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第3章 魔導帝国ハビリオン編
元気なお爺ちゃん
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ギルドの冒険者の視線の先には助けようと思っていた爽やかヤテ君とお爺さんがいる…まぁただのお爺さんじゃないことはすぐにわかる
バランスの良い長身の体に床にまで届きそうなローブ…白いそのローブに綺麗な青色の刺繍がアクセントとしてローブを彩っている
そして左の胸元には金色の紋章のようなものが縫われていた
肩よりも長い髪は綺麗な白で髪と同じ色の髭は胸辺りまで伸びている
そして顔は皺がいくつも出来ているがとても整っており青色の目からは深い知性が感じられる…
そしてこのお爺さんこそが魔力感知と賢者先生が反応した大きな魔力の正体だ
「…聞いておるかの…?」
「…!はい!すみません!」
俺がお爺さんを不躾に見ていて返事をしなかったことを思い出し慌てて返事をする
「えっと…俺がユウト…です」
俺がそう言うとお爺さんが口を開いた
「わしはウィアベルじゃよろしくのぅ」
お爺さん改めウィアベルさんとの自己紹介が終わると爽やかヤテ君が
「ここでは何ですからこちらへどうぞ」
とウィアベルさんをカウンターの向こうの部屋へ通した…へぇ~そんなところに部屋があったのね…え?俺も行くの?ちょっ…なんで!?
応接室みたいな所に通されて2つあるソファに向かい合わせに座らされる
爽やかヤテ君はすぐにお茶を持ってきて俺の隣に座った
なんでこんな事になっているのかわからない俺を置いて爽やかヤテ君が話し始める
「話によるとユウト君はハビリオンの魔法学校に入学予定なんですよね?」
ええそうですと頷いておく
「それでウィアベルさんはハビリオンへの送迎役としてここに来たらしいんですよ」
へぇ~…え?
「そうなんですか…?」
「そうなんじゃよ」
…早くないか?たしか地図だとハビリオンまでは結構遠かったと思うけど…まだ5日くらいしか経ってないよ?…もしかしてめっちゃ足が速いお爺ちゃん…なのか?
「思ったよりも早いですね…」
目の前のお爺ちゃんが全力ダッシュする姿を思い浮かべながら俺は思ったことを口にする
「ふむ…それはのぅ」
ウィアベルさんはそこで一度口を閉じてチラッと爽やかヤテ君に視線を送る…すると爽やかヤテ君は立ち上がりペコッと頭を下げて部屋から出ていってしまった…ええ!?行っちゃうの!?心細いよー!
「ここからは個人情報の話じゃからの」
そう言って再びこちらに目を向けるウィアベルさん
「わしはユウト君がこれから入学するハビリオン魔法学院の学長なのじゃよ」
「え!?」
マジで!?学長先生自ら来ちゃったよ!まぁ見た目が長老みたいな感じだから学長先生でも違和感無いけどね…
「それでのぅレイト君が入学させたい者がおると言ってきての…それがユウト君だったのじゃ」
レイトさん無事にハビリオンに帰ったみたいだ…良かった良かった…ってそれって校長先生が自ら迎えに来る理由にならなくね?
「それでなぜ学長先生が自ら…?」
俺がそう言うと少し目を輝かせながらウィアベルさんが頷く
「レイト君から聞いたのじゃがユウト君は治癒魔法が使えるのじゃろ?」
「え…ええ…そうです」
「じゃからじゃよ!」
えっと…どういうことでしょう…?
治癒魔法が使えるのと校長先生が来るということになにか関係があるのだろうか…もしかして…
「学長先生も治癒魔法を使えるんですか?」
「いや使えんよ」
えー!!じゃあどういうことじゃ!わけがわからん!
「わしは魔法の才能がある者がいれば居ても立ってもいられない質でのぅレイト君からユウト君のことを聞いてすぐにこの町に飛んできたというわけじゃ」
まるで少年のようなキラキラした目で見つめられ少し縮こまってしまう
そしてウィアベルさんは老人とは思えぬ動きで俺に近づいてくる…は…速い…!ただもんじゃねぇ!
「学院の説明などは移動しながら話せるじゃろ!準備はしているとレイト君から聞いておるよすぐに出発じゃ!」
そう言いながら俺の手を掴んで急かしてくる…な…なんだこのお爺ちゃん…最初の印象と全然違うぞ…
てかもう行くの!?待って待って!まだ心の準備が!というか別れの挨拶みたいなのもしなきゃいけないし!
俺は慌てて説明して少し時間をもらい部屋から出て爽やかヤテ君にこれから出発することを伝える
「そうですか…」
ならカイルさんを呼びに行ってきますねと他のギルド員の人にカウンターを任せて町へ飛び出していった…え!?カイルさん町にいるの?
そのまましばらくギルドの入口を見ていたが時間があまりないことを思い出し慌てて自分の部屋へ戻る
「えーっと…」
部屋へ戻った俺はまずベッドの下に隠してあったお金を入れた袋を取り出してズボンのベルト辺りに引っ掛ける…これ…重さでズボンが落ちないかな…?大丈夫だよね…?
それからクローゼットを開く…中にカイルさんからもらった服がたくさん入っている
うーん…どうしよう…一応全部持っていこうかな…馬車とかだったら積めると思うし
そう思い服をクローゼットから出していると部屋のドアが勢いよく開かれた
「ユウト!」
「え?…あ!カイルさん!?」
びっくりしたわ!!もう少しゆっくりドア開けてほしい…
カイルさんはそのまま俺に近付きガバッと抱きしめてきた…ちょっ…いきなりなに!
「ユウト…ユウト…ユウト…」
俺の名前を何度も繰り返し呟くカイルさん…やっぱりカイルさんからしたら心配なのかね?でも俺頑張ってくるよ!
「…行ってしまうんだね…」
「俺…頑張ってきますから」
俺がそう言うと抱きしめる力が強くなる…ぐぅ…ちょっと…苦しいですはい…
「ようやく両想いになれたのに…」
…ん?
「あの…両想いってどう」
「でも仕方ない事だよね…俺が弱いばっかりに…ユウトには辛い思いをさせてしまったね…」
「いやあの…いつから両想」
「俺もね…ユウトの隣にいられるようにがんばるからね…待っていてね」
「だから両」
「…ごめん」
「んっ!?…んふっ…ちょ…んんっ…!」
なにー!!!なんでいきなりキスされとるの!?さっきから全く俺の話を聞かずに喋り始めて…そしてキスゥ!?どういうことやねん!!
「んっ…ユウト…かわいい…んちゅ…ちゅ…」
「…んあっ…カイ…さ…ちゅむ…んちゅ」
ぎゃぁぁ!舌が入ってきとるよー!ベロチューだ!ディープなやつだ!ひぃぃ!あ…そういえばアルバに襲われた時やられたんだっけ?ってそんなこと考えとる場合か!
ぴちゃ…ぷちゅ…ちゅむ…
部屋に唾液が交換される卑猥な音が響く…逃げようとするが抱きしめられたままなので動けない…
「ん…ユウト…のんで…」
「んちゅ…んあっ…んん…んく…んく…」
唾液が口の中に満杯になりそうで反射的にそれを飲んでしまった…ぎゃぁぁぁ!!ディープなキスでもやばいのに唾液飲んでしもうた!もう俺生きていけない…
「ん…いい子だね…ユウト…」
いい子ちゃうわ!!カイルさんどうしてしまったの!?誰かに洗脳されたのか!?誰かー!カイルさんがおかしくなったよー!
・・・
どのくらい経ったのか…俺の頭がぼーっとしてきて抵抗も弱々しく腰が抜けそうになってやっとカイルさんは口を離してくれた
「ぷはっ…はぁ…」
思いっきり空気を肺に取り込む…キスされてる時ほとんど呼吸出来なかったからね…はぁはぁ…
カイルさんと俺の口はまだ光る細い糸で繋がっている…てぇい!!…切った
カイルさんはというと満足気な表情で俺の顔を見て微笑む
「可愛いユウト…俺の事忘れないでね…」
俺は記憶から消し去りたいです…
バランスの良い長身の体に床にまで届きそうなローブ…白いそのローブに綺麗な青色の刺繍がアクセントとしてローブを彩っている
そして左の胸元には金色の紋章のようなものが縫われていた
肩よりも長い髪は綺麗な白で髪と同じ色の髭は胸辺りまで伸びている
そして顔は皺がいくつも出来ているがとても整っており青色の目からは深い知性が感じられる…
そしてこのお爺さんこそが魔力感知と賢者先生が反応した大きな魔力の正体だ
「…聞いておるかの…?」
「…!はい!すみません!」
俺がお爺さんを不躾に見ていて返事をしなかったことを思い出し慌てて返事をする
「えっと…俺がユウト…です」
俺がそう言うとお爺さんが口を開いた
「わしはウィアベルじゃよろしくのぅ」
お爺さん改めウィアベルさんとの自己紹介が終わると爽やかヤテ君が
「ここでは何ですからこちらへどうぞ」
とウィアベルさんをカウンターの向こうの部屋へ通した…へぇ~そんなところに部屋があったのね…え?俺も行くの?ちょっ…なんで!?
応接室みたいな所に通されて2つあるソファに向かい合わせに座らされる
爽やかヤテ君はすぐにお茶を持ってきて俺の隣に座った
なんでこんな事になっているのかわからない俺を置いて爽やかヤテ君が話し始める
「話によるとユウト君はハビリオンの魔法学校に入学予定なんですよね?」
ええそうですと頷いておく
「それでウィアベルさんはハビリオンへの送迎役としてここに来たらしいんですよ」
へぇ~…え?
「そうなんですか…?」
「そうなんじゃよ」
…早くないか?たしか地図だとハビリオンまでは結構遠かったと思うけど…まだ5日くらいしか経ってないよ?…もしかしてめっちゃ足が速いお爺ちゃん…なのか?
「思ったよりも早いですね…」
目の前のお爺ちゃんが全力ダッシュする姿を思い浮かべながら俺は思ったことを口にする
「ふむ…それはのぅ」
ウィアベルさんはそこで一度口を閉じてチラッと爽やかヤテ君に視線を送る…すると爽やかヤテ君は立ち上がりペコッと頭を下げて部屋から出ていってしまった…ええ!?行っちゃうの!?心細いよー!
「ここからは個人情報の話じゃからの」
そう言って再びこちらに目を向けるウィアベルさん
「わしはユウト君がこれから入学するハビリオン魔法学院の学長なのじゃよ」
「え!?」
マジで!?学長先生自ら来ちゃったよ!まぁ見た目が長老みたいな感じだから学長先生でも違和感無いけどね…
「それでのぅレイト君が入学させたい者がおると言ってきての…それがユウト君だったのじゃ」
レイトさん無事にハビリオンに帰ったみたいだ…良かった良かった…ってそれって校長先生が自ら迎えに来る理由にならなくね?
「それでなぜ学長先生が自ら…?」
俺がそう言うと少し目を輝かせながらウィアベルさんが頷く
「レイト君から聞いたのじゃがユウト君は治癒魔法が使えるのじゃろ?」
「え…ええ…そうです」
「じゃからじゃよ!」
えっと…どういうことでしょう…?
治癒魔法が使えるのと校長先生が来るということになにか関係があるのだろうか…もしかして…
「学長先生も治癒魔法を使えるんですか?」
「いや使えんよ」
えー!!じゃあどういうことじゃ!わけがわからん!
「わしは魔法の才能がある者がいれば居ても立ってもいられない質でのぅレイト君からユウト君のことを聞いてすぐにこの町に飛んできたというわけじゃ」
まるで少年のようなキラキラした目で見つめられ少し縮こまってしまう
そしてウィアベルさんは老人とは思えぬ動きで俺に近づいてくる…は…速い…!ただもんじゃねぇ!
「学院の説明などは移動しながら話せるじゃろ!準備はしているとレイト君から聞いておるよすぐに出発じゃ!」
そう言いながら俺の手を掴んで急かしてくる…な…なんだこのお爺ちゃん…最初の印象と全然違うぞ…
てかもう行くの!?待って待って!まだ心の準備が!というか別れの挨拶みたいなのもしなきゃいけないし!
俺は慌てて説明して少し時間をもらい部屋から出て爽やかヤテ君にこれから出発することを伝える
「そうですか…」
ならカイルさんを呼びに行ってきますねと他のギルド員の人にカウンターを任せて町へ飛び出していった…え!?カイルさん町にいるの?
そのまましばらくギルドの入口を見ていたが時間があまりないことを思い出し慌てて自分の部屋へ戻る
「えーっと…」
部屋へ戻った俺はまずベッドの下に隠してあったお金を入れた袋を取り出してズボンのベルト辺りに引っ掛ける…これ…重さでズボンが落ちないかな…?大丈夫だよね…?
それからクローゼットを開く…中にカイルさんからもらった服がたくさん入っている
うーん…どうしよう…一応全部持っていこうかな…馬車とかだったら積めると思うし
そう思い服をクローゼットから出していると部屋のドアが勢いよく開かれた
「ユウト!」
「え?…あ!カイルさん!?」
びっくりしたわ!!もう少しゆっくりドア開けてほしい…
カイルさんはそのまま俺に近付きガバッと抱きしめてきた…ちょっ…いきなりなに!
「ユウト…ユウト…ユウト…」
俺の名前を何度も繰り返し呟くカイルさん…やっぱりカイルさんからしたら心配なのかね?でも俺頑張ってくるよ!
「…行ってしまうんだね…」
「俺…頑張ってきますから」
俺がそう言うと抱きしめる力が強くなる…ぐぅ…ちょっと…苦しいですはい…
「ようやく両想いになれたのに…」
…ん?
「あの…両想いってどう」
「でも仕方ない事だよね…俺が弱いばっかりに…ユウトには辛い思いをさせてしまったね…」
「いやあの…いつから両想」
「俺もね…ユウトの隣にいられるようにがんばるからね…待っていてね」
「だから両」
「…ごめん」
「んっ!?…んふっ…ちょ…んんっ…!」
なにー!!!なんでいきなりキスされとるの!?さっきから全く俺の話を聞かずに喋り始めて…そしてキスゥ!?どういうことやねん!!
「んっ…ユウト…かわいい…んちゅ…ちゅ…」
「…んあっ…カイ…さ…ちゅむ…んちゅ」
ぎゃぁぁ!舌が入ってきとるよー!ベロチューだ!ディープなやつだ!ひぃぃ!あ…そういえばアルバに襲われた時やられたんだっけ?ってそんなこと考えとる場合か!
ぴちゃ…ぷちゅ…ちゅむ…
部屋に唾液が交換される卑猥な音が響く…逃げようとするが抱きしめられたままなので動けない…
「ん…ユウト…のんで…」
「んちゅ…んあっ…んん…んく…んく…」
唾液が口の中に満杯になりそうで反射的にそれを飲んでしまった…ぎゃぁぁぁ!!ディープなキスでもやばいのに唾液飲んでしもうた!もう俺生きていけない…
「ん…いい子だね…ユウト…」
いい子ちゃうわ!!カイルさんどうしてしまったの!?誰かに洗脳されたのか!?誰かー!カイルさんがおかしくなったよー!
・・・
どのくらい経ったのか…俺の頭がぼーっとしてきて抵抗も弱々しく腰が抜けそうになってやっとカイルさんは口を離してくれた
「ぷはっ…はぁ…」
思いっきり空気を肺に取り込む…キスされてる時ほとんど呼吸出来なかったからね…はぁはぁ…
カイルさんと俺の口はまだ光る細い糸で繋がっている…てぇい!!…切った
カイルさんはというと満足気な表情で俺の顔を見て微笑む
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俺は記憶から消し去りたいです…
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