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第3章 魔導帝国ハビリオン編
この世は地獄
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ハロー!エブリバディ!異世界生活25日目の朝を迎えましたよ!!
キャー!!今日は、アスキルのお城に行く日なのですよ!
もう興奮がノンストップ!!
…落ち着こう
「う~ん…ユウトぉ…」
「はいはい、ちょっと離れてねー」
ヨイショと、フェルを引き剥がして部屋を出る
心配だから、と昨日勝手にベッドに入ってきて抱き着かれたのだ
抱き枕的な抱き心地だけど、鼻息が荒いからちょっと眠れないんだよね…
朝の支度を終え、門へと向かう
早朝だからか空気が澄んでいるのが感じられる
なんかこういう朝の空気って好きなんだよ…あまり人もいないから静かだし
門には白を基調とした綺麗な箱馬車が留まっていた
この世界で見た馬車の中で一番綺麗かも
さすがお城の馬車だわ
馬車をひく馬もなんかキラキラしてるように見える
さすがお城の馬車だわ
近付くと馬車の前に執事っぽい人が立っているのがわかった
その執事は綺麗な所作で頭を下げてきたので慌てて俺も頭を下げる
「ユウト様ですね?お迎えにあがりました」
そう言って執事はこれまた優雅な動きで馬車の扉を開ける
俺はペコペコしながら馬車の中へと入る
うるさい!小市民なんだもんよ!
中も綺麗に整えられていて向かい合わせに座席がある
俺は進行方向を向くように座り窓から外を見る
執事は馬車の御者席?に座ったらしい
執事兼御者なのかね?
「では参ります」
馬の嘶きと共に馬車が動き出した
・・・
「お待ちしておりました」
あっという間に城の敷地内に入り、城の近くまで来てから馬車から降りる
すると先程の執事ではない執事が現れた
執事Bにしておこう
最初に迎えに来た執事Aよりも執事Bはさらにザ執事って感じ
真っ白なヒゲが執事感を増加させている
モノクルは付けてないのがちょっと残念…
まぁそもそもモノクルってこの世界にあんのかね?
そんな事を思っていると、いつの間にか応接室のような部屋でソファに腰掛けていた
はっ…!なんというエスコート力!これが執事パワーか!
執事Bのエスコート力に慄いていると使用人っぽい人達がお茶菓子のような物を持ってきてくれた
ありがたくいただき…これ、勝手に食べていいの?
「どうぞ、お好きな分だけ召し上がってください」
考えが顔に出ていたのか、使用人がそんな事を言ってくる
なんか凄い恥ずかしいんですけど…やめて!そんなに食に貪欲じゃないから!やめて!そこ!微笑まないで!!
使用人達から目を逸らしながらまずは紅茶っぽいものに手をつける
…あ、美味しい
しばらくすると、俺が入ってきた扉とは別の扉から2人が入ってきた
片方がアスキルなので、もう片方の人はもしかしなくても…
それに気付いて慌てて立ち上がり頭を下げる
「ここは公の場ではないからね、緊張しなくても問題無いよ」
柔らかい声でそう言われ頭を上げる
目の前にはアスキルを大人にした感じの男の人がいて微笑んでいた
・・・
・・・・・・
「ぉぃ…おいッ!!」
「ハッ…!」
気付くとアスキルが目の前にいた
なぜだか不機嫌そうだけど…なぜに?
「あれ?」
部屋を見渡して見るとアスキル以外誰もいなかった
…おかしいな、さっきまでアスキルの父…皇帝様とお話してたはずだけど…
記憶が無い
「なに寝惚けてんだ?さっさと行くぞ」
「…どこに?」
状況がわからないでいると、アスキルが変な事を言ってくる
行くってどこに?どういう展開なの?誰か!教えてプリーズ!!
「いいから行くぞ!」
「???」
状況がわからぬまま、グイッと引っ張られ無理矢理部屋から出された
…もしかしてなんか精神攻撃とかされてたん?いやいや…【精神攻撃無効】を持ってるからそんな事は無いと思うけど…
賢者先生に確認をとるか…
(賢者先生!俺はどうなったの?)
《過度の緊張により記憶が一部飛んでいる状態です》
「………」
どうやら権力者との対面は俺にとっては記憶が飛ぶほどの出来事だったらしい
どんだけ小心者やねん…
会話の内容を思い出そうとするが、アスキルがズンズン進んで行ってしまう
それだけならどうでもいいのだが、俺の服を掴んでいるため俺も強制的に進むハメになってしまっている
というかどこに向かってるの?記憶が飛んでるから目的地がわからないんですけ…
(ま…まさか…!?)
この城の中で目的地といえば一つしかないじゃないか!
キタキタキタァ!!!はっ!心の準備が!オラわくわくすっぞ!!
急にテンションが上がった俺に、変な目を向けるアスキルだがそんなの関係無いわ!さっさと行くぞ!
・・・
「え?魅惑の園は?俺の希望は…?」
俺の目の前にあったのはキャッキャウフフな桃色の楽園では無く…
「はぁっ…!!」
「オラッ!!」
「グッ…!このッ!」
男臭い汗がキラキラと光を反射しながら飛び、熱気が部屋全体を包んでいる
そんな光景が広がっていた
「…ど…どうして…」
膝から崩れ落ちそうになる俺にアスキルが言った
「何言ってんだお前?ここは兵士の訓練棟だぞ?」
…なぜだ!!お前は桃色の楽園に案内してくれるんじゃなかったのか!?こんな男臭い空間に案内される筋合いは無い!!
さっさとこんな地獄から脱出しなければ!!
「おやアスキル様、お待ちしておりました…ご友人はそちらの方ですね?初めまして私は兵士長をしております、カザルと申します」
しかし誰かが話しかけてきたので逃走は失敗に終わった
…ちくしょう
「…こ…こんにちは」
「城の見学でね、ここを見に来たから少しお邪魔するよ」
どうやらアスキルは俺と城を見て回るつもりらしい…そんな話聞いて…いや、記憶が飛んでたんだった…
というか邪魔しない方がいいんじゃないの?お城の兵士達からしたら皇子様がいるんじゃ集中出来ないと思うし…
「みんな忙しいんじゃ…」
それとなく理由をつけて脱出を試みるが…
「昨日のうちから話は通してあるから大丈夫だよ」
猫被り状態のアスキルが脱出の希望を打ち砕いた
予約済みかーい!!準備万端じゃねぇか!!
「どうぞ、ご自由に見ていってくださいね」
遠慮しますぅぅ!!ご自由に帰らせていただきますぅぅ!!
…無理ですかそうですか
でもまぁ希望は潰えたわけじゃない
城の見学ってことは…ねぇ?やっぱり会えるかもしれないでしょ?
ハッハッハッ!ならばこの地獄も耐えられる!
そう思ってた時期もありました
「ユウト…大丈夫か?」
「だいじょばない…うぅ…」
近くで見てたまでは良かった
誰にも気付かれないように風の壁を発生させて汗の匂いを遮断していたので我慢出来ていたのだが、まさか汗を出す本体が飛んでくるとは思わなかった
考えても見て?薄着で剣を振るっていたヒゲマッチョが吹っ飛んでくるんだよ?
正面じゃなくて背中からだったからまだマシだけ…いや、マシじゃないな
そして風の壁を突破したヒゲ男が俺にぶつかって一緒に倒れ込んだのよ
そう…汗をビッショリかいた状態でね
また記憶が飛ぶところだったわ
マッチョの脇が俺の顔に…あぁぁぁぁ!!!思い出したくない!!脳が拒否している!!あんな地獄初めて味わったよ!!ツラァァァイ!!
あの後、手加減せずに風魔法で吹き飛ばしてすぐに逃げて来ちゃったけどあのヒゲマッチョ大丈夫だったかな…いやッ!心配する必要などないわ!!心配されるのこっち側だし!
「お…お水頂戴」
「あ…ああ」
壁に背中を預けて座り込んでる俺にアスキルは心配そうにしていたので水を注文しといた
皇子をパシリにするとか俺ひどいわ…いやこの状態では仕方ないでしょ
「…ん?」
ボーッと廊下を見ていると、さっきの練習部屋の近くに別の部屋がある事がわかった
いや、それは別に変な事じゃないんだけど…
(今、一瞬だけ違和感が…)
少し見るだけ…と、立ち上がりその部屋へと歩くのだった
――――――――――――――――――――――――――――――
皆さんお久しぶりです!
アオネコさんです!
近況ボードにも書きましたが、作者がインフルエンザになってしまい先週の更新が出来ませんでした
本当に申し訳ありません
そして一応…ですが、
いつの間にか『こんな異世界望んでません!』1周年を迎えました!イエーイ!
書き続けられるのも読者の皆様のおかげです!
本当にありがとうございます!
これからも頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します!!
…皆様もインフルエンザなどにお気を付けくださいませ
キャー!!今日は、アスキルのお城に行く日なのですよ!
もう興奮がノンストップ!!
…落ち着こう
「う~ん…ユウトぉ…」
「はいはい、ちょっと離れてねー」
ヨイショと、フェルを引き剥がして部屋を出る
心配だから、と昨日勝手にベッドに入ってきて抱き着かれたのだ
抱き枕的な抱き心地だけど、鼻息が荒いからちょっと眠れないんだよね…
朝の支度を終え、門へと向かう
早朝だからか空気が澄んでいるのが感じられる
なんかこういう朝の空気って好きなんだよ…あまり人もいないから静かだし
門には白を基調とした綺麗な箱馬車が留まっていた
この世界で見た馬車の中で一番綺麗かも
さすがお城の馬車だわ
馬車をひく馬もなんかキラキラしてるように見える
さすがお城の馬車だわ
近付くと馬車の前に執事っぽい人が立っているのがわかった
その執事は綺麗な所作で頭を下げてきたので慌てて俺も頭を下げる
「ユウト様ですね?お迎えにあがりました」
そう言って執事はこれまた優雅な動きで馬車の扉を開ける
俺はペコペコしながら馬車の中へと入る
うるさい!小市民なんだもんよ!
中も綺麗に整えられていて向かい合わせに座席がある
俺は進行方向を向くように座り窓から外を見る
執事は馬車の御者席?に座ったらしい
執事兼御者なのかね?
「では参ります」
馬の嘶きと共に馬車が動き出した
・・・
「お待ちしておりました」
あっという間に城の敷地内に入り、城の近くまで来てから馬車から降りる
すると先程の執事ではない執事が現れた
執事Bにしておこう
最初に迎えに来た執事Aよりも執事Bはさらにザ執事って感じ
真っ白なヒゲが執事感を増加させている
モノクルは付けてないのがちょっと残念…
まぁそもそもモノクルってこの世界にあんのかね?
そんな事を思っていると、いつの間にか応接室のような部屋でソファに腰掛けていた
はっ…!なんというエスコート力!これが執事パワーか!
執事Bのエスコート力に慄いていると使用人っぽい人達がお茶菓子のような物を持ってきてくれた
ありがたくいただき…これ、勝手に食べていいの?
「どうぞ、お好きな分だけ召し上がってください」
考えが顔に出ていたのか、使用人がそんな事を言ってくる
なんか凄い恥ずかしいんですけど…やめて!そんなに食に貪欲じゃないから!やめて!そこ!微笑まないで!!
使用人達から目を逸らしながらまずは紅茶っぽいものに手をつける
…あ、美味しい
しばらくすると、俺が入ってきた扉とは別の扉から2人が入ってきた
片方がアスキルなので、もう片方の人はもしかしなくても…
それに気付いて慌てて立ち上がり頭を下げる
「ここは公の場ではないからね、緊張しなくても問題無いよ」
柔らかい声でそう言われ頭を上げる
目の前にはアスキルを大人にした感じの男の人がいて微笑んでいた
・・・
・・・・・・
「ぉぃ…おいッ!!」
「ハッ…!」
気付くとアスキルが目の前にいた
なぜだか不機嫌そうだけど…なぜに?
「あれ?」
部屋を見渡して見るとアスキル以外誰もいなかった
…おかしいな、さっきまでアスキルの父…皇帝様とお話してたはずだけど…
記憶が無い
「なに寝惚けてんだ?さっさと行くぞ」
「…どこに?」
状況がわからないでいると、アスキルが変な事を言ってくる
行くってどこに?どういう展開なの?誰か!教えてプリーズ!!
「いいから行くぞ!」
「???」
状況がわからぬまま、グイッと引っ張られ無理矢理部屋から出された
…もしかしてなんか精神攻撃とかされてたん?いやいや…【精神攻撃無効】を持ってるからそんな事は無いと思うけど…
賢者先生に確認をとるか…
(賢者先生!俺はどうなったの?)
《過度の緊張により記憶が一部飛んでいる状態です》
「………」
どうやら権力者との対面は俺にとっては記憶が飛ぶほどの出来事だったらしい
どんだけ小心者やねん…
会話の内容を思い出そうとするが、アスキルがズンズン進んで行ってしまう
それだけならどうでもいいのだが、俺の服を掴んでいるため俺も強制的に進むハメになってしまっている
というかどこに向かってるの?記憶が飛んでるから目的地がわからないんですけ…
(ま…まさか…!?)
この城の中で目的地といえば一つしかないじゃないか!
キタキタキタァ!!!はっ!心の準備が!オラわくわくすっぞ!!
急にテンションが上がった俺に、変な目を向けるアスキルだがそんなの関係無いわ!さっさと行くぞ!
・・・
「え?魅惑の園は?俺の希望は…?」
俺の目の前にあったのはキャッキャウフフな桃色の楽園では無く…
「はぁっ…!!」
「オラッ!!」
「グッ…!このッ!」
男臭い汗がキラキラと光を反射しながら飛び、熱気が部屋全体を包んでいる
そんな光景が広がっていた
「…ど…どうして…」
膝から崩れ落ちそうになる俺にアスキルが言った
「何言ってんだお前?ここは兵士の訓練棟だぞ?」
…なぜだ!!お前は桃色の楽園に案内してくれるんじゃなかったのか!?こんな男臭い空間に案内される筋合いは無い!!
さっさとこんな地獄から脱出しなければ!!
「おやアスキル様、お待ちしておりました…ご友人はそちらの方ですね?初めまして私は兵士長をしております、カザルと申します」
しかし誰かが話しかけてきたので逃走は失敗に終わった
…ちくしょう
「…こ…こんにちは」
「城の見学でね、ここを見に来たから少しお邪魔するよ」
どうやらアスキルは俺と城を見て回るつもりらしい…そんな話聞いて…いや、記憶が飛んでたんだった…
というか邪魔しない方がいいんじゃないの?お城の兵士達からしたら皇子様がいるんじゃ集中出来ないと思うし…
「みんな忙しいんじゃ…」
それとなく理由をつけて脱出を試みるが…
「昨日のうちから話は通してあるから大丈夫だよ」
猫被り状態のアスキルが脱出の希望を打ち砕いた
予約済みかーい!!準備万端じゃねぇか!!
「どうぞ、ご自由に見ていってくださいね」
遠慮しますぅぅ!!ご自由に帰らせていただきますぅぅ!!
…無理ですかそうですか
でもまぁ希望は潰えたわけじゃない
城の見学ってことは…ねぇ?やっぱり会えるかもしれないでしょ?
ハッハッハッ!ならばこの地獄も耐えられる!
そう思ってた時期もありました
「ユウト…大丈夫か?」
「だいじょばない…うぅ…」
近くで見てたまでは良かった
誰にも気付かれないように風の壁を発生させて汗の匂いを遮断していたので我慢出来ていたのだが、まさか汗を出す本体が飛んでくるとは思わなかった
考えても見て?薄着で剣を振るっていたヒゲマッチョが吹っ飛んでくるんだよ?
正面じゃなくて背中からだったからまだマシだけ…いや、マシじゃないな
そして風の壁を突破したヒゲ男が俺にぶつかって一緒に倒れ込んだのよ
そう…汗をビッショリかいた状態でね
また記憶が飛ぶところだったわ
マッチョの脇が俺の顔に…あぁぁぁぁ!!!思い出したくない!!脳が拒否している!!あんな地獄初めて味わったよ!!ツラァァァイ!!
あの後、手加減せずに風魔法で吹き飛ばしてすぐに逃げて来ちゃったけどあのヒゲマッチョ大丈夫だったかな…いやッ!心配する必要などないわ!!心配されるのこっち側だし!
「お…お水頂戴」
「あ…ああ」
壁に背中を預けて座り込んでる俺にアスキルは心配そうにしていたので水を注文しといた
皇子をパシリにするとか俺ひどいわ…いやこの状態では仕方ないでしょ
「…ん?」
ボーッと廊下を見ていると、さっきの練習部屋の近くに別の部屋がある事がわかった
いや、それは別に変な事じゃないんだけど…
(今、一瞬だけ違和感が…)
少し見るだけ…と、立ち上がりその部屋へと歩くのだった
――――――――――――――――――――――――――――――
皆さんお久しぶりです!
アオネコさんです!
近況ボードにも書きましたが、作者がインフルエンザになってしまい先週の更新が出来ませんでした
本当に申し訳ありません
そして一応…ですが、
いつの間にか『こんな異世界望んでません!』1周年を迎えました!イエーイ!
書き続けられるのも読者の皆様のおかげです!
本当にありがとうございます!
これからも頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します!!
…皆様もインフルエンザなどにお気を付けくださいませ
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