最後の誕生日に世界は動き始めた

セシルは、千年魔女と人々から呼ばれているお母様の子供だ。
他の兄姉たちと共に暮らすセシルは、もうすぐ十四歳になる。
最後の誕生日と呼ばれる日、セシルの世界は動き出すことになる。

遠い地では狂気に呑まれた孤独な少年がいることを、彼女はまだ知らない。


ファンタジー色の強い物語になりますが、ちゃんと恋愛になります。
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