191 / 226
:第9章 「生き方」
・9-3 第192話:「捕らわれのサムライ:3」
しおりを挟む
・9-3 第192話:「捕らわれのサムライ:3」
シュリュード男爵たちが怪我の治療もしないまま立ち去ると、源九郎はほんの少しだけの時間、気を失った。
これほど痛めつけられた経験など、これまでにあるはずもない。
転生してくる以前に背中からナイフで刺されるという稀有(けう)な体験はしたが、あの時は数分の内に出血多量で命を失ってしまったし、苦痛を長く与えて欲しい情報を引き出す目的での拷問、あるいはとにかく痛みと屈辱を与えることを目的とした私刑(リンチ)とは、まったく違っている。
全身から、悲鳴があがっている。
心臓が脈打つたびに鈍く、熱い痛みが神経を駆け巡り、身体のすべての表面から痛みを告げる電気信号が神経細胞を通して脳へと送られてくる。それは表面からだけでなく、内部からも。骨が折れたり、剥離(はくり)したり、砕けている場所もあるし、殴打されたことによる損傷は筋肉にも及んでいる。
もし、内臓にまでダメージが入っていれば。このままサムライは、緩慢に死んでいくことだろう。
いや、このままここで放置されれば、じきに消耗して衰弱死するのに違いない。もしかするとそのまま、干からびてミイラになるまで放置される可能性だってある。
(さすがに、二度目の転生はねぇよな)
意識を取り戻した彼は陰気な拷問部屋の光景を再確認し、自身が置かれた最悪の状況をあらためて認識すると、苦笑を浮かべていた。
もう、笑うしかない。
悲鳴をあげたかった。だが、そうしたところで余計に身体が痛むなのはわかりきっていたし、シュリュード男爵たちを喜ばせるのは癪(しゃく)だ。
かといって、静かに痛みに耐えているのでは、あまりにも辛すぎる。
自分の置かれた状況を、笑う。自嘲する。
それ以外に自身の苦しみを緩和する手段を、彼は思いつくことが出来なかった。
———悔やみ始めたら、キリがない。
あの時刀が折れてしまわなければ。そこで呆然とせず、すぐに逃げ出していれば。
異世界に転生すれば、そこには愉快で痛快な物語だけが待っているのだと思っていた。
しかし実際には、そうでもない。
楽しいことはたくさんあった。もう一度思う存分に刀を振るい、数多くの敵を相手に大立ち回り。野盗といった悪を倒し弱きを助けることができたし、令和の日本にいたら決して目にすることのできなかった、いろいろな景色を見ることも出来た。
仲間にも恵まれたと思う。一緒に旅を始めた元村娘・フィーナは健気でなんとか幸せにしてやりたいと思える少女だったし、猫人(ナオナー)族の商人・マオは、自己保身に走る気はあったがそれは彼の未熟さ故で、その性格は愉快で楽しかった。犬人(ワウ)族のラウルはいけ好かないところもあるが正義感に満ちた奴だったし、異国からはるばる旅をして来た巫女・珠穂は、ツンとしたプライドの高い性格と少し周囲から距離を置こうとし秘密を抱えている不思議さが興味を沸かせてくれる。そして実はお姫様だったセシリアは、わがままで世間知らずではあったものの、これからの成長を楽しみだと思える少女だった。
その、[楽しい異世界道中]の行き着いた先が、こんな、暗くてジメジメとした地底とは。
自身をこの世界に転生させた[神]に、「やり直せ! 」と言いたくなるような始末だ。
———しかしこれは、自分自身の選んだ結果であることは、よく理解している。
そもそもこの旅路は、[神]が当初計画していたモノとは異なっていた。いわゆる[チート]を授かることを拒否し、アラフォーのおっさんの肉体のまま、かつて撮影中の[事故]の後遺症で負った身体障害だけを除去して転生させてくれと頼んだのは、他の誰でもない。
源九郎なのだ。
野盗に苦しめられる人々を、自らに課したルールがあったのにせよ、十分な力があるのに自身の手では助けようとしない[神]に腹を立てて絶縁してしまったが、この世界に転生させてくれたことについては感謝こそすれ、恨みなどない。
己の殺陣(たて)の技だけで、すべてを切り開いていく。
その、源九郎が追いかけて来た[夢]が、そもそも困難であったのだ。
なんの特別な力もなしにこの世界で思うままに楽しもうなど、できるはずがなかった。
だがそれでも刀一振りだけで駆け出したのは、それが[夢]だったからだ。
自分はずっとそれを、追い続けてきた。
サムライという存在が消滅してから百年以上も経った令和の日本で、己の剣ですべてを切り開き、人々を守る。
その生き方を、「カッコイイ! 」と感じた。
自分もそうなりたいと願った。
だからこそがむしゃらに、周囲の反対や懸念を押し切って突き進み、ひたすらに追い求めてきた。
それ以外の生き方など望まない。
自分の信じた「カッコイイ! 」を手にしたい。
そして自身の姿を目にした人々に、とびっきりのドヤ顔で言ってやりたかったのだ。
「どーだい? 俺って、カッコいいだろう? 」
と。
それが、この有様だ。
無様と言われてもなんの反論のしようもない。
自分自身を自嘲する他はない。
———それでも、不思議と後悔はなかった。
満足感だけがあった。
なぜならこれは、すべて自らが選び続けた道の果てにある出来事だからだ。
[夢]をひたすらに追い続け、[夢中]に生きて来た。
日々を必死に、決して折れることなく努力し、誰かから与えられたものではない人生を[生きた]のだ。
チートといったものがあれば、それは、愉快なことだっただろう。
だが、源九郎に言わせればそれは、「無粋」というものだった。
アラフォーになったおっさんの、それまでの人生。
懸命に生きて来た自分自身。
[神]が与えてくれるからと言って、ホイホイとそれに飛びつき、力を授かって、好き勝手に生きる。
それは、これまでに己が積み重ねて来たモノ、信じて来たモノをすべて否定し、台無しにすることだ。
源九郎は、唐突に誰かから放ってよこされた、他者に与えられた[特別]で無邪気に喜べるような人間ではなかった。
だからこのままここで、骸(むくろ)となって、人知れずに朽ち果てたとしても、後悔したり、誰かを恨んだりすることはない。
そんなことは筋違いであったし、なにより、「カッコ悪い」からだ。
「まぁ……、考えていたのとは、だいぶ違うけどな」
このまま消えていくのは覚悟の上だが、思っていたほどにはカッコよいモノでもない。
自分の好きに生きて来た結果だから受け入れざるを得ないが、やはり、滑稽さ、惨めさは否定することが出来ない。
———サムライ以外には誰もいなくなったはずの拷問部屋の出入り口に人影があらわれたのは、その時だった。
シュリュード男爵たちが怪我の治療もしないまま立ち去ると、源九郎はほんの少しだけの時間、気を失った。
これほど痛めつけられた経験など、これまでにあるはずもない。
転生してくる以前に背中からナイフで刺されるという稀有(けう)な体験はしたが、あの時は数分の内に出血多量で命を失ってしまったし、苦痛を長く与えて欲しい情報を引き出す目的での拷問、あるいはとにかく痛みと屈辱を与えることを目的とした私刑(リンチ)とは、まったく違っている。
全身から、悲鳴があがっている。
心臓が脈打つたびに鈍く、熱い痛みが神経を駆け巡り、身体のすべての表面から痛みを告げる電気信号が神経細胞を通して脳へと送られてくる。それは表面からだけでなく、内部からも。骨が折れたり、剥離(はくり)したり、砕けている場所もあるし、殴打されたことによる損傷は筋肉にも及んでいる。
もし、内臓にまでダメージが入っていれば。このままサムライは、緩慢に死んでいくことだろう。
いや、このままここで放置されれば、じきに消耗して衰弱死するのに違いない。もしかするとそのまま、干からびてミイラになるまで放置される可能性だってある。
(さすがに、二度目の転生はねぇよな)
意識を取り戻した彼は陰気な拷問部屋の光景を再確認し、自身が置かれた最悪の状況をあらためて認識すると、苦笑を浮かべていた。
もう、笑うしかない。
悲鳴をあげたかった。だが、そうしたところで余計に身体が痛むなのはわかりきっていたし、シュリュード男爵たちを喜ばせるのは癪(しゃく)だ。
かといって、静かに痛みに耐えているのでは、あまりにも辛すぎる。
自分の置かれた状況を、笑う。自嘲する。
それ以外に自身の苦しみを緩和する手段を、彼は思いつくことが出来なかった。
———悔やみ始めたら、キリがない。
あの時刀が折れてしまわなければ。そこで呆然とせず、すぐに逃げ出していれば。
異世界に転生すれば、そこには愉快で痛快な物語だけが待っているのだと思っていた。
しかし実際には、そうでもない。
楽しいことはたくさんあった。もう一度思う存分に刀を振るい、数多くの敵を相手に大立ち回り。野盗といった悪を倒し弱きを助けることができたし、令和の日本にいたら決して目にすることのできなかった、いろいろな景色を見ることも出来た。
仲間にも恵まれたと思う。一緒に旅を始めた元村娘・フィーナは健気でなんとか幸せにしてやりたいと思える少女だったし、猫人(ナオナー)族の商人・マオは、自己保身に走る気はあったがそれは彼の未熟さ故で、その性格は愉快で楽しかった。犬人(ワウ)族のラウルはいけ好かないところもあるが正義感に満ちた奴だったし、異国からはるばる旅をして来た巫女・珠穂は、ツンとしたプライドの高い性格と少し周囲から距離を置こうとし秘密を抱えている不思議さが興味を沸かせてくれる。そして実はお姫様だったセシリアは、わがままで世間知らずではあったものの、これからの成長を楽しみだと思える少女だった。
その、[楽しい異世界道中]の行き着いた先が、こんな、暗くてジメジメとした地底とは。
自身をこの世界に転生させた[神]に、「やり直せ! 」と言いたくなるような始末だ。
———しかしこれは、自分自身の選んだ結果であることは、よく理解している。
そもそもこの旅路は、[神]が当初計画していたモノとは異なっていた。いわゆる[チート]を授かることを拒否し、アラフォーのおっさんの肉体のまま、かつて撮影中の[事故]の後遺症で負った身体障害だけを除去して転生させてくれと頼んだのは、他の誰でもない。
源九郎なのだ。
野盗に苦しめられる人々を、自らに課したルールがあったのにせよ、十分な力があるのに自身の手では助けようとしない[神]に腹を立てて絶縁してしまったが、この世界に転生させてくれたことについては感謝こそすれ、恨みなどない。
己の殺陣(たて)の技だけで、すべてを切り開いていく。
その、源九郎が追いかけて来た[夢]が、そもそも困難であったのだ。
なんの特別な力もなしにこの世界で思うままに楽しもうなど、できるはずがなかった。
だがそれでも刀一振りだけで駆け出したのは、それが[夢]だったからだ。
自分はずっとそれを、追い続けてきた。
サムライという存在が消滅してから百年以上も経った令和の日本で、己の剣ですべてを切り開き、人々を守る。
その生き方を、「カッコイイ! 」と感じた。
自分もそうなりたいと願った。
だからこそがむしゃらに、周囲の反対や懸念を押し切って突き進み、ひたすらに追い求めてきた。
それ以外の生き方など望まない。
自分の信じた「カッコイイ! 」を手にしたい。
そして自身の姿を目にした人々に、とびっきりのドヤ顔で言ってやりたかったのだ。
「どーだい? 俺って、カッコいいだろう? 」
と。
それが、この有様だ。
無様と言われてもなんの反論のしようもない。
自分自身を自嘲する他はない。
———それでも、不思議と後悔はなかった。
満足感だけがあった。
なぜならこれは、すべて自らが選び続けた道の果てにある出来事だからだ。
[夢]をひたすらに追い続け、[夢中]に生きて来た。
日々を必死に、決して折れることなく努力し、誰かから与えられたものではない人生を[生きた]のだ。
チートといったものがあれば、それは、愉快なことだっただろう。
だが、源九郎に言わせればそれは、「無粋」というものだった。
アラフォーになったおっさんの、それまでの人生。
懸命に生きて来た自分自身。
[神]が与えてくれるからと言って、ホイホイとそれに飛びつき、力を授かって、好き勝手に生きる。
それは、これまでに己が積み重ねて来たモノ、信じて来たモノをすべて否定し、台無しにすることだ。
源九郎は、唐突に誰かから放ってよこされた、他者に与えられた[特別]で無邪気に喜べるような人間ではなかった。
だからこのままここで、骸(むくろ)となって、人知れずに朽ち果てたとしても、後悔したり、誰かを恨んだりすることはない。
そんなことは筋違いであったし、なにより、「カッコ悪い」からだ。
「まぁ……、考えていたのとは、だいぶ違うけどな」
このまま消えていくのは覚悟の上だが、思っていたほどにはカッコよいモノでもない。
自分の好きに生きて来た結果だから受け入れざるを得ないが、やはり、滑稽さ、惨めさは否定することが出来ない。
———サムライ以外には誰もいなくなったはずの拷問部屋の出入り口に人影があらわれたのは、その時だった。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の騎士
コムラサキ
ファンタジー
帝都の貧しい家庭に育った少年は、ある日を境に前世の記憶を取り戻す。
異世界に転生したが、戦争に巻き込まれて悲惨な最期を迎えてしまうようだ。
少年は前世の知識と、あたえられた特殊能力を使って生き延びようとする。
そのためには、まず〈悪役令嬢〉を救う必要がある。
少年は彼女の騎士になるため、この世界で生きていくことを決意する。
素質ナシの転生者、死にかけたら最弱最強の職業となり魔法使いと旅にでる。~趣味で伝説を追っていたら伝説になってしまいました~
シロ鼬
ファンタジー
才能、素質、これさえあれば金も名誉も手に入る現代。そんな中、足掻く一人の……おっさんがいた。
羽佐間 幸信(はざま ゆきのぶ)38歳――完全完璧(パーフェクト)な凡人。自分の中では得意とする持ち前の要領の良さで頑張るが上には常に上がいる。いくら努力しようとも決してそれらに勝つことはできなかった。
華のない彼は華に憧れ、いつしか伝説とつくもの全てを追うようになり……彼はある日、一つの都市伝説を耳にする。
『深夜、山で一人やまびこをするとどこかに連れていかれる』
山頂に登った彼は一心不乱に叫んだ…………そして酸欠になり足を滑らせ滑落、瀕死の状態となった彼に死が迫る。
――こっちに……を、助けて――
「何か……聞こえる…………伝説は……あったんだ…………俺……いくよ……!」
こうして彼は記憶を持ったまま転生、声の主もわからぬまま何事もなく10歳に成長したある日――
なろう370000PV感謝! 遍歴の雇われ勇者は日々旅にして旅を住処とす
大森天呑
ファンタジー
〜 報酬は未定・リスクは不明? のんきな雇われ勇者は旅の日々を送る 〜
魔獣や魔物を討伐する専門のハンター『破邪』として遍歴修行の旅を続けていた青年、ライノ・クライスは、ある日ふたりの大精霊と出会った。
大精霊は、この世界を支える力の源泉であり、止まること無く世界を巡り続けている『魔力の奔流』が徐々に乱れつつあることを彼に教え、同時に、そのバランスを補正すべく『勇者』の役割を請け負うよう求める。
それも破邪の役目の延長と考え、気軽に『勇者の仕事』を引き受けたライノは、エルフの少女として顕現した大精霊の一人と共に魔力の乱れの原因を辿って旅を続けていくうちに、そこに思いも寄らぬ背景が潜んでいることに気づく・・・
ひょんなことから勇者になった青年の、ちょっと冒険っぽい旅の日々。
< 小説家になろう・カクヨム・エブリスタでも同名義、同タイトルで連載中です >
異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~
和田真尚
ファンタジー
戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。
「これは神隠しか?」
戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎
ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。
家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。
領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。
唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。
敵対勢力は圧倒的な戦力。
果たして苦境を脱する術はあるのか?
かつて、日本から様々なものが異世界転移した。
侍 = 刀一本で無双した。
自衛隊 = 現代兵器で無双した。
日本国 = 国力をあげて無双した。
では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――?
【新九郎の解答】
国を盗って生き残るしかない!(必死)
【ちなみに異世界の人々の感想】
何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!
戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?
これは、その疑問に答える物語。
異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。
精霊たちの姫巫女
明日葉
ファンタジー
精霊の加護を受けた国の王家に生まれたセラフィナ。幼いある日、国が戦乱に飲み込まれ、全てを失った。
まだ平和な頃、国同士の決め事として隣の強国の第2王子シンが婚約者と定められた。しかし、全てを失ったセラフィナは重傷を負い、通りかかった導師に拾われ育てられ、そのまま穏やかに生活できるかに思われた。戦乱の真相の記憶が、国に戻ることも、隣国を頼ることもさせない。
しかし、精霊の加護を受けた国の姫は、その身に多くの力を秘め、静かな生活はある日終わりを告げる。それでもせめてものけじめとして婚約解消をするが、なぜか何の利益もないはずなのに、シンがそれを許さないと……。
人ならぬものたちに愛された姫と、戦いを常とする王子の落ち着く先は。
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる