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第16話 冥界での仕事
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5人の先任者達がシオンに頭を下げにきた。
「え?お前らは⋯目が覚めたのか。無事で良かったよ。ここで働く仲間だもんな。死なれたら困るさ。ところでなんで俺の名前を?」
「タマモさんに伺いました!いやぁお強い。そしてお弟子さんのシオンさんも回復魔法が使える手練ときたもんだ。我々が調子こいてすいませんでした!」
5人のうち、亡者を剣で刺していたものが話し始めた。
シオンは急に下手に出てくる5人に戸惑いを隠せない。
「それはいいんだが、どこも痛くないか?もう全部治ってるか?」
「はい、もうどこも痛くないです!素晴らしい回復魔法でした!我々は感動しております!」
「それは良かったよ。それと普通に話してくれていいからな?」
「いやいや、そういう訳にはいきません!強い人が上に立つのは冥界では当たり前なんです。タマモさんがここのリーダーになるので、そのお弟子さんのシオンさんもタマモさんと同じです。」
急な態度の変わりようについていけないシオン。
「お前らがそれでいいならそういうことにしておこう。」
「シオンさんはここでのとこは分からないと思うんで我々がお教えしますよ!」
「それはありがたいな。どうやって亡者たちを誘導しているんだ?」
亡者を殴り続けて居たものが説明してくれる。
「こいつらには何を言っても通じないんで、1人ずつ無理やり手を引っ張って階段に送り込んでるんす。」
「そんな無理やりな方法しかないんだな。他に方法は本当にないのか?説得することはしたことないのか?」
顔を見合わせる5人。全員首を横に振っている。
亡者を犯していたものが話し始めた。
「そんなことしたこともありませんぜ。こんなに亡者がいるんだ。さっさとやらねぇとパンクしちまいますぜ!」
「いやいや、その割にはお前ら何もしてなかったじゃないか。少し前に自害したやつが全部やっていたのか?」
「そうですぜ。基本的には下っ端の仕事になってんです。だからそいつに全部やらせてやした。」
結局無理やりしか方法が分からなかったシオンは呆れてしまう。
「はぁ、わかった。無理やり以外に何もしてないってことがわかったよ。ところでお前らの名前はなんて言うのか教えてくれないか?」
亡者を剣で刺していたのが、ジル
亡者を犯していたのが、ラードン
亡者を殴り続けていたのが、ナガーチ
談笑していたものが、バイスとガルザ
と各々は名乗った。
「改めてよろしくな。話が通じるのか試しに亡者と話してみてもいいのか?」
「それは構いませんが、無駄だと思いますよ。こいつらは善人じゃなくて悪党だ。どんな浄化を受けているのやら。行きたがらないところを見ると相当過酷なんじゃないですかね。だから無理やりやるしかないんですよ。」
シオンがやることを面倒くさいと思ってるのか無理やりやることを押し付けようとしてくるジル。
ジルは小柄な男だった。服装は白色の貫頭衣のようなものを着ている。髪の毛金髪で長く、後ろで結いている。
「ジルと言ったよな。それでも話して説得出来るならしてみたいんだ。やらして貰えないか?」
「そこまで言うなら止めはしません。シオンさんのやりたいようにやってみてください。」
やれやれと言った仕草をし、呆れた顔をするジル。
「よし、それじゃあ1番手前の亡者から話してみるか。そういえば言語ってどうなってるんだ?普通にみんなと話せてるが⋯」
シオンは亡者に近づいていく。亡者達はスーツ姿のシオンを見て不審に思っているのか震えが増している。冥界でスーツ姿のものなど居ないため、シオンの風体が異質に見えるのだろう。
「なぁファイ、なんか俺が来たらより怯えてないか?」
「シオンは冥界のもの達と服装が違うんだな。だから怯えられてるかもしれないんだな。」
「なるほど、確かにそうか。でも亡者は全員裸なんだな。」
「魂の浄化が終わったあとに服装も元の世界で最後に着ていた服に戻るんだな。」
「そういう仕組みなのか。ややこしいもんだ。なんにせよ話しかけてみよう。」
シオンは怯え震えている亡者の前に行き声を掛ける。なるべく不安がらせないように笑顔を見せ、柔らかい声で話しかけた。
「初めまして。今からここの管理を任されたシオンと言うものだ。よろしくな。聞きたいことがあるんだけど、話をしても大丈夫か?」
「あ、あんたは何者なんだ?初めて見るな。あんたも俺たちを嬲るのか?慰みものにするのか?いくら自分らが罪人でも酷すぎるぞ。」
すると近くにいた亡者が慌てて口を挟む。
「馬鹿野郎!そんな口の聞き方したら俺らもとばっちり受けるだろ!大人しくしてればいいんだよ!」
亡者同士で勘違いし、言い争いに発展しそうなので慌てて止めに入る。
「待て待て!俺は酷いことをしようと思って来たわけじゃないんだ。」
「じゃあ何をしに来たって言うんだよ!」
たまらず他の亡者が大声で怒鳴る。
「まずは話し合いじゃないかと思ってな。無理やりやるのは俺の性にあわないんだ。だからできるだけ話し合いで解決できないか模索してるんだ。」
「話し合いだと?何を訳の分からないことを言ってるんだ?」
対話を求められたことで混乱する亡者たち。お互いの顔を見合わせ何を話せばいいのかと首を捻っている。
「そうだ。お前らはなんでここから動かないんだ?ここにいても酷いことされるんだろ?なら階段に向かう方がいいじゃないか。」
「あそこに行くのを身体が拒否するんだ。だからここから動くことが出来ないんだよ。今階段を降りてるのはここが初めてのやつらだろ。」
「だが階段を降りてからの記憶は一切ないんだろ?何が怖いんだ?」
「そんなの俺たちだって分からないんだ!ただ身体が全く動こうとしないんだよ!頭が心が、魂があそこに向かうのを拒否するんだ!」
一体階段を降りた先で何が行われているのか。それは冥界の誰にも分からない。
冥界の住人たちはそれを解明する気もなければ自分達には関係ないので、これまで分からないままなのだ。
それに冥界の住人達は階段を降りることが出来ないのだ。クライム・キャニオンは亡者しか受け入れることが出来ない。
誰も亡者たちがどんな風に浄化されているのかわからないのだ。
「クライム・キャニオンでは何が行われているんだろうな。それが分かれば亡者たちは階段を降りてくれるのか?」
「シオン、それは無理なんだな。冥界の住人はクライム・キャニオンの中には入れないんだな。」
「そうなのか。それじゃあ本当に何も分からないままじゃないか。こんなに拒否されていたら話し合いでも解決しないってことなのか?何か方法はないもんか⋯」
「あんたはなんでそんなに考えようとしてくれるんだ?俺らみたいな罪人に親切にする必要なんてないだろ?」
シオンは腕を組み考える。なぜなんだろうかと。言われてみるとなんでそんなことをしようてしているのか。地球の日本という環境で育ったせいなのだろうかと。
「なんで⋯なんだろうな。無理やり階段に連れて行くって聞いてな。そのやり方がどうにもしっくりこなかったんだ。お前らだって嫌なのに無理やり連れて行かれるのは困るだろ?」
「そ、そりゃあ⋯それ以外の方法があるなら⋯その方がいいさ。でもどうすればいいんだ?身体が全く反応しないんだよ!」
シオンは考えてみるが全く良い案が浮かんで来ない。1人で悩んでいても仕方ないと思い、手当たり次第に声をかけて行く。
色んな亡者が居ることが分かった。肌の色が青いもの、緑色のもの。姿形は人間に似ているが、獣人のようなもの、魚のような顔をしてるもの、小人のようなもの、エルフやドワーフといったファンタジーな物語で出てくるようなものもいた。
言語の壁は存在せず、全員と会話することは可能だったが、どの亡者も1度浄化を経験してしまうと理由は分からないが身体が拒否してしまうとの一点張りだった。
全く解決の糸口が見つからないまま時が過ぎていく。
その間もどんどんとエレノアの罪業の魔剣で裁かれた魂が亡者となってやってくるのだった。
「え?お前らは⋯目が覚めたのか。無事で良かったよ。ここで働く仲間だもんな。死なれたら困るさ。ところでなんで俺の名前を?」
「タマモさんに伺いました!いやぁお強い。そしてお弟子さんのシオンさんも回復魔法が使える手練ときたもんだ。我々が調子こいてすいませんでした!」
5人のうち、亡者を剣で刺していたものが話し始めた。
シオンは急に下手に出てくる5人に戸惑いを隠せない。
「それはいいんだが、どこも痛くないか?もう全部治ってるか?」
「はい、もうどこも痛くないです!素晴らしい回復魔法でした!我々は感動しております!」
「それは良かったよ。それと普通に話してくれていいからな?」
「いやいや、そういう訳にはいきません!強い人が上に立つのは冥界では当たり前なんです。タマモさんがここのリーダーになるので、そのお弟子さんのシオンさんもタマモさんと同じです。」
急な態度の変わりようについていけないシオン。
「お前らがそれでいいならそういうことにしておこう。」
「シオンさんはここでのとこは分からないと思うんで我々がお教えしますよ!」
「それはありがたいな。どうやって亡者たちを誘導しているんだ?」
亡者を殴り続けて居たものが説明してくれる。
「こいつらには何を言っても通じないんで、1人ずつ無理やり手を引っ張って階段に送り込んでるんす。」
「そんな無理やりな方法しかないんだな。他に方法は本当にないのか?説得することはしたことないのか?」
顔を見合わせる5人。全員首を横に振っている。
亡者を犯していたものが話し始めた。
「そんなことしたこともありませんぜ。こんなに亡者がいるんだ。さっさとやらねぇとパンクしちまいますぜ!」
「いやいや、その割にはお前ら何もしてなかったじゃないか。少し前に自害したやつが全部やっていたのか?」
「そうですぜ。基本的には下っ端の仕事になってんです。だからそいつに全部やらせてやした。」
結局無理やりしか方法が分からなかったシオンは呆れてしまう。
「はぁ、わかった。無理やり以外に何もしてないってことがわかったよ。ところでお前らの名前はなんて言うのか教えてくれないか?」
亡者を剣で刺していたのが、ジル
亡者を犯していたのが、ラードン
亡者を殴り続けていたのが、ナガーチ
談笑していたものが、バイスとガルザ
と各々は名乗った。
「改めてよろしくな。話が通じるのか試しに亡者と話してみてもいいのか?」
「それは構いませんが、無駄だと思いますよ。こいつらは善人じゃなくて悪党だ。どんな浄化を受けているのやら。行きたがらないところを見ると相当過酷なんじゃないですかね。だから無理やりやるしかないんですよ。」
シオンがやることを面倒くさいと思ってるのか無理やりやることを押し付けようとしてくるジル。
ジルは小柄な男だった。服装は白色の貫頭衣のようなものを着ている。髪の毛金髪で長く、後ろで結いている。
「ジルと言ったよな。それでも話して説得出来るならしてみたいんだ。やらして貰えないか?」
「そこまで言うなら止めはしません。シオンさんのやりたいようにやってみてください。」
やれやれと言った仕草をし、呆れた顔をするジル。
「よし、それじゃあ1番手前の亡者から話してみるか。そういえば言語ってどうなってるんだ?普通にみんなと話せてるが⋯」
シオンは亡者に近づいていく。亡者達はスーツ姿のシオンを見て不審に思っているのか震えが増している。冥界でスーツ姿のものなど居ないため、シオンの風体が異質に見えるのだろう。
「なぁファイ、なんか俺が来たらより怯えてないか?」
「シオンは冥界のもの達と服装が違うんだな。だから怯えられてるかもしれないんだな。」
「なるほど、確かにそうか。でも亡者は全員裸なんだな。」
「魂の浄化が終わったあとに服装も元の世界で最後に着ていた服に戻るんだな。」
「そういう仕組みなのか。ややこしいもんだ。なんにせよ話しかけてみよう。」
シオンは怯え震えている亡者の前に行き声を掛ける。なるべく不安がらせないように笑顔を見せ、柔らかい声で話しかけた。
「初めまして。今からここの管理を任されたシオンと言うものだ。よろしくな。聞きたいことがあるんだけど、話をしても大丈夫か?」
「あ、あんたは何者なんだ?初めて見るな。あんたも俺たちを嬲るのか?慰みものにするのか?いくら自分らが罪人でも酷すぎるぞ。」
すると近くにいた亡者が慌てて口を挟む。
「馬鹿野郎!そんな口の聞き方したら俺らもとばっちり受けるだろ!大人しくしてればいいんだよ!」
亡者同士で勘違いし、言い争いに発展しそうなので慌てて止めに入る。
「待て待て!俺は酷いことをしようと思って来たわけじゃないんだ。」
「じゃあ何をしに来たって言うんだよ!」
たまらず他の亡者が大声で怒鳴る。
「まずは話し合いじゃないかと思ってな。無理やりやるのは俺の性にあわないんだ。だからできるだけ話し合いで解決できないか模索してるんだ。」
「話し合いだと?何を訳の分からないことを言ってるんだ?」
対話を求められたことで混乱する亡者たち。お互いの顔を見合わせ何を話せばいいのかと首を捻っている。
「そうだ。お前らはなんでここから動かないんだ?ここにいても酷いことされるんだろ?なら階段に向かう方がいいじゃないか。」
「あそこに行くのを身体が拒否するんだ。だからここから動くことが出来ないんだよ。今階段を降りてるのはここが初めてのやつらだろ。」
「だが階段を降りてからの記憶は一切ないんだろ?何が怖いんだ?」
「そんなの俺たちだって分からないんだ!ただ身体が全く動こうとしないんだよ!頭が心が、魂があそこに向かうのを拒否するんだ!」
一体階段を降りた先で何が行われているのか。それは冥界の誰にも分からない。
冥界の住人たちはそれを解明する気もなければ自分達には関係ないので、これまで分からないままなのだ。
それに冥界の住人達は階段を降りることが出来ないのだ。クライム・キャニオンは亡者しか受け入れることが出来ない。
誰も亡者たちがどんな風に浄化されているのかわからないのだ。
「クライム・キャニオンでは何が行われているんだろうな。それが分かれば亡者たちは階段を降りてくれるのか?」
「シオン、それは無理なんだな。冥界の住人はクライム・キャニオンの中には入れないんだな。」
「そうなのか。それじゃあ本当に何も分からないままじゃないか。こんなに拒否されていたら話し合いでも解決しないってことなのか?何か方法はないもんか⋯」
「あんたはなんでそんなに考えようとしてくれるんだ?俺らみたいな罪人に親切にする必要なんてないだろ?」
シオンは腕を組み考える。なぜなんだろうかと。言われてみるとなんでそんなことをしようてしているのか。地球の日本という環境で育ったせいなのだろうかと。
「なんで⋯なんだろうな。無理やり階段に連れて行くって聞いてな。そのやり方がどうにもしっくりこなかったんだ。お前らだって嫌なのに無理やり連れて行かれるのは困るだろ?」
「そ、そりゃあ⋯それ以外の方法があるなら⋯その方がいいさ。でもどうすればいいんだ?身体が全く反応しないんだよ!」
シオンは考えてみるが全く良い案が浮かんで来ない。1人で悩んでいても仕方ないと思い、手当たり次第に声をかけて行く。
色んな亡者が居ることが分かった。肌の色が青いもの、緑色のもの。姿形は人間に似ているが、獣人のようなもの、魚のような顔をしてるもの、小人のようなもの、エルフやドワーフといったファンタジーな物語で出てくるようなものもいた。
言語の壁は存在せず、全員と会話することは可能だったが、どの亡者も1度浄化を経験してしまうと理由は分からないが身体が拒否してしまうとの一点張りだった。
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