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譲歩
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とっくにご飯が炊けたと、アラームが鳴った。だがその行為を辞められない。ベッドに移動してコンドームの中に一馬が射精した時、響子もまた絶頂した。ゆっくりとそこから抜いてコンドームを取るとその入り口を結ぶ。精液が先にずいぶん溜まっていた。ずいぶん抜いていなかったからだろう。
響子は息を切らせて、ベッドの上に横たわっていた。だが一馬はその手を引いてまた響子の体を起こす。
「掃除しろ。ドロドロになっているだろう?」
「うん……。」
もうもうろうとしているのかもしれない。ほとんど無意識で一馬のそこに舌を這わせている。そして口の中にそれを入れると、更にまた大きくなりそうだ。
卑猥な音をさせて、それを舐める。自然に一馬の腰も動き始めた。
「あぁ……。響子は口も良いな。もっと強めに吸って……あぁ。良い……。」
レイプされたあと、響子はセックスに恐怖を持っていた。だからここ数年前まで誰ともセックスをしていなかったという。その恐怖の呪縛から解き放ってくれたのは、圭太だったのだ。だからコレも圭太に仕込まれたのかもしれないと思うと、少し嫉妬する。だがそれはお互い様なのかもしれない。自分だって響子と出会う前は、彼女がいなかったわけでは無い。だが続かなかった。
セックスも理由になるのかもしれないが、その主な理由は自分の仕事の姿勢だろう。どうしても仕事に熱が入ると、女は二の次になるのだ。
また大きくなった性器を響子の口から抜く。そしてベッドサイドの引き出しから新しいコンドームを取り出した。その前に暑いと思い、今度はスウェットの上を脱ぐと響子のエプロンの紐も取り去った。やっと裸になれ、お互いの温もりを感じられる。
「またするの?」
響子はそう聞くと、一馬はその頬に手を当ててキスをする。
「したくないか?」
「……ううん。あの……。」
「どうした。時間ならまだあると思うが。」
「手加減してくれないと足が……立たなく……。」
「あとで風呂に入ろう。」
「一緒に?」
「今更?」
コンドームをまた付けると、ぬぷっという音を立てて一気に響子の中に入る。
「ああああ!また奥に!」
「あー……。良いっ……。すごい締まる……。」
そのまま足を上げて、響子の中を突いていく。ズブッ、ぬぷっという音を立てながらその奥を突くと響子は耐えられないようにシーツを掴んだ。一馬はその手を振り払い、一馬は自分の体に手を置かせる。
「掴むんだったら俺に掴まれ。ほら……。動くから。」
耐えられないように背中に爪を立てられたらしい。僅かな痛みを感じた。
「一馬……。かず……。」
「響子。好き。俺の側にいろ。」
「好き。あなたが好きよ。ああっ!そんなに奥に!」
「ここが好きなんだな。ここを突くと締まる。んっ……また締まってきた。そんなに早く出して欲しいのか?」
「や……。そんなんじゃ無い。あっ!駄目!出る!出ちゃう!」
シーツはお互いの体液でぐちゃぐちゃに濡れているのに、一馬はその奥から自分の性器を押し出されるような感覚を覚えた。思わず抜くと、そこから汁が勢いよく漏れた。
「ああああ!」
ぴゅっとその汁は溢れ、ベッドの向こうの床にまでポタポタと落ちる。気持ち良すぎて、潮を噴いてしまったのだ。
「見ないで……。」
恥ずかしげに顔を赤くさせた響子は、一馬にそう訴える。だが一馬はその汁の出た性器にまた舌を這わせた。
「や……汚い。」
「汚いわけが無いだろう。おしっこじゃ無いんだから。」
気持ち良くなりすぎて出たものだ。そこを舐めるたびに、また汁が出てくる。そしてまた一馬はそのヒクヒクしている性器に、また性器を埋めていく。
「ああああ!おっきい!堅い!奥に!奥……。」
「すごい気持ちいい。響子。俺だけの……。」
何度も射精したはずだったし、響子はその倍は絶頂に達している。それなのに、何度も求めたくなる。好きだという感覚もあるが、それ以上にお互いがお互いを求めていたのだ。
切り替えようと思っていたのに、あの日はいつまでも性器が濡れている感じがした。朝からセックスをして、風呂に一緒に入ってもまた一馬はその中で求めてきたから。さすがに風呂場までは防音が効いていないのかもしれないが、おそらく一緒のタイミングで風呂に入っていたとしたら声が漏れていたに違いない。そう思うと隣人と顔を合わせるのも恥ずかしいと思う。
あれから一馬とは生活がすれ違っていた。響子が寝ているときに一馬が帰ってきて、一馬を起こさないように響子が起きる。食事の用意をしている間に一馬が起きてくるのだ。
朝食だけは一緒に取るが、夕食もままならないことが多い。休憩に入り、響子は携帯電話をチェックすると、今日も一馬は食事はいらないらしい。こんな時は「flipper」にでも行ってオムライスでも食べようかと思っていたときだった。
「響子。ちょっと表に来て。」
圭太がそういって響子を呼ぶ。
「え?」
さっき休憩に入ったばかりだ。なのに呼び出されるとはどういうことなのだろう。めんどくさい客でも来たのだろうか。そう思いながら、響子は箸を置くとそのままバックヤードを出た。そしてフロアに出ると、そこには香と弥生、それに二人の父親の姿があった。香は中学校の制服である紺色のセーラー服を着ていて、弥生もクリーム色のツーピースを着ていて、父親もスーツ姿にネクタイをしている。
「響ちゃん。どう?中学校の制服。」
どう見ても中学生には見えない。高校でセーラー服の学校があればこんな感じなのかもしれないが、中学校に入る女子生徒とは到底思えなかった。
「可愛いね。タイはえんじ色なのね。私が通っていた中学校は、タイは白だったんだけどそれ以外はあまり変わらない。」
香は少し笑い、くるっと回って見せた。その姿に少し心が痛い。自分と重なったからだ。
「やっと年相応に見えるようだな。」
圭太はそういって少し笑う。
「功太郎はまだ帰ってきてないの?」
「もうすぐ帰ってくると思うんだけどな。」
配達へ行っていて、まだ帰ってきていない。最近は配達を光太郎が行くことが多いのだ。
「お父さんですか?」
響子はそう言って父親に声をかける。人が良さそうな人だ。酒造メーカーの営業をしていると言っていたが、こんな感じで良く営業が出来るなと思うほど人の良さがにじみ出ている。目の端に細かいしわがあり、弥生の父親だというのは頷ける。香はこの父親が歳を取ってやっと授かった子供なのだ。それが可愛いと思っていたのに、香とこの父親とは血の繋がりは無い。だがそんなことも気にしていないまま我が子と思って暮らしているのだろう。
「初めましてかな。功太郎君には何度か会ったんですけどね。」
「このたびはおめでとう御座います。」
「あぁ。ありがとう。あなたにも世話になったようで。お礼に伺わなければと思っていたんですけど。」
「何かしましたかね。」
響子はそう言って思い出した。だが世話という世話はどちらかというと功太郎がしている。
「こっちに来たときに花見に連れて行ったり、ちょっとゴタゴタしたときもあなた方が世話をしてくれた。こっちは移動したばかりだったし、弥生に任せっきりだったから心苦しくて。」
「親一人だとそんなモノよ。お父さん。あたしだってまだいるんだから、気にしないで。」
「そんなことを言ったら、いつまでたっても嫁に行けないだろう?瑞希君だってずっと待っているわけじゃ無いんだから。」
「こっちにはこっちの事情があるのよ。結婚したいときは言うから。」
親子喧嘩が始まりそうだ。そう思いながら、響子はため息をつく。する遠くのキッチンから、真二郎が顔を覗かせた。そして圭太にケーキの箱を父親に手渡す。
「村瀬さん。コレ、うちの店からです。お祝い。」
お祝いのケーキということなのだろう。おそらく弥生も香も甘いものは好きだ。だからこのケーキは喜ぶと思う。
「ありがとう。ありがたく戴きますよ。」
「甘いものは好きですか?」
すると父親は少し苦笑いをして言う。
「酒造メーカーに勤めているんですけどね。酒はあまり強くないんですよ。今はみりんを推してましてね。」
「みりん?」
その言葉に真二郎が食いつく。男以外で真二郎が食いつく唯一のものだった。
響子は息を切らせて、ベッドの上に横たわっていた。だが一馬はその手を引いてまた響子の体を起こす。
「掃除しろ。ドロドロになっているだろう?」
「うん……。」
もうもうろうとしているのかもしれない。ほとんど無意識で一馬のそこに舌を這わせている。そして口の中にそれを入れると、更にまた大きくなりそうだ。
卑猥な音をさせて、それを舐める。自然に一馬の腰も動き始めた。
「あぁ……。響子は口も良いな。もっと強めに吸って……あぁ。良い……。」
レイプされたあと、響子はセックスに恐怖を持っていた。だからここ数年前まで誰ともセックスをしていなかったという。その恐怖の呪縛から解き放ってくれたのは、圭太だったのだ。だからコレも圭太に仕込まれたのかもしれないと思うと、少し嫉妬する。だがそれはお互い様なのかもしれない。自分だって響子と出会う前は、彼女がいなかったわけでは無い。だが続かなかった。
セックスも理由になるのかもしれないが、その主な理由は自分の仕事の姿勢だろう。どうしても仕事に熱が入ると、女は二の次になるのだ。
また大きくなった性器を響子の口から抜く。そしてベッドサイドの引き出しから新しいコンドームを取り出した。その前に暑いと思い、今度はスウェットの上を脱ぐと響子のエプロンの紐も取り去った。やっと裸になれ、お互いの温もりを感じられる。
「またするの?」
響子はそう聞くと、一馬はその頬に手を当ててキスをする。
「したくないか?」
「……ううん。あの……。」
「どうした。時間ならまだあると思うが。」
「手加減してくれないと足が……立たなく……。」
「あとで風呂に入ろう。」
「一緒に?」
「今更?」
コンドームをまた付けると、ぬぷっという音を立てて一気に響子の中に入る。
「ああああ!また奥に!」
「あー……。良いっ……。すごい締まる……。」
そのまま足を上げて、響子の中を突いていく。ズブッ、ぬぷっという音を立てながらその奥を突くと響子は耐えられないようにシーツを掴んだ。一馬はその手を振り払い、一馬は自分の体に手を置かせる。
「掴むんだったら俺に掴まれ。ほら……。動くから。」
耐えられないように背中に爪を立てられたらしい。僅かな痛みを感じた。
「一馬……。かず……。」
「響子。好き。俺の側にいろ。」
「好き。あなたが好きよ。ああっ!そんなに奥に!」
「ここが好きなんだな。ここを突くと締まる。んっ……また締まってきた。そんなに早く出して欲しいのか?」
「や……。そんなんじゃ無い。あっ!駄目!出る!出ちゃう!」
シーツはお互いの体液でぐちゃぐちゃに濡れているのに、一馬はその奥から自分の性器を押し出されるような感覚を覚えた。思わず抜くと、そこから汁が勢いよく漏れた。
「ああああ!」
ぴゅっとその汁は溢れ、ベッドの向こうの床にまでポタポタと落ちる。気持ち良すぎて、潮を噴いてしまったのだ。
「見ないで……。」
恥ずかしげに顔を赤くさせた響子は、一馬にそう訴える。だが一馬はその汁の出た性器にまた舌を這わせた。
「や……汚い。」
「汚いわけが無いだろう。おしっこじゃ無いんだから。」
気持ち良くなりすぎて出たものだ。そこを舐めるたびに、また汁が出てくる。そしてまた一馬はそのヒクヒクしている性器に、また性器を埋めていく。
「ああああ!おっきい!堅い!奥に!奥……。」
「すごい気持ちいい。響子。俺だけの……。」
何度も射精したはずだったし、響子はその倍は絶頂に達している。それなのに、何度も求めたくなる。好きだという感覚もあるが、それ以上にお互いがお互いを求めていたのだ。
切り替えようと思っていたのに、あの日はいつまでも性器が濡れている感じがした。朝からセックスをして、風呂に一緒に入ってもまた一馬はその中で求めてきたから。さすがに風呂場までは防音が効いていないのかもしれないが、おそらく一緒のタイミングで風呂に入っていたとしたら声が漏れていたに違いない。そう思うと隣人と顔を合わせるのも恥ずかしいと思う。
あれから一馬とは生活がすれ違っていた。響子が寝ているときに一馬が帰ってきて、一馬を起こさないように響子が起きる。食事の用意をしている間に一馬が起きてくるのだ。
朝食だけは一緒に取るが、夕食もままならないことが多い。休憩に入り、響子は携帯電話をチェックすると、今日も一馬は食事はいらないらしい。こんな時は「flipper」にでも行ってオムライスでも食べようかと思っていたときだった。
「響子。ちょっと表に来て。」
圭太がそういって響子を呼ぶ。
「え?」
さっき休憩に入ったばかりだ。なのに呼び出されるとはどういうことなのだろう。めんどくさい客でも来たのだろうか。そう思いながら、響子は箸を置くとそのままバックヤードを出た。そしてフロアに出ると、そこには香と弥生、それに二人の父親の姿があった。香は中学校の制服である紺色のセーラー服を着ていて、弥生もクリーム色のツーピースを着ていて、父親もスーツ姿にネクタイをしている。
「響ちゃん。どう?中学校の制服。」
どう見ても中学生には見えない。高校でセーラー服の学校があればこんな感じなのかもしれないが、中学校に入る女子生徒とは到底思えなかった。
「可愛いね。タイはえんじ色なのね。私が通っていた中学校は、タイは白だったんだけどそれ以外はあまり変わらない。」
香は少し笑い、くるっと回って見せた。その姿に少し心が痛い。自分と重なったからだ。
「やっと年相応に見えるようだな。」
圭太はそういって少し笑う。
「功太郎はまだ帰ってきてないの?」
「もうすぐ帰ってくると思うんだけどな。」
配達へ行っていて、まだ帰ってきていない。最近は配達を光太郎が行くことが多いのだ。
「お父さんですか?」
響子はそう言って父親に声をかける。人が良さそうな人だ。酒造メーカーの営業をしていると言っていたが、こんな感じで良く営業が出来るなと思うほど人の良さがにじみ出ている。目の端に細かいしわがあり、弥生の父親だというのは頷ける。香はこの父親が歳を取ってやっと授かった子供なのだ。それが可愛いと思っていたのに、香とこの父親とは血の繋がりは無い。だがそんなことも気にしていないまま我が子と思って暮らしているのだろう。
「初めましてかな。功太郎君には何度か会ったんですけどね。」
「このたびはおめでとう御座います。」
「あぁ。ありがとう。あなたにも世話になったようで。お礼に伺わなければと思っていたんですけど。」
「何かしましたかね。」
響子はそう言って思い出した。だが世話という世話はどちらかというと功太郎がしている。
「こっちに来たときに花見に連れて行ったり、ちょっとゴタゴタしたときもあなた方が世話をしてくれた。こっちは移動したばかりだったし、弥生に任せっきりだったから心苦しくて。」
「親一人だとそんなモノよ。お父さん。あたしだってまだいるんだから、気にしないで。」
「そんなことを言ったら、いつまでたっても嫁に行けないだろう?瑞希君だってずっと待っているわけじゃ無いんだから。」
「こっちにはこっちの事情があるのよ。結婚したいときは言うから。」
親子喧嘩が始まりそうだ。そう思いながら、響子はため息をつく。する遠くのキッチンから、真二郎が顔を覗かせた。そして圭太にケーキの箱を父親に手渡す。
「村瀬さん。コレ、うちの店からです。お祝い。」
お祝いのケーキということなのだろう。おそらく弥生も香も甘いものは好きだ。だからこのケーキは喜ぶと思う。
「ありがとう。ありがたく戴きますよ。」
「甘いものは好きですか?」
すると父親は少し苦笑いをして言う。
「酒造メーカーに勤めているんですけどね。酒はあまり強くないんですよ。今はみりんを推してましてね。」
「みりん?」
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