26 / 32
OLYMPUS QUEST Ⅲ ~神々の復活~
【番外編】解説
しおりを挟む
どうも、狩野理穂です。これは「OLYMPUS QUESTⅢ~神々の復活~」における、おそらく読者の皆様が疑問に思っているであろうことを解説する回です。本編のみで理解されている方は読み飛ばしてもらって結構です。
アテナ…ギリシャ神話に登場する女神で、戦術と知恵の神です。ここまでは事実に基づいていますが、彼女が日本語を理解するのはオリジナル設定です。知恵の神だから言語理解能力を付けよう! という安直な発想です。補足として、イザナミ、イザナギは元から日本の神なので日本語は伝わります。
タイムパラドックス…主人公が言っている通り、時間モノのお約束です。時間モノ初心者の方のために簡単な例を挙げると、過去に行った自分が自分の親を殺すとします。その場合、親が死ぬために自分が生まれることがなくなり、そのために親を殺す人物もいなくなります。すると親が死ぬこともなくなり……と、矛盾が生まれますね? これがタイムパラドックスです。本作では、そのタイムパラドックスが発生する世界とは基本的に交わることのない冥界ではその影響を受けない設定です。
狂気の種…第一部ででてきたキーアイテムです。オリンポスの覇権を巡った大戦争に敗北したアテ(狂気の女神)がオリンポス神に取り入って、こっそり仕掛けた時限爆弾のようなものです。便宜上「種」と呼んでいますが実際の形状は不明です。薬のように、体積と比例して必要量や効果が出るまでの時間が変わります。
神々の強弱…基本的には「古いものが強い」。したがって、空間を造ったカオスと時間を造ったクロノスが最も強く、大地を造ったガイアと世界を創造したイザナミ・イザナギと続きます。イザナミとイザナギについては、二人がまぐわったことで世界が産まれたので、どちらか一方だと力が落ちてしまいます。
言語…残念なことに、主人公はどこかの猫型ロボットのこんにゃくを持っていません。したがって、彼がわかるのは日本語と英語が少しだけです。なのでギリシャ語はわかりません。また神は本来この世界の住人ではないので、人間と話すときはその言語に合わせますが、神独自の言語形態が存在しています。それはとてもこの世界の文字で足りる情報量ではないので、一部文字化けしてしまいますが、ご容赦ください。(もちろんオリジナル設定です)
冥界…オリクエにおいて、冥界は二つ存在します。一つはギリシャにある、ハデスの王国。もう一つはイザナミがいる荒野です。この二つは別物で、設定上は死ぬ位置によって行き先が決まります。例えば、生粋の純日本人でもギリシャで死ねばハデスの国に送られます。ただ、主人公のように特定のアイテムがあったり、神からの干渉があった場合には、その法則から外れます。
宝玉…オリジナル設定です。イザナミの力の結晶(物理)のようなもので、彼女の下位互換ともいえるでしょう。
時間流…私は、時間流を回転寿司のレーンのようにとらえています。タイムパラドックスはそのレーンを途中で分岐させて本来の道から逸れる行為。歴史の改変は途中にネタを追加して、回ってくる順番を変えるようなこと。一つの店舗に何本かのレーンがあるように、時間流も複数あります。シュタインズ・ゲートというゲームではそれをa世界線、β世界線と言っています。それらが交わることはないですよね? つまり、そういうことです。(この項は筆者独自の理論なので、なんの確証もありません)
とりあえずはこの程度でしょうか。話が進むにつれて、また独自のわかりにくい設定が出てくるでしょう。その時は曜日に関わらずに更新していきますので、よろしくお願いします。
また、個別に質問をしたい等ありましたらツイッターのDMまで来ていただけるとありがたいです。(常に開放しています)感想欄でも質問に答えることは可能ですが、ネタバレ設定をかけることが多くなると思います。ご容赦ください。
それでは、今後もOlympus Questをよろしくお願いします!
アテナ…ギリシャ神話に登場する女神で、戦術と知恵の神です。ここまでは事実に基づいていますが、彼女が日本語を理解するのはオリジナル設定です。知恵の神だから言語理解能力を付けよう! という安直な発想です。補足として、イザナミ、イザナギは元から日本の神なので日本語は伝わります。
タイムパラドックス…主人公が言っている通り、時間モノのお約束です。時間モノ初心者の方のために簡単な例を挙げると、過去に行った自分が自分の親を殺すとします。その場合、親が死ぬために自分が生まれることがなくなり、そのために親を殺す人物もいなくなります。すると親が死ぬこともなくなり……と、矛盾が生まれますね? これがタイムパラドックスです。本作では、そのタイムパラドックスが発生する世界とは基本的に交わることのない冥界ではその影響を受けない設定です。
狂気の種…第一部ででてきたキーアイテムです。オリンポスの覇権を巡った大戦争に敗北したアテ(狂気の女神)がオリンポス神に取り入って、こっそり仕掛けた時限爆弾のようなものです。便宜上「種」と呼んでいますが実際の形状は不明です。薬のように、体積と比例して必要量や効果が出るまでの時間が変わります。
神々の強弱…基本的には「古いものが強い」。したがって、空間を造ったカオスと時間を造ったクロノスが最も強く、大地を造ったガイアと世界を創造したイザナミ・イザナギと続きます。イザナミとイザナギについては、二人がまぐわったことで世界が産まれたので、どちらか一方だと力が落ちてしまいます。
言語…残念なことに、主人公はどこかの猫型ロボットのこんにゃくを持っていません。したがって、彼がわかるのは日本語と英語が少しだけです。なのでギリシャ語はわかりません。また神は本来この世界の住人ではないので、人間と話すときはその言語に合わせますが、神独自の言語形態が存在しています。それはとてもこの世界の文字で足りる情報量ではないので、一部文字化けしてしまいますが、ご容赦ください。(もちろんオリジナル設定です)
冥界…オリクエにおいて、冥界は二つ存在します。一つはギリシャにある、ハデスの王国。もう一つはイザナミがいる荒野です。この二つは別物で、設定上は死ぬ位置によって行き先が決まります。例えば、生粋の純日本人でもギリシャで死ねばハデスの国に送られます。ただ、主人公のように特定のアイテムがあったり、神からの干渉があった場合には、その法則から外れます。
宝玉…オリジナル設定です。イザナミの力の結晶(物理)のようなもので、彼女の下位互換ともいえるでしょう。
時間流…私は、時間流を回転寿司のレーンのようにとらえています。タイムパラドックスはそのレーンを途中で分岐させて本来の道から逸れる行為。歴史の改変は途中にネタを追加して、回ってくる順番を変えるようなこと。一つの店舗に何本かのレーンがあるように、時間流も複数あります。シュタインズ・ゲートというゲームではそれをa世界線、β世界線と言っています。それらが交わることはないですよね? つまり、そういうことです。(この項は筆者独自の理論なので、なんの確証もありません)
とりあえずはこの程度でしょうか。話が進むにつれて、また独自のわかりにくい設定が出てくるでしょう。その時は曜日に関わらずに更新していきますので、よろしくお願いします。
また、個別に質問をしたい等ありましたらツイッターのDMまで来ていただけるとありがたいです。(常に開放しています)感想欄でも質問に答えることは可能ですが、ネタバレ設定をかけることが多くなると思います。ご容赦ください。
それでは、今後もOlympus Questをよろしくお願いします!
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる