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新婚旅行?⑥

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俺達は大量に並ぶ人を捌く為に、大人と中学生以上と小学生以下と分かれて並んで貰った。



大人はホテルの従業員が担当し、中学生以上は新撰組とお手伝いの主婦の皆さん、俺は主婦の皆さんと小学生以下を担当。



夏で薄着の高校生には近づけないと、強制敵に小学生以下にされた。



(別に俺は高校生に興味は無いので構わないが、俺には若い奥さん達の方がエロく感じる事は言わないで置いておく)



子供達は最高の笑顔でお礼を言ってお菓子を受け取って行く。



(ありがとうは嬉しいけど、おじちゃんと呼ばれると、解ってますが直接言われると凹む)



ずるしようとする男の子も居るが、手伝いの奥さんに捕まり怒られているが、可愛いもんだ。



結局コンテナ一つ分では足らず大量のお菓子を放出したが、子供達の笑顔を見れば安いもんだ。



オークも50頭渡し大人達も喜んでくれた、しかし名産だからとくさやを持って来られた時はおもわず顔をしかめてしまった。



(美味しいらしいが食べた事無いから、臭いにビックリした)



日が落ちる前に配り終わり、大量の魚介類をアイテムボックスにしまい、手伝ってくれた奥さん達には御礼に希望を聞いて物資を渡した。



俺達は疲れを取る為に温泉に入り、豪華な夕食を食べ部屋でのんびりしていると、突然総理が訪ねて来た。



総理は俺と二人で飲みたいと誘われホテルのラウンジで飲む事に。



総理から住人や子供達に物資のお礼を言われた。俺達は魚介類を交換しただけだと頭を上げて貰った。



それから総理と色々話した、島での生活も色々な問題から限界が来ていて、もし火山が噴火でもしたら対処出来ない事などの問題が有り、政府機関を移す計画が有る事を教えて貰った。



計画は北海道や四国等候補地が有るが、色々な問題が有り決定はしていない、そんな話の中総理から立川の話しをされた。



立川基地がきな臭い事を、俺も横田から多少は聞いていたが、どうやら今の立川のリーダー達に不満を持つ人達が行動を起こそうとしていて、成功したら我々と自衛隊に戻って来て欲しいと、今のリーダー達は従う人には優遇し、意見を言う人には冷遇する事を平気でするらしい、しかも中には殺されたのか行方不明に成る人までいるらしい。



「私はね、いまだに総理など名乗っているが、もう日本と言う国は無いにも等しい、いま有るのは日本人が集団で生活しているにすぎない。なんとか日本を残したい、その為には私は自分の手を汚しても構わない覚悟が有る、海上自衛隊にも先制攻撃を許可してるし、自衛官にも命の危険が有る時は武器の使用を許可してる。

私は立川基地の反乱が上手く行けば、立川を中心に安全に住めるエリアを造りたいと考えている、まだこの事は内閣でも一部の者しか話していない、大曽根くんもまだ秘密にして欲しい」



「解りました」



「それともし立川に戻る事に成った時には大曽根くんには次世代のリーダーとして政府で働いて欲しい、都合の良い話しだと思うだろうが手伝って欲しい」



「申し訳いのですが、俺にはそんな資格はないし、村だけで精一杯です」



「今すぐ答えを出さなくて良い、ただ考えて欲しい、私はダンジョンが有っても日本人なら暮らしていける国が造れると思うんだ、戦後から復興した日本人ならどんな災害からも、必ず復興出来ると思っている」



それから夜遅くまで総理と話した、通貨経済復活の為にデジタル通貨の導入や名古屋まで開通済のリニアの再開させ京浜と中京の工業地帯の復活等色々な計画を聞いた。



確かにリニアならほとんどトンネルの為、安全に輸送は出来るだろうが、どの計画も簡単な事では無い、今の内閣の人達が生きてるうちに実現するのは難しいだろう、ただ総理は未来に日本を残したい気持ちは解った。



今の日本の為に働いて居る人は、多分皆未来の為に無償で働いているのだろう。



俺も返事はしなかったが手の届く範囲なら手伝っても良いと感じていた。



俺は総理を見送り部屋に戻ると、彼女達が浴衣を着て酔っぱらっている、浴衣を着崩して寛いでいる。



(なんかエロい、旅行に来てからHして無いから、ちょっと欲求不満、ただ俺には複数同時なんてスキルはないし恥ずかしくて出来ないよ、まだまだ理性は保てている)



俺は彼女達の輪に入り、総理と話した内容を話した。



彼女達も無理しないで、出来る範囲で良いんじゃないと言われ、俺もそれで良いと思う。



翌日はやっと新婚旅行気分で海辺で遊ぶ事に。



しかし、浜辺では子供達に囲まれ落ち着かない、グリフォン達も最初は怖がられていたが、子供達の順応性に驚かされる事に、今じゃゼウスに抱きつく子供まで。

学校は有るらしいが今は夏休みで、皆真っ黒に焼けている、中学生以上は午前中は畑等の手伝いらしいが小学生は自由らしい。



俺達はお昼で子供達が減った時にグリフォン達と沖まで出て、アイテムボックスからクルーザーを出しクルージングする事にした。



彼女達も豪華クルーザーに喜び、グリフォン達も落ち着いて寝れる事を喜んだ。



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