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小話 深呼吸 ※
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「わざわざ悪かったね。」
「いえ、こちらこそお時間を作っていただきありがとうございました。」
「こちらも先日ルキシスから報告があった。こちらの分も渡しておこう。」
「お手を取らせてしまい申し訳ありません。」
私は今、王太子殿下の執務室に来ていた。
先日の学園での騒動の報告書を届けに来た。
「まあ、だいたいはわかったが、
今度ダマガランの王太子が来るまでにもう少し管理を強くしたいところだな。
おい、ルキシス。この書類に目を通して欲しい。ああ、あと先日の報告書をレイクルーゼ嬢に渡してくれないか?」
「あ、はい。それならここにあります。」
忙しそうだ。
私はシュライン様から報告書をいただいた。
「それでは私はこれで失礼…」
殿下がすっと片手を軽くあげた。
するとドアの近くの使用人が頭を下げて部屋から出て行った。
流れるさりげない仕草にキュンとする。
カッコ良すぎます。
「いま、お茶を持ってきてもらうからしばらく私の休憩に付き合ってくれないかな?」
突然のお誘いにドキッとした。
しかし低く落ち着いた声で答えた。
「私でよければ…」
私は殿下に誘われるがままソファーに座った。
さすが殿下の執務室だ。柔らかすぎ。
かなり座ったところが沈む。
高級品だわ…。
しかしソファーが沈んだのは私のお尻の圧力であるから…
ううっ、ちょっと恥ずかしい。
「その後は何もない?」
「今のところは大丈夫です。」
「来月末には隣国のダマガラン王太子がやってくる。申し訳ないがよろしく頼む。」
「微力ですが、頑張ります。」
私はいつもの完璧な令嬢の仮面をする。
王太子の側妃に選ばれる為にはそのくらいしなきゃ。
私は気づかれないように深呼吸をした。
「殿下…」
隣からシュライン様が話しかけてきた。
何やら書類に不備があったようだ。
「ああ、ここ間違えていたか?
すまない。すぐ直す。あ、ルイクルーゼ嬢、申し訳ないが少し待っててくれないか。」
殿下はソファーから立ち上がり机に向かい直した。
私は暇になった。
紅茶を口にしながらふと窓を見た。
窓に鳥が止まっていた。
青い鳥だ。少し羽の縁に黄色が入っていて可愛い。
そろりとソファーから立ち上がり、近づいた。
そしてそっと手を出した。
その鳥はちゅんちゃんと鳴きながら私の指に乗った。
ん~可愛い。
人懐っこいわね。
ふふふっ。
あまりの鳥のかわいい鳴き声と仕草に私は殿下の部屋にいるという事をすっかり忘れてしまった。
「あら?何か食べる?そういえばテーブルにクッキーがあったわね。そのまま待っていてね。」
私は窓の枠に細かく砕いたクッキーを乗せた。
クチバシでツンツン突いてから小鳥は食べ始めた。
「可愛い。ふふふっ。」
何かちゅんちゅんと鳴くから
思わず前世で好きだった歌を歌っていた。
それも多分日本語。
「ふふふ…ん。」
窓枠に肘を乗せその上に顔を付けた。
そして鳥と見つめあいながら顔を揺らしながら歌い続けてしまっていた。
ん?隣に何か感じる?
殿下~?
もうお仕事終わりましたか?!
いや!
バタンと立ち上がった。
その音で小鳥は飛びたってしまった。
残念。
「あ、すまない。驚かしてしまったな。
しかしレイクルーゼ嬢…どこの言葉だ?」
「へへへ?」
まさか日本とは言えない。
私は笑って誤魔化すパターンを選んだ。
「しかし何だか雰囲気が変わるのだな。この前の時といい。あ、いや。」
踊り子ですか…。
もう忘れていただきたいのですが…。
「そっちの方がいい。」
「へっ?」
「私の前ではあまり気を張らないでくれないか。」
何だか一気に顔が赤くなった。
一推し王太子殿下の爽やか笑顔が目の前にあった。
あ、いや…顔が熱い。
カチャ…
「あ、シュ、シュライン様、私がやります!」
シュライン様が殿下の紅茶のおかわりを注いでいた。
いけない。落ち着かないと。すごくドキドキしてる。
もうやっぱり推しだからってのもあるとは思うが、基本、私は殿下が好きだわ。
もうあんな笑顔しないでよ!
今日寝れないじゃない!
チラッと殿下を見た。
優しい笑みを浮かべてこっちを見ていた。
ガチャン!
「熱っ…」
「レイクルーゼ嬢、大丈夫か?」
「ちょっと触っただけです。大丈夫です。
すみません…」
殿下が慌てて近づいてきた。
「君はしっかりしていると思っていたが
そそっかしいんだな。」
顔が近い!
殿下は少し赤くなった手に触れた。
私はバッとその手を引っ込めた。
「いつもはちゃんとしてます!」
「そう、そう。そうやって返してくれる方が私は好きだな。」
好きって…あ、いや。この場合の文法だと恋とか愛の好きじゃなくて、単に二択で…
でも…あー!その顔反則です。
背中に薔薇何本も背負いすぎですって!
落ち着け!落ち着け!
平常心!平常心だ!
あ、でもゆるく崩さないと!
堅苦しくしないで…ってどうすればいいの!
シャーリーみたいに天然になりたい!
私はパニックになり
少しの間、私は頭の中で右へ左に大変バタバタしていた。
なんとか、大きく深呼吸をして落ち着いた。
しかし何とか…だ。
私は完璧な令嬢なんだ!
しっかりするんだ!
殿下とシュライン様は顔を見合わせて笑っていた。
何だか恥ずかしかった。
何回深呼吸したんだろう…
「いえ、こちらこそお時間を作っていただきありがとうございました。」
「こちらも先日ルキシスから報告があった。こちらの分も渡しておこう。」
「お手を取らせてしまい申し訳ありません。」
私は今、王太子殿下の執務室に来ていた。
先日の学園での騒動の報告書を届けに来た。
「まあ、だいたいはわかったが、
今度ダマガランの王太子が来るまでにもう少し管理を強くしたいところだな。
おい、ルキシス。この書類に目を通して欲しい。ああ、あと先日の報告書をレイクルーゼ嬢に渡してくれないか?」
「あ、はい。それならここにあります。」
忙しそうだ。
私はシュライン様から報告書をいただいた。
「それでは私はこれで失礼…」
殿下がすっと片手を軽くあげた。
するとドアの近くの使用人が頭を下げて部屋から出て行った。
流れるさりげない仕草にキュンとする。
カッコ良すぎます。
「いま、お茶を持ってきてもらうからしばらく私の休憩に付き合ってくれないかな?」
突然のお誘いにドキッとした。
しかし低く落ち着いた声で答えた。
「私でよければ…」
私は殿下に誘われるがままソファーに座った。
さすが殿下の執務室だ。柔らかすぎ。
かなり座ったところが沈む。
高級品だわ…。
しかしソファーが沈んだのは私のお尻の圧力であるから…
ううっ、ちょっと恥ずかしい。
「その後は何もない?」
「今のところは大丈夫です。」
「来月末には隣国のダマガラン王太子がやってくる。申し訳ないがよろしく頼む。」
「微力ですが、頑張ります。」
私はいつもの完璧な令嬢の仮面をする。
王太子の側妃に選ばれる為にはそのくらいしなきゃ。
私は気づかれないように深呼吸をした。
「殿下…」
隣からシュライン様が話しかけてきた。
何やら書類に不備があったようだ。
「ああ、ここ間違えていたか?
すまない。すぐ直す。あ、ルイクルーゼ嬢、申し訳ないが少し待っててくれないか。」
殿下はソファーから立ち上がり机に向かい直した。
私は暇になった。
紅茶を口にしながらふと窓を見た。
窓に鳥が止まっていた。
青い鳥だ。少し羽の縁に黄色が入っていて可愛い。
そろりとソファーから立ち上がり、近づいた。
そしてそっと手を出した。
その鳥はちゅんちゃんと鳴きながら私の指に乗った。
ん~可愛い。
人懐っこいわね。
ふふふっ。
あまりの鳥のかわいい鳴き声と仕草に私は殿下の部屋にいるという事をすっかり忘れてしまった。
「あら?何か食べる?そういえばテーブルにクッキーがあったわね。そのまま待っていてね。」
私は窓の枠に細かく砕いたクッキーを乗せた。
クチバシでツンツン突いてから小鳥は食べ始めた。
「可愛い。ふふふっ。」
何かちゅんちゅんと鳴くから
思わず前世で好きだった歌を歌っていた。
それも多分日本語。
「ふふふ…ん。」
窓枠に肘を乗せその上に顔を付けた。
そして鳥と見つめあいながら顔を揺らしながら歌い続けてしまっていた。
ん?隣に何か感じる?
殿下~?
もうお仕事終わりましたか?!
いや!
バタンと立ち上がった。
その音で小鳥は飛びたってしまった。
残念。
「あ、すまない。驚かしてしまったな。
しかしレイクルーゼ嬢…どこの言葉だ?」
「へへへ?」
まさか日本とは言えない。
私は笑って誤魔化すパターンを選んだ。
「しかし何だか雰囲気が変わるのだな。この前の時といい。あ、いや。」
踊り子ですか…。
もう忘れていただきたいのですが…。
「そっちの方がいい。」
「へっ?」
「私の前ではあまり気を張らないでくれないか。」
何だか一気に顔が赤くなった。
一推し王太子殿下の爽やか笑顔が目の前にあった。
あ、いや…顔が熱い。
カチャ…
「あ、シュ、シュライン様、私がやります!」
シュライン様が殿下の紅茶のおかわりを注いでいた。
いけない。落ち着かないと。すごくドキドキしてる。
もうやっぱり推しだからってのもあるとは思うが、基本、私は殿下が好きだわ。
もうあんな笑顔しないでよ!
今日寝れないじゃない!
チラッと殿下を見た。
優しい笑みを浮かべてこっちを見ていた。
ガチャン!
「熱っ…」
「レイクルーゼ嬢、大丈夫か?」
「ちょっと触っただけです。大丈夫です。
すみません…」
殿下が慌てて近づいてきた。
「君はしっかりしていると思っていたが
そそっかしいんだな。」
顔が近い!
殿下は少し赤くなった手に触れた。
私はバッとその手を引っ込めた。
「いつもはちゃんとしてます!」
「そう、そう。そうやって返してくれる方が私は好きだな。」
好きって…あ、いや。この場合の文法だと恋とか愛の好きじゃなくて、単に二択で…
でも…あー!その顔反則です。
背中に薔薇何本も背負いすぎですって!
落ち着け!落ち着け!
平常心!平常心だ!
あ、でもゆるく崩さないと!
堅苦しくしないで…ってどうすればいいの!
シャーリーみたいに天然になりたい!
私はパニックになり
少しの間、私は頭の中で右へ左に大変バタバタしていた。
なんとか、大きく深呼吸をして落ち着いた。
しかし何とか…だ。
私は完璧な令嬢なんだ!
しっかりするんだ!
殿下とシュライン様は顔を見合わせて笑っていた。
何だか恥ずかしかった。
何回深呼吸したんだろう…
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