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番外編 7
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ガレスの大きな骨張った無骨な手が私の体の輪郭を確かめるように這う。
触れられたところからどんどん体温が上がっていく気がして、震えながら熱い息を吐いた。
「・・・はぁ、本当に、なんて格好をしてるんですか」
胸元でガレスがため息をついた。
「ごめんなさい、・・・男の人はこういうのが好きって聞いて・・」
「大好きです!──ただ、困るのは、はぁ、・・・自分を抑えられなくなりそうで」
それは、どういう意味なんだろう。
「・・・抑えて欲しくない」
「くっ・・・!」
ガレスが苦しそうに息をつき、胸の谷間を強く吸った。そのままキャミソールのカップをめくり、大きな手で揉み込みながら胸にむしゃぶりついてきた。
吸われながら舌で捏ね回される。つんと尖らせていた部分に舌が当たる度、体に気持ちよさがビリビリと走り、身悶えた。
めくられていたカップが戻されきつく抱き締められた。
私だけじゃない。ガレスの息も荒い。
「・・・っ!匂いがっ、ココ様の匂いがっ」
「・・・に?」
匂い、とガレスは言ったかしら。ぼやけていた思考がゆっくり戻る。
どうしよう。お風呂で念入りに体を洗ったつもりだったけど、臭ってるのだろうか。
そうだ、今、体が火照って汗ばんでる。私、汗臭いの?
終わった──。
匂いが気になると言うわりにガレスは私の胸の谷間に鼻を潜り込ませすーはーと深く味わうように息を吸い込んでいる。
逃げ出したいのに、きつく拘束された私の体はぴくりとも動かせなかった。
動かせるのは首から上だけだ。
「やっ、ガレスっ、やめてっ・・・!」
「無理ですっ!・・舐めたいっ!舐めます!いいですね!?」
懇願の命令。
ガレスの息がかかる度、肌が煽られるようにどんどん敏感になっていき、気持ち良さに酩酊状態の私にガレスの行動を止めることはできなかった。
「ああ、ココ様っ!」
「きゃっ!」
身を起こしたガレスに両足を大きく拡げられ上半身の方へ折り畳まれた。
下着を身に付けているとはいえ剥き出しにされた恥部に、ガレスがどこを舐めたがっているのかわかり、恥ずかしさに体中が熱くなった。
「・・・いやらしい下着だ」
ああ、このパンティには穴が二つ開いているのだ。
あまりのことに目を強く瞑ってしまったが、ガレスの視線がどこに向いているかがわかってしまう。
「はぁ、はぁ、・・・良い匂いです。以前よりも、もっと強く俺を誘う」
“良い”匂い?
汗臭さ、ではない?
戸惑ったが、ガレスが獣人なのだと思い至った。
つまり、人よりも鼻が利くと?
ふんふんと恥部に鼻を寄せられた。
「ひ、あんっ、・・・や、やめっ、」
──体が、覚えてる。
そこに、ひどく気持ち良い場所があることを。
半年以上前の、嵐のように過ぎ去ったあの夜に教えられた場所。
ガレスの顔がそこに近付き、息がかかっただけで、私は体がのけぞるほど感じた。
「ナカがうねっていますね」
ぺろりと熱い舌で下から上に舐め上げられた。
何度か味わうように同じことをされ、そこが確かに物欲しそうにうねっているのが自分でも感じられた。
「・・・いい匂いだ」
「う、・・・んんっ」
そんなところで吐息混じりに喋られ、思わずびくんと引くつきながらガレスの顔を両方の内腿で挟んでしまう。
「ガレスぅ、も、・・・そこ、ダメ。・・・おしまいっ」
「どんどん蜜が溢れてきているのに?もっとください」
熱い舌が敏感な一点をくすぐり、蜜壺の蜜をかき回し、啜る。
「うっ・・、んうっ、あっ、あっ、・・・は、あん」
時間の感覚がマヒするほど長く、ずっとそこを愛撫され続け、いつしか閉じてしまった目の裏に真っ白な星がいくつも散り、喘ぎ声を抑えられなくなった頃、ガレスがそこに指をそっと挿入した。
「少しずつ、入れていきますからね。痛かったら教えて下さいね」
指を少し入れ、ぐるりと大きく回す。そしてまた少し進み、同じようにまた。
決して急がないガレス。
初めての私をとても気遣ってくれている。そうわかっているけれど、まだ終わりの来ない悦楽に、目からは涙が次々に溢れ出た。
「嫌っ、いやぁっ、・・・も、・・・ガレスの、バカっ、バカっ・・・!!」
差し込まれぐりぐりと押し上げるような動きをするガレスの指は2本、3本と増えた。
「ガレスっ・・・!」
尿意に似たものが押し寄せ、ぷしゅ、と小さな液体の弾ける音がして、私は、堪らえる間もなくお漏らしをしてしまった。
「うっ、うっ・・・うぇぇ・・ん」
終わった──。
もう、女としてだけじゃなく、人としても。
好きな人の前で、──本当に、これ以上ないくらい目の前でお漏らし、とか。
私は涙が止まらずえぐえぐ泣いたが、ガレスがとんでもないことを言い放った。
「・・・あぁ、可愛いいぃっっ!!生きてて良かった!!」
「ガ、ガレス・・・?」
「ココ様、準備ができたようですね。ゆっくり挿れますからね」
「・・・いいの?私、今、う、うぇ、ん・・・お、お漏らしを・・・」
ごめんなさい、と羞恥に泣く私にガレスが幸せそうに笑った。
触れられたところからどんどん体温が上がっていく気がして、震えながら熱い息を吐いた。
「・・・はぁ、本当に、なんて格好をしてるんですか」
胸元でガレスがため息をついた。
「ごめんなさい、・・・男の人はこういうのが好きって聞いて・・」
「大好きです!──ただ、困るのは、はぁ、・・・自分を抑えられなくなりそうで」
それは、どういう意味なんだろう。
「・・・抑えて欲しくない」
「くっ・・・!」
ガレスが苦しそうに息をつき、胸の谷間を強く吸った。そのままキャミソールのカップをめくり、大きな手で揉み込みながら胸にむしゃぶりついてきた。
吸われながら舌で捏ね回される。つんと尖らせていた部分に舌が当たる度、体に気持ちよさがビリビリと走り、身悶えた。
めくられていたカップが戻されきつく抱き締められた。
私だけじゃない。ガレスの息も荒い。
「・・・っ!匂いがっ、ココ様の匂いがっ」
「・・・に?」
匂い、とガレスは言ったかしら。ぼやけていた思考がゆっくり戻る。
どうしよう。お風呂で念入りに体を洗ったつもりだったけど、臭ってるのだろうか。
そうだ、今、体が火照って汗ばんでる。私、汗臭いの?
終わった──。
匂いが気になると言うわりにガレスは私の胸の谷間に鼻を潜り込ませすーはーと深く味わうように息を吸い込んでいる。
逃げ出したいのに、きつく拘束された私の体はぴくりとも動かせなかった。
動かせるのは首から上だけだ。
「やっ、ガレスっ、やめてっ・・・!」
「無理ですっ!・・舐めたいっ!舐めます!いいですね!?」
懇願の命令。
ガレスの息がかかる度、肌が煽られるようにどんどん敏感になっていき、気持ち良さに酩酊状態の私にガレスの行動を止めることはできなかった。
「ああ、ココ様っ!」
「きゃっ!」
身を起こしたガレスに両足を大きく拡げられ上半身の方へ折り畳まれた。
下着を身に付けているとはいえ剥き出しにされた恥部に、ガレスがどこを舐めたがっているのかわかり、恥ずかしさに体中が熱くなった。
「・・・いやらしい下着だ」
ああ、このパンティには穴が二つ開いているのだ。
あまりのことに目を強く瞑ってしまったが、ガレスの視線がどこに向いているかがわかってしまう。
「はぁ、はぁ、・・・良い匂いです。以前よりも、もっと強く俺を誘う」
“良い”匂い?
汗臭さ、ではない?
戸惑ったが、ガレスが獣人なのだと思い至った。
つまり、人よりも鼻が利くと?
ふんふんと恥部に鼻を寄せられた。
「ひ、あんっ、・・・や、やめっ、」
──体が、覚えてる。
そこに、ひどく気持ち良い場所があることを。
半年以上前の、嵐のように過ぎ去ったあの夜に教えられた場所。
ガレスの顔がそこに近付き、息がかかっただけで、私は体がのけぞるほど感じた。
「ナカがうねっていますね」
ぺろりと熱い舌で下から上に舐め上げられた。
何度か味わうように同じことをされ、そこが確かに物欲しそうにうねっているのが自分でも感じられた。
「・・・いい匂いだ」
「う、・・・んんっ」
そんなところで吐息混じりに喋られ、思わずびくんと引くつきながらガレスの顔を両方の内腿で挟んでしまう。
「ガレスぅ、も、・・・そこ、ダメ。・・・おしまいっ」
「どんどん蜜が溢れてきているのに?もっとください」
熱い舌が敏感な一点をくすぐり、蜜壺の蜜をかき回し、啜る。
「うっ・・、んうっ、あっ、あっ、・・・は、あん」
時間の感覚がマヒするほど長く、ずっとそこを愛撫され続け、いつしか閉じてしまった目の裏に真っ白な星がいくつも散り、喘ぎ声を抑えられなくなった頃、ガレスがそこに指をそっと挿入した。
「少しずつ、入れていきますからね。痛かったら教えて下さいね」
指を少し入れ、ぐるりと大きく回す。そしてまた少し進み、同じようにまた。
決して急がないガレス。
初めての私をとても気遣ってくれている。そうわかっているけれど、まだ終わりの来ない悦楽に、目からは涙が次々に溢れ出た。
「嫌っ、いやぁっ、・・・も、・・・ガレスの、バカっ、バカっ・・・!!」
差し込まれぐりぐりと押し上げるような動きをするガレスの指は2本、3本と増えた。
「ガレスっ・・・!」
尿意に似たものが押し寄せ、ぷしゅ、と小さな液体の弾ける音がして、私は、堪らえる間もなくお漏らしをしてしまった。
「うっ、うっ・・・うぇぇ・・ん」
終わった──。
もう、女としてだけじゃなく、人としても。
好きな人の前で、──本当に、これ以上ないくらい目の前でお漏らし、とか。
私は涙が止まらずえぐえぐ泣いたが、ガレスがとんでもないことを言い放った。
「・・・あぁ、可愛いいぃっっ!!生きてて良かった!!」
「ガ、ガレス・・・?」
「ココ様、準備ができたようですね。ゆっくり挿れますからね」
「・・・いいの?私、今、う、うぇ、ん・・・お、お漏らしを・・・」
ごめんなさい、と羞恥に泣く私にガレスが幸せそうに笑った。
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