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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第195話 フロン皇女…円形脱毛症に…2

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なんとか行政機能を稼働させることに

 成功したフロン皇女…だが…

 そうはいかなかった。

恐ろしい報告が、フロンを襲う!!!!!

「砦が、崩壊しました。

黄色狼煙(のろし)が出ていたのですが、

隣街の領主が、勇者達に奴隷の首輪を発動!

最終自爆魔石を持たせて、

特攻させました!」


フロン皇女(大海賊王フロン様)
「なんだと! それで、勇者達は!

皇帝は、黄色(のろし)の報告を

で動いたのだろう? どうなったのだ!」


近衛兵士A
「その皇帝陛下が出兵を指示され、

 私が隊長として、砦に向かいました!

 ちょうど、第2馬場で特級号に

 乗り換えの為に、全員馬場の食料庫で

 積み込む為に倉庫に入った時、

 ピカ!ドカーンの爆音と地震が起こりました


 白い光が霧のように広がり、

 我が隊も私含めて数名以外、

 真っ白になりました。」

 「その後、伝令を城に出しましたが…

 それが今の、状況です。

 あと、領主の側近達を捕縛しました。」



フロン皇女(大海賊王フロン様)
「どうして、領主はそんな事をした!

皇帝は許可を出してなく、

私も臨時許可を出してないぞ!」


砦隣街の領主の側近A
「まず、領主は救援の出兵を拒否しました。

理由は、皇太子陛下の援軍に全ての

領軍を出しており、ダメだと。

砦の軍と、勇者に責任をとって

守るように、

それが未来の軍務大臣の命令だと…


そして、砦から援軍要請の狼煙(のろし)が…

そして、すぐに黄色の狼煙(のろし)が

上がりました。


黄色が出たときに、領主は

「勇者達の奴隷の首輪を使う」と言いました。

我らは反対したのですが、

側近Dのむち打ちの跡があるとおり、

ムチを振り回して皇太子の魔道士を使い、

奴隷の首輪を起動しました。

我らは、勇者達がいなくなれば

誰が防衛するのかと、問い詰めましたが、

「もう、次の勇者達が召喚されているはずだ!

役立たずなどいらん! 最後に敵を殲滅して、

我が軍功になれ!

皇太子様が皇帝に成られた時に

軍務大臣になる約束がある!

心配するな! 換えもすぐ来るから!」


などと、言って特攻させました。」


フロン皇女(大海賊王フロン様)
「それで勇者達は、無事なんだろうな!

私の管轄を!私の権限を!私の意向を!

無視してまでやった事だ!

覚悟はできているのだろうな!」


近衛兵士Aは、領主側近達を小突いて前に出す!

領主側近B
「その、砦が特攻させたのにもかかわらず、

落ちました。

領主と共に街に立て籠もりました。

恐竜に街は方位され、その後は、

ゴブリン・ジャイアントが見えました!

ゴブリン・ジャイアントと何者かが

戦闘を始めまして、その間街は落ち…

領主には、責任をとって囮にしました。

領主の嫡男ですが、ゴブリンと共に

略奪を始めて、

ゴブリン軍と共に行動してました。

裏切りの理由はわかりません。」



フロン皇女(大海賊王フロン様)
「勇者達は! 答えろ!ヽ(`Д´#)ノ 」

領主側近C
「全く知りません! 替えがあるから

大丈夫なのでは?」

領主側近D
「だいたい、私は公爵家6男!

このように、問われる事すら不敬だぞ!

わかっているのかフロン!

貴様は、このオレさ…う うぅぅぅぅぅ!」

フロンが、片手で領主側近Dの頭を持ち上げ、

バキ!


握力で、頭蓋骨を割った!


そして、床に捨てる。

フロン皇女(大海賊王フロン様)
「こいつらを、地下牢に入れて差し上げろ!」

近衛兵士達は、領主側近達を運んで行く。


近衛兵士C
「その、探させているのですが、

恐竜の死体跡や、灰は確認できました。

そして、腕、脚、などを回収できましたが、

あとは、見つかりませんでした。


ゴブリン・ジャイアントの痕跡もありません。

恐らく、絶望的ではないかと。」


用の同級生達の、ちぎれた腕や脚などが

列べられる。


逃亡防止の為に、追跡魔法をかけていた事を

フロンは思い出す。

フロン皇女(大海賊王フロン様)

「魔道士を呼びなさい!」



しかし、城にある腕などの他に、

装備に施した探知魔法は反応しない。

(魔神デス・トロイの隠蔽魔法により、

行動記録ログすら砦で終わっていた。)


机を叩くフロン皇女!

何か勘違いした、元農業大臣で現宰相候補は
「おい、替わりの召喚勇者はどこだ!

早く連れてこい! 全く替えを早くしろ!」


怒りで、顔が真っ赤のフロン海賊王!

拳で殴る!殴る!


元農業大臣で現宰相候補は、

城の窓から外へ、吹っ飛んでいった。


フロン皇女(大海賊王フロン様)
「あれも、地下牢に入れておいてくれ。」


そして、頭を抱えだ。  


パサ

パサパサ

パサパサ

机に、フロン皇女の髪の束が落ちる。

周りの者は、怒りで真っ赤なフロンに

なにも言わなかった。


□□□□□□□□
はい、フロン皇女十円ハゲ出来上がりです。

(,,゚Д゚)
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