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第1章 生き抜く事は大変!

第20話 ゴブリンダンジョン探索1

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 カザトは、国境の街マトで基本魔法の特訓をしていた。

 特に[クリーン]!
 これは、ダンジョン探索には必須なのである。

 そして、わざと一ヶ月家を借りた。
 ダンジョン内で亜空間部屋を使うから中の家具を充実させるためにかなり家具を買った。
 そして、片っ端から付与魔法の特訓もする。
 それは、奇妙な事を引き起こした。

 町外れの黒く変色したボロボロの廃屋が、ゆっくりだが修理していっているである。
 街の防壁の石一つ一つに、[自己修復]をかけていく。
 一週間で出来上がる。

 手当たりしだい井戸の桶とか他人の家とか、[自己修復]を付与していく。

 レベルが上がり、遂に攻撃魔法を、付与できるようになった。
 だが、攻撃力増加効果の付与がまだできない。
 補助魔法をマスターするしかないようだ。
 かなり、動きやすい服が多数見つかり服にも付与魔法をかけていく。

 これで、長持ちすればな~。
 そしてダンジョンに誂む事になった。
 ワイバーンのいた山の森には、20以上のダンジョンがある。
 だが、森そのものが危険指定されているため入れない。
 スタンピード対策のためにダンジョンを潰すというクエストを受ける。

 まず、入るのは通称・ゴブリンダンジョン!

 やはり、王都のゴブリン達の事もあり、呼応してスタンピードが起きる前に潰したいとのこと。

 地下1階層

 洞窟型である。
 ゴブリンが、手ぶらで歩いていた。
 なんだか無視して、通り過ぎようとしたがやはり襲って来た。

 倒したら消えた?ダンジョンに吸収されていった。
 魔石と呼ばれる物が残される。
 これが魔道具とかの電池みたいなものらしい。

 探索はマップがあるから、かなり楽だ。
 宝箱がないかなぁ?
 なんて思っていたけど見つからなかった。

地下2階層

 ここは、草原?
 ゴブリン達が…1階層とは違い所狭しと、ひしめいていた!

 え?
( ゚Д゚) !

 これは、スタンピード寸前?
 まずい!
 これまでは、王都前の展開するゴブリン達を斬っていたけど、今度はコイツラが地上に上がるために押し寄せて来るぞ!
 慌てて降りてきた階段まで戻る。
 そして、土魔法を使い防壁を作り堀を広く深く作る。
 シノビ返しを作って、こちら壁を踏破されないようにしていると、ゴブリン達が、動き出した…

 両手剣をしまい刀と、鉈を装備する。

カザト
「ウオーーーーーー!」
 気合いを入れて、斬りまくる![武器強化]を発動!

 斬るのに、かなり力がいらなくなり簡単に斬れる用になる。

ゴブリン討伐カウントが300だ!

 すぐに、ダンジョンに吸収されるためにスペースがすぐに空いて、そこからどんどんゴブリン達が攻めてくる。
 左手で、マジックボックスに魔石を収納していく。
 右手が疲れたら、左手の鉈で斬って行く。




 そして、3時間後!

[ヒール]!

 片腕づつ[ヒール]をかけて筋肉疲労を治して斬りまくる!
 マナポーションも、2本飲んだ!

ゴブリン討伐カウント5000!

 ハァハァ、腕が痛い!
[ヒール]を続ける。



2時間後


 ゴブリン討伐カウント10102!
 やったぞ!全滅させたぞ!
 回復ポーションを飲む!

 流石に腹が減った!
 平原を、突き進み階段を降りる。
 今度は、荒野フィールドだ!
 だが、もう疲れた!

 マップに、向こうの方にモンスターの集団が確認出来た!
 亜空間部屋を出して、ダンジョンの壁にある扉から入る。
 扉を付近には結界を張っておく。

 両腕が、疲労でパンパンだ!
 作ってあった、おかずを食べて、[クリーン]をかけて寝る。

 おやすみ~。

 その頃、カザトがいなくなった第2階層では、巨大なホフゴブリンをさらに大きくしたデカいゴブリンが、出現していた。



第3階層

 荒野に溢れていたのは、ホフゴブリン達であった。

 ノーマルか?
 ノーマルだよな?

 ホフゴブリンとの出会いがホフゴブリンパーティーだった為にどうしても、警戒してしまう。

 ここで、通常なら両手剣に持ち替えていたがこのダンジョン!
 モンスターの死体が消えるので死体による、戦場地形の変化を考えなくて良いと言う事に気がついた。

 なので、刀で勝負する。

 気配遮断を使い接近して斬って行く。
 そして、奴らが気がついた!

 あれ?やはり、ホフゴブリンソルジャーと、体格は全く同じなのだが戦闘力は桁違いに弱い。

 斬って斬って斬りまくる。 
 ホフゴブリン討伐カウント801…
 全滅させたぞ。

 あれ?

 ゴブリンよりも…
 気のせいか?
 昨日よりも、疲れてない。


 そして、第4階層
 なんだ?
 ゴブリンだよな?フィールドは、洞窟の中の広場?

 ぼんやりと光があるだけ。
 マップには、ブラックゴブリンと表示された丸が…

 あ!
 数字が表示された!
 1000だって!
 比較表示?

 なんだコレ?

 ナニ!
 普通ゴブリンとの比較して3倍防御力が高いだと!
 数字表示もいいけど、なんとなくわかる比較表示機能がいつの間にかついていた。

 階段前の通路に防壁を張って構える!

 来た!

 ドドドドドドドドドドドドドド!

 重そうな足音を立ててブラックゴブリンの大軍が来た!

 ガン!

 結界と土魔法が作った防壁に、ブラックゴブリン達が衝突する。

 あれ?
 コイツラ?普通のゴブリンよりも目が、悪い?

 斬る!

 ズズズズズズズバッ!

 重い!

 刀と鉈に、[武器強化]をかける。

 ズズズバッ!

 まだ重い!

 ダメだ!まだ、刀と鉈の攻撃力では、この場を斬りぬけられない…
 両手剣に切り替える!

[武器強化]!

 スタミナポーションも飲む!

 スパン!

 やっと斬れた!
 徹底的に斬りまくる!


 2時間後

 ズバ!

 最後のブラックゴブリンを斬った。

 ハァ~!

 疲れたぞ!

 魔石が、ゴブリンよりも黒いな!

 地下5階に降りたが様子を見て、少し考え込む。
 普通の洞窟型だ!
 ここで、あのブラック大軍に挟み撃ちを食らったら、両手剣が振り回せない今は不利だ!
 この洞窟型だと、高さが無いから両手剣が振り回せない!
 疲れたから亜空間部屋を出して、寝ることにする。




 その頃、腐っても王家!

 ガス王国諜報網は、カザトが国境の街に向かったとの事を聞いて、各街のスパイに、問い合わせた。
 そして、マトの街に見慣れない風貌の黒髪の男がやってきたことを確認する。
 カザト捕獲、兼説得を命じられたのは、ラッド公爵であった。

 ラッド公爵は、今の国王の兄である。
 だが、彼の父親である先王は、彼を国王に指名しなかった。
 そして、この国境の領に左遷されたのだ。

 かなり、ラッド公爵は怒った!

 なぜ不出来な弟を!

 理由は簡単だった。
 弟の母親が、隣国であり大国の帝国の姫様だったからだ。
 ラッド公爵は、常に国王を監視していた。

 そして、今、ゴブリンキング達にガス公爵城が攻め落とされそうになっていることを把握していた。

ラッド公爵
「どうされましたかな?
 お父上? 報告書なんて読んで?
 フフフフフフ!
 何か、戯言を書いた命令書が来ましたな。

(ゴミ)を探せ?

 この命令書がゴミですな!
 捨てますよ!」

ガス先王
「む、息子よ!なぜ、出兵しない!なぜじゃ!」

ラッド公爵
「どうされましたかな?まさか、乱心されたか!」

ガス先王
「ガス王国が、滅んでしまうぞ!!」

ラッド公爵
「それは、父上様が望んだ事!
 愚かな弟を選び!
 愚かな、守られもしない同盟を頼り!
 私をこの国境に追いやった!
 父上様の計画通り、国は潰れようとしている。

 おめでとうございます。
 さて、私はどうするかな?
 ハハハハハハハ!」

 辺境であり、国境に自分の息子を追いやった先王は、何故かこのラッド公爵の所で隠居していた。

ガス先王
「仕方なかったのじゃ!」

「ガス公爵様からの手紙です!」

ラッド公爵
「フン!勇者召喚をやったのか?

 それで?
 戦力を間違って城から追放した?
 城が落ちそうだから?
 援軍を出せ?
 国境の街にいるカザトなる冒険者を派遣させてゴブリン達を全滅させろ?

 勝手にやってろ。知るか!」

ガス先王
「待ってくれ!せめて、その冒険者くらい派遣させろ! 
 俺が悪かった!お前を選ばなかったから国は、傾いた!
 だが、潰すわけにはいかん!頼む!」

ラッド公爵
「仕方ないな!一応、やってやる!

ガース子爵(ラッド公爵に対する監視役)一族を全て呼べ!」

ガース子爵
「どうされました!出陣の用意されて…」

ラッド公爵
「先王の前だ!図が高いぞ!(バシン!)」

 ムチで子爵を叩く!

 子爵一族が目を剥くが、先王がいたので黙る。

ラッド公爵
「出陣? 王都500万の兵がいるのに出せとは、単なるお遊び!
 この国境から、着く頃には片付いているだろう!
 それよりも、お前たちの上司からの命令が出たぞ!

 ホレ!

 王女様からの御命令だ!
 先王様や俺の命令ではない!
 だから俺達は責任を持たん!
 お前達の直属の上司からの命令だ!
 行け!
 そうそう!失敗すると降下?取り潰し?らしいぞ!

 まぁ頑張れ!

 それから、その命令!お前達の一族全員行け!
 一人でも残っていたら命令違反として処刑する!」

ガース子爵嫡男
「貴様にそんな命令権は、(バシン!)グギャ!」

ラッド公爵
「ムチが好きなようだなあ?
 耳が悪いのか?
 それは、お前達の上司!
 王女様からの命令!

 先王様や、俺の命令ではない!
 責任も持たない!

 行け!
 行かねば謀反の疑いで処刑だ!」

 その後、マトの街の冒険者ギルドマスターから、無理にカザトの行方を聞いてラッド公爵の軍の監視下で、ゴブリンダンジョンに一族郎党入って行った!

 そしてその10時間後…

 一人子爵次男だけ出てきた。

 第2階層のデカいゴブリンにガース子爵軍が全滅したこと。
 次男が一番後に入るときに見えない壁が発生してそれを見ていたことを、通信魔導珠でこの生き残った次男に王女様に報告させた。
 そして、通信を切ったラッド公爵。

ガス先王
「どうするつもりじゃ!」

ラッド公爵
「ガス公爵城が落ちれば、
 政府不在になる。
 独立しますか?
 ちなみに、うちの領の人口は、30万人。
 援軍?
 500万のガス王国防衛隊ですら駄目なら無理だと子供でもわかること!」

ガス先王
「あーーーーーーー!ワシが!あのクズを国王にしたから、王国は滅ぶのかーーーーーー!」

 その後、ガース子爵次男とその残党を援軍に向かわせた。
 との内容の鳩便がガス公爵城に来て、王女はただ顔を引きつらせていた。
 
 そして、ガス公爵達は、事態の深刻さを思い知り王国全土に、援軍要請を出した!



ラッド公爵
「私の[危険予言]スキルに、この冒険者を服從させようとしたら私達は全滅すると、既に出てました。
 さて、どうしましょう。」

ガス先王
「奴ら、[予言]スキルとか持った部下が沢山おっても、こんな事態か?
 独立するのか?」



□□

築石 風人(つくし かざと)
冒険者ネーム カザト

レベル 55(up!)
年齢  ▲▶
ジョブ ◀◇☆◇□

攻撃力 ■◇◀◐
守備力 ◐◆☆●
魔力  ▲□○●
知力  ▶⬛○□
運   -14946(up!)

スキル
鑑定◁◇■レベル78(up!)

 派生スキル
 (簡易感覚伝達)レベル50
 (高速情報処理)レベル40
 (並列処理)  レベル43(up!)
 (動線探索再現)レベル35
 (鑑定範囲制限解除)
 (鑑定結果MAP化)
 (記録無限領域)
 記録 [ヒール][魔力増強]
    [魔法斬り][神のイカズチ]
    [武器強化][勇者達の記憶]
    [勇者達の怒り] 

基礎魔法レベル0(new!)
火魔法レベル21
水魔法レベル20
氷魔法レベル20
土魔法レベル20
風魔法レベル21
空間魔法レベル8(up!)
付与魔法レベル10(up!)

気配察知レベル11(up!)
魔力感知レベル11(up!)
気配遮断レベル5
身体強化レベル40(up!)
築石流刀術レベル10(up!)
ガス言語

称号
異世界人
女神が◁▲■◆☆★○
マナポーションドランカー3!

□□   

武器 刀

攻撃力 170(up!)

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 鉈(なた)

攻撃力 160(up!)

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 両手剣

攻撃力 1960
状態 自己修復中

スキル
自己修復 空き1
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