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偽りの国 2
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いつもあるものが無くなると、人は不安になるものである。
例えば、お金やスマホ、他にもお気に入りのCDやDVD、写真などもそうだし
何も物ではなくても気持ちだったり、友人だったり。
それが、人より沢山のものが当たり前に手にしていたりしていたらその喪失感から来る不安な気持ちはきっと人より沢山不安になってしまうのだろう。
ショウヘイは当たり前が、沢山あったのだと今更ながらに改めて知った
いや、初めて気がついた
無くしてから気づく事の方が多いと聞いてはいたが、それを感じたのは初めてだった
「帰りたい」
それは、日本ではなくウルグインのあの場所だ
ソシアがいて、ナートがいるあの事務所と、自分の店だ
毎日が楽しかった・・・はずだ
忘れる事なんてない・・・はずだろ
「何処に帰りたいんです?」
何処に?
掛けられた声の方をみれば、そこにはおかっぱ頭のまだ若い女性が一人立っている
「ショウヘイさんが帰りたいのはここですよね、もちろん。私がいるこの家」
そうだ、この家だ。
築十年の中古住宅だ。確か庭には犬を飼っていて
「なんだ、イヨか・・・」
「なんだじゃないですよ!私です、イヨちゃんです。はい、コーヒー淹れましたからこれ飲んで今日も頑張ってくださいね」
湯気を立ち昇らせながら、ウサギのイラストの描かれたマグカップが差し出される
「ああ、悪い悪い。なんか悪い夢を見ていた様なんだ」
ああ、イヨだ。
この俺の嫁・・・妻の・・?イヨだ・・・そうだった。
まだ新婚で、結婚してからひと月も経ってなかったな
違和感があるのはきっと、そのせいだろう
「最近忙しいみたいだからお疲れ様なんですよぅ。明日はお休みなんですから、ゆっくりしましょ?」
イヨの言う通りだ。最近忙しかったから疲れていたんだな、きっと
ショウヘイはイヨの淹れたコーヒーを一口、ズズズと音を立てて飲んだ。
目の前がぐるぐると、変わっていく
◇
「ヤマダさーん、待ってくださいよー」
はぁはぁと息を切らしながら、追いかけてくるのは助手・・いや、部下のカトーだ
髪の長い小柄な女の子で、年は確か19歳
3年ほど前に異世界に来たという
「もう、ヤマダさん歩くの早い!」
「カトーの足が短いからじゃないですか?」
サングラスをクィっとあげながらヤマダはため息を漏らす
「それにしても厄介な人を連れ帰ってきましたね・・・」
「だってしょうがないじゃないですか・・・日本人だったんですもん」
「ええ、そうでしょうとも。日本人に見えますよ、ええ、これはね」
タナカはそう言って一人の少女を見つめる
「まさかいきなり暴れだすとは思わなかったです・・・」
「ヨシナカさんのスキルがなかったらどうなっていたか・・・」
「ですね・・・限定対象に対するありとあらゆる凍結・・ってスキルでしたっけ」
「ええ、本人は「浅き夢見し」とか言ってますから、実際は少し違うのでしょうけどね」
「あーでしたでした。それなんですっけ?聞いたことあるような気がするんですけどすぐ忘れちゃうんですよね」
「いろは歌ですよ。彼はそう言うの好きなんでしょうけどね」
「あー、いろは歌?和風ですね、ヨシナカさんらしいなぁ・・・わざわざ和服作ってまで着てますもんね」
そうだ、ヨシナカはいつも和服だ。それが当たり前の様に
彼はこの世界に来た時から和服だったそうだ。
「でも・・まさかヨシナカさんまで一緒に止まっちゃうなんて」
「ええ・・・それだけ相手が強かったと、言うことなんでしょう。カグラザカ・・ユキ・・彼女はリストにはなかった日本人です。おそらく最近来たのでしょうが」
ヨシナカはスキルを使用と同時に自らも止まった。
それは今までになかった現象だ
「でもおかしいです。最近来た割に、魔法とかなんかすごそうなの使ってましたよ。家が吹き飛んじゃいましたし」
この世界に来た日本人の中には、冒険譚よろしくチートと言わざるを得ない才能を持った人も僅かながら存在する
そんな一人だろうとタナカは思った
「それを言えば貴方も私もです」
「ああ、そうでした」
カトーはにやりと笑む
それは期待していた答えが返ってきたとき笑みだ
「このことはイヨ様には内密にしておきましょう、なにリストに無いのです。現地人と言うことにしておきましょうか」
「そうですね。でもタナカさんが昨日会ったっていうミナリさんでしたっけ、彼女もリストにはないんですよね?いつもみたいに攫ってこれなかったんですか?」
「攫うのは無理でしょうね。スキルも何故か効きませんでしたし。おそらく彼女は強すぎます。でもまぁなんとか口八丁でやってみようとしています」
「そう、それじゃミナリさんも戦力になりそうなんだ?」
「ええ、でもスキル持ちじゃないですよ。あくまでもこの世界で強いと言うだけですが」
「私たちの世界なら?」
「君が勝つでしょうね」
「なんだ、つまんないですねー」
「「剣と魔法が使えれば強い世界」で強いんです、何かの役には立つでしょう」
「そうですかー。まぁ私のスキル「プラプラネット」の敵じゃないですか。でもタナカさんの「ハイジャックキッド」には敵う気がしませんけど」
「相性と条件がありますからね。魔法より使い勝手が良いだけで、スキルに過信はいけませんよ。それに私のは戦うためのスキルじゃあ無いですからそもそも勝ち負けは無意味です。」
「そうでしたそうでした。でもまぁそれさえもヒミコ様にとっては児戯同然なんですよねーそもそも、私たちの得ているスキルそのものが彼女のお陰で手に入れているだけですし」
そう、スキルなどとは言っていても、それはただの魔法に近い
ヒミコ様の様な本物とは違う・・・
「とりあえず、リストの漏れももうなさそうですし私は先に帰りますね」
「ええ、私は明日ミナリさんに会ってから帰ります。まぁ彼女が来てくれればですけど」
「はい、わかりました!それではお先に!」
そう言うとにこりと笑ってカトーはスっと消える
存在そのものがまるで無かったかのように
そしてそこにひらひらと一枚の紙が舞い落ちる
「先に日本帰ってます」
彼女の字でそうかかれた紙をタナカは拾い上げると、びりりと破り捨てた
「さて、凍結中は動かせないんでしたか。ま、簡単に隠蔽工作だけしておきますか」
そう言うとタナカは何処からか持ってきた木の枝を積み上げ、二人の姿を隠すようにした
タナカのスキル、ハイジャックキッドは自身を含む転送能力だ。
使用条件は仲間にも明かしていない
魔法でありながら彼らがスキルと呼ぶそれは、少しだけ魔法とは違う。
「さて、ミナリさんは来てもらえるでしょうか・・・・願わくばアイツを倒せるだけの力が有ればいいんですがね・・・・」
ーーーーー
補足
魔法とスキルの違いについて
魔法は魔力を用いて使う、例えば火を生み出したり水を生み出したり。
複雑な魔法になれば時間を止めたりだとか、魔法陣による儀式的なもので奇跡に近い行いをします
スキルとは魔法と同じく魔力を用いて使います
様々な現象を操る魔法はある意味万能ですが、それだけに習得が難しく、巨大な魔法になれば大量の魔力や技術、儀式などが必要です
ですがスキルはある一定量の魔力で、その巨大な魔法と同じようなことが出来る反面その他の力はありません。
分かりにくいかもですが、巨大な火をを生み出すことはできても小さな火は生み出せなくなる様なイメージですかねー
一点特化の魔法という感じのイメージで考えています。
ただまあ、根源は同じなんですが。
複雑なプログラムのみを動作させることが出来るみたいな
例えば、お金やスマホ、他にもお気に入りのCDやDVD、写真などもそうだし
何も物ではなくても気持ちだったり、友人だったり。
それが、人より沢山のものが当たり前に手にしていたりしていたらその喪失感から来る不安な気持ちはきっと人より沢山不安になってしまうのだろう。
ショウヘイは当たり前が、沢山あったのだと今更ながらに改めて知った
いや、初めて気がついた
無くしてから気づく事の方が多いと聞いてはいたが、それを感じたのは初めてだった
「帰りたい」
それは、日本ではなくウルグインのあの場所だ
ソシアがいて、ナートがいるあの事務所と、自分の店だ
毎日が楽しかった・・・はずだ
忘れる事なんてない・・・はずだろ
「何処に帰りたいんです?」
何処に?
掛けられた声の方をみれば、そこにはおかっぱ頭のまだ若い女性が一人立っている
「ショウヘイさんが帰りたいのはここですよね、もちろん。私がいるこの家」
そうだ、この家だ。
築十年の中古住宅だ。確か庭には犬を飼っていて
「なんだ、イヨか・・・」
「なんだじゃないですよ!私です、イヨちゃんです。はい、コーヒー淹れましたからこれ飲んで今日も頑張ってくださいね」
湯気を立ち昇らせながら、ウサギのイラストの描かれたマグカップが差し出される
「ああ、悪い悪い。なんか悪い夢を見ていた様なんだ」
ああ、イヨだ。
この俺の嫁・・・妻の・・?イヨだ・・・そうだった。
まだ新婚で、結婚してからひと月も経ってなかったな
違和感があるのはきっと、そのせいだろう
「最近忙しいみたいだからお疲れ様なんですよぅ。明日はお休みなんですから、ゆっくりしましょ?」
イヨの言う通りだ。最近忙しかったから疲れていたんだな、きっと
ショウヘイはイヨの淹れたコーヒーを一口、ズズズと音を立てて飲んだ。
目の前がぐるぐると、変わっていく
◇
「ヤマダさーん、待ってくださいよー」
はぁはぁと息を切らしながら、追いかけてくるのは助手・・いや、部下のカトーだ
髪の長い小柄な女の子で、年は確か19歳
3年ほど前に異世界に来たという
「もう、ヤマダさん歩くの早い!」
「カトーの足が短いからじゃないですか?」
サングラスをクィっとあげながらヤマダはため息を漏らす
「それにしても厄介な人を連れ帰ってきましたね・・・」
「だってしょうがないじゃないですか・・・日本人だったんですもん」
「ええ、そうでしょうとも。日本人に見えますよ、ええ、これはね」
タナカはそう言って一人の少女を見つめる
「まさかいきなり暴れだすとは思わなかったです・・・」
「ヨシナカさんのスキルがなかったらどうなっていたか・・・」
「ですね・・・限定対象に対するありとあらゆる凍結・・ってスキルでしたっけ」
「ええ、本人は「浅き夢見し」とか言ってますから、実際は少し違うのでしょうけどね」
「あーでしたでした。それなんですっけ?聞いたことあるような気がするんですけどすぐ忘れちゃうんですよね」
「いろは歌ですよ。彼はそう言うの好きなんでしょうけどね」
「あー、いろは歌?和風ですね、ヨシナカさんらしいなぁ・・・わざわざ和服作ってまで着てますもんね」
そうだ、ヨシナカはいつも和服だ。それが当たり前の様に
彼はこの世界に来た時から和服だったそうだ。
「でも・・まさかヨシナカさんまで一緒に止まっちゃうなんて」
「ええ・・・それだけ相手が強かったと、言うことなんでしょう。カグラザカ・・ユキ・・彼女はリストにはなかった日本人です。おそらく最近来たのでしょうが」
ヨシナカはスキルを使用と同時に自らも止まった。
それは今までになかった現象だ
「でもおかしいです。最近来た割に、魔法とかなんかすごそうなの使ってましたよ。家が吹き飛んじゃいましたし」
この世界に来た日本人の中には、冒険譚よろしくチートと言わざるを得ない才能を持った人も僅かながら存在する
そんな一人だろうとタナカは思った
「それを言えば貴方も私もです」
「ああ、そうでした」
カトーはにやりと笑む
それは期待していた答えが返ってきたとき笑みだ
「このことはイヨ様には内密にしておきましょう、なにリストに無いのです。現地人と言うことにしておきましょうか」
「そうですね。でもタナカさんが昨日会ったっていうミナリさんでしたっけ、彼女もリストにはないんですよね?いつもみたいに攫ってこれなかったんですか?」
「攫うのは無理でしょうね。スキルも何故か効きませんでしたし。おそらく彼女は強すぎます。でもまぁなんとか口八丁でやってみようとしています」
「そう、それじゃミナリさんも戦力になりそうなんだ?」
「ええ、でもスキル持ちじゃないですよ。あくまでもこの世界で強いと言うだけですが」
「私たちの世界なら?」
「君が勝つでしょうね」
「なんだ、つまんないですねー」
「「剣と魔法が使えれば強い世界」で強いんです、何かの役には立つでしょう」
「そうですかー。まぁ私のスキル「プラプラネット」の敵じゃないですか。でもタナカさんの「ハイジャックキッド」には敵う気がしませんけど」
「相性と条件がありますからね。魔法より使い勝手が良いだけで、スキルに過信はいけませんよ。それに私のは戦うためのスキルじゃあ無いですからそもそも勝ち負けは無意味です。」
「そうでしたそうでした。でもまぁそれさえもヒミコ様にとっては児戯同然なんですよねーそもそも、私たちの得ているスキルそのものが彼女のお陰で手に入れているだけですし」
そう、スキルなどとは言っていても、それはただの魔法に近い
ヒミコ様の様な本物とは違う・・・
「とりあえず、リストの漏れももうなさそうですし私は先に帰りますね」
「ええ、私は明日ミナリさんに会ってから帰ります。まぁ彼女が来てくれればですけど」
「はい、わかりました!それではお先に!」
そう言うとにこりと笑ってカトーはスっと消える
存在そのものがまるで無かったかのように
そしてそこにひらひらと一枚の紙が舞い落ちる
「先に日本帰ってます」
彼女の字でそうかかれた紙をタナカは拾い上げると、びりりと破り捨てた
「さて、凍結中は動かせないんでしたか。ま、簡単に隠蔽工作だけしておきますか」
そう言うとタナカは何処からか持ってきた木の枝を積み上げ、二人の姿を隠すようにした
タナカのスキル、ハイジャックキッドは自身を含む転送能力だ。
使用条件は仲間にも明かしていない
魔法でありながら彼らがスキルと呼ぶそれは、少しだけ魔法とは違う。
「さて、ミナリさんは来てもらえるでしょうか・・・・願わくばアイツを倒せるだけの力が有ればいいんですがね・・・・」
ーーーーー
補足
魔法とスキルの違いについて
魔法は魔力を用いて使う、例えば火を生み出したり水を生み出したり。
複雑な魔法になれば時間を止めたりだとか、魔法陣による儀式的なもので奇跡に近い行いをします
スキルとは魔法と同じく魔力を用いて使います
様々な現象を操る魔法はある意味万能ですが、それだけに習得が難しく、巨大な魔法になれば大量の魔力や技術、儀式などが必要です
ですがスキルはある一定量の魔力で、その巨大な魔法と同じようなことが出来る反面その他の力はありません。
分かりにくいかもですが、巨大な火をを生み出すことはできても小さな火は生み出せなくなる様なイメージですかねー
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