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56 酔っ払い
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「別にいいじゃん。少しくらい酔ってやっちゃっても!」
クニーが並々とお酒を注いだ杯をルーカスの前へと置く。
「いや、まだ」
「え、うそ、まだなの!?」
ルーカスの言葉に反応したクニーがアレスを見てきたので、頷いて返す。
「どれまで入れたの?」
「……まだ1番小さいの」
「――えっ」
耳を少しだけ立たせて驚いた表情で固まったクニーの頭を、ウルスがコツンと叩く。
「おい、クニー。流石に失礼だぞ。人それぞれタイミングとスピードがあるんだから。皆が俺たちみたいに速攻でやってるわけじゃないからな」
「……そうか、そうだよね。ごめんね2人とも」
クニーが耳を落としながら謝ってきたが、アレスは違うところが気になって仕方がない。
「2人はどれくらいで最後までできたの?」
ルーカスと行ったのは一度だけだ。後ろがふやけそうになるまでぬめり薬を塗られて、待てなくて自分で体を下げて入れたあの時。最初であれほど時間がかかってしまったのだから、最後のものが入るまでは相当な時間がかかると思っていた。
一体2人はどれだけの期間でできたのだろうか。
「え、そうだなー。大体2日くらいかな?」
「2日!? え、全部だよ?」
「うん! ずっと布団にこもりっぱなしだったんだけどね」
考えられないほどの早さを教えられてアレスは目を見開いた。2日で全部。つまり相手のものを受け入れるところまでいけているのだ。
「あー、ルーカス。慎重になるのもいいが、程々にしないといつか溜まったものが爆発して大変なことになるから気をつけろよ」
ウルスの言葉に、ルーカスは頷くが納得していない顔だ。
「しかし、アレスに怪我をさせてしまうかもしれないだろ。慎重に進めていかないと……」
「ルーカス! このままじゃいつまでたってもオレたちできないままだ。今日、半分はいこう! クニー、オレにもお酒ちょうだい!」
ルーカスが慎重になってくれるのは嬉しいが、このままでは亀ほどのスピードで進むことになってしまう。その間ルーカスはお酒も控えなければならない。
ここは自分が少し強引にでも先に進めるべきだと判断したアレスは、景気づけにクニーへとお酒を頼んだ。
「いいよ! アレスはお酒飲んだことあるの?」
「ううん、ない!」
「え、大丈夫?」
首を横に振ったアレスを心配そうに見ながら、クニーは杯に少しだけお酒を注いでアレスへと渡した。
「少しずつ試してみて」
「うん。ルーカスも飲もうよ! 酔いが冷めるまで外を歩けば大丈夫だよ。好きなら我慢せずに飲んじゃおう!」
「あ、ああ」
アレスは隣に座っているルーカスの手に、ルーカスの前に置かれていた杯を押し付ける。
「よし、みんな持ったね! かんぱーい」
「「「かんぱーい」」」
クニーの号令に皆で杯をかかげて声を上げる。よくこの掛け声を上げているのを鳥人族の村で見たことがあった。あの時は自分がすることはないと思っていたが、できたんだ。
この村では、いままで羨ましく思うだけでやれなかったことが何だってできるんだ。嬉しさをかみしめながら、アレスはお酒に口をつけたが――
「なんか、変な味……」
思ったよりも美味しくなかったため、アレスは眉を顰めた。変な香りと味。それに喉を通るときに何とも言えないスッとした感じがする。
「アレス、酒は苦手か?」
ルーカスが持っていた杯の中身を飲み干して、舌でぺろりと口周りを舐めている。少し嬉しそうな顔だ。
「うーん」
できれば今後もルーカスとお酒を楽しみたいが、そこまで美味しくはない。何と言おうか迷っているアレスに、クニーが果実を渡してきた。
「アレス、果実を入れれば飲みやすいよ! 僕もそのままだと苦手だけど、これをつぶして混ぜると飲みやすくなるんだ」
「そうなの?」
渡された果実を受け取り、杯の上でつぶしてお酒と混ぜる。少し期待しながら、アレスはそれを飲んだ。
「え、美味しいかも」
果実の甘さと香りが本来のお酒の味と匂いを緩和してくれる。すべてが消えたわけではないが、最初よりも全然飲みやすい。
アレスは杯に残っていたお酒をグイっとすべて飲み干した。
「なんか、熱い」
「アレス大丈夫か?」
体がポカポカとして、頭もフワフワしている。とても心地よい気分になり、アレスは隣のルーカスへと寄りかかった。
「アレス、酔っちゃったのかな? 結構早いね。2杯くらいかな」
「もう酔っているのか。気をつけないとな」
ルーカスとウルスは先程からすごい勢いでお酒を飲んでいるが全然酔っている気配はない。クニーはアレスと同じくらい飲んでいるがまだまだ大丈夫そうだ。
向かい側に座っているクニーをぼんやりと眺めていたアレスは、クニーに返すものがあったことを思い出した。
「あ、そうだクニー。昨日は履き物貸してくれてありがとう。家において来ちゃったからまた返しに来るね」
「ああ、そうだった。返すのはいつでも大丈夫だよ! もう一足あるし!」
「ん? 履き物を借りたのか?」
ルーカスがお酒を飲んでいた手を止めて、アレスへと目線を向けてきた。
「うん」
「昨夜、ルーカスが出て行ってから、アレスは慌てて追いかけたんじゃないかな? 裸足で道に座り込んでいたから僕のを貸したんだよね」
「え、裸足で!?」
慌てて杯を置いたルーカスがアレスの足首を掴み、勢いよく引っ張る。アレスの体はその反動でひっくり返り、床に思いっきり後頭部をぶつけた。
「怪我はなさそうだが……」
アレスの足の裏を確認したルーカスがそうつぶやいたが、アレスは酔ったうえにいきなり体勢を変えてしまい目が回っており、何が起きたのか分かっていなかった。ただ、天井が見えて体が痛い。
「――いたい」
「痛い!? どこがだ」
「頭かも。よく分かんない」
「頭!? お酒が合わなかったのか? アレス大丈夫か」
ルーカスがひっくり返っているアレスを抱き上げて、膝の上にのせて頭を撫でてくれる。
いつもの場所に収まったアレスは、安心して目を閉じた。
******
「ねえ、ウルス。いつの間にか酔っ払いが2人になってるんだけど」
「ああ、久しぶりに飲んだらしいからな。酔いが回るのが早かったな」
クニーとウルスは呆れながらも、目の前の番が無事に仲直りできたことに嬉しくなり、酒の入った杯を合わせて飲み干した
クニーが並々とお酒を注いだ杯をルーカスの前へと置く。
「いや、まだ」
「え、うそ、まだなの!?」
ルーカスの言葉に反応したクニーがアレスを見てきたので、頷いて返す。
「どれまで入れたの?」
「……まだ1番小さいの」
「――えっ」
耳を少しだけ立たせて驚いた表情で固まったクニーの頭を、ウルスがコツンと叩く。
「おい、クニー。流石に失礼だぞ。人それぞれタイミングとスピードがあるんだから。皆が俺たちみたいに速攻でやってるわけじゃないからな」
「……そうか、そうだよね。ごめんね2人とも」
クニーが耳を落としながら謝ってきたが、アレスは違うところが気になって仕方がない。
「2人はどれくらいで最後までできたの?」
ルーカスと行ったのは一度だけだ。後ろがふやけそうになるまでぬめり薬を塗られて、待てなくて自分で体を下げて入れたあの時。最初であれほど時間がかかってしまったのだから、最後のものが入るまでは相当な時間がかかると思っていた。
一体2人はどれだけの期間でできたのだろうか。
「え、そうだなー。大体2日くらいかな?」
「2日!? え、全部だよ?」
「うん! ずっと布団にこもりっぱなしだったんだけどね」
考えられないほどの早さを教えられてアレスは目を見開いた。2日で全部。つまり相手のものを受け入れるところまでいけているのだ。
「あー、ルーカス。慎重になるのもいいが、程々にしないといつか溜まったものが爆発して大変なことになるから気をつけろよ」
ウルスの言葉に、ルーカスは頷くが納得していない顔だ。
「しかし、アレスに怪我をさせてしまうかもしれないだろ。慎重に進めていかないと……」
「ルーカス! このままじゃいつまでたってもオレたちできないままだ。今日、半分はいこう! クニー、オレにもお酒ちょうだい!」
ルーカスが慎重になってくれるのは嬉しいが、このままでは亀ほどのスピードで進むことになってしまう。その間ルーカスはお酒も控えなければならない。
ここは自分が少し強引にでも先に進めるべきだと判断したアレスは、景気づけにクニーへとお酒を頼んだ。
「いいよ! アレスはお酒飲んだことあるの?」
「ううん、ない!」
「え、大丈夫?」
首を横に振ったアレスを心配そうに見ながら、クニーは杯に少しだけお酒を注いでアレスへと渡した。
「少しずつ試してみて」
「うん。ルーカスも飲もうよ! 酔いが冷めるまで外を歩けば大丈夫だよ。好きなら我慢せずに飲んじゃおう!」
「あ、ああ」
アレスは隣に座っているルーカスの手に、ルーカスの前に置かれていた杯を押し付ける。
「よし、みんな持ったね! かんぱーい」
「「「かんぱーい」」」
クニーの号令に皆で杯をかかげて声を上げる。よくこの掛け声を上げているのを鳥人族の村で見たことがあった。あの時は自分がすることはないと思っていたが、できたんだ。
この村では、いままで羨ましく思うだけでやれなかったことが何だってできるんだ。嬉しさをかみしめながら、アレスはお酒に口をつけたが――
「なんか、変な味……」
思ったよりも美味しくなかったため、アレスは眉を顰めた。変な香りと味。それに喉を通るときに何とも言えないスッとした感じがする。
「アレス、酒は苦手か?」
ルーカスが持っていた杯の中身を飲み干して、舌でぺろりと口周りを舐めている。少し嬉しそうな顔だ。
「うーん」
できれば今後もルーカスとお酒を楽しみたいが、そこまで美味しくはない。何と言おうか迷っているアレスに、クニーが果実を渡してきた。
「アレス、果実を入れれば飲みやすいよ! 僕もそのままだと苦手だけど、これをつぶして混ぜると飲みやすくなるんだ」
「そうなの?」
渡された果実を受け取り、杯の上でつぶしてお酒と混ぜる。少し期待しながら、アレスはそれを飲んだ。
「え、美味しいかも」
果実の甘さと香りが本来のお酒の味と匂いを緩和してくれる。すべてが消えたわけではないが、最初よりも全然飲みやすい。
アレスは杯に残っていたお酒をグイっとすべて飲み干した。
「なんか、熱い」
「アレス大丈夫か?」
体がポカポカとして、頭もフワフワしている。とても心地よい気分になり、アレスは隣のルーカスへと寄りかかった。
「アレス、酔っちゃったのかな? 結構早いね。2杯くらいかな」
「もう酔っているのか。気をつけないとな」
ルーカスとウルスは先程からすごい勢いでお酒を飲んでいるが全然酔っている気配はない。クニーはアレスと同じくらい飲んでいるがまだまだ大丈夫そうだ。
向かい側に座っているクニーをぼんやりと眺めていたアレスは、クニーに返すものがあったことを思い出した。
「あ、そうだクニー。昨日は履き物貸してくれてありがとう。家において来ちゃったからまた返しに来るね」
「ああ、そうだった。返すのはいつでも大丈夫だよ! もう一足あるし!」
「ん? 履き物を借りたのか?」
ルーカスがお酒を飲んでいた手を止めて、アレスへと目線を向けてきた。
「うん」
「昨夜、ルーカスが出て行ってから、アレスは慌てて追いかけたんじゃないかな? 裸足で道に座り込んでいたから僕のを貸したんだよね」
「え、裸足で!?」
慌てて杯を置いたルーカスがアレスの足首を掴み、勢いよく引っ張る。アレスの体はその反動でひっくり返り、床に思いっきり後頭部をぶつけた。
「怪我はなさそうだが……」
アレスの足の裏を確認したルーカスがそうつぶやいたが、アレスは酔ったうえにいきなり体勢を変えてしまい目が回っており、何が起きたのか分かっていなかった。ただ、天井が見えて体が痛い。
「――いたい」
「痛い!? どこがだ」
「頭かも。よく分かんない」
「頭!? お酒が合わなかったのか? アレス大丈夫か」
ルーカスがひっくり返っているアレスを抱き上げて、膝の上にのせて頭を撫でてくれる。
いつもの場所に収まったアレスは、安心して目を閉じた。
******
「ねえ、ウルス。いつの間にか酔っ払いが2人になってるんだけど」
「ああ、久しぶりに飲んだらしいからな。酔いが回るのが早かったな」
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