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:第7章 「捜査」
・7-7 第166話:「鉱山:2」
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・7-7 第166話:「鉱山:2」
「さて、困ったな」
木板の隙間から漏れて来る明かりを見つめながら、ラウルは渋面を作って考え込んでしまう。
同じ臭いが漂ってくるということは、二つの坑道は内部でつながっているのに違いない。
その予想は当たっていたわけだが、しかし、合流している部分は壁によって遮られてしまっている。
他に、迂回できるルートはなさそうだった。この先にある他の分岐ルートはどちらも浸水によって完全に水面下に没してしまっていたし、後は来た道を戻ることができるだけだ。
水没している坑道がどこかにつながっていることにかけて潜ってみるという案は、危険すぎる。泳げないわけではなかったが、明かりのない水中に、しかも次にいつ息継ぎができるかまるで見通せないところに飛び込むのは、自殺行為だ。
残念ながら、壁には扉の類はなかった。この先は湧水が多くとても掘り進めることができないと分かった時点で、完全にふさいでしまったのだろう。
(やはり、シュリュード男爵がこんな見落としをするはずはなかったか)
先にこの古い坑道が見張られもせずにいるのを見つけた時は、男爵も間抜けなことをする、と思ってほくそ笑んだものだった。
しかし、敵はこの侵入ルートが通行不能だと知っていたからこそ、誰も警備につけていなかったのだ。
うまい話というのはそれほど頻繁に転がっているわけではない。
そのことを実感しつつも、犬頭はどうにかこの壁を通り抜けることができないかと考え込んでいる。
今から戻って、あらためて警備の厳重な坑道に潜入するのは、難しい。
二人だけならば物陰から奇襲して気を失わせるとか、おびき出して始末する、などという手も使えるが、四人で、となるとそういうことも簡単にはできない。
気を失わせるにしろ始末するにしろ時間がかかってしまうため、誰かが大声で異常を知らせるのを阻止するのが難しい。不思議な術を使いこなす小夜風に協力してもらって四人を瞬時に無力化できたとしても、巡回の兵士たちが見張りを排除されていることに気づけば警戒態勢を敷かれ、この場から逃げ出すことができない。
強行突破をしてしまえば、秘密を暴くことができても生きては戻れないのだ。
それでは危険を冒して潜入しても意味がない。
やはり、この壁を突破できるのが一番望ましいことだった。
作りは、一見した限りではけっこうお粗末なものだ。
新しい坑道を掘り進めるうちに古い坑道にぶつかってしまったのを、木の支柱と梁で枠を作り、そこに板を打ちつけて塞いだだけのもので、通り抜けができないようになっているがあちこちに隙間が開いている。
一枚か二枚、板を外すことができれば、身体をねじ込んで通り抜けることもできそうだった。
(どこか、板を外せないかな)
試しに何枚かに手をかけて揺すってみたが、ギシギシ、と音は鳴るものの、外れる気配はなかった。
あり合わせの材料で適当に作られた壁に見えたが、建付けはずいぶん、しっかりとしている。
「さすが、ドワーフの仕事だ」
ラウルは呆れと感心が入り混じった溜息をついた。
この鉱山もドワーフ族が掘り進めたものなのだが、彼らには職人気質の者が多く、仕事に手を抜かない。
コストのことも考えるとわざわざ行き止まりのバリケードを作るためにイチイチ専用の材料を用意してぴっちり隙間なく壁を作る、なんてことはやっていられないから、適当に壁を作った風に見えるが、その一枚一枚はしっかりと頑丈に打ちつけてあるのだ。
役割を果たせばいいという合理主義の下、材料費をケチりつつ、仕事をきっちりこなしている。
(ここは、他にも潜入できる坑道がないかどうか、探した方が早いだろうか? )
犬頭が真剣にそう考え始めた時、その足元に小夜風がすり寄って来た。
———おそらく、何かを見つけたのだろう。
「なにか考えがあるのか? 」
ラウルが視線を落とすと、アカギツネは壁の隅の方へと向かって行き、そこに張ってあった板を前脚でぐっと押し込んで見せる。
すると、そこにあった板がボロリと崩れた。
「なるほど。染み出して来た地下水で、木が腐ったのか」
急いで駆け寄り、自身の目で確かめた犬頭は、思わず笑みを浮かべていた。
壁伝いに流れて来た水分が木材に染みこみ、それを柔らかくふやけさせ、腐らせている。手でも容易に崩れる程になっており、少し力を加えれば簡単に壊せてしまえる。
さっそく腐った木板を外してみると、ちょうど、人がすり抜けることができそうな隙間ができあがった。
ようやく本道へ、贋金の製造に使われている坑道へと張り込んだラウルだったが、そこでしばらくの間様子をうかがっていた。
壁の隙間から近くに敵の姿はいないということは分かっていたものの、念には念を入れて、再度確認をしたのだ。
どうやら本当に敵兵の姿はないらしかった。本道には左右の壁に点々と松明が設置されしっかりと明かりが確保されているのだが、どこにも人影がない。
おそらく、入り口をしっかりと見張っていれば、おのずと内部への侵入者も防ぐことができてしまうからだろう。
重点的に監視するべき場所には多くの人員を配置し、人を置かなくとも問題とならない場所からは人員を削減する。
効率的なやり方ではあったが、今回の場合、それがこちらに有利に働いた形だった。
「……こっちか」
安全を確保すると、ラウルはスンスンと鼻を鳴らして臭いをかぎ、より濃い臭気が漂って来る方へと足音を忍ばせて進んで行った。
ここから先は、より慎重さが求められる。
鉱山の内部には意外と見張りが少なかったが、実際に贋金作りが行われている場所にはさすがに人が置かれているだろうし、敵の警戒がもっとも厳しい最深部で発見されてしまえば、逃げ出すことができないかもしれない。
犬頭は自身の装備を点検し、音が出にくいように布を巻いたり綿を挟んだりして整えてきた処置が問題なく機能しているかを確認すると、静かに進んで行った。
「さて、困ったな」
木板の隙間から漏れて来る明かりを見つめながら、ラウルは渋面を作って考え込んでしまう。
同じ臭いが漂ってくるということは、二つの坑道は内部でつながっているのに違いない。
その予想は当たっていたわけだが、しかし、合流している部分は壁によって遮られてしまっている。
他に、迂回できるルートはなさそうだった。この先にある他の分岐ルートはどちらも浸水によって完全に水面下に没してしまっていたし、後は来た道を戻ることができるだけだ。
水没している坑道がどこかにつながっていることにかけて潜ってみるという案は、危険すぎる。泳げないわけではなかったが、明かりのない水中に、しかも次にいつ息継ぎができるかまるで見通せないところに飛び込むのは、自殺行為だ。
残念ながら、壁には扉の類はなかった。この先は湧水が多くとても掘り進めることができないと分かった時点で、完全にふさいでしまったのだろう。
(やはり、シュリュード男爵がこんな見落としをするはずはなかったか)
先にこの古い坑道が見張られもせずにいるのを見つけた時は、男爵も間抜けなことをする、と思ってほくそ笑んだものだった。
しかし、敵はこの侵入ルートが通行不能だと知っていたからこそ、誰も警備につけていなかったのだ。
うまい話というのはそれほど頻繁に転がっているわけではない。
そのことを実感しつつも、犬頭はどうにかこの壁を通り抜けることができないかと考え込んでいる。
今から戻って、あらためて警備の厳重な坑道に潜入するのは、難しい。
二人だけならば物陰から奇襲して気を失わせるとか、おびき出して始末する、などという手も使えるが、四人で、となるとそういうことも簡単にはできない。
気を失わせるにしろ始末するにしろ時間がかかってしまうため、誰かが大声で異常を知らせるのを阻止するのが難しい。不思議な術を使いこなす小夜風に協力してもらって四人を瞬時に無力化できたとしても、巡回の兵士たちが見張りを排除されていることに気づけば警戒態勢を敷かれ、この場から逃げ出すことができない。
強行突破をしてしまえば、秘密を暴くことができても生きては戻れないのだ。
それでは危険を冒して潜入しても意味がない。
やはり、この壁を突破できるのが一番望ましいことだった。
作りは、一見した限りではけっこうお粗末なものだ。
新しい坑道を掘り進めるうちに古い坑道にぶつかってしまったのを、木の支柱と梁で枠を作り、そこに板を打ちつけて塞いだだけのもので、通り抜けができないようになっているがあちこちに隙間が開いている。
一枚か二枚、板を外すことができれば、身体をねじ込んで通り抜けることもできそうだった。
(どこか、板を外せないかな)
試しに何枚かに手をかけて揺すってみたが、ギシギシ、と音は鳴るものの、外れる気配はなかった。
あり合わせの材料で適当に作られた壁に見えたが、建付けはずいぶん、しっかりとしている。
「さすが、ドワーフの仕事だ」
ラウルは呆れと感心が入り混じった溜息をついた。
この鉱山もドワーフ族が掘り進めたものなのだが、彼らには職人気質の者が多く、仕事に手を抜かない。
コストのことも考えるとわざわざ行き止まりのバリケードを作るためにイチイチ専用の材料を用意してぴっちり隙間なく壁を作る、なんてことはやっていられないから、適当に壁を作った風に見えるが、その一枚一枚はしっかりと頑丈に打ちつけてあるのだ。
役割を果たせばいいという合理主義の下、材料費をケチりつつ、仕事をきっちりこなしている。
(ここは、他にも潜入できる坑道がないかどうか、探した方が早いだろうか? )
犬頭が真剣にそう考え始めた時、その足元に小夜風がすり寄って来た。
———おそらく、何かを見つけたのだろう。
「なにか考えがあるのか? 」
ラウルが視線を落とすと、アカギツネは壁の隅の方へと向かって行き、そこに張ってあった板を前脚でぐっと押し込んで見せる。
すると、そこにあった板がボロリと崩れた。
「なるほど。染み出して来た地下水で、木が腐ったのか」
急いで駆け寄り、自身の目で確かめた犬頭は、思わず笑みを浮かべていた。
壁伝いに流れて来た水分が木材に染みこみ、それを柔らかくふやけさせ、腐らせている。手でも容易に崩れる程になっており、少し力を加えれば簡単に壊せてしまえる。
さっそく腐った木板を外してみると、ちょうど、人がすり抜けることができそうな隙間ができあがった。
ようやく本道へ、贋金の製造に使われている坑道へと張り込んだラウルだったが、そこでしばらくの間様子をうかがっていた。
壁の隙間から近くに敵の姿はいないということは分かっていたものの、念には念を入れて、再度確認をしたのだ。
どうやら本当に敵兵の姿はないらしかった。本道には左右の壁に点々と松明が設置されしっかりと明かりが確保されているのだが、どこにも人影がない。
おそらく、入り口をしっかりと見張っていれば、おのずと内部への侵入者も防ぐことができてしまうからだろう。
重点的に監視するべき場所には多くの人員を配置し、人を置かなくとも問題とならない場所からは人員を削減する。
効率的なやり方ではあったが、今回の場合、それがこちらに有利に働いた形だった。
「……こっちか」
安全を確保すると、ラウルはスンスンと鼻を鳴らして臭いをかぎ、より濃い臭気が漂って来る方へと足音を忍ばせて進んで行った。
ここから先は、より慎重さが求められる。
鉱山の内部には意外と見張りが少なかったが、実際に贋金作りが行われている場所にはさすがに人が置かれているだろうし、敵の警戒がもっとも厳しい最深部で発見されてしまえば、逃げ出すことができないかもしれない。
犬頭は自身の装備を点検し、音が出にくいように布を巻いたり綿を挟んだりして整えてきた処置が問題なく機能しているかを確認すると、静かに進んで行った。
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