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3章
第14話
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ワイアットと共に町の小さな路地を歩きながら、アーシャはどこか物憂げだった。
そんな彼女を気遣うように、ワイアットが声をかける。
「ゼノさんとモニカさん。あの人たちなら、今後、マスクスの冒険者ギルドを背負って立ってくれることでしょう」
「そーだな」
「それと、お嬢様があんなにも楽しそうに誰かと行動を共にしているのは初めて拝見しました」
「んだよ。やっぱ、アタシたちの後について見てたのか」
「はい。ご無礼申し訳ございません。本当は、お嬢様が沼地へ落下した時も助けようと思ったのですが……すぐにゼノさんが現れたので」
「おいおい、んなとこまで見てたのかよ!?」
「クロノスアクスも、その時に落とされてしまったのですね。私がもっと注意を払っていれば……」
「ワイアットは関係ねーぜ。あれは、アタシの不注意が原因だ」
祖父に貰った大切なクロノスアクスを沼地へ落としてしまったことは、アーシャにとって大きな後悔であった。
先程、モニカにはああ言ったが、クロノスアクスは武器屋で購入することはできない。
どんなに望んでも、決して同じ物はもう戻ってこないのだ。
「……」
その話で、アーシャが気分を沈ませてしまったことに気付いたのか。
ワイアットは少しだけ声を張りながらこう口にする。
「ですが、ゼノさんは素晴らしい御方ですね。まさか、お嬢様を沼地からすぐに救出されるとは思っておりませんでした」
「……あぁ、だよな。あいつは、マジですげーヤツだぜ」
「お嬢様も本当はもっと、お2人とパーティーを組みたかったのではないですか?」
「さすがに、そこまで2人に迷惑かけることはできねぇーよ。アタシにはこれくらいで丁度いい。冒険者がどーゆうもんか、ちゃんと分かったしな」
そう口で言いつつ、アーシャは頭の中で別のことを考えていた。
ダンタリオン落園の沼地でドレッドグレンデルに見つかった時、アーシャは死を覚悟した。
そんな中で自分を救ってくれたゼノの姿は、長い間、アーシャが憧れてきた強い冒険者そのものであった。
〝ルイスが約束を守って現れてくれた〟
内心では、そう思ったくらいなのだ。
ゼノのことを想うと、アーシャは胸がドキドキして苦しくなった。
彼と離れたことで、ようやく自分の気持ちに気が付く。
「(……分かったぜ。アタシは、今でもまだ……ルイスのことが好きなんだ)」
本当にこのまま、初恋に蓋をしたままでいいのか?
そんな声が自身の内側から聞えてくる。
「(アタシは……ずっと、ルイスと再会することを夢に見てたんじゃねーのかよ……)」
アーシャは、力なく首を横に振る。
偽りの自分を演じることが、アーシャにはもうできなくなってしまっていた。
「(……イヤだ……。このままルイスと別れるなんて……)」
ふと、その時。
通りの真ん中で、アーシャはぴたりと立ち止まってしまう。
「……お嬢様? あの、いかがなさいましたか?」
どこかアーシャの様子がおかしいことに気付いたのだろう。
ワイアットが心配そうに訊ねてくる。
「……」
アーシャはそれには答えず、小さな手をギュッと握り締めて拳を震わせた。
「(やっぱアタシは……ルイスに自分の気持ちをちゃんと伝えたいぜ。それで、今度こそ……)」
――そう思ったところで。
シュルシュルッ、シュルシュルッ!
(っ!?)
突如、足元に巨大な斧が突き刺さる。
それを見て、アーシャは目を大きく見開いた。
「(これは……爺様の、クロノスアクス……!?)」
「お嬢様!」
とっさに危険を感じ取ったワイアットが、アーシャの前に出て彼女を守ろうとするが、彼もすぐに地面に突き刺さった大斧がクロノスアクスと酷似していることに気付いたようだ。
そして。
その直後、何者かの声が響いた。
「忘れ物だ……アーシャっ!」
「!」
アーシャが振り返ると、そこにはゼノの姿があった。
◆
息を切らしながら、ゼノは後方からアーシャの足元に向けて大斧を投げていた。
地面に突き刺さった武器を見て、アーシャが唖然と声を上げる。
「……どうして、これが……」
「まったく同じ物じゃなくて、ごめん。それは……《レプリカ》の魔法で、俺が複製した斧なんだ。お爺さんに貰った大事な物だって聞いたから、それで……」
「……」
アーシャは、大斧に目を落としたまま何も答えない。
「こんなことで、許してもらえるとは思ってないよ。けど、何かできないかって、そう思って……」
そして、ゼノはワイアットの方を向いてお願いした。
「すみません……ワイアットさん。少しだけアーシャと2人きりにさせていただけませんか?」
ゼノの真剣な表情を目にして、ワイアットは暫しの間、考えるような素振りを見せる。
けれど、すぐに「畏まりました」と頷いた。
「それでは、お嬢様。私は、先に邸宅へと帰らせていただきます」
アーシャはろくに返事もせずに、地面に突き刺さった斧に視線を向けていた。
2人きりとなったことで。
ゼノとアーシャの間に、本日何度目かの気まずい沈黙が流れる。
けれど、今度こそアーシャにきちんと謝りたいという思いがゼノの中にはあった。
だから、勇気を出してこう口にする。
「……アーシャ。もう一度、ちゃんと謝らせてくれ。君とこんな風に別れるのはイヤなんだ」
ゼノは、折り目正しく頭を下げた。
「これまでずっと、会いに行けなくてごめん。もどかしい思いをさせてしまったこと、本当に申し訳ないと思っている」
「……」
そこでアーシャは、顔を上げてゼノの顔を見た。
透き通るような大きな瞳がまっすぐに向く。
そして、暫しの静寂の後。
ようやくアーシャは口を開いた。
「…………違うぜ。あんたは、間違ってる」
「えっ?」
「なんで謝んだよ。アタシは、ずっと感謝してたんだぜ?」
「感謝……? でも、今日は俺のことを避けてなかったか?」
「それは……」
アーシャは再び視線を落としてしまう。
唇が微かに震えているように見えたが、果たしてそれが本当に震えているのか、ゼノにはよく分からなかった。
やがて。
アーシャは拳をきつく握り締めると、すぅーと息を深く吸い込んでからこう続ける。
「それは、ルイスが…………アタシの初恋の相手だからで……」
「!?」
まったく思ってもいなかったその言葉に、ゼノは一瞬息が止まる思いをする。
「だぁぁーーもうっ! こーゆうのは苦手だからな、単刀直入に言うぜ! アタシは、あんたが……ルイスのことが、好きなんだよぉ!!」
「っ」
「初めて会ったあの日からだ! ずっと、ずっと、ずぅーーーと! ルイスのことが忘れられなかった! ぶっちゃけ、今日一日。あんたの顔を見るだけで、心臓がドキドキしっぱなしだったんだぜっ!? んな気持ち……初めてのことなんだっ……!」
はぁ、はぁ……と肩で息をしながら、顔を真っ赤にしてアーシャはそう叫ぶ。
ゼノも、あまりに突然の告白に、何も返すことができない。
「あんたのことがずっと好きだった! 再会できる日を毎日毎日夢に見てた! もう一生会えないって、そう思ってたのによ……まさか、願いが叶うなんて思わなくて……。んぁぁーーっ!! もう気持ち抑えられねぇーーっ! 好きだぜ、ルイスっ! 大好きなんだよぉぉ!!」
自分でもどんなに恥ずかしい言葉を叫んでいるか、分かっていないのだろう。
アーシャは、感情と言動をごちゃ混ぜにさせたまま言葉を走らせていた。
彼女のその表情は、ゼノがこれまで見たことのないものだった。
恋する乙女の顔、そのものだったのだ。
(……アーシャ……)
そんな姿を見て、彼女がどれだけ本気なのかをゼノは理解する。
だからこそ。
ゼノも偽りのないまっすぐな思いをアーシャに伝えた。
そんな彼女を気遣うように、ワイアットが声をかける。
「ゼノさんとモニカさん。あの人たちなら、今後、マスクスの冒険者ギルドを背負って立ってくれることでしょう」
「そーだな」
「それと、お嬢様があんなにも楽しそうに誰かと行動を共にしているのは初めて拝見しました」
「んだよ。やっぱ、アタシたちの後について見てたのか」
「はい。ご無礼申し訳ございません。本当は、お嬢様が沼地へ落下した時も助けようと思ったのですが……すぐにゼノさんが現れたので」
「おいおい、んなとこまで見てたのかよ!?」
「クロノスアクスも、その時に落とされてしまったのですね。私がもっと注意を払っていれば……」
「ワイアットは関係ねーぜ。あれは、アタシの不注意が原因だ」
祖父に貰った大切なクロノスアクスを沼地へ落としてしまったことは、アーシャにとって大きな後悔であった。
先程、モニカにはああ言ったが、クロノスアクスは武器屋で購入することはできない。
どんなに望んでも、決して同じ物はもう戻ってこないのだ。
「……」
その話で、アーシャが気分を沈ませてしまったことに気付いたのか。
ワイアットは少しだけ声を張りながらこう口にする。
「ですが、ゼノさんは素晴らしい御方ですね。まさか、お嬢様を沼地からすぐに救出されるとは思っておりませんでした」
「……あぁ、だよな。あいつは、マジですげーヤツだぜ」
「お嬢様も本当はもっと、お2人とパーティーを組みたかったのではないですか?」
「さすがに、そこまで2人に迷惑かけることはできねぇーよ。アタシにはこれくらいで丁度いい。冒険者がどーゆうもんか、ちゃんと分かったしな」
そう口で言いつつ、アーシャは頭の中で別のことを考えていた。
ダンタリオン落園の沼地でドレッドグレンデルに見つかった時、アーシャは死を覚悟した。
そんな中で自分を救ってくれたゼノの姿は、長い間、アーシャが憧れてきた強い冒険者そのものであった。
〝ルイスが約束を守って現れてくれた〟
内心では、そう思ったくらいなのだ。
ゼノのことを想うと、アーシャは胸がドキドキして苦しくなった。
彼と離れたことで、ようやく自分の気持ちに気が付く。
「(……分かったぜ。アタシは、今でもまだ……ルイスのことが好きなんだ)」
本当にこのまま、初恋に蓋をしたままでいいのか?
そんな声が自身の内側から聞えてくる。
「(アタシは……ずっと、ルイスと再会することを夢に見てたんじゃねーのかよ……)」
アーシャは、力なく首を横に振る。
偽りの自分を演じることが、アーシャにはもうできなくなってしまっていた。
「(……イヤだ……。このままルイスと別れるなんて……)」
ふと、その時。
通りの真ん中で、アーシャはぴたりと立ち止まってしまう。
「……お嬢様? あの、いかがなさいましたか?」
どこかアーシャの様子がおかしいことに気付いたのだろう。
ワイアットが心配そうに訊ねてくる。
「……」
アーシャはそれには答えず、小さな手をギュッと握り締めて拳を震わせた。
「(やっぱアタシは……ルイスに自分の気持ちをちゃんと伝えたいぜ。それで、今度こそ……)」
――そう思ったところで。
シュルシュルッ、シュルシュルッ!
(っ!?)
突如、足元に巨大な斧が突き刺さる。
それを見て、アーシャは目を大きく見開いた。
「(これは……爺様の、クロノスアクス……!?)」
「お嬢様!」
とっさに危険を感じ取ったワイアットが、アーシャの前に出て彼女を守ろうとするが、彼もすぐに地面に突き刺さった大斧がクロノスアクスと酷似していることに気付いたようだ。
そして。
その直後、何者かの声が響いた。
「忘れ物だ……アーシャっ!」
「!」
アーシャが振り返ると、そこにはゼノの姿があった。
◆
息を切らしながら、ゼノは後方からアーシャの足元に向けて大斧を投げていた。
地面に突き刺さった武器を見て、アーシャが唖然と声を上げる。
「……どうして、これが……」
「まったく同じ物じゃなくて、ごめん。それは……《レプリカ》の魔法で、俺が複製した斧なんだ。お爺さんに貰った大事な物だって聞いたから、それで……」
「……」
アーシャは、大斧に目を落としたまま何も答えない。
「こんなことで、許してもらえるとは思ってないよ。けど、何かできないかって、そう思って……」
そして、ゼノはワイアットの方を向いてお願いした。
「すみません……ワイアットさん。少しだけアーシャと2人きりにさせていただけませんか?」
ゼノの真剣な表情を目にして、ワイアットは暫しの間、考えるような素振りを見せる。
けれど、すぐに「畏まりました」と頷いた。
「それでは、お嬢様。私は、先に邸宅へと帰らせていただきます」
アーシャはろくに返事もせずに、地面に突き刺さった斧に視線を向けていた。
2人きりとなったことで。
ゼノとアーシャの間に、本日何度目かの気まずい沈黙が流れる。
けれど、今度こそアーシャにきちんと謝りたいという思いがゼノの中にはあった。
だから、勇気を出してこう口にする。
「……アーシャ。もう一度、ちゃんと謝らせてくれ。君とこんな風に別れるのはイヤなんだ」
ゼノは、折り目正しく頭を下げた。
「これまでずっと、会いに行けなくてごめん。もどかしい思いをさせてしまったこと、本当に申し訳ないと思っている」
「……」
そこでアーシャは、顔を上げてゼノの顔を見た。
透き通るような大きな瞳がまっすぐに向く。
そして、暫しの静寂の後。
ようやくアーシャは口を開いた。
「…………違うぜ。あんたは、間違ってる」
「えっ?」
「なんで謝んだよ。アタシは、ずっと感謝してたんだぜ?」
「感謝……? でも、今日は俺のことを避けてなかったか?」
「それは……」
アーシャは再び視線を落としてしまう。
唇が微かに震えているように見えたが、果たしてそれが本当に震えているのか、ゼノにはよく分からなかった。
やがて。
アーシャは拳をきつく握り締めると、すぅーと息を深く吸い込んでからこう続ける。
「それは、ルイスが…………アタシの初恋の相手だからで……」
「!?」
まったく思ってもいなかったその言葉に、ゼノは一瞬息が止まる思いをする。
「だぁぁーーもうっ! こーゆうのは苦手だからな、単刀直入に言うぜ! アタシは、あんたが……ルイスのことが、好きなんだよぉ!!」
「っ」
「初めて会ったあの日からだ! ずっと、ずっと、ずぅーーーと! ルイスのことが忘れられなかった! ぶっちゃけ、今日一日。あんたの顔を見るだけで、心臓がドキドキしっぱなしだったんだぜっ!? んな気持ち……初めてのことなんだっ……!」
はぁ、はぁ……と肩で息をしながら、顔を真っ赤にしてアーシャはそう叫ぶ。
ゼノも、あまりに突然の告白に、何も返すことができない。
「あんたのことがずっと好きだった! 再会できる日を毎日毎日夢に見てた! もう一生会えないって、そう思ってたのによ……まさか、願いが叶うなんて思わなくて……。んぁぁーーっ!! もう気持ち抑えられねぇーーっ! 好きだぜ、ルイスっ! 大好きなんだよぉぉ!!」
自分でもどんなに恥ずかしい言葉を叫んでいるか、分かっていないのだろう。
アーシャは、感情と言動をごちゃ混ぜにさせたまま言葉を走らせていた。
彼女のその表情は、ゼノがこれまで見たことのないものだった。
恋する乙女の顔、そのものだったのだ。
(……アーシャ……)
そんな姿を見て、彼女がどれだけ本気なのかをゼノは理解する。
だからこそ。
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