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新世界の扉
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彼女の魔力は白く輝く、いやサラサフォーンの世界では聖神気と呼ばれていたものだ
それが輝く白さがその翼をさらに白く染め上げ幻想的な雰囲気になっている
いつもの苦虫を噛み潰した様な表示も無く、今はただ穏やかな笑顔
その頬に、一筋の涙が流れる
悲しい涙なのか、うれしい涙なのかはその表情からは読み取れないがおそらくは前者なのだろう
「ダンジョンをこの階層ごと神界化しました。いかなる攻撃も私にはもう通りません」
いつものおおざっぱな雰囲気はなく、ナートは優しく響く声でミナリに、ソシアに伝える
「ナート!あんた・・もしかして神に連なる一族だったの!?でもその姿になったら!」
そしてソシアは知っている
いや、見たことがある
かつて勇者ソシアとして倒した魔王は、今のナートと同じ姿をしていた
そしてそれがどういう意味を持つかも知っている
恐らくナートは人間だった時の数十倍は強くなっているだろう。
聖神気により異界化したこの階層ごと何処か別の異世界にいくつもりなのだ
翼を生やした意味は、別の異世界に飛び立つと言う事
そして元の世界にソシア達が戻る方法は、ナートに戻してもらうしかない、それと引き換えにナートは戻れない
「ナート、1人では行かせない」
ソシアも決心する
「ソシア?」
「制限解除(リミットオフ)」
その瞬間、白に染まりかけていた世界に色が加わる
漆黒ー
ソシアの背中にはナートとは正反対の、漆黒の翼が生まれていた
リンクレアで白い翼の者たちと戦った時の姿に戻る
「ソシアあなた!」
「ナート、あたしはあんたとショウヘイがいれば何もいらなかった。だから」
ソシアも、いつものお上品な言葉遣いではない。こちらは少しばかり粗暴な感じになっている
2人はそう
対となる世界の対となる2人だった
かつて存在していた世界の最強の対として
「ナート、これが私。今のあんたならわかるだろ?」
「ソシア、分かるわ」
2人は理解し合う
混ざり合う白と黒の聖神気がーって!
「ちょっとちょっと、私忘れられてない?」
「あー、ミナリ先生が威嚇するから変な事になっちゃいましたね」
見つめ合うナートとソシアに突っ込みを入れたのはミナリと、モコだ
今この世界には二人と、もう二人がいた
「なっー」
ナートとソシアの息が詰まる
「モコ!?あなた気がついて!?」
「!?神界化からは置いてきたハズよ?」
「あー、悪いんだけどモコがやられたのは演技よ演技」
ミナリがあっけらかんと言った
「なっ」
「あんた達の襲撃は分かってたから、授業がてら一芝居売ってたのよ。そしたら、なんかごめん」
「ミナリ先生、顔がにやけてます」
「あはは、やっぱだめねー。強そうなの見るとワクワクしちゃって」
「どこのサイ〇人ですか先生!」
「何でそんな事知ってんのよ!?まあ、そういう理由だからさ一手お願いするわ」
元の世界に戻れないリスクを犯したー
ナートとソシア
その理由は何だったであろうか
ー恋敵の排除
「ひとからみたらつまらない理由かもしんないけど、私は大好きよ。それ」
ミナリは心を読んだかの様に言った
「ナート」
「ソシア」
有翼の2人は視線を交わして
「「ふっざけんなああああ!」」
ブチ切れてミナリに襲いかかった
「まあ、そうなりますよねー。ミナリ先生、行きますよ」
ー救済の炎(ジャッジメントフレイム)ー
ナートが唱える
ー崩壊の詩(ブレイカーソング)ー
ソシアがナートに破壊の付与魔法を加える
決して相容れない筈の白と黒の狂宴がミナリとモコに襲いかかる!
だが彼女は落ち着いている
「召しませ」
モコが唱える
「召しませ障害の蛇よー」
もはやあの頃とは違うのだから
「ヴリトラ!」
全ての魔法に干渉し、阻害する召喚獣が呼び出される!
全てを阻害する蛇はナートとソシアに向かう
ナートの救済の炎も、ソシアが裏で放とうとした魔法までもが破壊される
「な!なに?」
ナートとソシアは驚き一瞬動きが止まる
「ナートさん、ソシアさんちゃんと防いで下さいよー?」
ヴリトラの頭に乗ったモコの背中には
「ま、魔法陣が!」
ナートが驚くのは無理がない
今モコの背中には先程と同じ炎の矢の魔法陣が数百は展開されている
但しその大きさは先程の軽く10倍以上のサイズで展開している
「極大魔法ープロミネンス!」
カッ
ゴアアアアアアアアアア!
実際はただの炎の矢ー
とはいえ、ただそれが通常の百倍のサイズで数万の量が放たれただけだが、それがヤバイ
黒い爆炎が2人を襲う
その炎の矢を全てがソシアが一瞬で貼った魔法障壁を焼き付くし、その本人であるソシアにまでも矢が届く
ボロボロになって、ソシアはナートを庇うが
「ちょ、反則・・・」
広げた翼は半分ほどが焼失し、ふらりと倒れる
そのうしろからナートは両手に剣を構えてたっていてーモコに光の速さで切りかかる!
「モコー!」
だが
「さぁてー、今度の神は何撃持つかなあ」
ミナリはそう言うと目を瞑り
「カンザキ・ミナリ、参る!」
神を裂く一族が狙いを定める
「一の太刀!」
それはミナリの腰の刀を抜くと同時だった
ナートの両手の剣は砕け
為す術もなくナートはそのまま倒れたのだった
神界化は砕け散る
ナートとソシアが放っていた聖神気も霧散しなくなっていた
何も無かったかのように、元のダンジョンに4人はいた
「いやぁ、久々に大魔法撃てて満足です」
「私も久しぶりに楽しかったわ」
「結局、一撃じゃないですか」
「一年前の私ならギリギリ負けてたかも?」
「それ今何の意味もないコメントですね。むしろ私なんて一年前なら相手にもならなかったですよ。まさかナートさんもソシアさんもこんなに強かったなんて」
「モコも魔法一撃だったじゃない・・」
「おもいっきり魔力込めましたから」
「う・・く・・」
苦しそうなうめき声と共にソシアが目を覚ました
「あ・・れ、ここは・・」
確か、神界化していた筈だ
「大丈夫です?一応再封印してみたんですが」
倒れているソシアを覗き込むようにしてミナリが言った
え?
確かに背中の翼は消えているちらりと横をみるとナートがいたが、そのナートの背中にもあの美しい翼は今は無い
「一体どうやって」
再封印の条件は世界を渡らないといけないはずだ
そしてその条件は満たされなかったはず
「まぁそこは経験則でなんとか」
種明かしをすれば
初めからミナリの魔法によりダンジョン内を異界化していたのでどんな魔法や破壊行為があろうと元のダンジョンには被害が及ばないようにしていたからだ
つまり
「初めから世界を渡っていたに等しい・・」
天才ミナリが、この世界に一年間存在した
それがこの結果を産んだ
そんな・・・まるで神の様な奇跡を・・・
「まあ、まだキャサリンには負けまくるんだけどねー」
「あの人は異常ですよ」
ミナリとモコは、あきれるように言った
その会話から察するに
まだミナリよりも遥かに強い人間が存在するという事になるー
「あは、あは、あはははは!」
ソシアは思わず笑い出す
かつて救った世界で、結果あまりにも強くなりすぎて
神扱いもされたが、災害扱いもされた
なのにだ
この世界ではちょっと強いだけの存在だった
そしてそれは力在るものとしての使命も、義務も何も無く
自由に生きることを許されていたんだと
初めて気がついた
「思いあがっていたのは私たちの方だったのね」
汚れた服をはたきながらゆっくりと立ち上がる
そうだ、これだけは聞いておこう
「ねえあなたショウヘイさんのことどう思っているの?」
「え?お客さん…かな」
「そう、ありがとう」
彼女の中にはショウヘイはいない
きっと彼女には彼女の支えとなる存在がいるだろう
「迷惑かけたわね」
「いいえ、いいですよ。それよりもまた来てくださいね」
「ええ、そうさせてもらうわ」
「お店にも、この冒険者教室にも」
ダンジョンに挑む冒険者レベルは尋常じゃない速度で向上している
とはいえ、まだモコの様に覚醒したレベルの冒険者はそう多くない
◇
ナートとソシアはショウヘイの元へ戻った
ミナリは恋敵でもなんでもなかったが、あの戦いから良い友人となれる気がしている
「あ、ナートそれとってもらえる」
「はーい」
「サンキュ、そういえば二人とも今朝はどこいってたんだ?」
「それは秘密ですよ。乙女の秘密です」
ショウヘイはドキリとする
いつもより。ソシアとナートの笑顔が美しくみえたからだ
「あ、ああ、すまない」
鈍感だった男は、成長した乙女二人についに、目を奪われるのだった
それが輝く白さがその翼をさらに白く染め上げ幻想的な雰囲気になっている
いつもの苦虫を噛み潰した様な表示も無く、今はただ穏やかな笑顔
その頬に、一筋の涙が流れる
悲しい涙なのか、うれしい涙なのかはその表情からは読み取れないがおそらくは前者なのだろう
「ダンジョンをこの階層ごと神界化しました。いかなる攻撃も私にはもう通りません」
いつものおおざっぱな雰囲気はなく、ナートは優しく響く声でミナリに、ソシアに伝える
「ナート!あんた・・もしかして神に連なる一族だったの!?でもその姿になったら!」
そしてソシアは知っている
いや、見たことがある
かつて勇者ソシアとして倒した魔王は、今のナートと同じ姿をしていた
そしてそれがどういう意味を持つかも知っている
恐らくナートは人間だった時の数十倍は強くなっているだろう。
聖神気により異界化したこの階層ごと何処か別の異世界にいくつもりなのだ
翼を生やした意味は、別の異世界に飛び立つと言う事
そして元の世界にソシア達が戻る方法は、ナートに戻してもらうしかない、それと引き換えにナートは戻れない
「ナート、1人では行かせない」
ソシアも決心する
「ソシア?」
「制限解除(リミットオフ)」
その瞬間、白に染まりかけていた世界に色が加わる
漆黒ー
ソシアの背中にはナートとは正反対の、漆黒の翼が生まれていた
リンクレアで白い翼の者たちと戦った時の姿に戻る
「ソシアあなた!」
「ナート、あたしはあんたとショウヘイがいれば何もいらなかった。だから」
ソシアも、いつものお上品な言葉遣いではない。こちらは少しばかり粗暴な感じになっている
2人はそう
対となる世界の対となる2人だった
かつて存在していた世界の最強の対として
「ナート、これが私。今のあんたならわかるだろ?」
「ソシア、分かるわ」
2人は理解し合う
混ざり合う白と黒の聖神気がーって!
「ちょっとちょっと、私忘れられてない?」
「あー、ミナリ先生が威嚇するから変な事になっちゃいましたね」
見つめ合うナートとソシアに突っ込みを入れたのはミナリと、モコだ
今この世界には二人と、もう二人がいた
「なっー」
ナートとソシアの息が詰まる
「モコ!?あなた気がついて!?」
「!?神界化からは置いてきたハズよ?」
「あー、悪いんだけどモコがやられたのは演技よ演技」
ミナリがあっけらかんと言った
「なっ」
「あんた達の襲撃は分かってたから、授業がてら一芝居売ってたのよ。そしたら、なんかごめん」
「ミナリ先生、顔がにやけてます」
「あはは、やっぱだめねー。強そうなの見るとワクワクしちゃって」
「どこのサイ〇人ですか先生!」
「何でそんな事知ってんのよ!?まあ、そういう理由だからさ一手お願いするわ」
元の世界に戻れないリスクを犯したー
ナートとソシア
その理由は何だったであろうか
ー恋敵の排除
「ひとからみたらつまらない理由かもしんないけど、私は大好きよ。それ」
ミナリは心を読んだかの様に言った
「ナート」
「ソシア」
有翼の2人は視線を交わして
「「ふっざけんなああああ!」」
ブチ切れてミナリに襲いかかった
「まあ、そうなりますよねー。ミナリ先生、行きますよ」
ー救済の炎(ジャッジメントフレイム)ー
ナートが唱える
ー崩壊の詩(ブレイカーソング)ー
ソシアがナートに破壊の付与魔法を加える
決して相容れない筈の白と黒の狂宴がミナリとモコに襲いかかる!
だが彼女は落ち着いている
「召しませ」
モコが唱える
「召しませ障害の蛇よー」
もはやあの頃とは違うのだから
「ヴリトラ!」
全ての魔法に干渉し、阻害する召喚獣が呼び出される!
全てを阻害する蛇はナートとソシアに向かう
ナートの救済の炎も、ソシアが裏で放とうとした魔法までもが破壊される
「な!なに?」
ナートとソシアは驚き一瞬動きが止まる
「ナートさん、ソシアさんちゃんと防いで下さいよー?」
ヴリトラの頭に乗ったモコの背中には
「ま、魔法陣が!」
ナートが驚くのは無理がない
今モコの背中には先程と同じ炎の矢の魔法陣が数百は展開されている
但しその大きさは先程の軽く10倍以上のサイズで展開している
「極大魔法ープロミネンス!」
カッ
ゴアアアアアアアアアア!
実際はただの炎の矢ー
とはいえ、ただそれが通常の百倍のサイズで数万の量が放たれただけだが、それがヤバイ
黒い爆炎が2人を襲う
その炎の矢を全てがソシアが一瞬で貼った魔法障壁を焼き付くし、その本人であるソシアにまでも矢が届く
ボロボロになって、ソシアはナートを庇うが
「ちょ、反則・・・」
広げた翼は半分ほどが焼失し、ふらりと倒れる
そのうしろからナートは両手に剣を構えてたっていてーモコに光の速さで切りかかる!
「モコー!」
だが
「さぁてー、今度の神は何撃持つかなあ」
ミナリはそう言うと目を瞑り
「カンザキ・ミナリ、参る!」
神を裂く一族が狙いを定める
「一の太刀!」
それはミナリの腰の刀を抜くと同時だった
ナートの両手の剣は砕け
為す術もなくナートはそのまま倒れたのだった
神界化は砕け散る
ナートとソシアが放っていた聖神気も霧散しなくなっていた
何も無かったかのように、元のダンジョンに4人はいた
「いやぁ、久々に大魔法撃てて満足です」
「私も久しぶりに楽しかったわ」
「結局、一撃じゃないですか」
「一年前の私ならギリギリ負けてたかも?」
「それ今何の意味もないコメントですね。むしろ私なんて一年前なら相手にもならなかったですよ。まさかナートさんもソシアさんもこんなに強かったなんて」
「モコも魔法一撃だったじゃない・・」
「おもいっきり魔力込めましたから」
「う・・く・・」
苦しそうなうめき声と共にソシアが目を覚ました
「あ・・れ、ここは・・」
確か、神界化していた筈だ
「大丈夫です?一応再封印してみたんですが」
倒れているソシアを覗き込むようにしてミナリが言った
え?
確かに背中の翼は消えているちらりと横をみるとナートがいたが、そのナートの背中にもあの美しい翼は今は無い
「一体どうやって」
再封印の条件は世界を渡らないといけないはずだ
そしてその条件は満たされなかったはず
「まぁそこは経験則でなんとか」
種明かしをすれば
初めからミナリの魔法によりダンジョン内を異界化していたのでどんな魔法や破壊行為があろうと元のダンジョンには被害が及ばないようにしていたからだ
つまり
「初めから世界を渡っていたに等しい・・」
天才ミナリが、この世界に一年間存在した
それがこの結果を産んだ
そんな・・・まるで神の様な奇跡を・・・
「まあ、まだキャサリンには負けまくるんだけどねー」
「あの人は異常ですよ」
ミナリとモコは、あきれるように言った
その会話から察するに
まだミナリよりも遥かに強い人間が存在するという事になるー
「あは、あは、あはははは!」
ソシアは思わず笑い出す
かつて救った世界で、結果あまりにも強くなりすぎて
神扱いもされたが、災害扱いもされた
なのにだ
この世界ではちょっと強いだけの存在だった
そしてそれは力在るものとしての使命も、義務も何も無く
自由に生きることを許されていたんだと
初めて気がついた
「思いあがっていたのは私たちの方だったのね」
汚れた服をはたきながらゆっくりと立ち上がる
そうだ、これだけは聞いておこう
「ねえあなたショウヘイさんのことどう思っているの?」
「え?お客さん…かな」
「そう、ありがとう」
彼女の中にはショウヘイはいない
きっと彼女には彼女の支えとなる存在がいるだろう
「迷惑かけたわね」
「いいえ、いいですよ。それよりもまた来てくださいね」
「ええ、そうさせてもらうわ」
「お店にも、この冒険者教室にも」
ダンジョンに挑む冒険者レベルは尋常じゃない速度で向上している
とはいえ、まだモコの様に覚醒したレベルの冒険者はそう多くない
◇
ナートとソシアはショウヘイの元へ戻った
ミナリは恋敵でもなんでもなかったが、あの戦いから良い友人となれる気がしている
「あ、ナートそれとってもらえる」
「はーい」
「サンキュ、そういえば二人とも今朝はどこいってたんだ?」
「それは秘密ですよ。乙女の秘密です」
ショウヘイはドキリとする
いつもより。ソシアとナートの笑顔が美しくみえたからだ
「あ、ああ、すまない」
鈍感だった男は、成長した乙女二人についに、目を奪われるのだった
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