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第2章 新しい道

062 元勇者と泡姫

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2人で浴室に足を踏み入れた。

ぬるま湯で入れたおかげか湯気はほとんどなく視界は良好だ。

だが先程確認した時と雰囲気が変わっている。

それは2人ともヤル気満々だからだ。

ここで何が行われるのか⋯

洗われる。

初めてではなかろうか。

風呂に一緒に入るのが初めての経験だ。

あんなにアバズレと変態と事を成していたが、こういう風に純粋に一緒に入るのは初めてだ。

純粋⋯ではないな。

間違いなく行われるのは不純だ。



「今シャワーを出すわね。」

温度はこのくらいでいいかしら。

足元にシャワーをかけ、温度を確かめてもらう。

「どうかしら?熱くない?」

「⋯ちょうどいいくらいだ。」

「じゃあかけるわね。」

肩にシャワーを当てる。

お湯で濡れていくアークの身体。

とても艶かしい⋯

本当に綺麗だわ。

アークのガチガチになっているモノにもシャワーをかける。

それだけでビクついているわ。

シャワーを先端から当てながら垂れ下がる2つの玉を優しく手で包み込む。

腰が引けてるじゃない。

かわいいわね。

今度は玉にシャワーを当て、ガチガチのモノを握る。

その顔よアーク、最高に興奮しちゃう。



「うぁ、そんな⋯あああ、ダメだミュア⋯」

少し扱かれるだけで出てしまいそうになる。

亀様の怒りが臨界を迎えそうだ。

え⋯なんで⋯

シャワーも扱くのも止め⋯た。

ミュアはシャワーを置き、石鹸を泡立てた。

ミュアの両手が泡に包まれている。

その手で俺のを⋯



いい顔よアーク。

この手で扱いたらどうなるのかしら?

ふふ、もっと見せてあなたの顔を。

アークの顔を見ながら、泡の手でアークのモノを包み込む。

「あんっ」

すぐだった。

「ああ、まだ出るっ」

音を立てているかのように噴き出して私の顔に直撃している。

ああ、アークの⋯

「嬉しいわぁ。こんなに出して⋯」

そのまま私は扱く。

いきなり早く上下に敏感な先端を手のひらと指で包み扱いていく。



「うあああ、ダメだっ、またでるっっっ」

出したばかりなのに⋯

まだ出てる⋯

ああ⋯

最初に出した白濁液がミュアの顔に残っているのに、そこにまたこれでもかと吹きかける。

ミュアの綺麗な顔が俺のでぐちゃぐちゃになっていた。

なんて顔をしてるのだろう。

いやらしくも美しくもある。

その顔を見て、俺の亀様はまた戦闘態勢に入る。

ミュアだからなのか?

それとも食事のせいか?

いや⋯俺がしたいんだ。

あの初めてミュアに口でされて以来、俺はこのエルフの虜なんだろう。

リーシャとの行為は幸福感に満ちていた。

しかしこのエルフとの行為は⋯快楽そのもの。

快楽の坩堝に犯されている。

愉悦の海に溺れている。

享楽に酔いしれている。

もはや何が現実で何が幻想か理解できない。

俺は堕ちていたんだ。

老練なエルフの秘術に⋯ミュアとの行為に初手から堕ちていた。

俺が、なんでずっと抗えなかったのをようやく理解した。

ミュアとしたかったのだ。

ただそれだけだった。



「たくさん出せてえらいわ。今綺麗にしてあげる。」

私は泡を流す。

まだまだアークのは元気いっぱいね。

私の顔中もアークのでいっぱいね。

指でそれを拭う。

そして口に入れ頬張る。

久しぶりのアークの⋯

美味しい⋯

もっと欲しいわ。

洗い流したアークのモノをいきなり喉奥に送り込む。

アークの足に手を回し、自ら更に奥へ奥へと飲み込ませていく。

く、苦しい⋯

でも最高に気持ちいいわ。

はぁ、わたしもいっちゃう。

「ああああ、でるっっっっ」

「んぐっ、ごふっ、おっ⋯んふぅ」

来てる。

全部喉の向こうを直撃している。

なんて勢いなの⋯

直撃する度に私も喉の向こうでいっている。

だめよ、気絶しちゃだめ。

見るのよ、アークのその顔を。



「うああ⋯なんて気持ちよさなんだ⋯」

ミュアはまだ喉奥で咥えたまま俺の顔を見てくる。

白濁液の通り道に残っているのを吸い尽くすかのように、口をすぼめ、激しい音を立て根元から吸い上げていく。

先端に唇が差し掛かった。

更に吸引力を増した。

そんなにそこを刺激したらダメだ⋯

見ている。

ミュアが俺を見ている。

ミュアのせいでこんな顔になってるんだ⋯

もっと見てくれ。



「はぁはぁ、たくさん出したわね。どれだけ溜め込んでたのかしら。」

さすがにこれだけ出したら⋯

凄いわ、まだ大きいままじゃない。

クラクラしちゃう⋯

「それじゃあ身体も洗いましょう。」

私は今すぐ犯したい衝動を抑え込む。

新たに石鹸を泡立てる。

そしてそれを自分の身体に纏わせた。

「アークはこのマットにうつ伏せに寝ましょ。」



俺は言われた通りに浴室にマットを敷き、それに寝転び、うつ伏せになる。

体の前面を泡で覆い尽くしているミュアが俺の尻に跨った。

そのまま俺にかぶさる。

「私の身体でアークを洗ってあげるわ。」

耳元でそう囁かれた。

何を言われたのか理解するのに時間がかかる。

理解した時にはミュアは事に及んでいた。



私はアークの背中に胸を擦り付ける。

覆いかぶさり自分の身体を滑らすようにして胸やお腹、太ももをアークに擦り付ける。

泡のおかげでよく滑るわ。

「どう?こんな風にされたことある?」

「いや⋯初めて⋯だ⋯」

ふふ、気持ちよさそうにしちゃって。

私も色んなところが擦れて気持ちいいの。

アークの右足に跨る。

胸と股で右足を包み上下にスライドしていく。



これはなんなんだ⋯

身体と身体が泡によって滑らかに擦られていく。

ミュアの綺麗な身体で包まれ洗われていく。

これが浄化か?

聖魔法なのか?

それとも秘術なの?

なんという手管。

エルフの伝統の洗い方なのか?

もうなんでもいい。

とにかく気持ちがいいのだ。

右足、左足、左手、右腕と同じように洗われていく。



「今度は仰向けになって。」

泡まみれのアークは仰向けになった。

やっぱりアークのは元気なままだ。

私はアークのものを股にあてがった。

先端ではなく硬い所に跨った。

アークを見下ろしながら。



見上げてみるミュアは女神かのごとく美しい。

このまま動かれる。

それを期待してミュアを見ている。

ミュアの手が俺の乳首に伸びた。

泡まみれの手で摘まれる。

「うぁ、なんでそこを⋯」

ミュアは摘んだ乳首を更に捏ねくり回す。

「ふふ、ここも好きなの?また出せると思ったんでしょ。もう3回もしてるんだから我慢よ。」

意地悪そうな笑顔を浮かべ、俺の乳首を強く、優しく、そして強く刺激してくる。

「なんっで、そんなに⋯そこばかり⋯ああぅ、やめてくれっ⋯」

更に笑みを深めるミュア。

「いーやよ。もっと気持ちいいお顔を見せなさい。」

そう言いながら何度も刺激してくる。

泡のせいで強い刺激も快感に変わる。

これも秘術なのか⋯

もうだめだ、早く中に⋯



「私も限界よ。」

キスをした。

熱く濃厚なキスをした。

私もアークも唾液をお互いの口の中で混ぜ合わせ、そしてお互いに嚥下し、また混ぜ合わせる。

互いが互いの唾液を交換しながら嚥下していく。

私は唇を離した。

なんて寂しそうな顔をするの。

とってもかわいいわ。

「口を開けなさい。」

無言で口を開けている。

私も無言で粘着質になった唾液をアークの口に垂れ落とす。

「たくさん飲んで。」

ふふ、ちゃんと味わっちゃって。

えらいわ。

「もう一度よ。」

無言で口を開けたアークの口腔内に唾液を垂らす。

味わってる口に唇を無理矢理に重ねる。

またお互いの唾液を混ぜ合わせ嚥下する。

なんて気持ちいいがいいの。

キスってこんなに気持ちがいいのね⋯



頭がボーっとする。

美味しかった。

ミュアのヨダレは特別製なのだろうか。

もっと欲しくなる。

更にキスをミュアのヨダレをねだろうとした。

ミュアは唇を離した。

またくれるのかと思い口を開けて待つ。

その顔を見られている。

なんて嬉しそうな笑顔なのだろう。

早く欲しい⋯

「うぁ、なん⋯で⋯ああああ!」



私は上半身を立たせ、泡まみれの股をアークのに擦り付けるように腰を前後にスライドさせていく。

「ああ、アーク、硬いのが擦れてるわっ」

腰が止まらない。

くねくねといやらしく動いている。

その度に入口が、クリが擦れる。

「いっくっっっっうううっ」

そのまま果ててしまった。

私は意識を立て直し、更にスライドさせていく。

更に押し付けるように手をアークのものに添える。

そして先端を包み込むようにしより激しく擦りつける。



「まだっ⋯あああああ、俺もでるっっっっ」

「私もいくっっっ」

ミュアの手の中に激しくぶちまける。

押さえつけられているのにビクビクと暴れ狂っている。

中に入れていないのにこの快感⋯

もう既にこの短時間で4回も出している。

マットの上でぐったりとしている。

ミュアも盛大に果てたせいか、泡まみれのまま俺の上で倒れていた。

落ちないように抱きしめたまま2人でしばらくそうしていた。

2人とも息が荒い。

落ち着くまで抱き合ったままだ。




程なくして息が整ってくる。






「まだまだ夜はこれからよ。」






え?



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