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パエリア
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この国のスーパーはあるところが限られている。だからスーパーは大型になりやすいし、売っているモノも相当量があるモノが多い。毎日買い物をするような習慣は無いのだ。
だがあまりにも多すぎる。この牛肉のブロックを買ったら、二週間の間毎日牛肉になってしまうだろう。沙夜のそんな不安を感じたように、ソフィアはマイケル越しに言う。するとマイケルは沙夜にソフィアからの言葉を継げた。
「肉なんかはシェアをしようと言っているが、どうする?」
「シェア?」
「つまり、買ったところで食材があまるかもしれないだろう。野菜もそうだが。だからソフィアの所で少しずつ分けて持って行くと良いと言っているが、そうするか?」
それは願ったり叶ったりだ。沙夜は頷くと、ソフィアは少し笑ってチキンの塊を指さす。これを買いたいと思っているのだろう。
「凄いな。このチキン何羽分だろう。」
治がそう言うと、沙夜は少し笑って言う。」
「一羽もらおうかな。」
「捌けるの?魚だけじゃ無くて鳥も?」
「見よう見まねだけどね。」
西川辰雄だったらさっさと捌いてしまうのだろうが、沙夜はそこまで出来るわけでは無い。ローストチキンでも出来れば良いと思う。
「タマネギもシェアをしよう。」
「そうね。それにしてもここのタマネギは見事に大きいわねぇ。」
「そうだな。この辺は不毛な土地だったが、もう少し内陸に入ったところでは土地が肥沃でな。広大なジャガイモ畑という所もある。」
「見てみたいわ。」
そう言うモノに興味が無いと思っていた。だが様子は違う。スーツを脱ごうとしない女性だ。きっと堅苦しいのかと思ったが、そういう農業や漁業なんかも好きらしい。知れば知るほど意外な女性だと思った。
それなら、大丈夫かもしれない。マイケルはそう思って、少し離れたところでリンゴを選別していたリーに声をかける。
「リー。」
リンゴは今はシーズンで、ソフィアは暇なときにアップルパイを作ることがある。それはリーのお気に入りだったのだ。何とかして作ってもらおうとリンゴを見ていたらしい。
「……。」
何を話しているのだろう。そう思って一馬は遥人に声をかけてもらってその会話を聞いてもらった。すると遥人は少し笑って言う。
「和食の食材を置いているところがあるらしいな。」
「和食の?」
「味噌とか醤油とか。まぁ……こっちでもスーパーなんかには置いていることもあるし、専門店もあるけれどそこでは手作りの豆腐が売りみたいだ。」
「そこへ連れて行きたいと?」
「そう言うことだよ。ちょっと気になるな。手作り豆腐。」
「豆腐は水の関係もあるし、こっちでは作れないと思ってたな。」
「探したんじゃ無いのか。って事は店主はこっちの人かな。」
「行ってみればわかるだろう。」
あまり大したことでは無かったかと、一馬は一人でコーヒー豆を売っている店のコーヒーを見ていた沙夜を見る。
コーヒーはこちらの好みに合わせているのかもしれない。沙夜はそう思いながら浅煎りのコーヒー豆を見ていた。浅煎りだとマメの香りが楽しめるようになっているのだ。
「沙夜。ちょっと来て欲しいんだが。」
「えぇ。どうしたの?」
マイケルに呼ばれて、みんなと一緒にその一角へ足を向けた。そこはアジアの食品を置いているコーナーで、沙夜達の住んでいる土地だけでは無く隣の国のキムチや、香辛料なんかも置いている。この唐辛子だけで、口の中に火が付いたように辛いのだろう。
そして働いている人もなじみ深いような顔立ちの人が多い。おそらく、移民が多いという話も聞いている。マイケルの祖父達もその一人だと言っていたし、多国籍の人達がいるような所なのだから珍しくないだろう。
「和食はヘルシーなんだって言ってたな。」
ジョシュアはそう言うと、沙夜は頷いた。
「そうね。極端だけど精進料理というのがあってね。」
「精進料理?」
「お肉や魚を使わない料理よ。」
「野菜だけで栄養が足りるのか?」
「もちろん足りないけれど、毎日食べるのはお坊さんくらいじゃないかしら。しかも修行中の。」
「なるほど。」
それも今時はしないようだ。お坊さんになるのも学校へ行くことがあるからだ。
「ここだ。」
マイケルは一つの店にたどり着く。すると奥には中年ほどの年頃の男性がいた。やはりこちらの方の顔立ちだが、若干掘りが深く背も高いことからあまりこちらの人とならんでも見劣りはしない。この男がおそらくマイケルの父親なのだろう。よく似ていると思ったから。
「お、マイケル。」
英語で話をして、マイケルはリーとソフィアを紹介したあと、「二藍」も紹介した。沙夜が前に出て、その父親に挨拶をする。
「こちらの言葉で構わないよ。お嬢さん。」
いきなり英語からこちらの言葉に変わった。マイケルの父親だから話せて当然か。沙夜はそう思って、名刺を差し出す。
「初めまして。泉です。」
「沙夜さんね。沙夜で良いのかな。」
「結構ですよ。」
良く灼けた肌で髪は白髪が交ざっているが、細身なのに筋肉がほどよく付いて女性だったらきっと言い寄られるタイプだろう。いい歳のように見えるが、生命力に溢れた人だと思った。
「お、ジョシュアもいるのか。奥さんの調子はどうだい?」
「つわりが相変わらず酷くてね。何か良いモノは無いかな。」
「そうだね。和食はつわりにキツいモノばかりだからなぁ。塩も多いし。」
すると治がジョシュアに言う。
「ピクルスはうちの嫁がよく食べていたよ。すっきりして良いと言っていたし、食べ過ぎなければ体を冷やさない。」
「だったら千枚漬けかな。」
そう言って真空パックされている漬物を取り出した。その時だった。
奥にいる「二藍」のメンバーを見て父親は驚いてその漬物を落としそうになった。
「……あれは……。」
その視線の先には一馬の姿がある。一馬もそれに気が付いて、その店に近づいていった。
「手作りの豆腐があると聞いたんですけど、自分で作っているんですか。」
「あ……あぁ。昔そっちの国へ行ってたこともあって……豆腐屋に居たこともあって。」
その言葉に沙夜は少し笑って言う。
「期待出来そうですね。まだ残っていますか。」
「今日はまだ二丁あるから、リーの分と、お嬢さん達の分で売り切ろうか。」
「良いのか?父さん。」
マイケルはそう聞くと、父親は頷いた。
「構わないよ。今日はウィリアムさんは来ないようだ。」
おそらく豆腐を買いに来る常連がいるのだろう。父親は片隅にある冷蔵庫からその豆腐のパックを取り出した。そして沙夜はその店内を見渡し、味噌や醤油もここで買っておこうかと思っている。
「沙夜。今日は湯豆腐にしようよ。」
翔がそう言うと、沙夜は首を横に振る。
「湯豆腐にするほど量は無いわ。それにそのまま食べたいわね。冷や奴にしようか。醤油もあるし、鰹節もあるし。ダイレクトに味わってみたいわ。」
「それもそうだね。」
その時父親はふと子供が居ることに気が付いた。その子供達を見て少し笑う。
「子供が居るね。飴でもあげようか。」
するとその言葉に一番喜んだのはライリーだった。外見は大人に見えるが、まだそういったモノが好きなのだろう。
父親は奥から棒付きの飴を取り出して、四人に手渡す。すると悟が声を上げてお礼を言った。
「ありがとう。おいちゃん。」
「どういたしまして。」
「悟。おいちゃんって……。」
治がたしなめるが、父親は笑いながら言う。
「良いよ。良いよ。確かにおいちゃんだ。歳で言うともう孫が居ても良い位なんだし。」
「え?そんな歳なんですか?」
純がそう聞くと、父親は少し笑って言う。
「六十はとっくに過ぎてるんだよ。マイケルが産まれたのは四十を過ぎてからだ。」
その言葉に治が笑いながら一馬に言う。
「だってさ。一馬。あまり気にするなって。」
「もう気にしていない。」
子供が欲しくて焦っていた。しかし今は子供よりも沙夜が欲しいと思う。
「あれ?マイケルってそんな若いの?」
遥人はそう聞くとマイケルは不服そうに言う。
「いくつだと思われてたんだ。俺は。二十五になるんだが。」
「三十くらいだと思ってたよ。沙夜さんより年下か。」
「へぇ。そうだったのか。沙夜は年下だとばかり思っていたが。」
マイケルがそう言うと、沙夜はマイケルに言う。
「女性に歳を尋ねるモノじゃ無いわ。」
「へぇ。そう言うときには女性って言うんだな。調子が良いやつだ。」
「うるさい。」
喧嘩をするほど仲が良いと言うが、その言葉の通りだと思う。奏太ともこんな感じだった。そして沙夜はそういう人を好む傾向にある。心を惹かれないようにして欲しいと願うだけだ。
「ねぇ。一馬君。見て。この飴。凄く綺麗だよ。」
徹がもらってきた飴を見て、一馬は首をかしげる。どこかで見たことがあるようなモノだと思ったから。
だがあまりにも多すぎる。この牛肉のブロックを買ったら、二週間の間毎日牛肉になってしまうだろう。沙夜のそんな不安を感じたように、ソフィアはマイケル越しに言う。するとマイケルは沙夜にソフィアからの言葉を継げた。
「肉なんかはシェアをしようと言っているが、どうする?」
「シェア?」
「つまり、買ったところで食材があまるかもしれないだろう。野菜もそうだが。だからソフィアの所で少しずつ分けて持って行くと良いと言っているが、そうするか?」
それは願ったり叶ったりだ。沙夜は頷くと、ソフィアは少し笑ってチキンの塊を指さす。これを買いたいと思っているのだろう。
「凄いな。このチキン何羽分だろう。」
治がそう言うと、沙夜は少し笑って言う。」
「一羽もらおうかな。」
「捌けるの?魚だけじゃ無くて鳥も?」
「見よう見まねだけどね。」
西川辰雄だったらさっさと捌いてしまうのだろうが、沙夜はそこまで出来るわけでは無い。ローストチキンでも出来れば良いと思う。
「タマネギもシェアをしよう。」
「そうね。それにしてもここのタマネギは見事に大きいわねぇ。」
「そうだな。この辺は不毛な土地だったが、もう少し内陸に入ったところでは土地が肥沃でな。広大なジャガイモ畑という所もある。」
「見てみたいわ。」
そう言うモノに興味が無いと思っていた。だが様子は違う。スーツを脱ごうとしない女性だ。きっと堅苦しいのかと思ったが、そういう農業や漁業なんかも好きらしい。知れば知るほど意外な女性だと思った。
それなら、大丈夫かもしれない。マイケルはそう思って、少し離れたところでリンゴを選別していたリーに声をかける。
「リー。」
リンゴは今はシーズンで、ソフィアは暇なときにアップルパイを作ることがある。それはリーのお気に入りだったのだ。何とかして作ってもらおうとリンゴを見ていたらしい。
「……。」
何を話しているのだろう。そう思って一馬は遥人に声をかけてもらってその会話を聞いてもらった。すると遥人は少し笑って言う。
「和食の食材を置いているところがあるらしいな。」
「和食の?」
「味噌とか醤油とか。まぁ……こっちでもスーパーなんかには置いていることもあるし、専門店もあるけれどそこでは手作りの豆腐が売りみたいだ。」
「そこへ連れて行きたいと?」
「そう言うことだよ。ちょっと気になるな。手作り豆腐。」
「豆腐は水の関係もあるし、こっちでは作れないと思ってたな。」
「探したんじゃ無いのか。って事は店主はこっちの人かな。」
「行ってみればわかるだろう。」
あまり大したことでは無かったかと、一馬は一人でコーヒー豆を売っている店のコーヒーを見ていた沙夜を見る。
コーヒーはこちらの好みに合わせているのかもしれない。沙夜はそう思いながら浅煎りのコーヒー豆を見ていた。浅煎りだとマメの香りが楽しめるようになっているのだ。
「沙夜。ちょっと来て欲しいんだが。」
「えぇ。どうしたの?」
マイケルに呼ばれて、みんなと一緒にその一角へ足を向けた。そこはアジアの食品を置いているコーナーで、沙夜達の住んでいる土地だけでは無く隣の国のキムチや、香辛料なんかも置いている。この唐辛子だけで、口の中に火が付いたように辛いのだろう。
そして働いている人もなじみ深いような顔立ちの人が多い。おそらく、移民が多いという話も聞いている。マイケルの祖父達もその一人だと言っていたし、多国籍の人達がいるような所なのだから珍しくないだろう。
「和食はヘルシーなんだって言ってたな。」
ジョシュアはそう言うと、沙夜は頷いた。
「そうね。極端だけど精進料理というのがあってね。」
「精進料理?」
「お肉や魚を使わない料理よ。」
「野菜だけで栄養が足りるのか?」
「もちろん足りないけれど、毎日食べるのはお坊さんくらいじゃないかしら。しかも修行中の。」
「なるほど。」
それも今時はしないようだ。お坊さんになるのも学校へ行くことがあるからだ。
「ここだ。」
マイケルは一つの店にたどり着く。すると奥には中年ほどの年頃の男性がいた。やはりこちらの方の顔立ちだが、若干掘りが深く背も高いことからあまりこちらの人とならんでも見劣りはしない。この男がおそらくマイケルの父親なのだろう。よく似ていると思ったから。
「お、マイケル。」
英語で話をして、マイケルはリーとソフィアを紹介したあと、「二藍」も紹介した。沙夜が前に出て、その父親に挨拶をする。
「こちらの言葉で構わないよ。お嬢さん。」
いきなり英語からこちらの言葉に変わった。マイケルの父親だから話せて当然か。沙夜はそう思って、名刺を差し出す。
「初めまして。泉です。」
「沙夜さんね。沙夜で良いのかな。」
「結構ですよ。」
良く灼けた肌で髪は白髪が交ざっているが、細身なのに筋肉がほどよく付いて女性だったらきっと言い寄られるタイプだろう。いい歳のように見えるが、生命力に溢れた人だと思った。
「お、ジョシュアもいるのか。奥さんの調子はどうだい?」
「つわりが相変わらず酷くてね。何か良いモノは無いかな。」
「そうだね。和食はつわりにキツいモノばかりだからなぁ。塩も多いし。」
すると治がジョシュアに言う。
「ピクルスはうちの嫁がよく食べていたよ。すっきりして良いと言っていたし、食べ過ぎなければ体を冷やさない。」
「だったら千枚漬けかな。」
そう言って真空パックされている漬物を取り出した。その時だった。
奥にいる「二藍」のメンバーを見て父親は驚いてその漬物を落としそうになった。
「……あれは……。」
その視線の先には一馬の姿がある。一馬もそれに気が付いて、その店に近づいていった。
「手作りの豆腐があると聞いたんですけど、自分で作っているんですか。」
「あ……あぁ。昔そっちの国へ行ってたこともあって……豆腐屋に居たこともあって。」
その言葉に沙夜は少し笑って言う。
「期待出来そうですね。まだ残っていますか。」
「今日はまだ二丁あるから、リーの分と、お嬢さん達の分で売り切ろうか。」
「良いのか?父さん。」
マイケルはそう聞くと、父親は頷いた。
「構わないよ。今日はウィリアムさんは来ないようだ。」
おそらく豆腐を買いに来る常連がいるのだろう。父親は片隅にある冷蔵庫からその豆腐のパックを取り出した。そして沙夜はその店内を見渡し、味噌や醤油もここで買っておこうかと思っている。
「沙夜。今日は湯豆腐にしようよ。」
翔がそう言うと、沙夜は首を横に振る。
「湯豆腐にするほど量は無いわ。それにそのまま食べたいわね。冷や奴にしようか。醤油もあるし、鰹節もあるし。ダイレクトに味わってみたいわ。」
「それもそうだね。」
その時父親はふと子供が居ることに気が付いた。その子供達を見て少し笑う。
「子供が居るね。飴でもあげようか。」
するとその言葉に一番喜んだのはライリーだった。外見は大人に見えるが、まだそういったモノが好きなのだろう。
父親は奥から棒付きの飴を取り出して、四人に手渡す。すると悟が声を上げてお礼を言った。
「ありがとう。おいちゃん。」
「どういたしまして。」
「悟。おいちゃんって……。」
治がたしなめるが、父親は笑いながら言う。
「良いよ。良いよ。確かにおいちゃんだ。歳で言うともう孫が居ても良い位なんだし。」
「え?そんな歳なんですか?」
純がそう聞くと、父親は少し笑って言う。
「六十はとっくに過ぎてるんだよ。マイケルが産まれたのは四十を過ぎてからだ。」
その言葉に治が笑いながら一馬に言う。
「だってさ。一馬。あまり気にするなって。」
「もう気にしていない。」
子供が欲しくて焦っていた。しかし今は子供よりも沙夜が欲しいと思う。
「あれ?マイケルってそんな若いの?」
遥人はそう聞くとマイケルは不服そうに言う。
「いくつだと思われてたんだ。俺は。二十五になるんだが。」
「三十くらいだと思ってたよ。沙夜さんより年下か。」
「へぇ。そうだったのか。沙夜は年下だとばかり思っていたが。」
マイケルがそう言うと、沙夜はマイケルに言う。
「女性に歳を尋ねるモノじゃ無いわ。」
「へぇ。そう言うときには女性って言うんだな。調子が良いやつだ。」
「うるさい。」
喧嘩をするほど仲が良いと言うが、その言葉の通りだと思う。奏太ともこんな感じだった。そして沙夜はそういう人を好む傾向にある。心を惹かれないようにして欲しいと願うだけだ。
「ねぇ。一馬君。見て。この飴。凄く綺麗だよ。」
徹がもらってきた飴を見て、一馬は首をかしげる。どこかで見たことがあるようなモノだと思ったから。
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