173 / 226
:第7章 「捜査」
・7-15 第174話:「成り上がった男と影:1」
しおりを挟む
・7-15 第174話:「成り上がった男と影:1」
メイファ王国の中枢から委任され、ケストバレーの統治を代行している行政官、シュリュード男爵。
彼は、生まれながらの貴族ではなかった。
男爵という爵位を持ってはいるものの、それは彼がその実力によって勝ち取ったもので、血縁で引き継いだものではない。元々は一介の役人として働き、その成果を認められたことで現在の地位を獲得した。
その素性については、明らかではない。
国外のどこかから移住して来た放浪者であり、元々はどこかの国の名士であったとか、商人であったとか、貴族の落胤(らくいん)であったとか、様々な噂がされているが、誰も真実など知らなかったし、シュリュード男爵を任用して働かせる上では、王国中枢もさほど気にかけたりしなかった。
男爵は委任された先で成果をあげる、有能な人物として見なされていたからだ。
経歴などどうでもいい。ただ、求める成果を着実に上げ続けるだけでいい。
それがシュリュードという人物に求められていたことであり、彼は、その期待にこたえ続けた。だからこそ男爵という爵位が褒美として与えられ、そのほとんどをナビール族という一握りの種族に独占されている貴族の末席に、ただの人間の身で加わることが許されたのだ。
———しかし、彼の出世物語は決して、清廉潔白なものではない。
素性も知れない人物でも、有能だから登用し、爵位まで与える。
それだけを聞けば、実力主義の一種の表れとして、能力が正しく評価された事実と思えるかもしれないが、実際に実力だけで成り上がるのは簡単なことではない。
なぜなら、野望や出世欲を持つ者はいつの時代、どこにでもいて、上に登ろうとすれば多くのライバルたちと数少ないポストを巡って競争を勝ち抜かなければならないからだ。
中世・近世に相当する時代にあるこの世界には、スポーツマンシップという言葉はまだ存在しない。
いや、そもそも、政治の世界で成り上がろうとする者には、そんな言葉はなんの意味もなさないだろう。
出世を目指すシュリュードは、現在の地位に上り詰めるためにあらゆる手段を使った。
ライバルの妨害をしたり、悪評を立てて蹴落としたり。より上の人間に気に入られるためにおべっかはもちろん使ったし、袖の下、いわゆる賄賂(わいろ)も躊躇(ちゅうちょ)なく行った。そして自分を引き立ててくれた相手でも、いざ、自身の出世の邪魔になるとなれば、策略を用いて容赦なく叩き潰した。
そうして現在の地位を手に入れ男爵となった男は、王国の貨幣鋳造という重要な任務を任され、この地へと赴任してきたのだ。
(まったく。なぜ、男爵ともなったこのワシが、こんなところで立ち止まっていなければならぬのだ)
点々と明かりの灯されたケストバレーのメインの坑道の一つで、シュリュード男爵は苛立たしそうな表情で暗闇の奥を見つめていた。
中年の、良く肥えた男性だ。まばらに生えた髭を持つ顔の表面は脂ぎっていて、松明の明かりを受けてギラギラと光り、茶色の髪を持つ頭の頂部は禿げあがっている。
身に着けているのは、白い絹で作られた衣服だ。古代風の一枚の布を体に巻き付けるタイプのもので、ヒョウ柄の革と金でできたバックルを使ったベルトを腰に巻いている。
白と言えば派手な色ではないかもしれないが、この時代では高級品だった。なぜなら色を白く仕上げるためには脱色のために多くの工程を踏まねばならず、製造に大きなコストがかかるからだ。
その高級な白い絹でできた衣服を身に着け男爵は、四人の部下を従え、いらいらとしながら待っている。
———ほどなくして、暗闇に包まれた横穴に、ぼぅっとした一人の人間のシルエットが浮かび上がった。
羽織、袴に、腰の帯には大小の二本差し。
日本の時代劇でよく見かける、サムライの姿をした誰か。
源九郎ではなかった。彼は長身なうえに肩幅の広い、豪傑風の見栄えがする身体つきをしていたが、こちらは同じく長身だがもっとスリムでスタイリッシュな体躯の持ち主だ。
顔は、暗闇の中に隠れていてよく見えない。
「おお! ようやくお戻りになられましたか、使者殿! 」
異国の風体をした者……、今晩迎え入れた大切な客人が戻ってきたことに気づくと、シュリュード男爵はそれまでの不機嫌な表情を一瞬で捨て去り、満面の人懐っこい笑みを浮かべる。
尻尾を振るべき相手には、全力で、愛想よく尻尾を振る。
男爵に言わせればそれも出世の秘訣の一つであった。
「いやぁ、使者殿が急に、ここで待っておれ、などとおっしゃいましたからなにごとかと思いましたよ! ずいぶん帰っていらっしゃらないから何かあったのではと、一同、気を揉んでおりましたところで」
へこへこしている雇い主の姿に、護衛の兵士たちは内心で「よく言うよ……」と呆れていた。
なにしろ、鉱山の、贋金作りの現場を確認したいと言い出した客人をここまで案内してきて、唐突に「待っていろ」とだけ言い捨てられて置いて行かれた後の男爵のいらだちぶりは明らかで、いつ爆発してこちらに八つ当たりが飛んでくるかとハラハラさせられていたからだ。
「この鉱山の中に、やはり、ネズミが紛れ込んでいた」
影の中にたたずんだまま、サムライおべっかなど歯牙にもかけずに、端的にそう告げた。
「ネズミ……? と、申しますと、鼠人(マウキー)族? ……いや、スパイ、のことですかな? まさか」
その言葉を聞いた男爵は最初、信じなかった。
なぜなら、この場所の警備には絶対の自信があったからだ。
だが、すぐに彼の顔色が変わる。
「これをご覧になるといい」
そう言ってサムライが懐から何枚かの布切れを取り出し、ばらまいてみせたからだ。
空中で広がり、ひらひらと舞い落ちる薄い綿布。
松明の明かりに照らされてそこには、おそらくは誰かを斬った後にその血糊をふき取るのに使ったのであろう、赤い血潮がべったりと染みついていた。
メイファ王国の中枢から委任され、ケストバレーの統治を代行している行政官、シュリュード男爵。
彼は、生まれながらの貴族ではなかった。
男爵という爵位を持ってはいるものの、それは彼がその実力によって勝ち取ったもので、血縁で引き継いだものではない。元々は一介の役人として働き、その成果を認められたことで現在の地位を獲得した。
その素性については、明らかではない。
国外のどこかから移住して来た放浪者であり、元々はどこかの国の名士であったとか、商人であったとか、貴族の落胤(らくいん)であったとか、様々な噂がされているが、誰も真実など知らなかったし、シュリュード男爵を任用して働かせる上では、王国中枢もさほど気にかけたりしなかった。
男爵は委任された先で成果をあげる、有能な人物として見なされていたからだ。
経歴などどうでもいい。ただ、求める成果を着実に上げ続けるだけでいい。
それがシュリュードという人物に求められていたことであり、彼は、その期待にこたえ続けた。だからこそ男爵という爵位が褒美として与えられ、そのほとんどをナビール族という一握りの種族に独占されている貴族の末席に、ただの人間の身で加わることが許されたのだ。
———しかし、彼の出世物語は決して、清廉潔白なものではない。
素性も知れない人物でも、有能だから登用し、爵位まで与える。
それだけを聞けば、実力主義の一種の表れとして、能力が正しく評価された事実と思えるかもしれないが、実際に実力だけで成り上がるのは簡単なことではない。
なぜなら、野望や出世欲を持つ者はいつの時代、どこにでもいて、上に登ろうとすれば多くのライバルたちと数少ないポストを巡って競争を勝ち抜かなければならないからだ。
中世・近世に相当する時代にあるこの世界には、スポーツマンシップという言葉はまだ存在しない。
いや、そもそも、政治の世界で成り上がろうとする者には、そんな言葉はなんの意味もなさないだろう。
出世を目指すシュリュードは、現在の地位に上り詰めるためにあらゆる手段を使った。
ライバルの妨害をしたり、悪評を立てて蹴落としたり。より上の人間に気に入られるためにおべっかはもちろん使ったし、袖の下、いわゆる賄賂(わいろ)も躊躇(ちゅうちょ)なく行った。そして自分を引き立ててくれた相手でも、いざ、自身の出世の邪魔になるとなれば、策略を用いて容赦なく叩き潰した。
そうして現在の地位を手に入れ男爵となった男は、王国の貨幣鋳造という重要な任務を任され、この地へと赴任してきたのだ。
(まったく。なぜ、男爵ともなったこのワシが、こんなところで立ち止まっていなければならぬのだ)
点々と明かりの灯されたケストバレーのメインの坑道の一つで、シュリュード男爵は苛立たしそうな表情で暗闇の奥を見つめていた。
中年の、良く肥えた男性だ。まばらに生えた髭を持つ顔の表面は脂ぎっていて、松明の明かりを受けてギラギラと光り、茶色の髪を持つ頭の頂部は禿げあがっている。
身に着けているのは、白い絹で作られた衣服だ。古代風の一枚の布を体に巻き付けるタイプのもので、ヒョウ柄の革と金でできたバックルを使ったベルトを腰に巻いている。
白と言えば派手な色ではないかもしれないが、この時代では高級品だった。なぜなら色を白く仕上げるためには脱色のために多くの工程を踏まねばならず、製造に大きなコストがかかるからだ。
その高級な白い絹でできた衣服を身に着け男爵は、四人の部下を従え、いらいらとしながら待っている。
———ほどなくして、暗闇に包まれた横穴に、ぼぅっとした一人の人間のシルエットが浮かび上がった。
羽織、袴に、腰の帯には大小の二本差し。
日本の時代劇でよく見かける、サムライの姿をした誰か。
源九郎ではなかった。彼は長身なうえに肩幅の広い、豪傑風の見栄えがする身体つきをしていたが、こちらは同じく長身だがもっとスリムでスタイリッシュな体躯の持ち主だ。
顔は、暗闇の中に隠れていてよく見えない。
「おお! ようやくお戻りになられましたか、使者殿! 」
異国の風体をした者……、今晩迎え入れた大切な客人が戻ってきたことに気づくと、シュリュード男爵はそれまでの不機嫌な表情を一瞬で捨て去り、満面の人懐っこい笑みを浮かべる。
尻尾を振るべき相手には、全力で、愛想よく尻尾を振る。
男爵に言わせればそれも出世の秘訣の一つであった。
「いやぁ、使者殿が急に、ここで待っておれ、などとおっしゃいましたからなにごとかと思いましたよ! ずいぶん帰っていらっしゃらないから何かあったのではと、一同、気を揉んでおりましたところで」
へこへこしている雇い主の姿に、護衛の兵士たちは内心で「よく言うよ……」と呆れていた。
なにしろ、鉱山の、贋金作りの現場を確認したいと言い出した客人をここまで案内してきて、唐突に「待っていろ」とだけ言い捨てられて置いて行かれた後の男爵のいらだちぶりは明らかで、いつ爆発してこちらに八つ当たりが飛んでくるかとハラハラさせられていたからだ。
「この鉱山の中に、やはり、ネズミが紛れ込んでいた」
影の中にたたずんだまま、サムライおべっかなど歯牙にもかけずに、端的にそう告げた。
「ネズミ……? と、申しますと、鼠人(マウキー)族? ……いや、スパイ、のことですかな? まさか」
その言葉を聞いた男爵は最初、信じなかった。
なぜなら、この場所の警備には絶対の自信があったからだ。
だが、すぐに彼の顔色が変わる。
「これをご覧になるといい」
そう言ってサムライが懐から何枚かの布切れを取り出し、ばらまいてみせたからだ。
空中で広がり、ひらひらと舞い落ちる薄い綿布。
松明の明かりに照らされてそこには、おそらくは誰かを斬った後にその血糊をふき取るのに使ったのであろう、赤い血潮がべったりと染みついていた。
0
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
47歳のおじさんが異世界に召喚されたら不動明王に化身して感謝力で無双しまくっちゃう件!
のんたろう
ファンタジー
異世界マーラに召喚された凝流(しこる)は、
ハサンと名を変えて異世界で
聖騎士として生きることを決める。
ここでの世界では
感謝の力が有効と知る。
魔王スマターを倒せ!
不動明王へと化身せよ!
聖騎士ハサン伝説の伝承!
略称は「しなおじ」!
年内書籍化予定!
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
秘密多め令嬢の自由でデンジャラスな生活〜魔力0、超虚弱体質、たまに白い獣で大冒険して、溺愛されてる話
嵐華子
ファンタジー
【旧題】秘密の多い魔力0令嬢の自由ライフ。
【あらすじ】
イケメン魔術師一家の超虚弱体質養女は史上3人目の魔力0人間。
しかし本人はもちろん、通称、魔王と悪魔兄弟(義理家族達)は気にしない。
ついでに魔王と悪魔兄弟は王子達への雷撃も、国王と宰相の頭を燃やしても、凍らせても気にしない。
そんな一家はむしろ互いに愛情過多。
あてられた周りだけ食傷気味。
「でも魔力0だから魔法が使えないって誰が決めたの?」
なんて養女は言う。
今の所、魔法を使った事ないんですけどね。
ただし時々白い獣になって何かしらやらかしている模様。
僕呼びも含めて養女には色々秘密があるけど、令嬢の成長と共に少しずつ明らかになっていく。
一家の望みは表舞台に出る事なく家族でスローライフ……無理じゃないだろうか。
生活にも困らず、むしろ養女はやりたい事をやりたいように、自由に生きているだけで懐が潤いまくり、慰謝料も魔王達がガッポリ回収しては手渡すからか、懐は潤っている。
でもスローなライフは無理っぽい。
__そんなお話。
※お気に入り登録、コメント、その他色々ありがとうございます。
※他サイトでも掲載中。
※1話1600〜2000文字くらいの、下スクロールでサクサク読めるように句読点改行しています。
※主人公は溺愛されまくりですが、一部を除いて恋愛要素は今のところ無い模様。
※サブも含めてタイトルのセンスは壊滅的にありません(自分的にしっくりくるまでちょくちょく変更すると思います)。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
前世の記憶で異世界を発展させます!~のんびり開発で世界最強~
櫻木零
ファンタジー
20XX年。特にこれといった長所もない主人公『朝比奈陽翔』は二人の幼なじみと充実した毎日をおくっていた。しかしある日、朝起きてみるとそこは異世界だった!?異世界アリストタパスでは陽翔はグランと名付けられ、生活をおくっていた。陽翔として住んでいた日本より生活水準が低く、人々は充実した生活をおくっていたが元の日本の暮らしを知っている陽翔は耐えられなかった。「生活水準が低いなら前世の知識で発展させよう!」グランは異世界にはなかったものをチートともいえる能力をつかい世に送り出していく。そんなこの物語はまあまあ地頭のいい少年グランの異世界建国?冒険譚である。小説家になろう様、カクヨム様、ノベマ様、ツギクル様でも掲載させていただいております。そちらもよろしくお願いします。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~
和田真尚
ファンタジー
戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。
「これは神隠しか?」
戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎
ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。
家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。
領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。
唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。
敵対勢力は圧倒的な戦力。
果たして苦境を脱する術はあるのか?
かつて、日本から様々なものが異世界転移した。
侍 = 刀一本で無双した。
自衛隊 = 現代兵器で無双した。
日本国 = 国力をあげて無双した。
では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――?
【新九郎の解答】
国を盗って生き残るしかない!(必死)
【ちなみに異世界の人々の感想】
何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!
戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?
これは、その疑問に答える物語。
異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。
♪イキイキさん ~インフィニットコメディー! ミラクルワールド!~ 〈初日 巳ふたつの刻(10時00分頃)〉
神棚 望良(かみだな もちよし)
ファンタジー
「♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~
♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~
♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~」
「みんな、みんな~~~!今日(こお~~~~~~んにち~~~~~~わあ~~~~~~!」
「もしくは~~~、もしくは~~~、今晩(こお~~~~~~んばん~~~~~~わあ~~~~~~!」
「吾輩の名前は~~~~~~、モッチ~~~~~~!さすらいの~~~、駆け出しの~~~、一丁前の~~~、ネコさんだよ~~~~~~!」
「これから~~~、吾輩の物語が始まるよ~~~~~~!みんな、みんな~~~、仲良くしてね~~~~~~!」
「♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~
♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~
♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる