上 下
39 / 49

第39話 矢場一男その7

しおりを挟む
「オラ立て!寝てんじゃねえ!何してんだお前は!」

おっと、いけないいけない。

もう俺の出番か。

みんなにはお見苦しいとこを見せちゃったようだな。

すまんすまん。

やぁ、みんなおまたせ。みんなの憧れの勇者様だ。

矢場一男なんて言うなよ。

勇者カスクーズ様な!

グレン公爵家?

ははは、知らん知らん。

どうせ爵位じゃなく世界を統べる王、皇帝に俺はなるんだ。

グレン公爵家なんてチンケな家名なんて邪魔なだけだ。

今は何してたって?ははは、聞きたいのか?

あれから1年経って11歳になったよ。

学園生活は順調だ。

既に学園最強、成績もぶっちぎりで1位に君臨してるな。

ああ、さっきのやつな。そんなに気になるのか?

まぁいい。教えてあげるさ。

1年の時の担任だよ。あのクソ雌豚はダメだ。名前なんて覚えてねーな。

あれは雌豚だ。名前は人間のものだからな。

あの雌豚は雌豚って呼んだことしかねーわ。

筆おろし?

まだ大事に取ってあるよ。

あんなアバズレに俺の初めての相手が務まるわけないだろが。

調教だよ調教。

あの雌豚はすぐ調子に乗るからな。

なんでこうなったか?知りたいのか⋯

あの雌豚はな、俺の許可無くマイサンに触れようとしやがった。

ガチギレだわ。

手首掴んで首も締めてやった。

そしたらこれだ。雌落ちしやがった。

今も殴って調教してたんだよ。

全く言うこと聞きやしねぇ。

じゃあ1年間何してたかった?

ははは、もちろんいい子に過ごしてるのさ。

家では母乳、放課後は雌豚の調教で忙しいからな。

まだ学園生活は大人しくしてるのさ。

そのおかげかな。女子生徒はみんな目がハートだわ。

ホントになるんだなあれ。

エロ漫画の世界だけかと思ってたよ。

実在したわ目がハートのメス共。

1人2人じゃねーんだ。

ほぼ全員よ。

ああ、早く全員雌落ちさせてぇ。

今すぐ全員屈服させて踏みつけてやりえよ。

俺がこんなにドSだとは思わなかったな。

雌豚先生のおかげたわ。

見つけたよ本当の自分。

先生!俺⋯俺、ドSだった!

そこだけは感謝だよ雌豚先生。

まぁそれ以外はカスだけどな。

「おい!なんで寝てんだよ!さっさと咥えろ!」

はぁ、ホントにこのどカスは⋯

服で隠れるところはアザだらけだわ。

回復魔法?使えるよ。

え?なんで使うの?この雌豚に魔法を?

俺の高貴な魔法を雌豚に?

バカ言うなよ。もったいな!

自分以外に使いたくねーわ。

こんな雌豚の話なんて聞いても楽しくないだろ?

他の話でもさせてくれや。

王女たちなんだがな、他の国の王女も含めて全学年で20人もいたわ。

王女には王女のみが所属する部活というかサークルというか、そういうグループがあるんだよ。

そこに何故か俺も参加することになったんだ。

俺の国の第1王女のアイナ・オーレルドがその会を仕切ってるんだ。

アイナ・オーレルドの鶴の一声で決まったよ。

そして満場一致。

晴れて俺は王女グループに唯一の男として参加することが決まったんだ。

もちろんここの王女達も全員目がハートだ。

最終学年のお姉様たちは婚約決まってるのにな。

気がついたら全員婚約破棄してやがった。

「カスクーズ様。今年で私は学園を去りますが、末永くお付き合いしてくださいませ。」

だとさ。

確定!

はいお前ハーレム行き確定な。

ズドンと1確入りました!

さて今から王女達のところに行かないとな。

「おい、雌豚!そろそろ行くからイカせろ!グズグズすんな!」

俺のマイサンは11歳とは思えないくらい立派なんだ。

悪い悪い、ただの自慢だ。

だがこの雌豚にはやらんけどな。

どこの世界もバカが多いからな、この世界にも大人のおもちゃがあったわ。

雌豚にはこれで十分。刺しこんで足で踏みつけるだけで喜んでんだわ。

しかしただ胸が大きいだけじゃダメだ。

やはり母乳だ。

アレがないと胸なぞただの脂肪だ。

早く帰って最高の乳母の乳を揉みしだきたくなるな。

はぁ、やっとスッキリしたわ。

「おい雌豚!なんでこんな時間かけてんだ!この能無しが!」

あーあ、腹蹴ったら痙攣してらっしゃる。

まぁ喜んでんだろ。

「何寝てんだお前は!しっかり掃除しとけよ!」

最後に顔をふみふみと。

じゃあな雌豚。また明日も躾けるからな。

さぁて、王女様たちの秘密の花園で癒されに行きますか。

はは、学園最高だな。

次は貴族令嬢のグループにでもあれば行くか。

無ければ作ればいいしな。

やることはたくさんあるからなー。頑張りますか!

まずは王女ハーレム作りに勤しむぞ!

ああ、今出したばっかりなのに元気なマイサンだな。

もう疼いてやがる。

どいつでもいいから王女を1人を犯すか。

くく、それもアリだな。

ああ、楽しみだ。

くくく、くはははははは、はーっはっはっは!


 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

Weapons&Magic 〜彼はいずれ武器庫<アーセナル>と呼ばれる〜

ニートうさ@秘密結社らびっといあー
ファンタジー
魔法!努力!勝利!仲間と成長する王道ファンタジー! チート、ざまぁなし! 努力と頭脳を駆使して武器×魔法で最強を目指せ! 「こんなあっさり死んだら勿体ないじゃん?キミ、やり残したことあるでしょ?」 神様にやり直すチャンスを貰い、とある農村の子アルージェとして異世界に転生することなる。 鍛治をしたり、幼馴染のシェリーと修行をして平和に暮らしていたが、ある日を境に運命が動き出す。 道中に出会うモフモフ狼、男勝りなお姉さん、完璧メイドさんとの冒険譚! 他サイトにて累計ランキング50位以内獲得。 ※カクヨム、小説家になろう、ノベルピアにも掲載しております。 只今40話から70話辺りまで改修中の為、読みにくいと感じる箇所があるかもしれません。 一日最低1話は改修しております!

チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜

タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》 【書籍化進行中!】 コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。 早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。 そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、ガソリン補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。 道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが…

異世界でショッピングモールを経営しよう

Nowel
ファンタジー
突然異世界にやってきたジュン。 ステータス画面のギフトの欄にはショッピングモールの文字が。 これはつまりショッピングモールを開けということですか神様?

魔銃士(ガンナー)とフェンリル ~最強殺し屋が異世界転移して冒険者ライフを満喫します~

三田村優希(または南雲天音)
ファンタジー
依頼完遂率100%の牧野颯太は凄腕の暗殺者。世界を股にかけて依頼をこなしていたがある日、暗殺しようとした瞬間に落雷に見舞われた。意識を手放す颯太。しかし次に目覚めたとき、彼は異様な光景を目にする。 眼前には巨大な狼と蛇が戦っており、子狼が悲痛な遠吠えをあげている。 暗殺者だが犬好きな颯太は、コルト・ガバメントを引き抜き蛇の眉間に向けて撃つ。しかし蛇は弾丸などかすり傷にもならない。 吹き飛ばされた颯太が宝箱を目にし、武器はないかと開ける。そこには大ぶりな回転式拳銃(リボルバー)があるが弾がない。 「氷魔法を撃って! 水色に合わせて、早く!」 巨大な狼の思念が頭に流れ、颯太は色づけされたチャンバーを合わせ撃つ。蛇を一撃で倒したが巨大な狼はそのまま絶命し、子狼となりゆきで主従契約してしまった。 異世界転移した暗殺者は魔銃士(ガンナー)として冒険者ギルドに登録し、相棒の子フェンリルと共に様々なダンジョン踏破を目指す。 【他サイト掲載】カクヨム・エブリスタ

★★★★★★六つ星ユニークスキル【ダウジング】は伝説級~雑魚だと追放されたので、もふもふ白虎と自由気ままなスローライフ~

いぬがみとうま
ファンタジー
■あらすじ 主人公ライカは、この国始まって以来、史上初の六つ星ユニークスキル『ダウジング』を授かる。しかし、使い方がわからずに、西の地を治める大貴族である、ホワイトス公爵家を追放されてしまう。 森で魔獣に襲われている猫を助けた主人公。実は、この猫はこの地を守護する伝説の四聖獣『白虎』であった。 この白虎にダウジングの使い方を教わり、自由気ままなスローライフを求めてる。しかし、待ち構えていたのは、度重なり降りかかる災難。それは、ライカがダウジングで無双していく日々の始まりであった。

【完結】ただの狼です?神の使いです??

野々宮なつの
BL
気が付いたら高い山の上にいた白狼のディン。気ままに狼暮らしを満喫かと思いきや、どうやら白い生き物は神の使いらしい? 司祭×白狼(人間の姿になります) 神の使いなんて壮大な話と思いきや、好きな人を救いに来ただけのお話です。 全15話+おまけ+番外編 !地震と津波表現がさらっとですがあります。ご注意ください! 番外編更新中です。土日に更新します。

異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?

み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました! 志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。 わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!? これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。 おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。 ※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。 ★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★ ★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★

処理中です...