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第一章前編『英雄爆誕編』(破)ハーレム展開はお約束

【R18】第十七話「いきなりベッドイン!?(前編)」

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 獣になったとはいえ、今は俺が襲われている体勢だ。
 まぁ、たまには受身の姿勢から始めるのも悪くは無いだろう。
 たまにといってもまだ三度目の経験だけどさ。

 もぞもぞと慣れない手つきで俺のズボンを脱がしにかかるセルフィ。
 その初々しさがたまらない。

 彼女が俺のズボンを脱がしてくれている間に俺は呪文を詠唱する。
 静寂の呪文を使い、部屋の外に音が漏れないよう結界を張ったのだ。

 そうこうしている内に俺はズボンを脱がされ、次はパンツを脱がす段階に入る。
 ゆっくりと下ろされていく薄い布。俺の暴君様はすでにはちきれんばかりに膨らんでいる。早く顔を出して暴れまわりたいと叫んでいるようだ。
 やがて、ブルンと俺の怒張した肉棒が彼女の顔の前に姿をあらわす。

「おぉ……」

 これから自らを楽しませてくれるであろうその部分に興奮を隠せないようだ。

「これがアルクの……」

 驚きと期待に満ちた瞳で、彼女の視線はその一部に釘付けだ。

「大きい……」

 うっとりと微笑むと、彼女は目の前にあるいきり勃つ暴れん棒を握る。

「おー……」

 初めての感触に驚きと喜びの声をあげる。

「不思議な感触」

 知的好奇心を刺激されたのか、にぎにぎしたりふにふにと指で触れたりと楽しんでいらっしゃるご様子。

「楽しい」

 ひとしきり遊んだ後、彼女は俺の目をみつめ、問うてくる。

「どうすれば、気持ちいい?」

 小首をコテリと傾げ、俺の返答を待つ。

「そうだな。まずは握って」
「こう?」

 言われた通りに俺の欲望を優しく握るセルフィ。

「もうちょっと強く」
「ん」

 少しだけ握力を強めてくれる。

「そうそう、それくらいの感じでしごくように動かして」
「しごく?」
「ん~、上下に動かす感じ」
「こう?」

 レバーを上下させるような感じで俺の快楽バーをブルンブルンと動かすセルフィ。

「そうじゃなくて」

 こういう経験は当然ながら始めてのようで実にもどかしい。
 口では上手く説明できないので軽く自力で実演して見せる。

「なるほど。すごい」

 今では楽しそうに俺の一物で遊んでいる。

「後は、先端の部分は……そのまま触ると痛いし、舐めるとか?」
「お~……」

 まじまじと見つめながら顔を近づけ、クンクンと匂いを嗅ぎだす。

「ちょっと……興奮するかも」

 舌を出し、チロチロと舐め出す。
 それだけで、電流のような甘い痺れが下腹部を刺激する。

「っ」

 ピクリと、体が反応してしまった。

「んふふ、気持ち良い?」

 上目づかいに俺を見つめる彼女に、

「あぁ、気持ちよかった」

 素直に返答する。

「よかった。じゃあもっとする」

 嬉しそうに顔を近づけ、さっきと同じように舌を出して舐め続ける彼女。
 気持ちよくはあるんだけどね。
 そのままでは達せないような、なんとももどかしい淡い刺激に、俺は注文をつけることにした。

「今度はくわえこんで、舐めまわす感じで、ついでに手で根元をしごく感じでお願いできる?」

 嫌われないかな? と不安に感じたが、

「わかった」

 彼女は俺のわがままをすんなりと受け入れてくれた。

「こうでいい?」

 横髪をかきわけ、俺のいきり勃った欲望を口に含むセルフィ。

 ヌルリと暖かな物が俺自身へと絡みつく。
 その瞬間、甘く痺れるような快楽が俺の肉棒を駆け巡る。
 先端から根元の奥までを貫くように走る柔らかな電流にも似た刺激。

「あぁ……」

 とろけるような快楽に俺は身を委ねる。
 セルフィは嬉しそうに笑い、俺を刺激する作業を繰り返す。

 根元から亀頭へとヌルヌルした暖かいものが這い上がるように蠢く。
 やがて先端をチロチロと嘗め回すように刺激し、亀頭の根元を重点的に刺激する。
 俺の反応を見てどこがいいのかを試しているらしい。

 そんな姿が愛おしくて、俺は彼女の頭を撫でる。
 目を細めて喜ぶセルフィ。彼女の反応に俺もまた喜びを感じる。

 甘美な刺激だ。

 俺の汚い部分を受け入れ、口に含むという行為を行ってくれている事実。
 その証拠たる、今目の前にある、俺の一物をくわえている彼女の顔。
 それらに俺は激しく興奮し、強い征服感を感じるのだった。

「いいよ。そこ、気持ち良い」

 亀頭の根元を攻める舌の動きが一番よかったのでそれを口にして伝える。
 それが嬉しかったのか、ふんふんと鼻息荒く、興奮した様子の彼女はネロネロと俺の気持ち良い部分を舐めまわす。

「はぁ……っ」

 柔らかな快楽が俺の下腹部を溶かしていく。
 その心地よさに、ついつい喜びの吐息を漏らしてしまう。

 彼女の舌が触れるたびにビリビリと下半身にとろけるような甘い痺れを伴う快楽が発生する。
 その度に、頭が白に染まるように塗り替えられていく。

 やがて、とめどない快楽の本流が爆発的に膨れ上がっていく。
 一瞬の内に、急速にこみ上げていく快楽の白い波。

「っ、出る!」

 俺は彼女の口内へとそれを吐き出した。

「ッッ!」

 ドクドクと流れ出ていく快楽の証。
 ビュルビュルと流れ出るたびに尿道を駆け巡る甘美な痺れにも似た快楽の電流。
 暴力的なまでの心地よさに脳内が真っ白に染まっていく。

「ぅむっ……」

 俺の絶頂の証を口に流し込まれ、一瞬戸惑いの表情を見せた彼女だが、

「ん……っ」

 コクンと、それを躊躇無く嚥下する。
 そして、

「気持ち良かった?」

 俺を見上げながら少女は小首を傾げ、問う。

「あぁ、凄く上手だった」

 俺は放心するような快楽の余韻の中、彼女の頭を優しく撫でる。

「うれしい」

 少女が微笑む。

「じゃあ、次は俺の番だな」
「?」

 俺は彼女を抱き上げ、それから優しく、そっと押し倒す。

「え……え?」

 そして彼女の普段は隠されている秘密の部分へと顔を近づける。

「だ、ダメ……そこ、汚い――」

 両手で遮るように俺の体を引き離そうとするが、所詮は非力な少女の体。
 俺はその手を掴み、手の甲にキスをする。

「大丈夫。セルフィの体に汚いところなんてないよ」
「あぅぅ……」

 真っ赤になりながら顔を両手で覆い隠すセルフィ。
 何度でも言おう。初々しくて可愛らしい。

 そんな可愛らしい反応を示す彼女に強い喜びと興奮を感じながら、俺は少女の少女たる部分を陵辱する作業にとりかかるのだった。


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