170 / 333
無敵とは何か──
しおりを挟む
姉が、いつの間にか蘇っていた──それ自体は間違いなく喜ばしい事ではある筈なのだが、パイクの反応を考えると素直に喜んでいいのかが分からなくなり。
「──……蘇生は、失敗したんじゃないんですか?」
先程の反応には、『蘇生はできなかった』という意図が込められていたのでは──とフェアトが問うも。
『ぐ、グルルゥ……ッ』
「え──」
一体どういう感情からなのか、パイクは怒赤竜《どせきりゅう》への擬態を解かぬまま真紅の鱗が軋む音が聞こえるほどに首を横に振ってみせており、それを見たフェアトが一層の疑念を抱いてしまっていた──まさに、その時。
「──なぁ、フェアト」
「っ、は、はい?」
「……」
突然、底冷えするような低い声がかけられた事で姉の方を向くと、そこには怒っているというより完全な無表情のスタークが仁王立ちしたまま遠くを見つめ。
意を決したように口を開いたかと思えば──。
「……お前にとっての──『無敵』って何だ?」
「……え、あ、は……? む、無敵ですか?」
「あぁ」
どうにも意図が不明瞭の──そんな脈絡も何もあったものではない質問を投げかけられた事で、きょとんとした表情を浮かべて問い返すも、それ以上の追加情報は特にないのか姉からは空返事しか返ってこない。
どう答えるべきか、そもそも何故そんな事を──と考えたところで、いつもの姉ならともかく今の姉の思考を読み取る事は難しいかもしれないと諦めてから。
「えっと……そのままの意味だと思うんですけど。 ほら、『比較する相手もいないくらい強い』っていう」
まさに教本通りというか、どこの世界でもそう教わるだろう意味での回答をしてみせたフェアトに対し。
「……じゃあ、お前は確かに『無敵』なのかもな。 お袋でもアストリットでも、お前に傷をつけるなんざできやしねぇんだからよ──それに比べて、あたしは」
「……?」
その回答自体が正解か不正解かはともかく、フェアトの中の認識でいう『無敵』は聖女《レイティア》や序列一位《アストリット》を以てしても死なないばかりか傷一つつかないフェアト自身に当て嵌まっていると告げるだけでなく、そのまま自分を卑下するかのような自分語りをせんとし始める。
つい先日の、『手合わせに負けた後』とも違う凹み方をしている姉に違和感を覚えたフェアトは、おそらく何かがあったのだろうとは思ったが、その何かが一体どのタイミングで発生したのかと考えた結果──。
「……何か、あったんですか? 死んでる間に」
「……あいつが──」
姉の機嫌を損ねる何かがあったとすれば、『死んでから蘇るまで』の間ではないか思い至り、おそるおそるといった具合に覗き込んでみたところ、どうやら合っていたらしくスタークはようやくこちらを向いて。
「──アストリットが、あたしを蘇らせやがった」
「……!」
自分を蘇生したのは並び立つ者たちの序列一位、今は人間の少女として転生しているアストリットなのだと告げた姉の表情は、どういうわけか苦々しいものとなっており、その形の良い唇からは血が滲んでいる。
しかし、そんな意外すぎる事実にもフェアトは大して驚愕しているように見えないが──それもその筈。
正直に言えば、その可能性もあるとは思っていた。
(……【全知全能《オール》】がある以上、遠く離れた地で姉さんが命を落とした事を知るなんて容易なんだろう。 そして、そんな姉さんを蘇生させるのだって簡単な筈──)
全てを知り、全てを能う──などという魔族どころか全生物規模で見ても唯一無二の力を持つアストリットであれば、この場に居合わせずとも姉の死を悟る事も姉を蘇らせる事もできるだろうし、そんな事が可能なのは彼女を除けば聖女《はは》くらいしか知らないからだ。
……しかし、それはそれで疑問が残る。
(──……でも、それに何の利点《メリット》が?)
そう、アストリットは『元』とはいえ正真正銘の魔族であって、その魔族を滅ぼした存在──勇者と聖女の娘である自分たちを助ける利点《メリット》などない筈なのに。
……百歩譲って、アストリットの知的好奇心の対象になってしまっている自分なら、ともかくとしてだ。
「……あたしを蘇らせた後──何て言ったと思う?」
「え──」
そんな風に、この瞬間も【水飛《フライ》】で展開した水の溜池によって巨体を空に浮かべているシルドの背で思案するフェアトに対し、どうやらアストリットが姉を蘇生させた後に何かを告げたらしく、その内容について姉が触れんとしていると察した彼女が顔を上げると。
「──『勇者《ディーリヒト》なら、こんな無様は晒さなかった』」
「な……っ!?」
スタークの中でだけの出来事ではあるが、さも嘲笑うかのような表情や声音で告げられたらしい、アストリットからの一言にフェアトは今度こそ目を見開く。
確かに、その一言ならば姉が不機嫌になるのも分かるかもしれない──そう思わされてしまったからだ。
「そりゃあ親父は立派な勇者だったんだろうよ、お袋も師匠も昔っから散々誇らしげに語ってたもんなぁ」
「え、えぇ……でも、お父さんと姉さんは──」
その後も、スタークの口から吐き出される愚痴めいた言葉は止まらず、そんな姉の言いたい事は分かるものの父と娘では事情も存在も違うのだから、そこまで気にする必要はない筈──と、そう諭さんとしたが。
「あぁ分かってる、あたしと親父は違う。 あたしは勇者と聖女の双子の娘──その片割れでしかねぇんだ」
「だったら──」
言われずとも分かっていたらしいスタークは妹の声を遮ったうえで、どれだけ自分の姿が勇者に似ていても自分は勇者と娘でしかないのだと改めて認識しており、それを分かっているのであれば機嫌を直して戦いを──と今も下から聞こえる轟音に焦燥を覚える中。
「けどなぁ! あたしが弱ぇと! 世界を救った勇者や聖女の血が弱ぇって事になんだろうが! 違うか!?」
「は、はぁ……っ!?」
突如、真紅の瞳をギラギラと輝かせて叫び放った姉の、『自分が弱いせいで勇者や聖女の栄光に泥を塗りかねない』という旨の発言に、フェアトは驚愕する。
……考えすぎだ、そう思ったからに他ならない。
「そっ、それは飛躍しすぎです! 私たちは勇者でもなければ聖女でもないんですから! そうでしょう!?」
「──……っ、分かってんだよ!!」
「えっ」
その想いをそのまま言葉にするべく、フェアトが落ちないように気をつけつつ身を乗り出して何とか説得しようと試みるも、そんな彼女の声はまたしても姉の叫びによって遮られてしまうが、スタークの表情は怒号のような叫びに似合わず哀しみに満ちており──。
「何が無敵の【矛】だ!? 戦うたびにズタボロになって! それで倒せんならいいが、さっきみてぇに返り討ちにだって遭う始末だ! 諸刃の剣の方がしっくりくるじゃねぇか……! これじゃ、駄目なんだよ……っ!」
「そんな、事は──」
かつて自分から名乗り始めた『無敵の【矛】』という二つ名──今の不甲斐ない自分には相応しくも何ともない、つまりはそういう事が言いたいのだろうと。
フェアトも何となく分かってはいたが──。
……それが何だというのか、と思ってもいた。
別に、フェアトが姉を下に見ているとかそんな話ではなく、フェアトにとって姉は姉であり勇者と聖女の娘だとか無敵の【矛】だとか、そんなのは関係ない。
世界で最も大切で、そして最も大好きな姉なのだ。
それ以上でも、それ以下でもある筈がない。
どうにかして、それを伝えようとした──その時。
「……フェアト。 あたしは──無敵の【矛】になる」
「え……? い、いや、もうなってるんじゃ──」
スタークが、その真紅の瞳から僅かにこぼれていた涙を拭いつつも、まるで今まではそうではなかったとでも言いたげな宣言をしてきた為、何が言いたいのか要領を得ず二の句を待つよりも早く問いかけようと。
「なってねぇよ──ここからだ、あたしは。 まずは手始めに、あの化け物を仕留めてくる。 ここにいろよ」
「えっ!? ま、待ってください! 私も──」
『グルォオ──』
──したのだろうが、そんなフェアトの声は一歩ずつ確実に怒赤竜《どせきりゅう》の背を歩き始めたスタークの宣戦布告によって遮られ、フェアトだけでなくパイクまでもが驚きながらも『私も』と参戦の意を表さんとするも。
「お前もだ、パイク。 これまでは、お前と二人で無敵の【矛】だったが──これからは違うぞ。 見てろよ」
『グ……ウゥ……ッ!?』
「姉さ──」
パイクの頭上まで歩いたスタークは砂の海に目線を向けつつ、『あたしらが』ではなく『あたしが』無敵の【矛】になると口にし、それを受けたパイクやフェアトが叫ぶが──もう、スタークは飛び降りていた。
遥か目下に見ゆる、あの熱砂の大地へと──。
「──……蘇生は、失敗したんじゃないんですか?」
先程の反応には、『蘇生はできなかった』という意図が込められていたのでは──とフェアトが問うも。
『ぐ、グルルゥ……ッ』
「え──」
一体どういう感情からなのか、パイクは怒赤竜《どせきりゅう》への擬態を解かぬまま真紅の鱗が軋む音が聞こえるほどに首を横に振ってみせており、それを見たフェアトが一層の疑念を抱いてしまっていた──まさに、その時。
「──なぁ、フェアト」
「っ、は、はい?」
「……」
突然、底冷えするような低い声がかけられた事で姉の方を向くと、そこには怒っているというより完全な無表情のスタークが仁王立ちしたまま遠くを見つめ。
意を決したように口を開いたかと思えば──。
「……お前にとっての──『無敵』って何だ?」
「……え、あ、は……? む、無敵ですか?」
「あぁ」
どうにも意図が不明瞭の──そんな脈絡も何もあったものではない質問を投げかけられた事で、きょとんとした表情を浮かべて問い返すも、それ以上の追加情報は特にないのか姉からは空返事しか返ってこない。
どう答えるべきか、そもそも何故そんな事を──と考えたところで、いつもの姉ならともかく今の姉の思考を読み取る事は難しいかもしれないと諦めてから。
「えっと……そのままの意味だと思うんですけど。 ほら、『比較する相手もいないくらい強い』っていう」
まさに教本通りというか、どこの世界でもそう教わるだろう意味での回答をしてみせたフェアトに対し。
「……じゃあ、お前は確かに『無敵』なのかもな。 お袋でもアストリットでも、お前に傷をつけるなんざできやしねぇんだからよ──それに比べて、あたしは」
「……?」
その回答自体が正解か不正解かはともかく、フェアトの中の認識でいう『無敵』は聖女《レイティア》や序列一位《アストリット》を以てしても死なないばかりか傷一つつかないフェアト自身に当て嵌まっていると告げるだけでなく、そのまま自分を卑下するかのような自分語りをせんとし始める。
つい先日の、『手合わせに負けた後』とも違う凹み方をしている姉に違和感を覚えたフェアトは、おそらく何かがあったのだろうとは思ったが、その何かが一体どのタイミングで発生したのかと考えた結果──。
「……何か、あったんですか? 死んでる間に」
「……あいつが──」
姉の機嫌を損ねる何かがあったとすれば、『死んでから蘇るまで』の間ではないか思い至り、おそるおそるといった具合に覗き込んでみたところ、どうやら合っていたらしくスタークはようやくこちらを向いて。
「──アストリットが、あたしを蘇らせやがった」
「……!」
自分を蘇生したのは並び立つ者たちの序列一位、今は人間の少女として転生しているアストリットなのだと告げた姉の表情は、どういうわけか苦々しいものとなっており、その形の良い唇からは血が滲んでいる。
しかし、そんな意外すぎる事実にもフェアトは大して驚愕しているように見えないが──それもその筈。
正直に言えば、その可能性もあるとは思っていた。
(……【全知全能《オール》】がある以上、遠く離れた地で姉さんが命を落とした事を知るなんて容易なんだろう。 そして、そんな姉さんを蘇生させるのだって簡単な筈──)
全てを知り、全てを能う──などという魔族どころか全生物規模で見ても唯一無二の力を持つアストリットであれば、この場に居合わせずとも姉の死を悟る事も姉を蘇らせる事もできるだろうし、そんな事が可能なのは彼女を除けば聖女《はは》くらいしか知らないからだ。
……しかし、それはそれで疑問が残る。
(──……でも、それに何の利点《メリット》が?)
そう、アストリットは『元』とはいえ正真正銘の魔族であって、その魔族を滅ぼした存在──勇者と聖女の娘である自分たちを助ける利点《メリット》などない筈なのに。
……百歩譲って、アストリットの知的好奇心の対象になってしまっている自分なら、ともかくとしてだ。
「……あたしを蘇らせた後──何て言ったと思う?」
「え──」
そんな風に、この瞬間も【水飛《フライ》】で展開した水の溜池によって巨体を空に浮かべているシルドの背で思案するフェアトに対し、どうやらアストリットが姉を蘇生させた後に何かを告げたらしく、その内容について姉が触れんとしていると察した彼女が顔を上げると。
「──『勇者《ディーリヒト》なら、こんな無様は晒さなかった』」
「な……っ!?」
スタークの中でだけの出来事ではあるが、さも嘲笑うかのような表情や声音で告げられたらしい、アストリットからの一言にフェアトは今度こそ目を見開く。
確かに、その一言ならば姉が不機嫌になるのも分かるかもしれない──そう思わされてしまったからだ。
「そりゃあ親父は立派な勇者だったんだろうよ、お袋も師匠も昔っから散々誇らしげに語ってたもんなぁ」
「え、えぇ……でも、お父さんと姉さんは──」
その後も、スタークの口から吐き出される愚痴めいた言葉は止まらず、そんな姉の言いたい事は分かるものの父と娘では事情も存在も違うのだから、そこまで気にする必要はない筈──と、そう諭さんとしたが。
「あぁ分かってる、あたしと親父は違う。 あたしは勇者と聖女の双子の娘──その片割れでしかねぇんだ」
「だったら──」
言われずとも分かっていたらしいスタークは妹の声を遮ったうえで、どれだけ自分の姿が勇者に似ていても自分は勇者と娘でしかないのだと改めて認識しており、それを分かっているのであれば機嫌を直して戦いを──と今も下から聞こえる轟音に焦燥を覚える中。
「けどなぁ! あたしが弱ぇと! 世界を救った勇者や聖女の血が弱ぇって事になんだろうが! 違うか!?」
「は、はぁ……っ!?」
突如、真紅の瞳をギラギラと輝かせて叫び放った姉の、『自分が弱いせいで勇者や聖女の栄光に泥を塗りかねない』という旨の発言に、フェアトは驚愕する。
……考えすぎだ、そう思ったからに他ならない。
「そっ、それは飛躍しすぎです! 私たちは勇者でもなければ聖女でもないんですから! そうでしょう!?」
「──……っ、分かってんだよ!!」
「えっ」
その想いをそのまま言葉にするべく、フェアトが落ちないように気をつけつつ身を乗り出して何とか説得しようと試みるも、そんな彼女の声はまたしても姉の叫びによって遮られてしまうが、スタークの表情は怒号のような叫びに似合わず哀しみに満ちており──。
「何が無敵の【矛】だ!? 戦うたびにズタボロになって! それで倒せんならいいが、さっきみてぇに返り討ちにだって遭う始末だ! 諸刃の剣の方がしっくりくるじゃねぇか……! これじゃ、駄目なんだよ……っ!」
「そんな、事は──」
かつて自分から名乗り始めた『無敵の【矛】』という二つ名──今の不甲斐ない自分には相応しくも何ともない、つまりはそういう事が言いたいのだろうと。
フェアトも何となく分かってはいたが──。
……それが何だというのか、と思ってもいた。
別に、フェアトが姉を下に見ているとかそんな話ではなく、フェアトにとって姉は姉であり勇者と聖女の娘だとか無敵の【矛】だとか、そんなのは関係ない。
世界で最も大切で、そして最も大好きな姉なのだ。
それ以上でも、それ以下でもある筈がない。
どうにかして、それを伝えようとした──その時。
「……フェアト。 あたしは──無敵の【矛】になる」
「え……? い、いや、もうなってるんじゃ──」
スタークが、その真紅の瞳から僅かにこぼれていた涙を拭いつつも、まるで今まではそうではなかったとでも言いたげな宣言をしてきた為、何が言いたいのか要領を得ず二の句を待つよりも早く問いかけようと。
「なってねぇよ──ここからだ、あたしは。 まずは手始めに、あの化け物を仕留めてくる。 ここにいろよ」
「えっ!? ま、待ってください! 私も──」
『グルォオ──』
──したのだろうが、そんなフェアトの声は一歩ずつ確実に怒赤竜《どせきりゅう》の背を歩き始めたスタークの宣戦布告によって遮られ、フェアトだけでなくパイクまでもが驚きながらも『私も』と参戦の意を表さんとするも。
「お前もだ、パイク。 これまでは、お前と二人で無敵の【矛】だったが──これからは違うぞ。 見てろよ」
『グ……ウゥ……ッ!?』
「姉さ──」
パイクの頭上まで歩いたスタークは砂の海に目線を向けつつ、『あたしらが』ではなく『あたしが』無敵の【矛】になると口にし、それを受けたパイクやフェアトが叫ぶが──もう、スタークは飛び降りていた。
遥か目下に見ゆる、あの熱砂の大地へと──。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる