H+ERO=ヒーロー!

千音 兎輝

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21.このイベント、どこまで見えますか?{全部 わからない↑}

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「もちろん、希色も入るのよぉ」
 よし! きいろ は おふろイベントに招待 された!
「ちょっ、ちょっと待って! 私はみんなのあとでいいから!」
 むっ、見苦しいぞ美那。
「わ、私も・・・・・・」
 スノウまで!? 
「私は・・・・・・」
 モモは参加してくれるよね!?
「パスで」
「パスかよぉぉぉぉぉぉ!」
 あああ、俺のハーレム計画が・・・・・・。
「んー、じゃあ希色に目隠ししたらどぉ?」
 イドの提案にみんなはー
「な、ならしかたないわね。いいわよ」
「じゃあいいですよ」
「OKです」
 良かったけど目隠しか・・・・・・。


「入るぞー」
 ガラガラと扉を開け、風呂場に入った。
「でかっ!」
 どこかの温泉ぐらいの広さだ。たくさん入っても大丈夫なかんじ。
「お、ま、た、せ」 
 いきなり視界が奪われた。
「速い! まだ速い! せめて一目!」
 一目だけでも!
「しかたないわねぇ、じゃあ、あとで私の部屋に来なさい」
 耳元で囁かれた。
「りょ、了解」
 すげーぞくぞくする声だった。
「は、入るよ」
 美那が入ってきたようだ。
「目隠しはされているんでしょうね?」
 まったくスノウは恥ずかしがりやなんだから。
「されてるぞー、残念ながらな」
 いやはや本当に残念。
「じゃあ入ります」
 モモも入ったようだ。よし、夢の時間の始まりだっ!
「体洗ってあげるわねぇ」
 やったぁぁぁぁぁぁ! 
「タオルがいい? 手がいい? そ、れ、と、もぉ・・・・・・身体で洗って欲しい?」
「か、ら、だ、で!」
 つ、ついにお約束イベントが! 
 俺の後ろでチュコチュコと音が聞こえた。多分ボディソープを出しているのだろう。
「じゃ、行くわよー」

 ピト。背中に柔らかい感触が。ふわふわのマシュマロみたいな感じだ。凄く気持ちいい。
「ひうっ!」
 耳を舐められた。
「うふふ、感じやすいのねぇ」 
 背中になんだか固い突起物を感じた。多分あれだな。ティクービだな。 
「なんだか凄い疎外感があるんですけど・・・・・・」
 遠くから呆れた声が聞こえる。
「お前もやってくれんのか?」
 ドンガラガッシャーン! 激しい音が聞こえた。
「だ、誰がやるかにゃー!」
 おっ、美那、猫っぽくなってるね。
「こ~ら、よそ見してちゃ駄目よ」
「いっ!?」
 俺のティクービが摘ままれ、変な快感が全身に広まった。
「そ、そこはらめぇ・・・・・・」
 ビクンビクン! か、感じちゃう!
「まったく二人は何してるんだか・・・・・・」
 スノウは脱力したかのような声をあげた。
「はぁ、はぁ、もうらめぇ・・・・・・」
 ま、満足だぜ・・・・・・。
「うふふ、またやってあげるわね」
「いや、もう少しあとに・・・・・・」
 
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