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ダイダロス編5 ミタニさん
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ミタニがこのダイダロスに来たのは今からほんの2年程前だった
この異世界に迷い込んで、しばらくは世界中を楽しみながら放浪していたが、このダイダロスの街並みに惹かれて留まる事にしたのだ
何かあったわけではないが
この街は懐かしい、そんな雰囲気があった
たぶんだけれども田舎に似ていたのかもしれないとミタニは思う
この街ではドワーフやホビットも居たし、鍛冶師や魔石職人も多く居た
元々鉱山があった関係から職人が多くいたのだ
そしてミタニは今までの旅で得た知識から、あるものを実現する事にする
まずは魔導車だった
エンジンの代わりに使用するのはモーターである
雷の魔石を利用すれば、ミタニの知識でもって、そこから電力を取り出すことができるようになった
そして電力が取り出せたのならば、腕利きのドワーフたちと共に巨大なモーターを作り出した
耐久テストであるとか、実用テストであるとかそのあたりはミタニの魔力を使ってぶん回せる
ミタニの魔力はこの世界の人と比べて軽く数倍はあるからだ
その魔力でもってガンガンテストをして
ついには魔導車を実現させた
モーターのシステムさえ出来てしまえばあとは簡単だったと言える
なぜならば元々ミタニはそういったものを設計する人間だったからだ
ほかにも炎と氷の魔石を使ったエアコンも作り上げてみた
思いつくものを片っ端からどんどん作った
そのうちに話題となって、ミタニの周りに色々な人や種族が集まってきて
凄く楽しくなってきたのだが
その反面、ミタニは日本を…懐かしく思い出していた
そのせいもあったのだろう
田舎っぽかったダイダロスの街が
どんどん近代の日本ぽい雰囲気に変わっていったのは
そういえば、このダイダロスに来ていた当初、魔導車を作りながら言っていたのが魔導列車だった
最終的に冗談で言った魔導列車が実現するまで、わずか1年もかからなかったほどにはミタニの周りには人が多く集まっていたのだ
それはつまるところ、ミタニの発明品が有用であると見た人間も大量に集まっていたとも言える
口は出さないが、金だけ出す人間達もいた。
金も集まってきていたという事はそれに伴い好ましくない人も集まってきていたという事である
が、ミタニは日本人で、さらには箱入りのお嬢様であった
人を疑う事はしなかった。いや、気づいていても嫌いだからしなかったの方が正しい。
そんな数々の発明品によりミタニは金持ちになっていた
お金は結構盗られたと思うけど生活するには困らなかったので放っておいた
いつの日にか、ミタニは国王に気に入られた
当然だろう、なにせ街を発展させつづける発明家だ
それに国王様自身がこういった発明が大好きだったというのも大きい
国王自らの研究室をもっている程には好きだったのである
そして王宮に出入りができるようになってさらに少ししたころには鉱山にある、国王の秘密の研究室に入れるまでになった
そこには古代から伝わるという文献が多く残されていた
少なくとも数百年から数千年前のものだ
中には神話かと言うほどの古い記載も多く見受けられる
だがミタニはこのダイダロスが魔法大国マグナシアの後に作られたと言う事に興味を惹かれた
国王を説得して、ダイダロスの地下を掘った
あの書物の記載の中に地下鉄らしき記載があったからだ
ぼんやりとした地図しかなかったのだが、ミタニはその地下を探査できるだけの発明ができる
そしてそれはすぐに見つかった
地下に都市らしき設備がいくつか見つかった
その際に神殿にて「神酒」と思われる物を発見
さらに「勾玉」らしき宝玉も見つける
国王に報告するとなぜか宰相は神酒と勾玉をミタニから取り上げた
ただミタニはあまり興味を示さなかったこともありすっかり忘れてしまっていたのだが
地下にある施設、それは紛れもない地下鉄であったと言える
過去の進んでいたという文明、魔法大国のその技術力は正直言ってミタニの持つ知識の先にあった
ひとまずは、魔導列車を走らせてみた
ちょうど鉱山まで続くレールは元々あったし
ところどころ崩落していたのだが、それは簡単に取り除けたし、レールについては一切錆びたりなどしていなかったし、それどころか曲げたりもできない謎鉱物だったがそれを研究するためにはまだまだ知識が必要だとミタニは思っていた
その後、無事に開通する地下鉄道は鉱山までの行き来を劇的に短縮させた
ドワーフたちも気軽に街に帰ってくるようになり、街は賑わいを見せるようになる
ミタニは国王の研究室を事実上もらい受けた
そこにある様々な書物を読み漁って知識をつけていく
そして鉱山の研究室でいろいろと実験とか新発明をしていくうちに、そこが手狭に感じるようになった
そしてどんどん鉱山にある研究室の周りを広く拡張するために掘り進んだところで
ついにゴーレムを見つける
そして事件は起こった
そこがダンジョンであったことがわかる
だが通常のダンジョンとは大きく違う事に気が付いた
ゴーレムなどはモンスターだと思っていたが、どうやら防衛機構の様だった
このダンジョン、60層までの、そこまでの全ての層の図面はすでに見つけている
そしてセーフゾーンの場所もわかっている
だが復活させたそのゴーレムが制御できないと叩き落したその場所こそに出口があって、ゴーレムは立ちふさがってしまっていた
ダンジョンから出れない…詰んだ
それがミタニの人生だった
◇
「ってまだ生きてるじゃねえか!それがミタニの人生だった…キリッってなんだよ!」
さて、カンザキが鉱山に閉じ込められて1週間、ここで倒れていた人は全員回復したと言える
色々と片付いたカンザキはミタニと酒を飲みながらこれまでの話とかを聞いていたところである
「あははは!だってさぁアイツ強いんだもん!どうにもなんないって!」
ミタニはケラケラと笑ってカンザキの横に座って、これも物資の中にあった酒を飲んでいた
兵士達もこぞって酒盛りをしている
ま、全快したからなストレスも溜まってただろうし息抜きは必要だろう
「ねーカンザキは何で焼肉屋なんてしてんの?私らの知識とかあれば色々ほかに道あったんじゃないの?」
ど直球で聞いてくるなこの酔っ払いは。要はこの世界に現代知識を持ち込むって意味だろう
ただそれで言えば、焼肉屋もそうだと思うんだが
「そうだなぁ、確かに、持ってる知識を利用して何でも出来たし何にでもなれるだろうよ。でも俺らの常識ってこの世界では通じないじゃないか。そこまで文明というか精神が成熟していないというか…それにこの世界の連中は俺なんかよりよっぽど生きてるって感じがしてさ、もっとこのまま仲良くなりたいと思っただけだ」
「ああ、それはボクもなんとなくわかる」
うんうんと頷く
「でさ、この世界になかったもんで、ないと辛かったのがね。俺の大好きな焼肉屋って街にないわけよ!」
俺は拳に力が入る
「だったら俺がやってやろうじゃないかと!広めてやろうじゃねえか!とな」
「あははは!でもカンザキ、君の提供している肉は家畜ではないのだろう?それはなかなか難しいんじゃないのかい?」
これは正鵠、的を得ているな
「まぁ簡単にまねされちゃかなわんからなぁ、っていうよりも家畜を買う様な金もなくてさーモンスターなら仕入れは己の体ひとつあればなんとかなったしな!」
俺は力こぶを作ってみせる
ま、それにモンスター食ってみたかったのが真実で
それに食ったらスゲー美味いやつらがいるってのが俺には重要だったのだ
「あははまぁいいさ、それよりカンザキ君は嫁はもらっているのかい?」
だいぶ酔ってきたなこいつ
「いいや独り身だよ。モテなくてね」
モテてないのは本当だ
王女様達の顔が浮かぶが、なんでこんな俺を好きとか言ってるのかわからんし身分が違いすぎるだろうと思っている
「なんだカンザキいないのか!よしじゃあボクがカンザキの嫁になってやろうじゃないか」
「なんでそうなる!?」
「ダメかい?こう見えてもまだ生娘だ、安心したまえ。それにここから出られなければ否応にもそうなる可能性はあるとおもうけどね。こうなってくると一度くらいはボクも結婚してみたいと思ったのだがね」
あーそれはなんとなくわかるが…それ以上にガキンチョにしか見えん
「バカ言うな、俺はまだ結婚する気もねえよ。焼肉屋で忙しいしな」
「つれないねえ同じ日本人だろう。ほれほれどうだいこのおっぱい。垂れる前になんとかしてくれよぅ」
そう言ってミタニは俺にそのでかい胸を押し付けてくる
「酔っ払いすぎだバカ」
俺はそう言ってミタニを突き放した
「あはは!すまないね。そうだ、さっき言ってた魔王とベヒモスについて教えとくれよ」
まあいいか酔っ払いにからまれるのは慣れているからな、今日くらいは適当に相手をしてやるか
あ、忘れていたけど…そういえばガルバはちゃんと帰れただろうか?
シアにも伝言頼んでおけば良かったかもしれんな…
そのガルバに色々と不運が襲い掛かっているとは知らないカンザキであった
この異世界に迷い込んで、しばらくは世界中を楽しみながら放浪していたが、このダイダロスの街並みに惹かれて留まる事にしたのだ
何かあったわけではないが
この街は懐かしい、そんな雰囲気があった
たぶんだけれども田舎に似ていたのかもしれないとミタニは思う
この街ではドワーフやホビットも居たし、鍛冶師や魔石職人も多く居た
元々鉱山があった関係から職人が多くいたのだ
そしてミタニは今までの旅で得た知識から、あるものを実現する事にする
まずは魔導車だった
エンジンの代わりに使用するのはモーターである
雷の魔石を利用すれば、ミタニの知識でもって、そこから電力を取り出すことができるようになった
そして電力が取り出せたのならば、腕利きのドワーフたちと共に巨大なモーターを作り出した
耐久テストであるとか、実用テストであるとかそのあたりはミタニの魔力を使ってぶん回せる
ミタニの魔力はこの世界の人と比べて軽く数倍はあるからだ
その魔力でもってガンガンテストをして
ついには魔導車を実現させた
モーターのシステムさえ出来てしまえばあとは簡単だったと言える
なぜならば元々ミタニはそういったものを設計する人間だったからだ
ほかにも炎と氷の魔石を使ったエアコンも作り上げてみた
思いつくものを片っ端からどんどん作った
そのうちに話題となって、ミタニの周りに色々な人や種族が集まってきて
凄く楽しくなってきたのだが
その反面、ミタニは日本を…懐かしく思い出していた
そのせいもあったのだろう
田舎っぽかったダイダロスの街が
どんどん近代の日本ぽい雰囲気に変わっていったのは
そういえば、このダイダロスに来ていた当初、魔導車を作りながら言っていたのが魔導列車だった
最終的に冗談で言った魔導列車が実現するまで、わずか1年もかからなかったほどにはミタニの周りには人が多く集まっていたのだ
それはつまるところ、ミタニの発明品が有用であると見た人間も大量に集まっていたとも言える
口は出さないが、金だけ出す人間達もいた。
金も集まってきていたという事はそれに伴い好ましくない人も集まってきていたという事である
が、ミタニは日本人で、さらには箱入りのお嬢様であった
人を疑う事はしなかった。いや、気づいていても嫌いだからしなかったの方が正しい。
そんな数々の発明品によりミタニは金持ちになっていた
お金は結構盗られたと思うけど生活するには困らなかったので放っておいた
いつの日にか、ミタニは国王に気に入られた
当然だろう、なにせ街を発展させつづける発明家だ
それに国王様自身がこういった発明が大好きだったというのも大きい
国王自らの研究室をもっている程には好きだったのである
そして王宮に出入りができるようになってさらに少ししたころには鉱山にある、国王の秘密の研究室に入れるまでになった
そこには古代から伝わるという文献が多く残されていた
少なくとも数百年から数千年前のものだ
中には神話かと言うほどの古い記載も多く見受けられる
だがミタニはこのダイダロスが魔法大国マグナシアの後に作られたと言う事に興味を惹かれた
国王を説得して、ダイダロスの地下を掘った
あの書物の記載の中に地下鉄らしき記載があったからだ
ぼんやりとした地図しかなかったのだが、ミタニはその地下を探査できるだけの発明ができる
そしてそれはすぐに見つかった
地下に都市らしき設備がいくつか見つかった
その際に神殿にて「神酒」と思われる物を発見
さらに「勾玉」らしき宝玉も見つける
国王に報告するとなぜか宰相は神酒と勾玉をミタニから取り上げた
ただミタニはあまり興味を示さなかったこともありすっかり忘れてしまっていたのだが
地下にある施設、それは紛れもない地下鉄であったと言える
過去の進んでいたという文明、魔法大国のその技術力は正直言ってミタニの持つ知識の先にあった
ひとまずは、魔導列車を走らせてみた
ちょうど鉱山まで続くレールは元々あったし
ところどころ崩落していたのだが、それは簡単に取り除けたし、レールについては一切錆びたりなどしていなかったし、それどころか曲げたりもできない謎鉱物だったがそれを研究するためにはまだまだ知識が必要だとミタニは思っていた
その後、無事に開通する地下鉄道は鉱山までの行き来を劇的に短縮させた
ドワーフたちも気軽に街に帰ってくるようになり、街は賑わいを見せるようになる
ミタニは国王の研究室を事実上もらい受けた
そこにある様々な書物を読み漁って知識をつけていく
そして鉱山の研究室でいろいろと実験とか新発明をしていくうちに、そこが手狭に感じるようになった
そしてどんどん鉱山にある研究室の周りを広く拡張するために掘り進んだところで
ついにゴーレムを見つける
そして事件は起こった
そこがダンジョンであったことがわかる
だが通常のダンジョンとは大きく違う事に気が付いた
ゴーレムなどはモンスターだと思っていたが、どうやら防衛機構の様だった
このダンジョン、60層までの、そこまでの全ての層の図面はすでに見つけている
そしてセーフゾーンの場所もわかっている
だが復活させたそのゴーレムが制御できないと叩き落したその場所こそに出口があって、ゴーレムは立ちふさがってしまっていた
ダンジョンから出れない…詰んだ
それがミタニの人生だった
◇
「ってまだ生きてるじゃねえか!それがミタニの人生だった…キリッってなんだよ!」
さて、カンザキが鉱山に閉じ込められて1週間、ここで倒れていた人は全員回復したと言える
色々と片付いたカンザキはミタニと酒を飲みながらこれまでの話とかを聞いていたところである
「あははは!だってさぁアイツ強いんだもん!どうにもなんないって!」
ミタニはケラケラと笑ってカンザキの横に座って、これも物資の中にあった酒を飲んでいた
兵士達もこぞって酒盛りをしている
ま、全快したからなストレスも溜まってただろうし息抜きは必要だろう
「ねーカンザキは何で焼肉屋なんてしてんの?私らの知識とかあれば色々ほかに道あったんじゃないの?」
ど直球で聞いてくるなこの酔っ払いは。要はこの世界に現代知識を持ち込むって意味だろう
ただそれで言えば、焼肉屋もそうだと思うんだが
「そうだなぁ、確かに、持ってる知識を利用して何でも出来たし何にでもなれるだろうよ。でも俺らの常識ってこの世界では通じないじゃないか。そこまで文明というか精神が成熟していないというか…それにこの世界の連中は俺なんかよりよっぽど生きてるって感じがしてさ、もっとこのまま仲良くなりたいと思っただけだ」
「ああ、それはボクもなんとなくわかる」
うんうんと頷く
「でさ、この世界になかったもんで、ないと辛かったのがね。俺の大好きな焼肉屋って街にないわけよ!」
俺は拳に力が入る
「だったら俺がやってやろうじゃないかと!広めてやろうじゃねえか!とな」
「あははは!でもカンザキ、君の提供している肉は家畜ではないのだろう?それはなかなか難しいんじゃないのかい?」
これは正鵠、的を得ているな
「まぁ簡単にまねされちゃかなわんからなぁ、っていうよりも家畜を買う様な金もなくてさーモンスターなら仕入れは己の体ひとつあればなんとかなったしな!」
俺は力こぶを作ってみせる
ま、それにモンスター食ってみたかったのが真実で
それに食ったらスゲー美味いやつらがいるってのが俺には重要だったのだ
「あははまぁいいさ、それよりカンザキ君は嫁はもらっているのかい?」
だいぶ酔ってきたなこいつ
「いいや独り身だよ。モテなくてね」
モテてないのは本当だ
王女様達の顔が浮かぶが、なんでこんな俺を好きとか言ってるのかわからんし身分が違いすぎるだろうと思っている
「なんだカンザキいないのか!よしじゃあボクがカンザキの嫁になってやろうじゃないか」
「なんでそうなる!?」
「ダメかい?こう見えてもまだ生娘だ、安心したまえ。それにここから出られなければ否応にもそうなる可能性はあるとおもうけどね。こうなってくると一度くらいはボクも結婚してみたいと思ったのだがね」
あーそれはなんとなくわかるが…それ以上にガキンチョにしか見えん
「バカ言うな、俺はまだ結婚する気もねえよ。焼肉屋で忙しいしな」
「つれないねえ同じ日本人だろう。ほれほれどうだいこのおっぱい。垂れる前になんとかしてくれよぅ」
そう言ってミタニは俺にそのでかい胸を押し付けてくる
「酔っ払いすぎだバカ」
俺はそう言ってミタニを突き放した
「あはは!すまないね。そうだ、さっき言ってた魔王とベヒモスについて教えとくれよ」
まあいいか酔っ払いにからまれるのは慣れているからな、今日くらいは適当に相手をしてやるか
あ、忘れていたけど…そういえばガルバはちゃんと帰れただろうか?
シアにも伝言頼んでおけば良かったかもしれんな…
そのガルバに色々と不運が襲い掛かっているとは知らないカンザキであった
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