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ライブ
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チケットをちぎってもらい、四人は会場の中に入る。このイベントはインディーズの中では有名なバンドやデビュー間近のバンドなどが集まるイベントで、中にはそこそこ有名なバンドも出てくる。なので割と観客は多い方だと思う。だが一番多くなるのは夜になってからだろう。誰でも聴いたことのあるような有名アーティストも出てくるのだ。そのバンド目当てなのか、観客の中にはそのアーティストのTシャツやタオルを持った人も多い。
「中に入るとそれっぽい人が結構いるな。」
がたいがいい入れ墨を入れた男。どこかの国のギタリストに似せたも悲観の男。側には肌を派手に露出させた化粧の濃い女がいる。この中にいれば、響子も香もだいぶ地味に見える。
「離れるなよ。」
功太郎はそういって香の手を握る。それを圭太は見て少し羨ましく思えた。
響子と付き合っていたとき、響子はあまりそう言ったことが好きでは無かったのだ。人前でベタベタするのは、恥ずかしいらしい。だからといって家の中だったら良いのかというとそうでも無い。自分のペースを崩されたくなかったから。
響子が圭太を求めてくることはあまり無かったのかもしれない。響子も圭太に合わせ、圭太も響子に合わせていた。それがいつしかいびつな関係になっていたと思う。圭太はそう思いながら、刺しだそうした手を引っ込めた。
「あの辺かな。」
圭太はそう言って席を指さす。指定されている椅子の上にビニールテープで番号を書いていた。それが四人の席らしい。ステージの中央より右寄りの通路側の席だ。そこからならベースがよく見える。
「席はあるけど、椅子になんかみんな座ってないな。」
「そんなモノだろ。ロックのあのイベントだって誰も座ってなかったし。」
圭太は功太郎にそう言うと、圭太と功太郎の間に香と響子を挟み込むように席に着いた。隣がどんな人が来るかわからないからと思ったからだ。だが心配は無用だったかもしれない。圭太の隣には女性の二人組だった。普通のOL風のジーパンと白いシャツを着た女性で、こういう場には不似合いなような気がする。まぁ、響子だって相当地味な方だ。この容姿で、ロックが好きなど誰も思わないだろう。
「ねぇ。遙人のバンドっていつくらいに出てくるかなぁ。」
遙人という名前に、圭太は少し驚いていた。
「あと一つ挟んでその次。」
「あー。テレビなんかに出なくなったし、雑誌くらいじゃん?生の遙人が、見れるなんて超ラッキーじゃ無い?見て見て。SNSでもだいぶ騒いでるよ。」
SNSで騒いでいるレベルかもしれない。だがSNSはバカに出来ないのだ。「clover」だってSNSで紹介されて広まってきたこともある。だがそれは諸刃の剣で、和己が言っていたように店員の過去も調べ上げられ、でっち上げた噂を流されることもある。それにいちいち反論などしていられないし、相手にしていられない。
「最近の遙人ってほら、何か入れ墨とか入れててさ。ちょっと怖い感じだけど、それがワイルドに見えるよね。」
「言える。」
好きな人には好きなようにしか捉えられない。入れ墨を入れたと言えば怖いと思われる。それが狙いなのに、ワイルドになって格好良いと言われることもあるのだ。
その時ステージの方でわっと言う声が聞こえた。それにみんなが席を立つ。それに習って四人も立ち上がった。どうやらバンドのメンバーが出てきたらしい。
「インディーズでは有名なバンドなんだな。」
固定客もいるらしく。男の声でメンバーの名前を叫ぶ声が聞こえる。それに対してメンバーは手を振っていたりしていた。どうやらステージには慣れているらしい。
「ねぇ。功太郎。あのボーカルの人って真君に似てるね。」
香がそう言って功太郎に話しかける。それに功太郎はボーカルの方を見た。
「金髪ってだけじゃないのか?」
「違うよぉ。こっちの人の顔立ちじゃ無いみたい。」
まるでモデルのような容姿だ。響子も黙ったままオレンジジュースを片手に、そのバンドを見ている。
「まぁ……姿もロックのうちって言うわね。」
響子の言葉に圭太は少し笑っていた。他のメンバーを見ていても、際だって目立っているのはやはりボーカルだろう。まるで他のメンバーがバックで演奏をする人たちに見える。
やがてみんなセッティングが終わり、ドラムがスティックを鳴らす。するといきなり大音量の音楽が鳴らされた。それにわっと観客が騒ぐ。
「へぇ……。この曲をするなんて、良い度胸してるな。」
圭太はそう言って少し笑う。有名なロックの曲だ。だが有名でみんなが知っているからこそあらが見える。
「……またとちったわね。あのギター。」
響子は冷静にそう言う。その視線はどことなく冷めているような感じがした。それは「flipper」で見た視線のままだ。つまり、素人がする音楽でも何でも良いが、曲として成り立っていなければ聴く価値はないと思っているのだろう。それはつまり、圭太のドラムもその程度だと言われているようで、何となく悔しい。
「インディーズだから……。」
「お金がかかっているのよ。それなりに精度を上げてもらわないといけないわ。」
確かにこのチケットは安いが、金がかかっている。それを言っているのだろう。
「確かにこの間見たロックのイベントのヤツとは全然違うな。音が違うって言うか。」
功太郎もそう言う。だが香は楽しそうに体を揺らしていた。要は楽しければ良いのだと言われているようだ。ここの場はライブでありオーディションでは無い。純粋に香のように楽しんでいれば良いのだと思う。
「あ、功太郎。この曲知っているわ。」
「聴いたことがあるな。何だっけ……ビールのCMの……。」
楽しそうにしている香とは違って、響子の視線は冷めているようだ。音が合っていなければ、純粋に楽しむことも出来ないのだろう。それだけ感覚が鋭いのだ。
やがてバンドの出番は終わり、目当てのバンドが終わった人たちは早々に会場をあとにする。だが入ってくる人たちも多い。それは圭太の隣に座っている女性の姿が多くなった気がしていた。まるでアイドルのコンサート会場だ。その様子に既存のロックファン達はいぶかしげな顔をしている。
「栗山遙人がボーカルねぇ。何か演歌チックな歌い方をするヤツだろ?」
「親が演歌歌手だし。そんな歌い方しか出来ねぇのに、ロック?中途半端だろ?」
「あれじゃねぇ?演歌っぽいロック。」
「そんなのロックじゃ無いし。」
だったら何がロックなんだ。響子はそう思いながら、また椅子に座ると入り口でもらったパンフレットを見ていた。
「へぇ……「Harlem」も出るんだ。」
圭太はそう言って響子の持っているパンフレットをちらっと見た。
「何?そのバンド。」
「「flower children」のキーボードが解散して作ったバンドだろ?ロックって言うよりテクノのような感じ。」
「ミクスチャーロックみたいな感じかしら。」
「じわじわ人気が出てるよ。タイアップとかはまだ無いけど。」
「flower children」のキーボードと言えば天草裕太のことだろう。その男もこののイベントに出るのだ。顔を合わせているのかはわからない。だが一度会ったことがある裕太には一馬は好意的だったと思う。だが真実はそうでも無い。つまり表面的に好意があるようなふりをしていたのだと思う。元バンドのメンバーだから無碍にも出来ないが、この男も一馬を陥れた一人なのだという考えも合ったのだろう。
「天草さんね。」
「会ったことがあるのか?」
「「flipper's」のライブ会場前でね。」
パンフレットを見ている限り、その「Harlem」というバンドが出てくるのは、一馬のバンドの次だ。もうデビューをしているようなバンドの前に、まだデビューすらしていないライブすら初めてというバンドを組むというのはどういう神経をしているのだろう。または……。
響子はちらっとステージを見る。前のバンドの片付けを終えて、スタッフが機材を持ち込んでいる。キーボードのセッティングをしているのだろう。
「どうした?」
そのセッティングをしているのを見て、響子は少し笑う。
「よっぽど自信があるのかもしれない。期待しましょう。」
スタッフがステージを降りていき、今度はメンバーが上がっていく。このバンドの名前は「二藍」。その名の通り、メンバーは藍色のシャツをみんな着ている。
「きゃあー!遙人!」
やはりというか栗山が出てきただけで、女性の悲鳴のような声が耳を付く。後ろに居る一馬には目もくれないようだ。だが一馬はよく目立つ。ベースというのはギターよりも一回り大きい。なのに一馬が持つと、ギターに見えなくも無い。
「アレ……?」
昨日「clover」に来た人たちとは違う女性がいる。その女性はキーボードの前に立っていた。その人の出現に、圭太が動揺する。
「……加奈子……さん?」
響子もそのキーボードを見て少し動揺した。それはピアニストだと言っていた、圭太の見合い相手だから。そして一馬とはレコーディングなんかで会うことも会ったと聞いている。
どうしてこの場にいるのだろう?あの人もこのバンドのメンバーなのだろうか。わからない。ここ最近、一馬とそんな話もろくにしていなかったのだから。
一緒に住んでいるのに、何もわからない。こんな日々が続いていくのかと思えば少し不安になってくる。響子は手の震えを押さえ、ドラムのスティックが鳴らされる音を聴いて立ち上がった。
「中に入るとそれっぽい人が結構いるな。」
がたいがいい入れ墨を入れた男。どこかの国のギタリストに似せたも悲観の男。側には肌を派手に露出させた化粧の濃い女がいる。この中にいれば、響子も香もだいぶ地味に見える。
「離れるなよ。」
功太郎はそういって香の手を握る。それを圭太は見て少し羨ましく思えた。
響子と付き合っていたとき、響子はあまりそう言ったことが好きでは無かったのだ。人前でベタベタするのは、恥ずかしいらしい。だからといって家の中だったら良いのかというとそうでも無い。自分のペースを崩されたくなかったから。
響子が圭太を求めてくることはあまり無かったのかもしれない。響子も圭太に合わせ、圭太も響子に合わせていた。それがいつしかいびつな関係になっていたと思う。圭太はそう思いながら、刺しだそうした手を引っ込めた。
「あの辺かな。」
圭太はそう言って席を指さす。指定されている椅子の上にビニールテープで番号を書いていた。それが四人の席らしい。ステージの中央より右寄りの通路側の席だ。そこからならベースがよく見える。
「席はあるけど、椅子になんかみんな座ってないな。」
「そんなモノだろ。ロックのあのイベントだって誰も座ってなかったし。」
圭太は功太郎にそう言うと、圭太と功太郎の間に香と響子を挟み込むように席に着いた。隣がどんな人が来るかわからないからと思ったからだ。だが心配は無用だったかもしれない。圭太の隣には女性の二人組だった。普通のOL風のジーパンと白いシャツを着た女性で、こういう場には不似合いなような気がする。まぁ、響子だって相当地味な方だ。この容姿で、ロックが好きなど誰も思わないだろう。
「ねぇ。遙人のバンドっていつくらいに出てくるかなぁ。」
遙人という名前に、圭太は少し驚いていた。
「あと一つ挟んでその次。」
「あー。テレビなんかに出なくなったし、雑誌くらいじゃん?生の遙人が、見れるなんて超ラッキーじゃ無い?見て見て。SNSでもだいぶ騒いでるよ。」
SNSで騒いでいるレベルかもしれない。だがSNSはバカに出来ないのだ。「clover」だってSNSで紹介されて広まってきたこともある。だがそれは諸刃の剣で、和己が言っていたように店員の過去も調べ上げられ、でっち上げた噂を流されることもある。それにいちいち反論などしていられないし、相手にしていられない。
「最近の遙人ってほら、何か入れ墨とか入れててさ。ちょっと怖い感じだけど、それがワイルドに見えるよね。」
「言える。」
好きな人には好きなようにしか捉えられない。入れ墨を入れたと言えば怖いと思われる。それが狙いなのに、ワイルドになって格好良いと言われることもあるのだ。
その時ステージの方でわっと言う声が聞こえた。それにみんなが席を立つ。それに習って四人も立ち上がった。どうやらバンドのメンバーが出てきたらしい。
「インディーズでは有名なバンドなんだな。」
固定客もいるらしく。男の声でメンバーの名前を叫ぶ声が聞こえる。それに対してメンバーは手を振っていたりしていた。どうやらステージには慣れているらしい。
「ねぇ。功太郎。あのボーカルの人って真君に似てるね。」
香がそう言って功太郎に話しかける。それに功太郎はボーカルの方を見た。
「金髪ってだけじゃないのか?」
「違うよぉ。こっちの人の顔立ちじゃ無いみたい。」
まるでモデルのような容姿だ。響子も黙ったままオレンジジュースを片手に、そのバンドを見ている。
「まぁ……姿もロックのうちって言うわね。」
響子の言葉に圭太は少し笑っていた。他のメンバーを見ていても、際だって目立っているのはやはりボーカルだろう。まるで他のメンバーがバックで演奏をする人たちに見える。
やがてみんなセッティングが終わり、ドラムがスティックを鳴らす。するといきなり大音量の音楽が鳴らされた。それにわっと観客が騒ぐ。
「へぇ……。この曲をするなんて、良い度胸してるな。」
圭太はそう言って少し笑う。有名なロックの曲だ。だが有名でみんなが知っているからこそあらが見える。
「……またとちったわね。あのギター。」
響子は冷静にそう言う。その視線はどことなく冷めているような感じがした。それは「flipper」で見た視線のままだ。つまり、素人がする音楽でも何でも良いが、曲として成り立っていなければ聴く価値はないと思っているのだろう。それはつまり、圭太のドラムもその程度だと言われているようで、何となく悔しい。
「インディーズだから……。」
「お金がかかっているのよ。それなりに精度を上げてもらわないといけないわ。」
確かにこのチケットは安いが、金がかかっている。それを言っているのだろう。
「確かにこの間見たロックのイベントのヤツとは全然違うな。音が違うって言うか。」
功太郎もそう言う。だが香は楽しそうに体を揺らしていた。要は楽しければ良いのだと言われているようだ。ここの場はライブでありオーディションでは無い。純粋に香のように楽しんでいれば良いのだと思う。
「あ、功太郎。この曲知っているわ。」
「聴いたことがあるな。何だっけ……ビールのCMの……。」
楽しそうにしている香とは違って、響子の視線は冷めているようだ。音が合っていなければ、純粋に楽しむことも出来ないのだろう。それだけ感覚が鋭いのだ。
やがてバンドの出番は終わり、目当てのバンドが終わった人たちは早々に会場をあとにする。だが入ってくる人たちも多い。それは圭太の隣に座っている女性の姿が多くなった気がしていた。まるでアイドルのコンサート会場だ。その様子に既存のロックファン達はいぶかしげな顔をしている。
「栗山遙人がボーカルねぇ。何か演歌チックな歌い方をするヤツだろ?」
「親が演歌歌手だし。そんな歌い方しか出来ねぇのに、ロック?中途半端だろ?」
「あれじゃねぇ?演歌っぽいロック。」
「そんなのロックじゃ無いし。」
だったら何がロックなんだ。響子はそう思いながら、また椅子に座ると入り口でもらったパンフレットを見ていた。
「へぇ……「Harlem」も出るんだ。」
圭太はそう言って響子の持っているパンフレットをちらっと見た。
「何?そのバンド。」
「「flower children」のキーボードが解散して作ったバンドだろ?ロックって言うよりテクノのような感じ。」
「ミクスチャーロックみたいな感じかしら。」
「じわじわ人気が出てるよ。タイアップとかはまだ無いけど。」
「flower children」のキーボードと言えば天草裕太のことだろう。その男もこののイベントに出るのだ。顔を合わせているのかはわからない。だが一度会ったことがある裕太には一馬は好意的だったと思う。だが真実はそうでも無い。つまり表面的に好意があるようなふりをしていたのだと思う。元バンドのメンバーだから無碍にも出来ないが、この男も一馬を陥れた一人なのだという考えも合ったのだろう。
「天草さんね。」
「会ったことがあるのか?」
「「flipper's」のライブ会場前でね。」
パンフレットを見ている限り、その「Harlem」というバンドが出てくるのは、一馬のバンドの次だ。もうデビューをしているようなバンドの前に、まだデビューすらしていないライブすら初めてというバンドを組むというのはどういう神経をしているのだろう。または……。
響子はちらっとステージを見る。前のバンドの片付けを終えて、スタッフが機材を持ち込んでいる。キーボードのセッティングをしているのだろう。
「どうした?」
そのセッティングをしているのを見て、響子は少し笑う。
「よっぽど自信があるのかもしれない。期待しましょう。」
スタッフがステージを降りていき、今度はメンバーが上がっていく。このバンドの名前は「二藍」。その名の通り、メンバーは藍色のシャツをみんな着ている。
「きゃあー!遙人!」
やはりというか栗山が出てきただけで、女性の悲鳴のような声が耳を付く。後ろに居る一馬には目もくれないようだ。だが一馬はよく目立つ。ベースというのはギターよりも一回り大きい。なのに一馬が持つと、ギターに見えなくも無い。
「アレ……?」
昨日「clover」に来た人たちとは違う女性がいる。その女性はキーボードの前に立っていた。その人の出現に、圭太が動揺する。
「……加奈子……さん?」
響子もそのキーボードを見て少し動揺した。それはピアニストだと言っていた、圭太の見合い相手だから。そして一馬とはレコーディングなんかで会うことも会ったと聞いている。
どうしてこの場にいるのだろう?あの人もこのバンドのメンバーなのだろうか。わからない。ここ最近、一馬とそんな話もろくにしていなかったのだから。
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