復讐の果てに

転がり始めた石は止まらない

俺はモヤモヤが治まらない



妻がスマホを離さなく成ってから、前みたいに明るくないし

俺は知りたい、でも知りたく無い



其から二週間たち、相変わらずスマホは離さないが前みたいに明るく元気に成った気がする

でも気になる、けどスマホを見て良いのか悩む



しかし、妻がトイレに行った時にラインの受信音が成って

名前が秋山支店長と表情されてる内容が今日も良かったよと出た



俺はソファーに座り、スマホから離れ気がつかない振りをした



トイレから戻った、妻はまたスマホをいじり始めた



俺はその夜、妻が寝静まった頃、妻のスマホを調べた



パスも知っていたので解除したところ、先程来たラインが無い、消されてる、これは余計に怪しく感じ、こっそり監視アプリとメールの転送設定をした



翌日の昼間は何も無かったが、夜、その日は定時で帰って来た妻にラインが入った



「キミは俺の物だ、旦那にキミを触らせたくない」



「大丈夫よ、私は心も体もあなたの物よ、あんな奴に触らせないわ」



他にもいろいろなやり取りが有ったが決定的なこの言葉で、俺は手が震え、吐き気をもよおした



少し経つと手の震えも治まると今度は怒りの感情が沸きだした



許さない、アイツも義理の両親も許さない



特にあのババア、俺の事、両親が居ないのに結婚させてあげたんだから、私達に親孝行しなさいって、リフォーム代600万円寄越せって言ってきた、でも義理の父が借用書書いてくれたから離婚したら取り返してやる



俺は家族を持っちゃいけないのか



翌日、親父の親友の弁護士に相談したら、直ぐに会ってくれると言うので事務所に伺った



話しをすると、妻を取り戻したいのか、離婚したいのか決めないと作戦が変わってくるからどうしたいかと聞いてきたので



俺は心も体も相手に有る、女何て愛せないし絶対に許さない



解りました、このやり取りから仕事中もホテルに行ったやり取りが有りますから、証拠を押さえて、会社にも労務管理観点から会社にも通告しましょう



俺は慰謝料何て要らないが、相手をとことん後悔させて地獄に落としたい



弁護士も俺の気持ちを汲んでくれて、興信所を使う事にした



俺は調査中の二週間が一番こたえた、他人の物を触った手で食いもんに触って欲しく無いから飯は全部俺が作った、夜も相手との約束なのか迫られる事も無かったので助かった



証拠も集まり攻撃開始しようとした時に衝撃的なメールが入った



相手から、俺達のこれからの生活の為に旦那を殺そう、俺も嫁と別れて一緒に成ろお



妻の返事は断っているが一緒には成りたいと



俺は直ぐに弁護士に連絡した



翌日、弁護士事務所に伺う前にメールを見ると妻は計画に了承していた、しかも相手がヒ素を手に入れていた



弁護士に話すと殺人未遂で逮捕させることはできるただ、実行して無いので刑は軽い



なら、実行してから逮捕して貰う為に作戦を立てた



必ず地獄に叩き落としてやる