45 / 62
第七章 背負う者たち
動物園 ①
しおりを挟む
次の日の土曜日、和也たちは上野にある動物園の最寄り駅で11時に待ち合わせをした。
和也は少し早めに到着し、まだ誰も来ていなかったので、JR改札前の土産物屋で少し時間を潰すことにした。
「昨日は嫁は機嫌が悪かった・・・遅く帰って今日も遊びに行って、しかも泊まるってなったら・・・」
「確かに週末、ほとんど家にいない状況じゃあ、さすがに嫁だって機嫌も悪くなるだろう・・・何か土産を買って帰らないと・・・」和也は土産コーナーを歩き回った。
「へぇ~上野銘菓って色々とあるんだな・・・知らなかった・・・」
「和也っ!おっ早いなぁ・・・待ったか?」
和也は土産を見ていると聞いた事のある声で呼び掛けられた。
「准一っ!」和也は久しぶりに准一の声を聞き、胸が高鳴った。
准一の隣りは良一がいた。現役の大学ラグビー選手で、がちムチ体型、顔は准一に似て男前だった。
「あ、良一君?」
「あ、はい、和也さん、ご無沙汰しております。いつも父がお世話になっております」良一は和也に礼儀正しく挨拶をした。
「良一君、若い頃の准一にそっくりだっ!あ、槙田さんに・・・」和也は興奮し思わず「准一」と口にしてしまった・・・
「和也、良一の前でもいつも通りの『准一』でいい・・・」准一はニコヤカに和也に話す。
和也は良一を一目見て、まるでタイムスリップでもしたような、大学時代の准一が目の前にいるようで胸がドキドキした・・・
「それにしても本当にお父さんに良く似てるっ!まるで分身みたいだっ!」
「和也さん、父ちゃんの昔を知っている人からはそっくりだって言われるけど・・・俺はそう思わないんですよ・・・絶対に俺の方がいい男だしっ!」
「こらぁっ、良一っ!普通は親を立てるもんだろっ!」
「えぇ~?だって父ちゃん・・・本当の事だし・・・でも父ちゃんはナイス親父で俺ほどじゃないけどそこそこイケてるぞっ!腹は出てるけど・・・」良一は笑いながら准一の腹を叩く。
「良一・・・男はみんな腹が出るんだっ!特に『元』ガタイ系男子はな・・・お前も将来はこうなるんだぞっ!」
「えぇ~嫌だ・・・俺は頑張る!」
和也は准一と良一の親子の会話に圧倒されるものの、やり取りが漫才を見ているようで見入ってしまった・・・
「あっ、和也・・・すまんすまん・・・俺とコイツはいつもこんな感じなんだ・・・」准一は気が付いて和也に声を掛けた。
「いやいや、凄く仲睦まじくて羨ましかったよ・・・うちは娘2人だからね・・・
「まぁそうだよなぁ・・・でもコイツは本当、生意気で・・・なぁ良一っ!」
「何言ってるんだ、父ちゃんっ!父ちゃんに甘えてるんだぞっ!他ではちゃんと礼儀正しく、逞しく、美しく・・・」
「やっぱりお前は馬鹿だ・・・」准一は諦め顔でボソッと呟いた。
「まぁまぁ・・・そんな事言わないで・・・」和也は准一に言った。
准一のスマホと和也のスマホが時間差で着信が入った・・・茂からのLINEだった。
「大変申し訳ございません・・・今し方覚醒しました。私と智成は動物園には間に合わず、夕食をご一緒にしたいと考えておりますがいかがでしょうか?」同様の内容が准一と和也に送信されていた。
「相変わらず茂らしい文面だなぁ・・・なぁ和也・・・」
「本当に、茂君らしい文面だね・・」
「ところで夕飯の場所とか決めてなかったけど、何か心当たりはないか?和也・・・」
「心当たりか・・・何が食べたい?」和也は准一と良一に聞いた。
「俺はインド料理っ!一度本場のカレー食ってみたいっ!」良一は即答した。
「和也、俺は何でもいいけど、インド料理の店知ってるか?」
「インド料理・・・」和也の脳裏にあの誠ニと行ったインド料理店の事が思い出された。
インド料理店のVIPルームにて、インドの秘伝、絶倫精力増強香辛料の効いた料理を食べたこと・・・
その後は淫乱になり、誠ニ、アルバと乱れてセックスした事を・・・
「あれは凄かった・・・」和也は考えると股間が勃起しそうになるのをぐっと抑え、平静を装った。
「和也・・・何かいいインド料理屋を知っているのか?」准一はボーっと考え込んでいる和也に声を掛けた。
「えっ?あっ・・・そ、そうだね・・・知らなくもないかな・・・」和也は思わず声に出してしまった・・・
「じゃあ決まりだなっ!」
「うわぁ、和也さんの行きつけのインド料理屋っ!楽しみです・・・!」准一と良一は楽しげだった・・・
「えっ!あっ・・・開いているかどうか・・・連絡してみないと・・・」
「じゃあよろしくなっ!和也っ!さぁ・・・茂も智成も来ないんだから3人で動物園に行くとするか・・・」准一は歩き出し、良一も後を追って歩き出した・・・
和也も准一と良一の後を追った・・・
「それにしても、智成はともかくしっかり者の茂が遅刻、それも大幅に遅刻なんて珍しいなぁ・・・なぁ和也・・・」准一は後ろを振り返った。
「確かに・・・」
「あっ!あの後朝まで楽しんだのかも・・・さすがの茂君も智成の莫大な精力に疲れちゃったのかも・・・」和也はクスッと笑った。
「和也ぁ、どうかしたか?」
「いや、何でもない・・・」茂君はきっと智成に、精子が空っぽになるまで吸い取られたんじゃないかと想像すると、和也は可笑しくなった。
「あれ?そう言えば、あのインド料理屋さんの店の名前も、電話番号も知らない・・・誠ニさんに聞かないと・・・」
和也は誠ニにLINEを打ち、店の名前と連絡先を尋ねた。
LINEを打ち、直ぐに既読にはならず、仕方なく誠ニからの返信を待つ事にした。
3人は動物園の入り口に着いた。
「ちょっと待ってろ、今チケット買ってくるから」准一は1人チケットを買いに行った。
和也と良一は2人残された。
「和也さん、父ちゃんとは大学時代からの付き合いって聞いたんですけど・・・すげぇ長い付き合いじやないですか?」
「そうだね・・・でも、だいぶ時間が空いているけどね・・・そう20年くらい間が空いているかな・・・」
「すげぇ、俺の年齢くらい時間が空いて再会だったんですか?運命的ですね!」
「良一君は今いくつなの?」
「今21歳です・・・」
「じゃあだいたいそのくらいかな・・・運命って言うか・・・偶然ね、再会したのは・・・」
「そう言うのを運命って言うんですよ!和也さん・・・」
「お待たせっ!」准一がチケットを持ってやって来た。
「あ、准一、お金、いくら?」
「いいって・・・実は教員だとこう言うところめちゃくちゃ安く入れるんだ・・・」
「でも・・・やっぱり払うよ・・・」
「和也さん、いいよ・・・父ちゃんに甘えちゃえ!」
「えぇ?良一君・・・そう言う訳にはいかないよ・・・」
「大丈夫だっ!和也には美味いインド料理屋を予約してもらうから・・・」
「あっそうか・・・」和也はスマホでLINEを確認したが、既読にはなっていたが誠ニからの返信はまだなかった。
「誠ニさん忙しいのかな・・・」
「さぁ、和也、行くぞっ!」准一と良一はゲートに向かって歩き出した・・・
「あ、うん・・・」和也も2人の後を追って歩き出した。
「あれ・・・どうしよう・・・他のインド料理屋を探そうかな・・・でもLINEしちゃったしなぁ・・・」和也は考えながらゲートを潜った。
ゲートを入って直ぐの場所に、パンダコーナーがあった。
「おぉパンダ、パンダ!俺、生パンダ初めてっ!可愛いぃ~!笹食ってるぅ~」良一がはしゃぎだす。
「あれ?お前、パンダ見るの初めてだっけ?」
「もう父ちゃん・・・うちは動物園に行ったことなんて一度もないだろう・・・だいたい父ちゃんが連れて行ってくれなきゃ誰が連れて行ってくれるんだよ・・・」
「あれ?そうだっけか?確か動物園に行ったことあるぞ?お前、ライオンは見たことあるだろう?」
「父ちゃん、あれは動物園じゃなくてサファリパークだろ!サファリパークはパンダいねぇし・・・」
「そうだっけ?良一、お前が車の中から初めてライオン見た時の事を、俺は今でも忘れらんないぞっ!」
「目と口を大きく開けたまま、窓の側から固まって動けなくなっちゃって、おしっこ漏らしちゃったんだよなぁ・・・」准一は大きく笑いながら話しをした。
「父ちゃん、そんな昔の事、和也さんの前で言わなくたっていいだろっ!もぉっ!」良一は恥ずかしさに顔を赤くした。
「あの時は可愛かったのになぁ、今では小憎らしくなっちゃって・・・」准一はやはり楽しそうに笑った。
「なんだよ、父ちゃんだって腹は出るし足はクセェし、人前で平気で屁はこくし、チン毛には白い毛が混じってるし、ただのオッサンになっちゃったじゃねぇかよ!」良一はムキになって准一に言い返す。
「お前ね!歳食ったらしょうがねぇんだっ!お前だって20数年後はこうなってるんだからなっ!良一っ!」
和也の目の前で准一と良一は仲睦まじく楽しそうに親子の会話をしていた・・・
「いいなぁ・・・息子って・・・」和也はボソッと呟いた。
その時、スマホが鳴った・・・着信電話・・・誠ニからだ・・・
和也は少し早めに到着し、まだ誰も来ていなかったので、JR改札前の土産物屋で少し時間を潰すことにした。
「昨日は嫁は機嫌が悪かった・・・遅く帰って今日も遊びに行って、しかも泊まるってなったら・・・」
「確かに週末、ほとんど家にいない状況じゃあ、さすがに嫁だって機嫌も悪くなるだろう・・・何か土産を買って帰らないと・・・」和也は土産コーナーを歩き回った。
「へぇ~上野銘菓って色々とあるんだな・・・知らなかった・・・」
「和也っ!おっ早いなぁ・・・待ったか?」
和也は土産を見ていると聞いた事のある声で呼び掛けられた。
「准一っ!」和也は久しぶりに准一の声を聞き、胸が高鳴った。
准一の隣りは良一がいた。現役の大学ラグビー選手で、がちムチ体型、顔は准一に似て男前だった。
「あ、良一君?」
「あ、はい、和也さん、ご無沙汰しております。いつも父がお世話になっております」良一は和也に礼儀正しく挨拶をした。
「良一君、若い頃の准一にそっくりだっ!あ、槙田さんに・・・」和也は興奮し思わず「准一」と口にしてしまった・・・
「和也、良一の前でもいつも通りの『准一』でいい・・・」准一はニコヤカに和也に話す。
和也は良一を一目見て、まるでタイムスリップでもしたような、大学時代の准一が目の前にいるようで胸がドキドキした・・・
「それにしても本当にお父さんに良く似てるっ!まるで分身みたいだっ!」
「和也さん、父ちゃんの昔を知っている人からはそっくりだって言われるけど・・・俺はそう思わないんですよ・・・絶対に俺の方がいい男だしっ!」
「こらぁっ、良一っ!普通は親を立てるもんだろっ!」
「えぇ~?だって父ちゃん・・・本当の事だし・・・でも父ちゃんはナイス親父で俺ほどじゃないけどそこそこイケてるぞっ!腹は出てるけど・・・」良一は笑いながら准一の腹を叩く。
「良一・・・男はみんな腹が出るんだっ!特に『元』ガタイ系男子はな・・・お前も将来はこうなるんだぞっ!」
「えぇ~嫌だ・・・俺は頑張る!」
和也は准一と良一の親子の会話に圧倒されるものの、やり取りが漫才を見ているようで見入ってしまった・・・
「あっ、和也・・・すまんすまん・・・俺とコイツはいつもこんな感じなんだ・・・」准一は気が付いて和也に声を掛けた。
「いやいや、凄く仲睦まじくて羨ましかったよ・・・うちは娘2人だからね・・・
「まぁそうだよなぁ・・・でもコイツは本当、生意気で・・・なぁ良一っ!」
「何言ってるんだ、父ちゃんっ!父ちゃんに甘えてるんだぞっ!他ではちゃんと礼儀正しく、逞しく、美しく・・・」
「やっぱりお前は馬鹿だ・・・」准一は諦め顔でボソッと呟いた。
「まぁまぁ・・・そんな事言わないで・・・」和也は准一に言った。
准一のスマホと和也のスマホが時間差で着信が入った・・・茂からのLINEだった。
「大変申し訳ございません・・・今し方覚醒しました。私と智成は動物園には間に合わず、夕食をご一緒にしたいと考えておりますがいかがでしょうか?」同様の内容が准一と和也に送信されていた。
「相変わらず茂らしい文面だなぁ・・・なぁ和也・・・」
「本当に、茂君らしい文面だね・・」
「ところで夕飯の場所とか決めてなかったけど、何か心当たりはないか?和也・・・」
「心当たりか・・・何が食べたい?」和也は准一と良一に聞いた。
「俺はインド料理っ!一度本場のカレー食ってみたいっ!」良一は即答した。
「和也、俺は何でもいいけど、インド料理の店知ってるか?」
「インド料理・・・」和也の脳裏にあの誠ニと行ったインド料理店の事が思い出された。
インド料理店のVIPルームにて、インドの秘伝、絶倫精力増強香辛料の効いた料理を食べたこと・・・
その後は淫乱になり、誠ニ、アルバと乱れてセックスした事を・・・
「あれは凄かった・・・」和也は考えると股間が勃起しそうになるのをぐっと抑え、平静を装った。
「和也・・・何かいいインド料理屋を知っているのか?」准一はボーっと考え込んでいる和也に声を掛けた。
「えっ?あっ・・・そ、そうだね・・・知らなくもないかな・・・」和也は思わず声に出してしまった・・・
「じゃあ決まりだなっ!」
「うわぁ、和也さんの行きつけのインド料理屋っ!楽しみです・・・!」准一と良一は楽しげだった・・・
「えっ!あっ・・・開いているかどうか・・・連絡してみないと・・・」
「じゃあよろしくなっ!和也っ!さぁ・・・茂も智成も来ないんだから3人で動物園に行くとするか・・・」准一は歩き出し、良一も後を追って歩き出した・・・
和也も准一と良一の後を追った・・・
「それにしても、智成はともかくしっかり者の茂が遅刻、それも大幅に遅刻なんて珍しいなぁ・・・なぁ和也・・・」准一は後ろを振り返った。
「確かに・・・」
「あっ!あの後朝まで楽しんだのかも・・・さすがの茂君も智成の莫大な精力に疲れちゃったのかも・・・」和也はクスッと笑った。
「和也ぁ、どうかしたか?」
「いや、何でもない・・・」茂君はきっと智成に、精子が空っぽになるまで吸い取られたんじゃないかと想像すると、和也は可笑しくなった。
「あれ?そう言えば、あのインド料理屋さんの店の名前も、電話番号も知らない・・・誠ニさんに聞かないと・・・」
和也は誠ニにLINEを打ち、店の名前と連絡先を尋ねた。
LINEを打ち、直ぐに既読にはならず、仕方なく誠ニからの返信を待つ事にした。
3人は動物園の入り口に着いた。
「ちょっと待ってろ、今チケット買ってくるから」准一は1人チケットを買いに行った。
和也と良一は2人残された。
「和也さん、父ちゃんとは大学時代からの付き合いって聞いたんですけど・・・すげぇ長い付き合いじやないですか?」
「そうだね・・・でも、だいぶ時間が空いているけどね・・・そう20年くらい間が空いているかな・・・」
「すげぇ、俺の年齢くらい時間が空いて再会だったんですか?運命的ですね!」
「良一君は今いくつなの?」
「今21歳です・・・」
「じゃあだいたいそのくらいかな・・・運命って言うか・・・偶然ね、再会したのは・・・」
「そう言うのを運命って言うんですよ!和也さん・・・」
「お待たせっ!」准一がチケットを持ってやって来た。
「あ、准一、お金、いくら?」
「いいって・・・実は教員だとこう言うところめちゃくちゃ安く入れるんだ・・・」
「でも・・・やっぱり払うよ・・・」
「和也さん、いいよ・・・父ちゃんに甘えちゃえ!」
「えぇ?良一君・・・そう言う訳にはいかないよ・・・」
「大丈夫だっ!和也には美味いインド料理屋を予約してもらうから・・・」
「あっそうか・・・」和也はスマホでLINEを確認したが、既読にはなっていたが誠ニからの返信はまだなかった。
「誠ニさん忙しいのかな・・・」
「さぁ、和也、行くぞっ!」准一と良一はゲートに向かって歩き出した・・・
「あ、うん・・・」和也も2人の後を追って歩き出した。
「あれ・・・どうしよう・・・他のインド料理屋を探そうかな・・・でもLINEしちゃったしなぁ・・・」和也は考えながらゲートを潜った。
ゲートを入って直ぐの場所に、パンダコーナーがあった。
「おぉパンダ、パンダ!俺、生パンダ初めてっ!可愛いぃ~!笹食ってるぅ~」良一がはしゃぎだす。
「あれ?お前、パンダ見るの初めてだっけ?」
「もう父ちゃん・・・うちは動物園に行ったことなんて一度もないだろう・・・だいたい父ちゃんが連れて行ってくれなきゃ誰が連れて行ってくれるんだよ・・・」
「あれ?そうだっけか?確か動物園に行ったことあるぞ?お前、ライオンは見たことあるだろう?」
「父ちゃん、あれは動物園じゃなくてサファリパークだろ!サファリパークはパンダいねぇし・・・」
「そうだっけ?良一、お前が車の中から初めてライオン見た時の事を、俺は今でも忘れらんないぞっ!」
「目と口を大きく開けたまま、窓の側から固まって動けなくなっちゃって、おしっこ漏らしちゃったんだよなぁ・・・」准一は大きく笑いながら話しをした。
「父ちゃん、そんな昔の事、和也さんの前で言わなくたっていいだろっ!もぉっ!」良一は恥ずかしさに顔を赤くした。
「あの時は可愛かったのになぁ、今では小憎らしくなっちゃって・・・」准一はやはり楽しそうに笑った。
「なんだよ、父ちゃんだって腹は出るし足はクセェし、人前で平気で屁はこくし、チン毛には白い毛が混じってるし、ただのオッサンになっちゃったじゃねぇかよ!」良一はムキになって准一に言い返す。
「お前ね!歳食ったらしょうがねぇんだっ!お前だって20数年後はこうなってるんだからなっ!良一っ!」
和也の目の前で准一と良一は仲睦まじく楽しそうに親子の会話をしていた・・・
「いいなぁ・・・息子って・・・」和也はボソッと呟いた。
その時、スマホが鳴った・・・着信電話・・・誠ニからだ・・・
0
お気に入りに追加
124
あなたにおすすめの小説
家族連れ、犯された父親 第三巻 「激情の男たち」〜中年男の性と磋硪〜
くまみ
BL
家族連れ、犯された父親シリーズの第3巻
大学時代、ラグビー部の後輩と先輩の間柄の和也と准一、お互いに家族、肉体関係のある友人を持ちながらの男同士の恋愛関係。今話も和也と准一、それを取り巻く男たちは様々に入り乱れながらも、悩み、考え、人生を歩み成長をしていく。
インド料理屋、スターサイバーバでの乱れた宴会の後、3か月経過し季節は秋へと変わっていた。
家族連れ、犯された父親 第一巻「交差する野郎たち」 〜家族持ち40代ガチムチお父さんが男たちに次々と犯されていく物語〜
くまみ
BL
ジャンル ゲイの中年愛 がちむち 太め系
<あらすじ>
和也41才は大学時代はラグビー部に所属。そのラグビー部時代に先輩槙田からの精処理をさせられていた。
血気盛んな年頃の性処理という名目でありながらそこに生じた淡い恋心と行き違い。
20年の時を経て偶然の再会を果たした和也と槙田、そして槙田の教え子達を交えて絡み合っていく情事、屈折していく愛情、様々な出会いとセックスを通じて変化していく和也。
中年男の甘く切なく大胆にエロく、ダブル不倫の恋の行方はどうなるのか。
⚠️ゲイの恋愛小説で、性描写も多く含まれます。完結後も校正により小説の内容が若干の変化することがあります。ご了承いただきたくお願いします。
⚠️様々な方に難なく読んでいただきたく、「ルビ・ふりがな」を多く振っております。
(現在随時進行中)
⚠️現在作品は完結中ですが、まだまだ誤字脱字も多く、校正は途中経過です。内容なども若干変わることもあります。あらかじめご了承ください。
⚠️作品を前編・後編の二部構成にしました。
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
僕の部屋においでよ
梅丘 かなた
BL
僕は、竜太に片思いをしていた。
ある日、竜太を僕の部屋に招くことになったが……。
※R15の作品です。ご注意ください。
※「pixiv」「カクヨム」にも掲載しています。
尻凛 shiri 〜 がちむちゲイの短編小説集 〜
くまみ
BL
がちむちゲイのHな短編小説集です。
ただヤルだけでなく、ストーリーにもこだわり作品を作っております。
男の魅力は尻!チ◯ポよりもケツが好きなゲイの筆者が描く様々な非現実的なシーンや官能描写。映像では味わえない妄想の世界を堪能してください。是非あなたのお供として活用していただけたら幸いです。
犬用オ●ホ工場~兄アナル凌辱雌穴化計画~
雷音
BL
全12話 本編完結済み
雄っパイ●リ/モブ姦/獣姦/フィスト●ァック/スパンキング/ギ●チン/玩具責め/イ●マ/飲●ー/スカ/搾乳/雄母乳/複数/乳合わせ/リバ/NTR/♡喘ぎ/汚喘ぎ
一文無しとなったオジ兄(陸郎)が金銭目的で実家の工場に忍び込むと、レーン上で後転開脚状態の男が泣き喚きながら●姦されている姿を目撃する。工場の残酷な裏業務を知った陸郎に忍び寄る魔の手。義父や弟から容赦なく責められるR18。甚振られ続ける陸郎は、やがて快楽に溺れていき――。
※闇堕ち、♂♂寄りとなります※
単話ごとのプレイ内容を12本全てに記載致しました。
(登場人物は全員成人済みです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる