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グレンとエリザは成長期ですか?
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「ぱぱー、おなかすいたー」
「ままー、わたしもー」
三歳児くらいだろうか、大きくなったグレンとエリザはカンザキとキャサリンにまとわりついている
そして残るフィンは
哺乳瓶を持ったミナリが大切に抱いて、ミルクを飲ましていた
「おおお!グレンすげぇ大きくなったな…一夜で…」
「エリザもね…なんなのこの子…ちょっと怖い」
うん、怖いね。だって一夜で成長しすぎだろうこれ
昨夜大人しく寝ていると思ったら朝起きたらもうこんなになってました
服がミチミチになってて慌てて着替えさせたけど、明日からは全裸で寝かせないとヤバいな……
そして食欲も旺盛で、よく食べるって言うかめっちゃ食べる
反面、フィンは赤ん坊のままだ。
流石にその日はドタバタとする
キャサリンもかなり疲れた様で、ぐったりとしていた
「寝たら可愛いもんなんだがな」
「あー……色々思い出してきたわ。この感じ……」
「明日も成長してんだろうか?」
「だろうね、魔力の流れがこの子達に集中してる……」
「そうか、俺は見えないから分からんけどな」
「まあミナリも大変だろうけどね、まだあれくらい小さいと」
◇
翌朝、予想通りの事が起きる
起きた2人はかなり大きくなっていた。
キャサリンの見立てでは、8歳くらいではとの事だ
「なあ、父ちゃん手伝える事は無いか?何でもするぞ」
「お、おうそうか、じゃあネギ買ってきてくれないか?金はほら、これで」
「ああ!行ってくる!」
グレンは元気良く飛び出して行ったが、どこの店に行く気だろうか?
そう考えた所で戻ってきて
「父ちゃん!店がわからん!」
「あー、そうだよな、シルメリア、頼めるか?」
「うん……」
丁度そこにいたシルメリアに頼む
2人仲良く手を繋いででていった
そしてエリザはと言うと
「母上、本当にこれを全部食べても良いのですか?」
「いいよ、あんたかなり食べるじゃない」
「しかし……自分ばかりこの様な」
「いいから食べなさい!遠慮なんてしなくていいから」
なんか凄く大人びてるし、食物に対して遠慮を凄くしている
それは朝食から夜までずっとだった
「やはり母上、私だけではなく皆にも分け与えなければ」
「大丈夫よ、食べ物に困ってる人はいないから。それ食べたら後で散歩に行って街を見て回ろう?それでわかるわ」
そう言って諭して、本当に午後からは散歩に出ていった
その夜
ミナリは相変わらずフィンを抱いて、面倒を見ている
「あの子達の知識って、何かおかしいわよね」
「まあいきなり成長してるからなあ」
「そう、経験も何もないのに。シルメリアが言ってたけど、グレンは普通にお金の計算が出来ていたそうよ」
「マジか」
「ミナリは何故か知ってるのよね?」
そう言ってキャサリンはミナリを見る
するとミナリは少し考えて
「まだ、色々あって言えませんが……元になる知識を持っているとしか」
そう言った
「はぁ、なんかの制約がかかっているのね。てことは魔法よりも魔術の類」
「まあいいじゃねえか、あと5日で分かるんだろ。それまで面倒見ようぜ」
カンザキは何も考えてないのか笑ってそう言った
◇
3日目
2人は12歳くらいになっていた
「父上、剣を見て貰えませんか」
「グレンの言葉遣いが急に変わった……」
「父上?」
幼さは残るものの、精悍な顔つきになっていたグレン
そして服装はキャサリンが王城から適当に持ってきたものを選んでいるのだが、妙に似合っていた
「剣な、俺のは独学だから型なんてねえぞ?シアに教えてもらうか?」
「ああ、宜しいのですか?」
「う、うん。いいけど……」
シアも何かを感じるのかそれに応えた
いつもの裏庭でシアとグレンが向き合っている
「では、お願いします」
「はい、どうぞ」
グレンが構える
それを見てシアは驚く様な顔をしたが、すぐさま構えた
二人の木剣で撃ち合う姿を見ていると、踊っているような姿にすら見えた
いつの間にかグレンもシアも笑顔になり夢中になっている
「へえ、上手いもんだね」
「キャサリン」
「あれ、ウルグイン王家の剣術だよ。グレンは王家の関係者なのね」
「そうなのか」
「でも、おかしいんだよね」
「何が?」
「あの歳の男の子がさ、王家の剣術が使えるってことが」
その言葉の意味がカンザキは分からなったがありえない事が起きてると言うことはキャサリンの真剣な顔で分かった
「ちょっとグレン、昼から貸して」
「ああいいけど」
その言葉通り、昼からグレンは連れ出された
残されたカンザキは代わりにエリザの面倒を見ることになった
「それでカンザキ様、なぜあのクソ野郎が母上と出かけたのでしょうか?」
「クソ野郎?」
「ええ、あの黒髪です」
「え、何、嫌いなの?」
「なんと言いますか、見ていると腹が立って仕方ないのです。あの様な言葉遣いまるで仮面を被っている様で」
「そ、そうなの?」
「はい、正直胸糞が悪いです。殺したいです」
やだ、この子怖い
今のエリザは髪も伸びている。真っ白な髪色だ
そして真っ黒な服を着ているからか、なんと言うかむちゃくちゃな美少女だ
だからこそ、ゾッとするほどの雰囲気がある
「ひとまずカンザキ様、母上が帰って来るまで私本を読んで見たいのですが、何か御座いませんか?」
「ああ、何でもいいなら確かシルメリアが沢山持っていたな」
「ああ、シルメリア姉様ですね。ありがとうございます。借りて参ります」
そう言ってシルメリアを探しに行った
その夜、二人が寝た後の事だ
「カンザキ、グレンは王家で間違いないみたい」
「そうなのか?じゃあ親戚とかそういう」
「ううん、違う……違わない?どうだろ」
「は?」
「王家の呪いあったでしょ、男子が産まれないって言う……だから少なくとも数百年前の御先祖になるんじゃないかなあ……」
「ああ、みにゅうの呪い」
「そう。で、今日王城連れてったのよ。そうしたら城の中で迷わすに歩くし訓練所にあった隠し扉とかも普通に開けてたしね」
「なるほどな」
グレンには王家の教育の記憶がある
と、言うことか
ではエリザは?
エリザは一体何者なんだろう
「ままー、わたしもー」
三歳児くらいだろうか、大きくなったグレンとエリザはカンザキとキャサリンにまとわりついている
そして残るフィンは
哺乳瓶を持ったミナリが大切に抱いて、ミルクを飲ましていた
「おおお!グレンすげぇ大きくなったな…一夜で…」
「エリザもね…なんなのこの子…ちょっと怖い」
うん、怖いね。だって一夜で成長しすぎだろうこれ
昨夜大人しく寝ていると思ったら朝起きたらもうこんなになってました
服がミチミチになってて慌てて着替えさせたけど、明日からは全裸で寝かせないとヤバいな……
そして食欲も旺盛で、よく食べるって言うかめっちゃ食べる
反面、フィンは赤ん坊のままだ。
流石にその日はドタバタとする
キャサリンもかなり疲れた様で、ぐったりとしていた
「寝たら可愛いもんなんだがな」
「あー……色々思い出してきたわ。この感じ……」
「明日も成長してんだろうか?」
「だろうね、魔力の流れがこの子達に集中してる……」
「そうか、俺は見えないから分からんけどな」
「まあミナリも大変だろうけどね、まだあれくらい小さいと」
◇
翌朝、予想通りの事が起きる
起きた2人はかなり大きくなっていた。
キャサリンの見立てでは、8歳くらいではとの事だ
「なあ、父ちゃん手伝える事は無いか?何でもするぞ」
「お、おうそうか、じゃあネギ買ってきてくれないか?金はほら、これで」
「ああ!行ってくる!」
グレンは元気良く飛び出して行ったが、どこの店に行く気だろうか?
そう考えた所で戻ってきて
「父ちゃん!店がわからん!」
「あー、そうだよな、シルメリア、頼めるか?」
「うん……」
丁度そこにいたシルメリアに頼む
2人仲良く手を繋いででていった
そしてエリザはと言うと
「母上、本当にこれを全部食べても良いのですか?」
「いいよ、あんたかなり食べるじゃない」
「しかし……自分ばかりこの様な」
「いいから食べなさい!遠慮なんてしなくていいから」
なんか凄く大人びてるし、食物に対して遠慮を凄くしている
それは朝食から夜までずっとだった
「やはり母上、私だけではなく皆にも分け与えなければ」
「大丈夫よ、食べ物に困ってる人はいないから。それ食べたら後で散歩に行って街を見て回ろう?それでわかるわ」
そう言って諭して、本当に午後からは散歩に出ていった
その夜
ミナリは相変わらずフィンを抱いて、面倒を見ている
「あの子達の知識って、何かおかしいわよね」
「まあいきなり成長してるからなあ」
「そう、経験も何もないのに。シルメリアが言ってたけど、グレンは普通にお金の計算が出来ていたそうよ」
「マジか」
「ミナリは何故か知ってるのよね?」
そう言ってキャサリンはミナリを見る
するとミナリは少し考えて
「まだ、色々あって言えませんが……元になる知識を持っているとしか」
そう言った
「はぁ、なんかの制約がかかっているのね。てことは魔法よりも魔術の類」
「まあいいじゃねえか、あと5日で分かるんだろ。それまで面倒見ようぜ」
カンザキは何も考えてないのか笑ってそう言った
◇
3日目
2人は12歳くらいになっていた
「父上、剣を見て貰えませんか」
「グレンの言葉遣いが急に変わった……」
「父上?」
幼さは残るものの、精悍な顔つきになっていたグレン
そして服装はキャサリンが王城から適当に持ってきたものを選んでいるのだが、妙に似合っていた
「剣な、俺のは独学だから型なんてねえぞ?シアに教えてもらうか?」
「ああ、宜しいのですか?」
「う、うん。いいけど……」
シアも何かを感じるのかそれに応えた
いつもの裏庭でシアとグレンが向き合っている
「では、お願いします」
「はい、どうぞ」
グレンが構える
それを見てシアは驚く様な顔をしたが、すぐさま構えた
二人の木剣で撃ち合う姿を見ていると、踊っているような姿にすら見えた
いつの間にかグレンもシアも笑顔になり夢中になっている
「へえ、上手いもんだね」
「キャサリン」
「あれ、ウルグイン王家の剣術だよ。グレンは王家の関係者なのね」
「そうなのか」
「でも、おかしいんだよね」
「何が?」
「あの歳の男の子がさ、王家の剣術が使えるってことが」
その言葉の意味がカンザキは分からなったがありえない事が起きてると言うことはキャサリンの真剣な顔で分かった
「ちょっとグレン、昼から貸して」
「ああいいけど」
その言葉通り、昼からグレンは連れ出された
残されたカンザキは代わりにエリザの面倒を見ることになった
「それでカンザキ様、なぜあのクソ野郎が母上と出かけたのでしょうか?」
「クソ野郎?」
「ええ、あの黒髪です」
「え、何、嫌いなの?」
「なんと言いますか、見ていると腹が立って仕方ないのです。あの様な言葉遣いまるで仮面を被っている様で」
「そ、そうなの?」
「はい、正直胸糞が悪いです。殺したいです」
やだ、この子怖い
今のエリザは髪も伸びている。真っ白な髪色だ
そして真っ黒な服を着ているからか、なんと言うかむちゃくちゃな美少女だ
だからこそ、ゾッとするほどの雰囲気がある
「ひとまずカンザキ様、母上が帰って来るまで私本を読んで見たいのですが、何か御座いませんか?」
「ああ、何でもいいなら確かシルメリアが沢山持っていたな」
「ああ、シルメリア姉様ですね。ありがとうございます。借りて参ります」
そう言ってシルメリアを探しに行った
その夜、二人が寝た後の事だ
「カンザキ、グレンは王家で間違いないみたい」
「そうなのか?じゃあ親戚とかそういう」
「ううん、違う……違わない?どうだろ」
「は?」
「王家の呪いあったでしょ、男子が産まれないって言う……だから少なくとも数百年前の御先祖になるんじゃないかなあ……」
「ああ、みにゅうの呪い」
「そう。で、今日王城連れてったのよ。そうしたら城の中で迷わすに歩くし訓練所にあった隠し扉とかも普通に開けてたしね」
「なるほどな」
グレンには王家の教育の記憶がある
と、言うことか
ではエリザは?
エリザは一体何者なんだろう
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