存在である。 かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!

新人神様のまったり天界生活

源 玄輝
ファンタジー
死後、異世界の神に召喚された主人公、長田 壮一郎。 「異世界で勇者をやってほしい」 「お断りします」 「じゃあ代わりに神様やって。これ決定事項」 「・・・え?」 神に頼まれ異世界の勇者として生まれ変わるはずが、どういうわけか異世界の神になることに!? 新人神様ソウとして右も左もわからない神様生活が今始まる! ソウより前に異世界転生した人達のおかげで大きな戦争が無い比較的平和な下界にはなったものの信仰が薄れてしまい、実はピンチな状態。 果たしてソウは新人神様として消滅せずに済むのでしょうか。 一方で異世界の人なので人らしい生活を望み、天使達の住む空間で住民達と交流しながら料理をしたり風呂に入ったり、時にはイチャイチャしたりそんなまったりとした天界生活を満喫します。 まったりゆるい、異世界天界スローライフ神様生活開始です!

英雄伝承~森人の章~ 落ちこぼれと言われて追放された私、いつの間にか英雄になっていました

大田シンヤ
ファンタジー
国を圧倒すると言われた種族の中に、一人だけ輝術の使えない森人がいた。 術式は読める。輝力もある。なのに使えない。そんな彼女を森人族は嫌悪した。 母のために強くなると誓った彼女は輝術が使えないのならと一人剣士の道へと進むことを決める。

リーフクエスト 

どら焼き
ファンタジー
 和解なんてありえない。  仲間なんてありえないのだよ!  スカッとした読みやすい展開と、わかりやすい物語を求む!  勢いはあるが、ガキでもわかるスカッとさが無い!  これまでの感想ありがとうございます。  今清書中の物語が、年内リリースに間に合わないので急遽、昔の書いたものではなく、短いかもしれませんが、なんとか感想を反映した新作書いてみます!  簡単な導入あらすじ。  地球の中世くらいの文明の世界の辺境と呼ばれる、国境沿いにある寂しい村。  敵が攻めてきたら、燃えるものに火をつけて辺境伯様に敵襲を知らせる事を義務付けられた村。  そんな村で生まれた少年リーフは、最近変な夢をよく見るのだが、相談しても誰も相手にしてくれない。  明日は、10歳になる者が受ける祝福の儀を受ける為に、領都に向かう日だ。  この祝福の儀は、受けることが義務付けされているので、いかないと100日間のムチ打ちの刑にされる。  いやいや幼馴染達と、領都に向かうリーフ達に待ち受けるのは?

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~

一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。 そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。 しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。 そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。

処理中です...