とある妖怪少女

伊桜

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日常

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「彩葉~おはヨォォオ!」
「おう、おはヨォォオ!」 
朝からのってくれてありがとうw
「なぁ、今日の授業何ある?」
ん~確か今日は…なんだっけ?
「忘れてもうタァー!」
「お前、記憶力の才能どーした」
いやいやいや、私だって見た目は13歳だけど本当は140歳だからね!明治生まれのババァだよ?
「お前、今自分のこと140歳のババァって思ったろ。」
わぁお!びっくり。そうか彩葉も神位が高いから考えていることがわかるのかぁぁぁぁ!
「お前だってできるだろ?心を読むの」
「うん、っていうか心を読む妖怪って”覚”だよね?」
「おう、なんでだ?」
「いやっ、最近覚日常会ってないなーて」
覚とは怪異世界で会ったきりだ。
覚は背が高くヒョロヒョロしていて飯をちゃんと食べているのか心配だ。
「あっ!」
「どうした彩葉」
「そういえばさぁ、8日に会議あるよ!」
今は8月、夏は最も妖怪たちが出やすい期間。
毎年その頃に妖怪たちは何をしてるかっていうと
「やっしゃー!宴だぁ!」
会議じゃなく宴ですw真面目な話もするよ?
だけど、怪異世界に行って旅館貸し切って酒飲んだり、お風呂入ったりするよ!
「楽しいよな~旅行みたいで」
「ねー。毎年利鬼が企画してるよね~」
「評判いいらしいな」
「確かに楽しい、あっ!メイさんおはよー」
「おはよー!ねぇ六姉さん知らない?」
今話しているこの子、北芽  雪葉も実は妖怪。
名前から見てわかる人もいると思うが一応紹介
「ユッキー、画面の外の人達に自己紹介!」

「えっ、はい!中等部1年Aクラスの北芽  雪葉といいます!雪女です。えっ?夏なのに大丈夫かっつ?冷気保ってるんで大丈夫ですよ!あと、本当は137歳です。*´∀`)ノ ヨロシクオネガイシマス♪」

はーい、ということで雪女のメイさんです!
なんでメイさんかって?苗字の”きためい”から
取ったのさ!
「それより六姉さん!」
「もーいいだろ」
「そーだねいっか!」
ウィーン(教室のドアが開いたお)
学校は最先端ダァァァァァよ!
「あぁー!六姉さんココにいたんですか!」
「ゴメン、メイ先行っちゃったかと思ってさ」
「LINEしてよ!」
「六姉さん首伸びました?」
「オイ、そーいう事言うな」
「そーだよw」
「と言いつつも笑ってる樹はなんなんだよ」

これが私の日常です!
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