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イブ
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予想通り、クリスマスイブのその日は千鶴も早めに来てくれたが、五人でてんてこ舞いだった。ほとんど功太郎はキッチンにいて、真二郎の手伝いをして、響子も手が空いたらレジをする。圭太と千鶴はフロアにいてオーダーを持って行っている。客はわがままだ。だがそういう時ほど丁寧にしないといけない。
「はい。クサカベ様ですね。いつもありがとうございます。二千二百円です。」
圭太も千鶴もなじみの客でも丁寧に接する。名前と電話番号を確認してケーキを手渡した。
チョコレートのブッシュ・ド・ノエルもキャラメル味のものもよく出て行く。クリスマスだからブッシュ・ド・ノエルが良いという人に限らず、ホールのケーキもよく出ている。次々にオーダーをこなしたり、ケーキを売ったりしていた。
みんな休憩も取らずに淡々とこなしているように見える。のんびり食事をするような余裕はなく、ただ声を枯らしている千鶴や圭太だけは喉を潤すように水だけは取っていた。
「アイスクリームを添えるんだ。その上からソースを垂らして。あぁ、もう少しどばっと出していい。」
カウンターからでも今日は真二郎の声がよく聞こえる。功太郎は製菓については素人だからだろうか。その声は少しいらついているようにも聞こえた。
「……オーダーあがってるわ。七番にブレンドワンと、ウィンナーコーヒーがワン。八番にホットショコラツーとクラシックショコラと、ブッシュ・ド・ノエル。上がり。」
響子も今日は手一杯だ。飲み物だけではなく、今日はケーキをずっと皿に盛りつけている。クレープやパフェなどは、真二郎がしてくれるが真二郎もそればかりに手をかけていられない。
「冬のパフェワンとフルーツクレープ。」
キッチンから皿が出てきた。その手は真二郎の手で、それに響子が手を伸ばしてカウンターに置く。
「ブレンドワンとダージリン。クレープとパフェで四番上がり。」
その手に夕べ抱きしめられた。それを嫌でも意識してしまうが、今はそれどころではない。
「ケーキの在庫を見てきて。」
「うん。」
どうも言われすぎたのだろう。功太郎の声に覇気がなかった。そう思いながら、コーヒーのフィルターを捨てる。すると功太郎がげんなりした表情で、カウンターに出てきた。
「功太郎。少し落ち着きなさい。水を一杯飲んでからキッチンへ行って。」
「うん……。」
まだ夕方くらいなのに、功太郎はかなり疲れているようだ。昨日響子から言われた言葉が頭を駆けめぐっているのだろう。
メモを片手にカウンターを通り過ぎて、ショーケースへ向かう。そのとき、店内にまた一人の客が訪れる。
「いらっしゃいませ。」
それは中学生くらいの制服の上から、コートを着た男だった。まだあどけなさが残るが、背は高いように見える。
「すいません。ケーキの予約してるんですけど。」
圭太も千鶴も手が空いていない。功太郎はメモを片手に、その男の子に聞く。
「予約表とかありますか。」
「え?何も受け取ってないですけど。」
「お名前は?」
「カトウエリコといいます。母親の名前で……。」
「ちょっと待ってください。」
名前をメモして、キッチンへ向かう。そこの大きな業務用の冷蔵庫にケーキを入れているのだ。
「在庫は?」
真二郎が聞くと、功太郎はメモを手にして言う。
「予約のケーキ頼まれたから。」
「うん。じゃあ、そのあとに在庫調べてきて。」
「うん。」
客を待たせているのだ。そう思いながら、真二郎はまたケーキを巻き始めた。冷蔵庫を開けると、小さいケーキと大きいケーキが山積みされている。その中にあるケーキの名前を調べ始めた。
同じような名前ばかりだ。慎重にその名前を探し、やっと見つけた小さい方のケーキを手にしてまたカウンターに戻っていく。
「こちらですね。」
男の子は少し首を傾げたがうなづいた。
「だと思います。」
「名前と電話番号の確認してもらっていいっすか。」
名前は「カトウエリコ」。確かに間違いない。番号はあやふやだったが、間違いないだろう。
「コレです。」
「じゃあ、チョコレートのブッシュ・ド・ノエルで、二千二百円です。」
「え……。」
男の子は封筒を手にしてまた首を傾げた。だが間違いないだろう。そう思って千円札を三枚手渡す。
「八百円のお釣りっす。ありがとうございました。」
男の子はその箱を片手に出て行った。そのあと、功太郎はケーキの在庫を見る。やはりシュークリームが圧倒的に足りない。それからクラシックショコラも足りない。そうメモをしながら、キッチンへは行っていこうとした。そのとき響子から声をかけられる。
「水を飲んで行けっつってんだろ。」
「あ……。そうだった。」
コップに水を注いでぐっと飲む。そして響子の方をみた。
「落ち着いて行きなさい。落ち着かないと絶対ミスするんだから。ミスをしたら迷惑はみんなにかけるんだから。」
「うん……そうだね。」
昨日のことは忘れたのだろうか。そう思いながら、功太郎はキッチンへ戻る。
「シューが足りないし、あとクラシックショコラ。あと四つだった。」
「OK。だったら、チョコレートを刻んでくれるかな。」
表もばたばたしている。キッチンはもっと戦争だ。だが響子はまだそれに一人で耐えている。自分だってやれるはずだ。キャリアは違っても、歳は一緒なのだから。そう功太郎は思っていた。
少し日が陰ったそのときだった。圭太がキッチンへ入ってくる。そしてケーキの在庫をみた。
「あれ?チョコレートのヤツ足らないな。」
「ん?予約の分は全部作っておいたけどね。」
真二郎は手を止めて、冷蔵庫に近づく。
「飛び込み客のチョコレートのブッシュ・ド・ノエルはまだ少し余裕があるから良いけどよ。行き渡ってねぇヤツがあるのか。それともまだ取りに来てねぇヤツが居るのかな。」
そういって圭太は表に出て行く。そしてレジ下にある予約表をメモしたノートを取りだした。そしてそれと予約の髪を照らし合わせる。
「数は合ってんだよな。」
千鶴は少し残業してくれている。だが千鶴はコレ以上は残業させてあげられない。せっかくクラブのほうに休みをもらっているのだ。子供のためにも、早く帰らせてあげないといけないだろう。
「千鶴。コレを提供したらあがったら?」
「えー?でもぉ。まだ予約もあるでしょ?」
「良いわ。あとは四人で何とかなると思うし。」
そのとき圭太は、そのノートを手にしてキッチンへ向かう。そして在庫のケーキをみた。
「やっぱりな。」
「どうしたの?」
「カトウエリコって二人居るんだよ。たぶん、キャラメルの方を渡す予定だったヤツに、チョコレートの方を渡してる。」
その言葉に功太郎の顔が真っ青になった。
「あ……オーナー。その客俺が対応したヤツじゃ……。」
「お前かよ。ったく……ちょっと客に連絡してみるから。まだ開けてなければいいけどな。」
窓の外はもうだいぶ暗い。パーティをするような家だったら、ケーキの箱は開けているかもしれないが、まだ箸はつけていないだろう。
真っ青になった功太郎に、真二郎が声をかける。
「どうしてアルコール入りのものと、ノンアルコールのものを作ったかわかる?」
「何でって……。」
「家族で食べるなら、子供も食べる。そのとき、子供にアルコール入りのケーキなんか食べさせたら、子供は次の日二日酔いだ。プレゼントどころじゃないよ。」
考えてみれば、自分はクリスマスだからと言ってパーティなどしたことはない。そんなことを想像もしたことはなかった。
「でも……チョコレートのヤツも超うまくて……取りに来たの中学生くらいだったし……。」
自分が中学生の頃は、もう酒に耐性があった。だから平気だろうと思っていたのだ。だが真二郎は首を横に振る。
「そんな問題じゃないんだ。コレは店の責任なんだよ。」
そのとき圭太がキッチンにやってくる。
「まだ箱も開けてなかった。俺、コレを届けに行くわ。」
そういって圭太は、冷蔵庫からケーキを取り出す。
「車ある?」
「そんな暇はねぇな。タクシーで行くわ。功太郎。お前、ホールにいろ。千鶴にもう少し残業してもらって……。」
「オーナー。俺行くから。」
その言葉に圭太は驚いて功太郎を見る。
「何言ってんだよ。俺がオーナーだから、責任は俺にあるんだよ。スタッフの尻拭いしねぇで……。」
「俺が売ったんだよ。」
功太郎はそういってケーキを手にする。するとその騒ぎを聞きつけたのか、響子がやってくる。
「功太郎。コレを持って行って謝ってきなさいよ。」
そういって響子は紙の袋を功太郎に手渡した。それは持ち帰りのためのコーヒー豆だった。そしてまたカウンターに戻っていく。
「……ったく……。お前、その生意気な感じ消して謝れよ。」
「わかってる。大通りにでれば、タクシーが捕まるかな。」
そういって功太郎は裏の勝手口から出て行こうとした。それを見て圭太は声をかける。
「おい。上着くらい……。」
もうその言葉は届いていないようだった。そのまま功太郎は出て行ってしまった。
「責任ね……。」
真二郎はそういってオーブンへ近づく。そしてその蓋を開けた。
「何だよ。」
「本当に責任をとって欲しいことには無頓着だね。」
「どういう意味だ。」
「さぁ。何だろうね。」
よく焼きあがったブッシュ・ド・ノエルの生地を見て、真二郎は少し笑っていた。
「はい。クサカベ様ですね。いつもありがとうございます。二千二百円です。」
圭太も千鶴もなじみの客でも丁寧に接する。名前と電話番号を確認してケーキを手渡した。
チョコレートのブッシュ・ド・ノエルもキャラメル味のものもよく出て行く。クリスマスだからブッシュ・ド・ノエルが良いという人に限らず、ホールのケーキもよく出ている。次々にオーダーをこなしたり、ケーキを売ったりしていた。
みんな休憩も取らずに淡々とこなしているように見える。のんびり食事をするような余裕はなく、ただ声を枯らしている千鶴や圭太だけは喉を潤すように水だけは取っていた。
「アイスクリームを添えるんだ。その上からソースを垂らして。あぁ、もう少しどばっと出していい。」
カウンターからでも今日は真二郎の声がよく聞こえる。功太郎は製菓については素人だからだろうか。その声は少しいらついているようにも聞こえた。
「……オーダーあがってるわ。七番にブレンドワンと、ウィンナーコーヒーがワン。八番にホットショコラツーとクラシックショコラと、ブッシュ・ド・ノエル。上がり。」
響子も今日は手一杯だ。飲み物だけではなく、今日はケーキをずっと皿に盛りつけている。クレープやパフェなどは、真二郎がしてくれるが真二郎もそればかりに手をかけていられない。
「冬のパフェワンとフルーツクレープ。」
キッチンから皿が出てきた。その手は真二郎の手で、それに響子が手を伸ばしてカウンターに置く。
「ブレンドワンとダージリン。クレープとパフェで四番上がり。」
その手に夕べ抱きしめられた。それを嫌でも意識してしまうが、今はそれどころではない。
「ケーキの在庫を見てきて。」
「うん。」
どうも言われすぎたのだろう。功太郎の声に覇気がなかった。そう思いながら、コーヒーのフィルターを捨てる。すると功太郎がげんなりした表情で、カウンターに出てきた。
「功太郎。少し落ち着きなさい。水を一杯飲んでからキッチンへ行って。」
「うん……。」
まだ夕方くらいなのに、功太郎はかなり疲れているようだ。昨日響子から言われた言葉が頭を駆けめぐっているのだろう。
メモを片手にカウンターを通り過ぎて、ショーケースへ向かう。そのとき、店内にまた一人の客が訪れる。
「いらっしゃいませ。」
それは中学生くらいの制服の上から、コートを着た男だった。まだあどけなさが残るが、背は高いように見える。
「すいません。ケーキの予約してるんですけど。」
圭太も千鶴も手が空いていない。功太郎はメモを片手に、その男の子に聞く。
「予約表とかありますか。」
「え?何も受け取ってないですけど。」
「お名前は?」
「カトウエリコといいます。母親の名前で……。」
「ちょっと待ってください。」
名前をメモして、キッチンへ向かう。そこの大きな業務用の冷蔵庫にケーキを入れているのだ。
「在庫は?」
真二郎が聞くと、功太郎はメモを手にして言う。
「予約のケーキ頼まれたから。」
「うん。じゃあ、そのあとに在庫調べてきて。」
「うん。」
客を待たせているのだ。そう思いながら、真二郎はまたケーキを巻き始めた。冷蔵庫を開けると、小さいケーキと大きいケーキが山積みされている。その中にあるケーキの名前を調べ始めた。
同じような名前ばかりだ。慎重にその名前を探し、やっと見つけた小さい方のケーキを手にしてまたカウンターに戻っていく。
「こちらですね。」
男の子は少し首を傾げたがうなづいた。
「だと思います。」
「名前と電話番号の確認してもらっていいっすか。」
名前は「カトウエリコ」。確かに間違いない。番号はあやふやだったが、間違いないだろう。
「コレです。」
「じゃあ、チョコレートのブッシュ・ド・ノエルで、二千二百円です。」
「え……。」
男の子は封筒を手にしてまた首を傾げた。だが間違いないだろう。そう思って千円札を三枚手渡す。
「八百円のお釣りっす。ありがとうございました。」
男の子はその箱を片手に出て行った。そのあと、功太郎はケーキの在庫を見る。やはりシュークリームが圧倒的に足りない。それからクラシックショコラも足りない。そうメモをしながら、キッチンへは行っていこうとした。そのとき響子から声をかけられる。
「水を飲んで行けっつってんだろ。」
「あ……。そうだった。」
コップに水を注いでぐっと飲む。そして響子の方をみた。
「落ち着いて行きなさい。落ち着かないと絶対ミスするんだから。ミスをしたら迷惑はみんなにかけるんだから。」
「うん……そうだね。」
昨日のことは忘れたのだろうか。そう思いながら、功太郎はキッチンへ戻る。
「シューが足りないし、あとクラシックショコラ。あと四つだった。」
「OK。だったら、チョコレートを刻んでくれるかな。」
表もばたばたしている。キッチンはもっと戦争だ。だが響子はまだそれに一人で耐えている。自分だってやれるはずだ。キャリアは違っても、歳は一緒なのだから。そう功太郎は思っていた。
少し日が陰ったそのときだった。圭太がキッチンへ入ってくる。そしてケーキの在庫をみた。
「あれ?チョコレートのヤツ足らないな。」
「ん?予約の分は全部作っておいたけどね。」
真二郎は手を止めて、冷蔵庫に近づく。
「飛び込み客のチョコレートのブッシュ・ド・ノエルはまだ少し余裕があるから良いけどよ。行き渡ってねぇヤツがあるのか。それともまだ取りに来てねぇヤツが居るのかな。」
そういって圭太は表に出て行く。そしてレジ下にある予約表をメモしたノートを取りだした。そしてそれと予約の髪を照らし合わせる。
「数は合ってんだよな。」
千鶴は少し残業してくれている。だが千鶴はコレ以上は残業させてあげられない。せっかくクラブのほうに休みをもらっているのだ。子供のためにも、早く帰らせてあげないといけないだろう。
「千鶴。コレを提供したらあがったら?」
「えー?でもぉ。まだ予約もあるでしょ?」
「良いわ。あとは四人で何とかなると思うし。」
そのとき圭太は、そのノートを手にしてキッチンへ向かう。そして在庫のケーキをみた。
「やっぱりな。」
「どうしたの?」
「カトウエリコって二人居るんだよ。たぶん、キャラメルの方を渡す予定だったヤツに、チョコレートの方を渡してる。」
その言葉に功太郎の顔が真っ青になった。
「あ……オーナー。その客俺が対応したヤツじゃ……。」
「お前かよ。ったく……ちょっと客に連絡してみるから。まだ開けてなければいいけどな。」
窓の外はもうだいぶ暗い。パーティをするような家だったら、ケーキの箱は開けているかもしれないが、まだ箸はつけていないだろう。
真っ青になった功太郎に、真二郎が声をかける。
「どうしてアルコール入りのものと、ノンアルコールのものを作ったかわかる?」
「何でって……。」
「家族で食べるなら、子供も食べる。そのとき、子供にアルコール入りのケーキなんか食べさせたら、子供は次の日二日酔いだ。プレゼントどころじゃないよ。」
考えてみれば、自分はクリスマスだからと言ってパーティなどしたことはない。そんなことを想像もしたことはなかった。
「でも……チョコレートのヤツも超うまくて……取りに来たの中学生くらいだったし……。」
自分が中学生の頃は、もう酒に耐性があった。だから平気だろうと思っていたのだ。だが真二郎は首を横に振る。
「そんな問題じゃないんだ。コレは店の責任なんだよ。」
そのとき圭太がキッチンにやってくる。
「まだ箱も開けてなかった。俺、コレを届けに行くわ。」
そういって圭太は、冷蔵庫からケーキを取り出す。
「車ある?」
「そんな暇はねぇな。タクシーで行くわ。功太郎。お前、ホールにいろ。千鶴にもう少し残業してもらって……。」
「オーナー。俺行くから。」
その言葉に圭太は驚いて功太郎を見る。
「何言ってんだよ。俺がオーナーだから、責任は俺にあるんだよ。スタッフの尻拭いしねぇで……。」
「俺が売ったんだよ。」
功太郎はそういってケーキを手にする。するとその騒ぎを聞きつけたのか、響子がやってくる。
「功太郎。コレを持って行って謝ってきなさいよ。」
そういって響子は紙の袋を功太郎に手渡した。それは持ち帰りのためのコーヒー豆だった。そしてまたカウンターに戻っていく。
「……ったく……。お前、その生意気な感じ消して謝れよ。」
「わかってる。大通りにでれば、タクシーが捕まるかな。」
そういって功太郎は裏の勝手口から出て行こうとした。それを見て圭太は声をかける。
「おい。上着くらい……。」
もうその言葉は届いていないようだった。そのまま功太郎は出て行ってしまった。
「責任ね……。」
真二郎はそういってオーブンへ近づく。そしてその蓋を開けた。
「何だよ。」
「本当に責任をとって欲しいことには無頓着だね。」
「どういう意味だ。」
「さぁ。何だろうね。」
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