【完結】Missing Tittle 名前をつけて私を見つけて

 処刑の鐘が鳴る。

 ―――ゴーンゴーンゴーン。
 
 ほつれた髪が額を流れて、私の愛したあの人が、その隙間から見える。
 狭い世界だった。
 短い生だった。
 最後にその顔を見たいと思ったが、あまりにも遠すぎて。

 ゴーンゴーンゴーン―――。









 ふざけるなっ!
 私は、―――私のせいじゃない!私じゃない!!
 助けて!助けて!――――――助けてよ………、―――。



※ストーリーの大筋は変更せずに加筆修正をした改訂版開始。それにともないタイトルも変更しました。続編の構想はあるので、気長にお待ちください。
※旧→改訂版と読むと、ゲームでいう二週目のような感じで読めるかもしれませんね。
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