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第3章 爆闘!魔王の墳墓と呼ばれたダンジョン

第15話 [閑話]あるレストランのメイド風ウエイトレス2

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 オーストラリアの☆7ホテル
The super star grand excellent gorgeous hotel Sydneyで、働くフェイク!

それまでの、珍道中の続きです!

□□□□□□□□□□

 今は、アメリカのテキサス!
フェイクは、ここの自前の隠れ家にいた。
あのピエロにびっくりして逃げて来たが、執事長天使達に連絡を取らずに逃げて来たので、緊急避難集合場所の一つに、いることにしたのだ!

 名古屋のテレビ塔がある、通りまで行って公衆電話で連絡をつけようとしたが、だめだった。

 話し中のプープー音ばかり…。

念話が、出来るのだから話し中な訳が無い!
つまり…
回線封鎖だ!

執事長天使達も、追いかけられているかもな!
一応念話試みたが、すぐに猫やカラスがこちらに来たので一目散に逃げて飛行機に侵入したのだ。


 まさか…執事長天使達は…既に殺られた?


 その可能性も、考えないと…

それほど、あのピエロとの力の差がありすぎた!

 新聞を広げる!


英語だ!

翻訳スキルを、起動して読む。

ハァ?
南極の遺跡?での戦闘?
あ!フェイクは思い出した!
万が一の時にと、自分のクローンを南極大陸の秘蜜基地に置いてあるのを!

なんとかして、上司に会いたいが…。

そんな時に、副執事長天使の1体がここにやって来たのだ!

副執事長天使
「大変です!フェイク様!
お見方の天界の第5執務室は、閉鎖されています!

壊滅です!
敵は…強すぎます!」

フェイクは、珍しく飲み物を渡して労をねぎらう。

フェイク
「どう思う!
私(オレ)は、とんでもないヤツに…
(ガタガタガタガタガタガタガター!)
声をかけられて、ここまで逃げてきた!
身体の震えが止まらないのよ!」

言葉使いが、人間の時の頃に戻って来ていた。

副執事長天使
「私もです。 単なる猫ではない…
恐ろしい者に…
恐らく、フェイク様も…姫様も、
わざと、生かされているのでしょう…。
それほどの、力の差が…ありました。」


バキン!

突然フェイクはの腕輪が砕け散った。

副執事長天使
「な!
まさか!元ガス魔王のクサリアーノが破れたのか!

いかん!ま!魔王城の瘴気拡散メインシステムが崩壊する!

姫様!メインシステムが停止したら、サブ瘴気システムが自動稼働します。」

フェイク
「奴らね。まぁ、あのクズモンスターボスどもが瘴気を撒き散らしている間に、早く(上司)を見つけ出さないと。

あと、あの廃棄ゴミ…いや違った。カザートだったよね?

奴の家族を人質にして、魔神討伐させるってナイスな計画を爺や達は立てたけど、果たしてうまく行くかどうか、怪しくなってきたわね。」

副執事長天使
「あの、勇者共の住所は既に把握済みですから、あとは攫って来るだけなのですが、執事長の奴は時々とんでもないヘマをする時がありますからな~。」

そんな所に、別の副執事長天使が帰ってきた。
こいつは、副執事長天使4体の中では手癖が悪く女性の誘拐が得意だったので、この地球に帰って来たはずの女子高生勇者組の再拘束とフェイクワールド送りを担当させていたが…。

 ドサッ!

全身ボコボコである。

副執事長天使
「ひ!姫様!
女性勇者の再結束作戦は、失敗しました。
あの女共の周りに、とんでもなく強い奴らがいて…

なんとか、生きて逃げてきました。
(ガク!)」

気を失ったみたいだ。
別の副執事長天使が、確かめると急所だけ外して、他は粉砕骨折に内臓破裂の状態である。

そう!
わざと、生かして逃したとしか思えないのだ。

フェイクは、迫りくる恐怖を感じていた。

そして、また別の副執事長天使がフェイクのもとに帰ってきた。

見ると…どうも、全身焼かれたみたいだ…。

副執事長天使
「た、只今戻りました。
天界第5室の方々は、この地球に全員逃亡されたのは間違いないのですが、その後あの忌まわしき別の異世界に向かったみたいです。

そして、そのマルダス世界からこの地球に来ているみたいですが、そ、その!あの妹君が生きてマルダス世界からの軍を率いて地球に戻って来ております。

これが、資料です。」

どこからかで、調達してきたらしい新聞などのまとめなどや、電子資料を渡されて読むフェイク。

副執事長天使は、途中で女子高生勇者組の再拉致担当副執事長天使と合流して、再拉致しようとしたが、陰陽師や魔法少女に、別件のマルダス帰りの女子高生勇者と、磯部 珠(いそべ りん)をキャプテンとする女子高生勇者達と戦闘を繰り広げている間に、謎の白いアヒルに飛び蹴りを、食らわされて所を謎のマッチで放火されて火だるまになったところで、2体の副執事長天使達は、分かれて別々のルートで逃げたらしい。

この副執事長天使も、激戦だったのか気絶していた。

フェイク
「謎の、白いアヒル?

はて、どこかで聞いたような…
それよりも、この資料!
あの、クソ妹のフロントのヤツ!
まだ、生きていたのか!」

副執事長天使
「恐らく…ここに書いてあるようにコールドスリープを使った可能性もあります。

作戦会議場が有るのは、オーストラリアのシドニーですか…。

南極大陸の戦闘と言うことは、やはり分身体が狙われているのでしょうな。

どうされますか?
我らが、ここに来た以上忠義を見せるには、あの方(フェイクの上司)達に加勢するしかありません。

ここは、積年の恨みでもあるフロント様を亡き者にして、奴らに打撃を与えるのは?」

フェイク
「今の、今の私、フロンダーパはフロントに勝てるでしょうか…。」

副執事長天使
「姫様!今の姫様は、フロンダーパ王女ではありません!

フェイクワールド管理者神フェイク卿なのですぞ!

管理者神になるために足りない魂は、あの方(フェイクの上司)が、ほかのやつからもぎ取ってフロンダーパ王女に合成したことにより、フェイク卿が生まれました!

フロント王女は、未だに人!
しかし、フロンダーパ王女は管理者神フェイク卿となって昇格したのです!

これで、修業を真面目にしていれば文句なしに、私達の派閥貴族を排斥した憎きフロント王女を抹殺出来たでしょうが、それは後で修業して力をつければ良いのです!

今は自身を持ってください!

魂の格は違います!
こちらが、上です!

フロント王女を抹殺して、奴らに打撃を与えたら、口うるさい上司様も喜んで切り札を下賜してくださるでしょう!」

フェイク
「そ!そうよね!
そうよね!
あいつは、あの政争と、大戦争のあと数億年経っても人間のまま!

私は、管理者神になった!

そうよ!やってやるわよ!」


それを、聞いていた他の副執事長天使達も、賛同した!

副執事長天使
「あの~
姫様?
とんでもないやつが、いるので…。
正面きって、妹君のフロント王女をぶっ殺すのではなく…。

あ…
暗殺に、しませんか?

フェイク
「(ブルブルブルブルブルブル!)
そ!そうよね!
あの、くまの着ぐるみに、猫、ピエロ…。
あんな奴らに見られるだけで、殺されそうだから、避けないとね。

安全に暗殺して、武功を立てましょうか。」


オホホホホホホホホ!
ハハハハハハハハ!

と、隠れ家で談笑するフェイク達、執事長天使の帰りを待って、オーストラリアシドニーに向かう事にしたのだった。










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