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フィッシュ&チップス
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基本、芹は部屋に引きこもってライターの仕事をすることが多い。資料集めや打ち合わせは必要最小限にしているのだ。どこで紫乃に会うのかわからないし、裕太に会うかわからない。咲良の話によると、裕太は本業の音楽の方で、盛り返しているらしい。それは新しく入れたギタリストのおかげだろう。すらっとしたギタリストは、どことなく翔に似たような感じで、若い女性にとっては王子様のような感じに取られているのだ。
しばらくは会っても金、金と言われることは無いだろう。そう思いながら、ギタリストの資料に目を落とす。そんな外見に囚われていないようなギタリストは、若いギタリストから古参のギタリストまで参考にしているように思える。
四十そこそこで無くなった男は、背も低く、ずんぐりむっくりしているように見えるが、幼い頃から病気にかかっていたからこの体型なのだ。そして亡くなったのも、その病気が悪化したからだろう。だがその分、男の息子が活躍している。高名なギタリストの息子だからと色眼鏡で見られていたが、それでも自己努力をして今では外国のランキングに顔を見せることも少なくない。
裕太もこれくらい努力すれば良い。顔やスタイルではなく、技術でもてはやされるようになれば良いのに。そして同じような人は「二藍」に居る。純は、金髪でチャラく見えるがあれはあれで努力家だ。金髪なのは、きっと自分のキャラを見せるだけのツールであり、そこまでこだわりが無いように思えた。
その時、芹の携帯電話が鳴った。沙菜からのメッセージにそのメッセージを開く。
今日の夕飯を外で食べないかと言うことだった。
沙夜と翔が居ない五日間、朝ご飯は用意しているが、昼、夜は各自で何とかするということにしていた。だから、芹も無理はせずに惣菜を買ってきたり外で食べたりしている。沙菜も仲間やスタッフなんかと食事をしているようだが、今日は一緒に食事をしたいらしい。
それに芹は返信すると、他のメッセージを見た。藤枝からの連絡、沙夜が居ない間にしている西藤裕太からのメッセージ、石森愛からのメッセージなんかがあり、その中に沙夜のモノもある。
沙夜からのメッセージの画像の添え付けには、フェス会場の画像がある。お祭り騒ぎのように多くの人がいて、人種は様々だった。浅黒い肌をもつ女性がいたり、金色のウェーブのかかった髪を一つにくくっている男なんかもいる。タンクトップから見える胸毛を各層ともしない男は、とてもがたいが良くて一馬よりも筋肉がありそうだ。かと思えば沙夜が両手を伸ばしても腰に届きそうにないような太った人も居る。
こんな所に行ったら楽しいだろう。そう芹は思いながらメッセージを送る。だが、返ってくるのはきっと夜だ。時差は逆なのだから。
「……。」
携帯電話を置くと、また仕事を始めた。沙夜も仕事で向こうへ行っているのだ。自分だって目の前の仕事をこなさないといけない。それが芹を必要とされていることだから、その期待に添いたいと思う。
夕方近く。芹はそのままジーパンとシャツだけ着替えて、町の方へ出て行った。サラリーマンやOL達が駅の方へまっすぐ帰る人も居れば、そのままの観に行く人達もいる中、芹のような普通の格好をした人はおそらく大学生くらいだろう。またはフリーターとか。
そう思いながら芹は携帯電話のゲームをこなしていた。どっぷり浸かることはないが、暇つぶしには最適だから。
そしてしばらくすると、向こうから一人の女が近づいてくる。その人を見て芹はゲームを終わらせた。
「ごめん。待った?」
「少しな。お前、忙しかったんじゃないのか?」
「サインが終わらなくてさ。」
ソフトが発売されるので、そのソフトにサインをする作業をずっとしていたらしい。確かにいつもよりは地味な格好だと思う。それに普段はかけない眼鏡をかけていた。だがそれは伊達眼鏡で度は入っていない。おそらく男とご飯へ行くといっても、誤解されかねないのだ。だから、変装の意味もあるらしい。
その眼鏡が少し沙夜に見える。そう思って芹は視線を外した。
「どこに行くんだ?」
「近く。歩いて行けるよ。男優で引退した人が、居酒屋をオープンしたの。それに行こうと思ってて。」
「仲間とかと行けば良いのに。」
「んー。でもちょっと芹と話もあったし。こういう時じゃないと話出来ないじゃん。お酒飲んで良いよ。」
「お前が飲めないのにつまらないじゃん。」
「そうかな。別に気にしないよ。行こう。」
沙夜には無い心地よさだ。それに沙夜では絶対着ないような洋服に身を包んでいる。デニムのショートパンツや、襟ぐりが広く開いたシャツなんかに沙夜は縁がなかった。だがその細い足も、胸もやはりよく似ているように思える。
「あれ?ピアスしてんの?」
「出来るだけ付けたいと思って。」
すると沙菜は少し笑った。それは沙夜が送ったモノだと知っているから。それに少し匂いがする。それは香水の匂いだ。芹は香水なんかは普段は付けない。おそらく沙夜がプレゼントをしたモノだろう。芹はそこまで沙夜を思っているのだ。
そしてそれにムキになって芹に手を出そうとした自分が、とても浅はかに感じる。
「ここ。」
どの町にもちょっとした繁華街はある。K町のように町全体が繁華街というわけでは無いが、ビジネス街の片隅にチェーン化されている居酒屋やファミレスがあるように、ちょっとしたご飯を食べれるような店はあるのだ。
その一角にあるバルのような雰囲気のある居酒屋だった。外にもテーブルがあり、もう仕事帰りのサラリーマン達はビールで乾杯をしている。暑い日だから、ビールは美味しいだろう。
「今晩は。関口さん。二人いける?」
中に入ると店内は広く、カウンター席もありその奥には見覚えのある浅黒い肌を持った男が鍋を振っていた。
「おー。日和ちゃん。いらっしゃい。二人ね。そこ、片付けたらいけるよ。ちょっと待ってて。」
「日和」の名前に店内の男達はざわめいた。ここの店主が元AV男優だということは知っていたが、まさか女優が来るとは思ってなかったのだろう。そして生の沙菜に、羨望のまなざしを向けている。だがその隣に居るのはうさんくさいような芹なのだ。もしかしたら美人局くらいは思っているかも知れない。そう思って沙菜から視線を外す。
やがてテーブルが片付いて、二人はその席に案内された。そして水やおしぼりを持ってきた店員に、沙菜は封筒をその店員に手渡す。
「関口さんに渡しておいて。」
その封筒にはお祝いと書かれていた。おそらく開店のお祝いのつもりなのだろう。そういう所が沙菜はとても気が利く。
「こちらがメニューになります。」
そういって店員が離れていき、沙菜達はメニューをのぞき込む。メニューは多国籍という言葉の通り、和食が無いわけでは無いがタコスがあったり、かといえばフォーがあったり、カオマンガイなんかがあると思ったら、ボルシチなんかもメニューにある。どこの国なんだと思いながら芹はそのメニューを見て、ふと目に留まったモノがある。それはフィッシュ&チップスだった。
沙夜達が行っている国の名物で、あちらではビネガーや塩で食べるのだ。だが写真を見る限り、このフィッシュ&チップスにはオーロラソースみたいなモノがある。おそらく、この国の人に味を合わせたのだろう。
「あ、ねぇ。芹。ビールも何種類かあるよ。飲まない?」
「良いけど、お前飲まないじゃん。」
「でもほら、これ見てよ。」
ノンアルコールの所にも凝ったモノがある。特にレモネードは手作りなのだ。
「レモネード美味しそうだな。」
「だよねぇ。」
笑う顔は沙夜に似ている。そう思って芹はさっと視線をそらそうとした。その時だった。
「あれ?芹さん?」
声をかけられて見上げる。そこには朝倉すずの姿があったのだ。そしてすずは芹から、すぐに沙菜の方に視線を向けた。
男と女が居酒屋に来ている。デートをしているように見えて、この人が芹の恋人なのかと一瞬表情が、引きつってしまう。
「朝倉さん。飲みに来てるの?」
「うん。同期達と。」
「同期って事は藤枝もいるのか?」
「居るよ。四,五人で。」
「そっか。よろしく言っておいて。」
「うん。」
そういってすずは足早に去って行った。その様子を見て沙菜は少し笑う。
「あれは誤解されたわね。」
「しても良いよ。別に何の都合が悪いんだ。お、唐揚げ食おう。」
「サラダから食べたいわ。良いかしら。」
「パクチーは避けてくれよ。俺、あれだけはどうしても苦手。」
「わかった。わかった。」
そういって沙菜は店員に声をかける。すると上から見下ろす沙菜の胸元ばかりを店員が見ているような気がした。もう少しで胸が見えそうなのだろう。
「あいつ。ミスするぞ。」
「ふふん。わざとだもん。」
「性格悪いな。」
そういって沙菜は胸元のシャツを少し広げた。そしてその胸元を見る。汗で濡れた胸は嫌でもその先を想像させるだろう。だが芹には興味が無いものだった。
しばらくは会っても金、金と言われることは無いだろう。そう思いながら、ギタリストの資料に目を落とす。そんな外見に囚われていないようなギタリストは、若いギタリストから古参のギタリストまで参考にしているように思える。
四十そこそこで無くなった男は、背も低く、ずんぐりむっくりしているように見えるが、幼い頃から病気にかかっていたからこの体型なのだ。そして亡くなったのも、その病気が悪化したからだろう。だがその分、男の息子が活躍している。高名なギタリストの息子だからと色眼鏡で見られていたが、それでも自己努力をして今では外国のランキングに顔を見せることも少なくない。
裕太もこれくらい努力すれば良い。顔やスタイルではなく、技術でもてはやされるようになれば良いのに。そして同じような人は「二藍」に居る。純は、金髪でチャラく見えるがあれはあれで努力家だ。金髪なのは、きっと自分のキャラを見せるだけのツールであり、そこまでこだわりが無いように思えた。
その時、芹の携帯電話が鳴った。沙菜からのメッセージにそのメッセージを開く。
今日の夕飯を外で食べないかと言うことだった。
沙夜と翔が居ない五日間、朝ご飯は用意しているが、昼、夜は各自で何とかするということにしていた。だから、芹も無理はせずに惣菜を買ってきたり外で食べたりしている。沙菜も仲間やスタッフなんかと食事をしているようだが、今日は一緒に食事をしたいらしい。
それに芹は返信すると、他のメッセージを見た。藤枝からの連絡、沙夜が居ない間にしている西藤裕太からのメッセージ、石森愛からのメッセージなんかがあり、その中に沙夜のモノもある。
沙夜からのメッセージの画像の添え付けには、フェス会場の画像がある。お祭り騒ぎのように多くの人がいて、人種は様々だった。浅黒い肌をもつ女性がいたり、金色のウェーブのかかった髪を一つにくくっている男なんかもいる。タンクトップから見える胸毛を各層ともしない男は、とてもがたいが良くて一馬よりも筋肉がありそうだ。かと思えば沙夜が両手を伸ばしても腰に届きそうにないような太った人も居る。
こんな所に行ったら楽しいだろう。そう芹は思いながらメッセージを送る。だが、返ってくるのはきっと夜だ。時差は逆なのだから。
「……。」
携帯電話を置くと、また仕事を始めた。沙夜も仕事で向こうへ行っているのだ。自分だって目の前の仕事をこなさないといけない。それが芹を必要とされていることだから、その期待に添いたいと思う。
夕方近く。芹はそのままジーパンとシャツだけ着替えて、町の方へ出て行った。サラリーマンやOL達が駅の方へまっすぐ帰る人も居れば、そのままの観に行く人達もいる中、芹のような普通の格好をした人はおそらく大学生くらいだろう。またはフリーターとか。
そう思いながら芹は携帯電話のゲームをこなしていた。どっぷり浸かることはないが、暇つぶしには最適だから。
そしてしばらくすると、向こうから一人の女が近づいてくる。その人を見て芹はゲームを終わらせた。
「ごめん。待った?」
「少しな。お前、忙しかったんじゃないのか?」
「サインが終わらなくてさ。」
ソフトが発売されるので、そのソフトにサインをする作業をずっとしていたらしい。確かにいつもよりは地味な格好だと思う。それに普段はかけない眼鏡をかけていた。だがそれは伊達眼鏡で度は入っていない。おそらく男とご飯へ行くといっても、誤解されかねないのだ。だから、変装の意味もあるらしい。
その眼鏡が少し沙夜に見える。そう思って芹は視線を外した。
「どこに行くんだ?」
「近く。歩いて行けるよ。男優で引退した人が、居酒屋をオープンしたの。それに行こうと思ってて。」
「仲間とかと行けば良いのに。」
「んー。でもちょっと芹と話もあったし。こういう時じゃないと話出来ないじゃん。お酒飲んで良いよ。」
「お前が飲めないのにつまらないじゃん。」
「そうかな。別に気にしないよ。行こう。」
沙夜には無い心地よさだ。それに沙夜では絶対着ないような洋服に身を包んでいる。デニムのショートパンツや、襟ぐりが広く開いたシャツなんかに沙夜は縁がなかった。だがその細い足も、胸もやはりよく似ているように思える。
「あれ?ピアスしてんの?」
「出来るだけ付けたいと思って。」
すると沙菜は少し笑った。それは沙夜が送ったモノだと知っているから。それに少し匂いがする。それは香水の匂いだ。芹は香水なんかは普段は付けない。おそらく沙夜がプレゼントをしたモノだろう。芹はそこまで沙夜を思っているのだ。
そしてそれにムキになって芹に手を出そうとした自分が、とても浅はかに感じる。
「ここ。」
どの町にもちょっとした繁華街はある。K町のように町全体が繁華街というわけでは無いが、ビジネス街の片隅にチェーン化されている居酒屋やファミレスがあるように、ちょっとしたご飯を食べれるような店はあるのだ。
その一角にあるバルのような雰囲気のある居酒屋だった。外にもテーブルがあり、もう仕事帰りのサラリーマン達はビールで乾杯をしている。暑い日だから、ビールは美味しいだろう。
「今晩は。関口さん。二人いける?」
中に入ると店内は広く、カウンター席もありその奥には見覚えのある浅黒い肌を持った男が鍋を振っていた。
「おー。日和ちゃん。いらっしゃい。二人ね。そこ、片付けたらいけるよ。ちょっと待ってて。」
「日和」の名前に店内の男達はざわめいた。ここの店主が元AV男優だということは知っていたが、まさか女優が来るとは思ってなかったのだろう。そして生の沙菜に、羨望のまなざしを向けている。だがその隣に居るのはうさんくさいような芹なのだ。もしかしたら美人局くらいは思っているかも知れない。そう思って沙菜から視線を外す。
やがてテーブルが片付いて、二人はその席に案内された。そして水やおしぼりを持ってきた店員に、沙菜は封筒をその店員に手渡す。
「関口さんに渡しておいて。」
その封筒にはお祝いと書かれていた。おそらく開店のお祝いのつもりなのだろう。そういう所が沙菜はとても気が利く。
「こちらがメニューになります。」
そういって店員が離れていき、沙菜達はメニューをのぞき込む。メニューは多国籍という言葉の通り、和食が無いわけでは無いがタコスがあったり、かといえばフォーがあったり、カオマンガイなんかがあると思ったら、ボルシチなんかもメニューにある。どこの国なんだと思いながら芹はそのメニューを見て、ふと目に留まったモノがある。それはフィッシュ&チップスだった。
沙夜達が行っている国の名物で、あちらではビネガーや塩で食べるのだ。だが写真を見る限り、このフィッシュ&チップスにはオーロラソースみたいなモノがある。おそらく、この国の人に味を合わせたのだろう。
「あ、ねぇ。芹。ビールも何種類かあるよ。飲まない?」
「良いけど、お前飲まないじゃん。」
「でもほら、これ見てよ。」
ノンアルコールの所にも凝ったモノがある。特にレモネードは手作りなのだ。
「レモネード美味しそうだな。」
「だよねぇ。」
笑う顔は沙夜に似ている。そう思って芹はさっと視線をそらそうとした。その時だった。
「あれ?芹さん?」
声をかけられて見上げる。そこには朝倉すずの姿があったのだ。そしてすずは芹から、すぐに沙菜の方に視線を向けた。
男と女が居酒屋に来ている。デートをしているように見えて、この人が芹の恋人なのかと一瞬表情が、引きつってしまう。
「朝倉さん。飲みに来てるの?」
「うん。同期達と。」
「同期って事は藤枝もいるのか?」
「居るよ。四,五人で。」
「そっか。よろしく言っておいて。」
「うん。」
そういってすずは足早に去って行った。その様子を見て沙菜は少し笑う。
「あれは誤解されたわね。」
「しても良いよ。別に何の都合が悪いんだ。お、唐揚げ食おう。」
「サラダから食べたいわ。良いかしら。」
「パクチーは避けてくれよ。俺、あれだけはどうしても苦手。」
「わかった。わかった。」
そういって沙菜は店員に声をかける。すると上から見下ろす沙菜の胸元ばかりを店員が見ているような気がした。もう少しで胸が見えそうなのだろう。
「あいつ。ミスするぞ。」
「ふふん。わざとだもん。」
「性格悪いな。」
そういって沙菜は胸元のシャツを少し広げた。そしてその胸元を見る。汗で濡れた胸は嫌でもその先を想像させるだろう。だが芹には興味が無いものだった。
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