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それは、限りなく無自覚の──
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並び立つ者たち、序列四位──ドリュー。
称号──【四百四病《ディジーズ》】。
もはや言うまでもないだろうが、その序列の高さからも分かる通り、アストリットやセリシアにも劣らない最上位の魔族だった男。
魔力・精神力・身体能力ともにトップクラスだったのは当然の事だが、およそ自らの心か魔王の命令かの二つにしか従わなかった他の上位陣とは違い、ドリューは名もなき有象無象たちへの統率力にも長けていたらしく。
ほんの僅か【全知全能《オール》】に劣るかどうかというほどの知恵や知力もあって、アストリットに次ぐ総合力の高さを誇っていたという。
無論、カタストロもそれを認めていたし。
アストリットでさえ例外ではなかった。
では何故、彼女はドリューを病原菌に転生させる、などという暴挙に出たのだろうか。
答えは意外なほど単純。
彼女が先述した通り、嫌っていたからだ。
序列四位の男性魔族、ドリューを。
……だがしかし、そうは言ったものの彼は序列七位《ガボル》のように醜悪だったり、序列九位《イザイアス》のように強欲だったり、序列十位《ジェイデン》のように暴虐だったり、序列十四位《ナタナエル》のように傲慢だったりもしない魔王からの信頼も厚い魔族であり。
ましてや、XYZのように魔王すら手がつけられないような異形の存在だったりもせず。
むしろ線は細く背も高く、おまけに見目も良く清潔感もある研究者の如き出で立ちで。
何も知らない有象無象たちから絶大な人望を得ていた彼を、どうして嫌っていたのか。
実を言うと、アストリットがドリューを嫌っているのは完っ全に一方的なものであり。
ドリューの方は別にアストリットを嫌っていないし、どうでもいいとさえ思っていた。
発端は、およそ十六年前──。
アストリットの【全知全能《オール》】による確実な筈の想定を遥かに超える、かつての勇者ディーリヒトを始めとした一行の進撃で、すでに半分以上の並び立つ者たちが討伐された頃。
勇者も聖女も結局は人間だ──……というところから着想を得たアストリットは、とある国から大量の人間を魔王城へと強制連行。
自らの称号の力によって結果そのものは分かっていてもなお、それを超える何かが人間にあるならと解剖や投薬を繰り返していた。
結局、得られるものは殆どなかったようだが、どのみち文明を築く生物の中で最も大きな勢力を持つ人間に関しては、ある程度の掃除が必要だと魔王とも話していた為、『何か一つでも成果があれば御の字』くらいの面持ちで何度も何度も繰り返していた、その頃。
アストリットが自分の研究室に保管していた筈の人間が、いつの間にか消えるという事件が発生したものの、【全知全能《オール》】を有していた彼女はすぐさま誰の仕業かを理解した。
……そう、ドリューである。
ただ、ドリューに悪気はなかった。
大した成果を得られていなかったアストリットと、ありえないほどの苦痛を受けて死んでいく人間たちの両方を慮り、良かれと思って研究室から人間たちを無断で連れ出して。
自らの称号、【四百四病《ディジーズ》】によって人間たちの感覚全てを何が起きても痛みを感じないようにと麻痺させたうえで、アストリットの研究に役立つようにと人間たちを生きたままバラバラに解剖し、まだ意識だけは残っていたそれらを標本としてプレゼントしたのだ。
良かれと思って、プレゼントしたのだ。
しかし、そんな彼からの善意に対して。
アストリットは生まれて初めて激怒した。
もちろん人間たちを慮ってはおらず、ただ単に自分の研究を邪魔されたからなのだが。
ともすれば一年後、ディーリヒトを倒そうとする際に放つ力と大差ないほどの全力で以て彼を殺そうとしたものの、カタストロに止められてしまった為にそれは叶わなかった。
しかし、その後も彼はアストリットだけにとどまらず他の並び立つ者たちにも善意を振り撒き、そのたびに同胞の怒りを買い続け。
いつしか彼の周りには名もなき有象無象さえ寄り付かなくなり、その善意に巻き込まれた人々の怒りや哀しみを一身に背負った勇者と聖女の合わせ技によって最期を迎えた為。
結局、アストリットは報復できなかった。
だからこそ、今世で報復したのだ。
強制的に転生先を変える事によって──。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「──まぁ、そういうわけでボクはそいつを心から嫌ってるんだけどね。 それでも、たった一つだけ評価してた点もなくはないんだ」
「……何ですか?」
と、まぁ長々語った割には単に『馬が合わなかった』というだけな気もしたが、それよりも目の前の幼女が口にした『たった一つの評価点』の方が気になったフェアトが疑問を投げかけると、アストリットはニッと嗤い。
「あいつの善意《あくい》が無自覚だったって事だよ」
「無自覚……」
ドリューの行う善意という名目の悪意は全て、ドリュー自身は心の底から善行と思ってやっていた事だったという点にあると語る。
「別に率先して悪い事をしようとしてたわけじゃないのに、やる事なす事全てが悪事に繋がる。 何をやっても、そいつ以外の誰かが苦しむ。 けれど、そいつはそれを見て愉悦を覚えるわけでもない。 ただ純粋に疑問を感じるだけなんだ。 どうしてこうなった? ってね」
悪事を働こうとした事なんてない。
人間に対してさえ、そうだったのに。
彼の行いは必ず悪事に繋がってしまう。
だから、カタストロも彼を信頼していた。
彼自身にそのつもりがなくとも、ドリューは自らの善意に従い、同胞以外を始末する。
その事に疑問を感じる事はあっても、ドリューは自らの中で燻る善意を止められない。
アストリットの被験体を勝手に解剖し。
イザイアスの酒に人間の女の血肉を混ぜ。
ジェイデンに抵抗不可な獲物を差し出し。
ナタナエルに骨で作った玉座を渡す──。
これらも全て、ドリューの善意。
並び立つ者たち同士の衝突を誘発したとしても、カタストロとしては結果的に同胞以外が減っているのだから、止める理由がない。
そもそも、ドリューの善意は無自覚なのだから注意喚起したところで何の意味もない。
「そしてまた、無自覚の悪事を繰り返す?」
「そういう事。 凄いよね、ある意味」
そして、フェアトの言葉通り彼は死ぬまで善行という名の悪行を繰り返し続けたのだ。
理解はできないし、したくもないが。
ある意味、彼は最もらしかったのだろう。
……誰よりも、魔族らしかったのだろう。
「実際さ、こうして意思を持たない病原菌に転生させても、ドリューの無自覚の善意《あくい》は全てを蝕むんだよ。 人間も獣人も霊人も──」
事実、意思どころか意識さえ欠片も残っていない筈の病原菌は、ドリューの善意──もとい悪意を体現するかのように伝播して、アストリット以外の全てを蝕もうとしている。
「──きっと君以外は。 だから試すんだよ」
「……貴女も大概、悪趣味ですけどね」
「そうかな?」
「そうですよ」
アストリットを除けば、フェアト以外の全てを蝕もうとしている──ゆえにこそ、フェアトにドリューを飲み込ませたらどうなるかの反応が見たいと、わくわくしている幼女も同じくらい悪趣味だ、とフェアトは思った。
唯一、明らかに嫌っていた相手と同じと言われるのは気に障る部分もあったようだが。
「……まぁいいや。 ドリューが君の体内でどうなるのかを待ってる間、何もしないのはもったいないからね。 さっそく始めよっか!」
「……? 何を──う"っ!?」
そんな些事よりも、このまま結果を待つだけで一日が終わるのはもったいない、そう元気よく語るアストリットの言に要領を得ないフェアトが問いかけんとした瞬間、彼女が座っていた椅子の背もたれが倒れ、もちろん痛みはなくとも驚きはして顔を後ろに向ける。
彼女が座っていたのは、椅子ではなく。
被験体を横たわらせる実験台だったのだ。
無論、機械造りである。
そして、フェアトの『何を』という言葉を聞き逃していなかった幼女はまた嗤い──。
「もちろん、『無敵の【盾】フェアトは本当に死なないし傷つかないのか』実験だよ!」
天井・壁・床・実験台──あらゆる場所から伸びてきた物騒な拷問器具の如き機械の腕を尻目に、まるで子供のような声を上げる。
……何が始まるかなど分かりもしないが。
(一日で終わるのかな……)
本当に一日で終わってくれるのだろうか?
そんな疑問を抱かずにはいられなかった。
称号──【四百四病《ディジーズ》】。
もはや言うまでもないだろうが、その序列の高さからも分かる通り、アストリットやセリシアにも劣らない最上位の魔族だった男。
魔力・精神力・身体能力ともにトップクラスだったのは当然の事だが、およそ自らの心か魔王の命令かの二つにしか従わなかった他の上位陣とは違い、ドリューは名もなき有象無象たちへの統率力にも長けていたらしく。
ほんの僅か【全知全能《オール》】に劣るかどうかというほどの知恵や知力もあって、アストリットに次ぐ総合力の高さを誇っていたという。
無論、カタストロもそれを認めていたし。
アストリットでさえ例外ではなかった。
では何故、彼女はドリューを病原菌に転生させる、などという暴挙に出たのだろうか。
答えは意外なほど単純。
彼女が先述した通り、嫌っていたからだ。
序列四位の男性魔族、ドリューを。
……だがしかし、そうは言ったものの彼は序列七位《ガボル》のように醜悪だったり、序列九位《イザイアス》のように強欲だったり、序列十位《ジェイデン》のように暴虐だったり、序列十四位《ナタナエル》のように傲慢だったりもしない魔王からの信頼も厚い魔族であり。
ましてや、XYZのように魔王すら手がつけられないような異形の存在だったりもせず。
むしろ線は細く背も高く、おまけに見目も良く清潔感もある研究者の如き出で立ちで。
何も知らない有象無象たちから絶大な人望を得ていた彼を、どうして嫌っていたのか。
実を言うと、アストリットがドリューを嫌っているのは完っ全に一方的なものであり。
ドリューの方は別にアストリットを嫌っていないし、どうでもいいとさえ思っていた。
発端は、およそ十六年前──。
アストリットの【全知全能《オール》】による確実な筈の想定を遥かに超える、かつての勇者ディーリヒトを始めとした一行の進撃で、すでに半分以上の並び立つ者たちが討伐された頃。
勇者も聖女も結局は人間だ──……というところから着想を得たアストリットは、とある国から大量の人間を魔王城へと強制連行。
自らの称号の力によって結果そのものは分かっていてもなお、それを超える何かが人間にあるならと解剖や投薬を繰り返していた。
結局、得られるものは殆どなかったようだが、どのみち文明を築く生物の中で最も大きな勢力を持つ人間に関しては、ある程度の掃除が必要だと魔王とも話していた為、『何か一つでも成果があれば御の字』くらいの面持ちで何度も何度も繰り返していた、その頃。
アストリットが自分の研究室に保管していた筈の人間が、いつの間にか消えるという事件が発生したものの、【全知全能《オール》】を有していた彼女はすぐさま誰の仕業かを理解した。
……そう、ドリューである。
ただ、ドリューに悪気はなかった。
大した成果を得られていなかったアストリットと、ありえないほどの苦痛を受けて死んでいく人間たちの両方を慮り、良かれと思って研究室から人間たちを無断で連れ出して。
自らの称号、【四百四病《ディジーズ》】によって人間たちの感覚全てを何が起きても痛みを感じないようにと麻痺させたうえで、アストリットの研究に役立つようにと人間たちを生きたままバラバラに解剖し、まだ意識だけは残っていたそれらを標本としてプレゼントしたのだ。
良かれと思って、プレゼントしたのだ。
しかし、そんな彼からの善意に対して。
アストリットは生まれて初めて激怒した。
もちろん人間たちを慮ってはおらず、ただ単に自分の研究を邪魔されたからなのだが。
ともすれば一年後、ディーリヒトを倒そうとする際に放つ力と大差ないほどの全力で以て彼を殺そうとしたものの、カタストロに止められてしまった為にそれは叶わなかった。
しかし、その後も彼はアストリットだけにとどまらず他の並び立つ者たちにも善意を振り撒き、そのたびに同胞の怒りを買い続け。
いつしか彼の周りには名もなき有象無象さえ寄り付かなくなり、その善意に巻き込まれた人々の怒りや哀しみを一身に背負った勇者と聖女の合わせ技によって最期を迎えた為。
結局、アストリットは報復できなかった。
だからこそ、今世で報復したのだ。
強制的に転生先を変える事によって──。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「──まぁ、そういうわけでボクはそいつを心から嫌ってるんだけどね。 それでも、たった一つだけ評価してた点もなくはないんだ」
「……何ですか?」
と、まぁ長々語った割には単に『馬が合わなかった』というだけな気もしたが、それよりも目の前の幼女が口にした『たった一つの評価点』の方が気になったフェアトが疑問を投げかけると、アストリットはニッと嗤い。
「あいつの善意《あくい》が無自覚だったって事だよ」
「無自覚……」
ドリューの行う善意という名目の悪意は全て、ドリュー自身は心の底から善行と思ってやっていた事だったという点にあると語る。
「別に率先して悪い事をしようとしてたわけじゃないのに、やる事なす事全てが悪事に繋がる。 何をやっても、そいつ以外の誰かが苦しむ。 けれど、そいつはそれを見て愉悦を覚えるわけでもない。 ただ純粋に疑問を感じるだけなんだ。 どうしてこうなった? ってね」
悪事を働こうとした事なんてない。
人間に対してさえ、そうだったのに。
彼の行いは必ず悪事に繋がってしまう。
だから、カタストロも彼を信頼していた。
彼自身にそのつもりがなくとも、ドリューは自らの善意に従い、同胞以外を始末する。
その事に疑問を感じる事はあっても、ドリューは自らの中で燻る善意を止められない。
アストリットの被験体を勝手に解剖し。
イザイアスの酒に人間の女の血肉を混ぜ。
ジェイデンに抵抗不可な獲物を差し出し。
ナタナエルに骨で作った玉座を渡す──。
これらも全て、ドリューの善意。
並び立つ者たち同士の衝突を誘発したとしても、カタストロとしては結果的に同胞以外が減っているのだから、止める理由がない。
そもそも、ドリューの善意は無自覚なのだから注意喚起したところで何の意味もない。
「そしてまた、無自覚の悪事を繰り返す?」
「そういう事。 凄いよね、ある意味」
そして、フェアトの言葉通り彼は死ぬまで善行という名の悪行を繰り返し続けたのだ。
理解はできないし、したくもないが。
ある意味、彼は最もらしかったのだろう。
……誰よりも、魔族らしかったのだろう。
「実際さ、こうして意思を持たない病原菌に転生させても、ドリューの無自覚の善意《あくい》は全てを蝕むんだよ。 人間も獣人も霊人も──」
事実、意思どころか意識さえ欠片も残っていない筈の病原菌は、ドリューの善意──もとい悪意を体現するかのように伝播して、アストリット以外の全てを蝕もうとしている。
「──きっと君以外は。 だから試すんだよ」
「……貴女も大概、悪趣味ですけどね」
「そうかな?」
「そうですよ」
アストリットを除けば、フェアト以外の全てを蝕もうとしている──ゆえにこそ、フェアトにドリューを飲み込ませたらどうなるかの反応が見たいと、わくわくしている幼女も同じくらい悪趣味だ、とフェアトは思った。
唯一、明らかに嫌っていた相手と同じと言われるのは気に障る部分もあったようだが。
「……まぁいいや。 ドリューが君の体内でどうなるのかを待ってる間、何もしないのはもったいないからね。 さっそく始めよっか!」
「……? 何を──う"っ!?」
そんな些事よりも、このまま結果を待つだけで一日が終わるのはもったいない、そう元気よく語るアストリットの言に要領を得ないフェアトが問いかけんとした瞬間、彼女が座っていた椅子の背もたれが倒れ、もちろん痛みはなくとも驚きはして顔を後ろに向ける。
彼女が座っていたのは、椅子ではなく。
被験体を横たわらせる実験台だったのだ。
無論、機械造りである。
そして、フェアトの『何を』という言葉を聞き逃していなかった幼女はまた嗤い──。
「もちろん、『無敵の【盾】フェアトは本当に死なないし傷つかないのか』実験だよ!」
天井・壁・床・実験台──あらゆる場所から伸びてきた物騒な拷問器具の如き機械の腕を尻目に、まるで子供のような声を上げる。
……何が始まるかなど分かりもしないが。
(一日で終わるのかな……)
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