120 / 333
船着場の選択
しおりを挟む
常通り──というには回数が少ないものの、パイクたちへ船着場に可能な限り目立たぬように辿り着けと指示を出して、それを二体が実行せんとするものの。
「──どの船着場も人が多いですね……」
やはり『世界有数の行楽地』というのは伊達ではなく、およそ一般的な視力でも見渡せる位置まで高度を落として飛び回る半透明な竜覧船の運転席から、いくつもある諸島の船着場をフェアトが確認してみたところ、どうにも静けさに縁のある場所が見当たらない。
自分たちと同じように諸島を訪れんとしている者たちや、そんな人々をもてなそうとする者たちで一杯。
(……楽しそう──っ、いやいや駄目だって……!)
わいわい、がやがや──と竜覧船の中にいても聞こえてきそうなほどに楽しげな様子の人々を見て、フェアトは溜息をこぼしながらも少しだけ興味ありげに覗き込んでおり、それを自覚した為か首を横に振って。
「姉さん、どうしますか──」
「……」
「……姉さん?」
気を取り直す意味でも姉に意見を求めてみようと視線を動かしたのだが、そんなフェアトの言葉が届いていないのか、スタークは全く持って反応する素振りを見せず、それに違和感を覚えた彼女が声をかけると。
「……ん? あたしに話しかけてたか?」
おそらく本当に聞こえていなかったのだろう、きょとんとした表情を向けて『悪い悪い』と口にしつつ栗色の髪を掻く姉に対し、フェアトは『いえ』と呟き。
「……何でもないです。 どうか気にせず」
「? そうか……」
珍しく姉が何かを思案している事を理解し、されど何について考えを広げているのかまでは理解できなかった為、邪魔しないように話を終わらせたのだった。
そんな妹に対して、スタークは『変なやつ』と脳内で呟きながらも再び違和感の正体を探り始める──。
彼女を襲う強い違和感の正体とは、たった今この瞬間もスタークの鼻腔をくすぐっている、甘美な香り。
(この甘ったるい匂い……どっかで似たようなの嗅いだ気がすんだけどな……あぁくそ、思い出せねぇ……)
そんな耽美にも感じる香りを、どうやら過去にどこかで嗅いだ事があるらしい彼女は何とか思い出そうと頭を悩ませるも、やはり『移り気で忘れっぽい』という性分は簡単に改善せず、ただ唸る事しかできない。
ヴィルファルト大陸ではない事は確かゆえ、あの辺境の地──双子の故郷で嗅いだ事がある筈なのだが。
『! りゅー!』
「えっ?」
その時、頭をこねくり回しているスタークをよそにシルドが何かに気づいて一鳴きし、それに気を取られたフェアトがシルドの視線が向かう先へ目を遣ると。
「……あぁ確かに……お手柄ですね」
『りゅっ!』
そこには、まぁ他と比べれば人は少ないかな──というくらい小さな船着場があり、およそ数十分ほど飛び回った末に見つけてくれた事をフェアトが労った事で、それを受けたシルドは嬉しそうに鳴いてみせる。
「姉さん、パイクも。 あの船着場に降りますよ」
「……あぁ」
『りゅ、りゅう』
それから、シルドが見つけた船着場の事を姉サイドに伝えたところ、かたやスタークは未だに違和感の正体に辿り着けずに何なら機嫌を悪くしており、かたやパイクは自分の背に乗る少女の貧乏揺すりが思った以上に負担になっていたのか少しだけ辛そうに鳴いた。
その後、直に降り立つのではなく少し離れた海の方から滑るように着水しつつ、パイクとシルドは竜覧船への擬態を解かぬまま運転席の扉をゆっくりと開く。
「ありがとうございます。 シルド」
『りゅー♪』
魔導国家の港町に到着した時と同じような微笑ましいやりとりを交わして、お互いに晴れやかな笑顔を向け合うフェアトを代表とした妹サイドとは対照的に。
(……パイク。 お前は何も感じねぇのか?)
(りゅ?)
(……いや、何でもねぇ)
かたや姉サイドは、この瞬間も感じ続けている香りについてスタークがパイクに問いかけるも、その香りを感じていないからなのか、それとも香りに違和感を抱いていないからなのかパイクは首をかしげるだけ。
それをハッキリさせない事には確かな判断もできないとはいえ、せっかく人が少ない船着場を見つけたのに、ここで時間を割いて問い詰める事で人が増えてしまっては意味がないと考えて早々に話を終わらせた。
その一方、姉サイドの小声での会話など聞こえている筈もないフェアトは、シルドの背から諸島全体を見渡していた時、船着場によって人混みに差がある理由を考えていたのだが、ようやくそれを見抜けており。
(より行楽に適した場所に近い船着場に人が集まるのは道理ですけど……それにしたって、また極端な……)
シュパース諸島で最も広くて賑やかな砂浜《ビーチ》。
解放感がありつつ小綺麗さも兼ね備えた宿泊施設《ホテル》。
平民から貴族まで幅広く歓迎する料理店《レストラン》。
どうせなら、そういった『いかにもな行楽地』に近い船着場の方がいいに決まってると考えるだろうというのは至極自然な事であって、そこまで一般人との関わりがないフェアトでも何となく理解はできていた。
ちなみに、『他と比べれば人が少ない』という事は当然ながら『他にも少なからず人がいる』という事であり、パイクたち以外の大型の竜覧船も二、三体ほど停泊し、そこから種族を問わない人々が降りてくる。
──あれが、いわゆる慰安旅行だろうか。
そんな事を考えていたフェアトだったが、これ以上ここに留まっていては人が増える一方だと首を振り。
「それじゃあ──」
早速、情報収集でもと魔導国家の港町でもすぐにやろうとした並び立つ者たちの情報を集めようと提案せんとした時、先程の慰安旅行かもしれない集団の方から随分と賑やかな声が聞こえてきた為、振り向くと。
集団に対してニコニコと笑顔で話しかけていた数人の派手な軽装を着た男女が双子の存在に気づき、そのうちの何人かが足早に近づいてきたかと思えば──。
「「「──ようこそ、シュパース諸島へ!!!」」」
一糸乱れぬ動きと言葉、何やら狂気じみているようにも感じる笑顔とともに歓迎の文句を口にした事で。
(……何だ? こいつら)
(……何? この人たち)
双子は図らずも似たような反応を見せたのだった。
「──どの船着場も人が多いですね……」
やはり『世界有数の行楽地』というのは伊達ではなく、およそ一般的な視力でも見渡せる位置まで高度を落として飛び回る半透明な竜覧船の運転席から、いくつもある諸島の船着場をフェアトが確認してみたところ、どうにも静けさに縁のある場所が見当たらない。
自分たちと同じように諸島を訪れんとしている者たちや、そんな人々をもてなそうとする者たちで一杯。
(……楽しそう──っ、いやいや駄目だって……!)
わいわい、がやがや──と竜覧船の中にいても聞こえてきそうなほどに楽しげな様子の人々を見て、フェアトは溜息をこぼしながらも少しだけ興味ありげに覗き込んでおり、それを自覚した為か首を横に振って。
「姉さん、どうしますか──」
「……」
「……姉さん?」
気を取り直す意味でも姉に意見を求めてみようと視線を動かしたのだが、そんなフェアトの言葉が届いていないのか、スタークは全く持って反応する素振りを見せず、それに違和感を覚えた彼女が声をかけると。
「……ん? あたしに話しかけてたか?」
おそらく本当に聞こえていなかったのだろう、きょとんとした表情を向けて『悪い悪い』と口にしつつ栗色の髪を掻く姉に対し、フェアトは『いえ』と呟き。
「……何でもないです。 どうか気にせず」
「? そうか……」
珍しく姉が何かを思案している事を理解し、されど何について考えを広げているのかまでは理解できなかった為、邪魔しないように話を終わらせたのだった。
そんな妹に対して、スタークは『変なやつ』と脳内で呟きながらも再び違和感の正体を探り始める──。
彼女を襲う強い違和感の正体とは、たった今この瞬間もスタークの鼻腔をくすぐっている、甘美な香り。
(この甘ったるい匂い……どっかで似たようなの嗅いだ気がすんだけどな……あぁくそ、思い出せねぇ……)
そんな耽美にも感じる香りを、どうやら過去にどこかで嗅いだ事があるらしい彼女は何とか思い出そうと頭を悩ませるも、やはり『移り気で忘れっぽい』という性分は簡単に改善せず、ただ唸る事しかできない。
ヴィルファルト大陸ではない事は確かゆえ、あの辺境の地──双子の故郷で嗅いだ事がある筈なのだが。
『! りゅー!』
「えっ?」
その時、頭をこねくり回しているスタークをよそにシルドが何かに気づいて一鳴きし、それに気を取られたフェアトがシルドの視線が向かう先へ目を遣ると。
「……あぁ確かに……お手柄ですね」
『りゅっ!』
そこには、まぁ他と比べれば人は少ないかな──というくらい小さな船着場があり、およそ数十分ほど飛び回った末に見つけてくれた事をフェアトが労った事で、それを受けたシルドは嬉しそうに鳴いてみせる。
「姉さん、パイクも。 あの船着場に降りますよ」
「……あぁ」
『りゅ、りゅう』
それから、シルドが見つけた船着場の事を姉サイドに伝えたところ、かたやスタークは未だに違和感の正体に辿り着けずに何なら機嫌を悪くしており、かたやパイクは自分の背に乗る少女の貧乏揺すりが思った以上に負担になっていたのか少しだけ辛そうに鳴いた。
その後、直に降り立つのではなく少し離れた海の方から滑るように着水しつつ、パイクとシルドは竜覧船への擬態を解かぬまま運転席の扉をゆっくりと開く。
「ありがとうございます。 シルド」
『りゅー♪』
魔導国家の港町に到着した時と同じような微笑ましいやりとりを交わして、お互いに晴れやかな笑顔を向け合うフェアトを代表とした妹サイドとは対照的に。
(……パイク。 お前は何も感じねぇのか?)
(りゅ?)
(……いや、何でもねぇ)
かたや姉サイドは、この瞬間も感じ続けている香りについてスタークがパイクに問いかけるも、その香りを感じていないからなのか、それとも香りに違和感を抱いていないからなのかパイクは首をかしげるだけ。
それをハッキリさせない事には確かな判断もできないとはいえ、せっかく人が少ない船着場を見つけたのに、ここで時間を割いて問い詰める事で人が増えてしまっては意味がないと考えて早々に話を終わらせた。
その一方、姉サイドの小声での会話など聞こえている筈もないフェアトは、シルドの背から諸島全体を見渡していた時、船着場によって人混みに差がある理由を考えていたのだが、ようやくそれを見抜けており。
(より行楽に適した場所に近い船着場に人が集まるのは道理ですけど……それにしたって、また極端な……)
シュパース諸島で最も広くて賑やかな砂浜《ビーチ》。
解放感がありつつ小綺麗さも兼ね備えた宿泊施設《ホテル》。
平民から貴族まで幅広く歓迎する料理店《レストラン》。
どうせなら、そういった『いかにもな行楽地』に近い船着場の方がいいに決まってると考えるだろうというのは至極自然な事であって、そこまで一般人との関わりがないフェアトでも何となく理解はできていた。
ちなみに、『他と比べれば人が少ない』という事は当然ながら『他にも少なからず人がいる』という事であり、パイクたち以外の大型の竜覧船も二、三体ほど停泊し、そこから種族を問わない人々が降りてくる。
──あれが、いわゆる慰安旅行だろうか。
そんな事を考えていたフェアトだったが、これ以上ここに留まっていては人が増える一方だと首を振り。
「それじゃあ──」
早速、情報収集でもと魔導国家の港町でもすぐにやろうとした並び立つ者たちの情報を集めようと提案せんとした時、先程の慰安旅行かもしれない集団の方から随分と賑やかな声が聞こえてきた為、振り向くと。
集団に対してニコニコと笑顔で話しかけていた数人の派手な軽装を着た男女が双子の存在に気づき、そのうちの何人かが足早に近づいてきたかと思えば──。
「「「──ようこそ、シュパース諸島へ!!!」」」
一糸乱れぬ動きと言葉、何やら狂気じみているようにも感じる笑顔とともに歓迎の文句を口にした事で。
(……何だ? こいつら)
(……何? この人たち)
双子は図らずも似たような反応を見せたのだった。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
凶器は透明な優しさ
楓
恋愛
入社5年目の岩倉紗希は、新卒の女の子である姫野香代の教育担当に選ばれる。
初めての後輩に戸惑いつつも、姫野さんとは良好な先輩後輩の関係を築いていけている
・・・そう思っていたのは岩倉紗希だけであった。
姫野の思いは岩倉の思いとは全く異なり
2人の思いの違いが徐々に大きくなり・・・
そして心を殺された
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[不定期更新中]
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる