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式の翌日
しおりを挟む朝目覚めると、頭が痛い、気持ち悪い、完璧に二日酔いだ。
しかし、そんな事は気にしない4つ陰、一つは俺の左腕を枕に、俺の顔をじーっと見てる、もう一つは俺の上に乗り、もう一つは右側から熱い口づけを、もう一つはは部屋を物色中。
「頼むから、二日酔いなんで大人しくして、アポロ重いから退いて、アナト顔を舐めないで、太陽ボールはこの部屋には無いから、雪は大人しくって偉いね」
昨日は一人で寝たはずなのに、なんで毎朝俺の部屋に?
昨日は彼女達4人供、この日は誰か一人を選ぶと、わだかまりが起きる可能性が有ったので、一人で寝た。
流石に4人一緒に何てあり得ないから、彼女達だって羞恥心は有る、エロオヤジ達が言う事なんてあり得ない。
さっぱりしたくて、4匹と風呂に入ろうとしたら、アポロとアナトと太陽は逃げた。
梅雨明けして暑く成ってから、最近は風呂を嫌がる様に、でも狩りに行った帰りは捕まえて風呂に入れている。
雪は俺と入る風呂が大好きだから、俺が一人で入っていても入ってくる。
後、最近は彼女達4人も入ってくる、結婚するんだからと、入って来る、風呂ではなにもしませんよ、心頭滅却でのりきります、息子が。
さっぱりしてリビングに行くと、3体のゾンビが唸っていました。
「もー、お酒なんて飲まない」
「私もお酒止める」
「あー気持ち悪い」
美咲以外はゾンビと化し、ソファーでもぞもぞ動いてる。
「ほら皆、梅粥作ったから、食べて」
「囲炉裏じゃ無くてソファーで食べたい」
「「私も」」
「甘え無い、雅也さんほっといて二人で、食べましょう」
「うん、美咲は二日酔い大丈夫か?」
「私は自分の適量しか、飲まないから」
俺達二人で食べ始めると、匂いに釣られて3体のゾンビがはって来た。
付き合う前はこんな姿、見せた事無いのに、なんか嬉しい様な悲しい様な、まっこんな姿も可愛いから許す。
俺はグリフォン達が気になるので、草原ダンジョンに向かう。
草原ダンジョンに入ると、マリアと1頭のグリフォンがなにやら話していた。
俺が近づくと、6頭のグリフォン達は俺の前に並んだ。
「おはよう、昨日は見回りありがとうね」
「主の為なら、何でも有りません」
「なにか不自由してない?」
「ここは最高です、水浴び出来る池も有るし、安全で快適です」
「そう、良かった」
「ここならまた、子作りが出来ます、それと名前は考えてくれましたか?」
(考えましたよ、酔っ払った頭で、雄が1頭で後は牝、しかし6頭はきつかった、どっかの六つ子の名前にしようかと思ったけど、あれは全員男だしね)
「先ずは、アポロのお父さんはゼウス、お母さま達はアインス、ツヴァイ、ドライ、フィーア、フュンフだ、どうかな?」
どうやら気に入ってくれたみたいだ、ゼウスはゼクスにしようかと思ったが、それだと全員ドイツ語の数字だから、お父さんだけ、アポロにちなんで替えた。
アポロ達の捜索で疲れているだろうから、明日はグリフォン達を村の皆に紹介するから、今日はゆっくり休んで貰う事にした。
マリアが先輩として、村のルールを教えてくれるらしい。
赤ちゃんグリフォン達は始めて見る、大きなグリフォンに最初は戸惑っていたらしいが、孫が可愛いのか、グリフォン達は赤ちゃんグリフォンを可愛がり、すっかりなついてた。
俺はダンジョンを後にして、母家に向かうと、宴会会場に沢山のゾンビと、それを使役するご婦人達の姿が、中には男子高校生の姿も、未成年には飲ますなと言って置いたのに、誰だ飲ませたの、完全に二日酔いの男子高校生を使役する女子高生の姿が、これで完全に立場が決まったな、頑張れ男子高校生。
この村は女に逆らっては生きて行けないからな、オヤジ達を見てみろ、上手く手の平で転がされてるだろ、目指すはあそこだ。
オヤジ達は尻に敷かれているようで、実に上手くご婦人達を働かせている、オヤジ達からその話を聞いた時に、オヤジが騙されてると思ったが、あながち間違えでは無い様な気もする。
俺は今日、完全にお休み何で、母家でゆっくりすごす。
ところが、復活した彼女達が手具すね引いて待っていた、リビングでいちゃいちゃするのは良いけど、熱いし薄着だしでモンモンとしてしまう、あんまりくっつくと、4匹も乱入するから、ほら言ってる側から来たよ。
なんか天国なのか地獄なのか、解らないけど、暑くてムシムシする。
4対1じゃ勝てないけど、夜のタイマンで逆襲してやる。
しかし、最近は村は平和だな、皆最近平和ボケしてないと良いな、でもゼウス達が来た時は、避難も防衛も問題無かったから大丈夫かな、これならドラゴンが来ない限り大丈夫かな。
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