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第三章:ポッシェ村
34.死の制約
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「ソフィア……」
大規模な魔法。何を使ったのかはすぐに分かった。彼は私の張った結界内に防音魔法を張り巡らせた上で、拡声魔法を使っている。
そして、この名前を呼ばれただけで確信した。
サミュエルは私がソフィア=トリプレートであることにやはり気づいている。あの家の中で私の本名を言わなかったのは、彼なりの気遣いだったのだろう。
早く立ち去れと心の中で思うと同時に、何を言われるのだろうと耳を塞ぎたくなる気持ちを抑えてサミュエルの言葉を拾った。
「君を害する気持ちは僕にはない。そこだけは信じて欲しい。だって僕は君をずっと想い続けて、ブレメンス王国からいなくなったという情報を聞いた時も実は落ち込んでいたくらいなんだ」
害さないけど、私の聖女としての力は利用したいと言ったところか?
表面上は耳障りの良い言葉を並べているが、強欲なこの男の事を私は良く知っている。そもそもブレメンス王国にいた時期も私に話しかけて来ていたのは確実に『聖女の使う魔法に関する情報を抜き出すため』だ。だからこそ、私が婚約者とあまり仲がよろしくないと知った直後から強引に色仕掛けをしてきたし、ほぼ一方通行の会話の中で何度か『貴女の魔法を見てみたい』なんてことも言われた。
そういう経緯もあり、信じる気持ちなんてなかったのだ。
「僕はソフィアに出会った日……完全に君には嫌われてしまったみたいだけど、あの日からずっと君に惹かれ続けているんだ」
今度は口説く方向で来たか。私にそれは効かないということを何度試せば分かるのか。
「何度も口説き続けたけど、君にはいつも躱されていたね。でも僕は口では拒否しながらも、結局話しかければ話してくれる君が可愛いと思った。僕、途中から君を口説いて怒らせれば、いつもより多く言葉を話してくれるって知って、わざとやってた。知らなかっただろう?」
この男……途中からわざとやっていたのか。そこにイラっと来ると同時に、言葉のままを取るのであれば少し呆れる。そんなことをしたら逆に嫌われるってことを察せないのかと。
「ああ、そうだ。君を好きだって確信した時の事を話そう」
私の返事や反応なんて知らずに、サミュエルは話し続ける。過去の事を。
それを聞きながら、私もなんとなく彼の言う日の事を思い出していた。
あれはサミュエルに絡まれるようになってからまだ日が浅い日の事だったはずだ。何故か私の家を訪ねてきた彼は、相変わらず私を軽薄な言葉で口説き続けていた。
「君に婚約者がいようといなかろうと、僕は君に惹かれていたよ。なにせ君の――」
「それ、もうやめてくれませんか?」
「え……?」
「見てて、痛いので。誰かを本気で愛したことがないから、軽薄な言葉を吐き続けられるって部分が見ていて痛い。虚しくて、可哀そうな人」
まるで私の母を見ている様だと強く思ったのを覚えている。
「ソフィア、君は『愛される努力もしない、自分の言葉をぶつけるだけ。それでは本当に誰からも愛されない人間になってしまう。自分を愛してくれている誰かが見えなくなってしまう。貴方の周りにはきっと貴方を愛してくれる人がいるのだから、その人達に優しくしなさい。他人を助けなさい』そう言ったよね」
思い出した。
幼い頃ずっと、私は母に『父への想い』から目を覚まして私を見て欲しいと思っていたのだ。だから出来る努力はしてきた。聖女の話を聞いてからは、母が喜ぶと思ってその力を発現させようとこっそりと魔法の練習をしてきたし、貴族としての勉強も頑張った。
しかし結局その努力は母どころか誰からも見てらえることなど一度もなかった。
だからこれは私が見限ってしまった母にずっと言いたかった言葉を母と重ねてしまった彼にぶつけてしまった時の事なのだ。
きっと彼には、母国に自身をきちんと見てくれる人間がいるはずだ。この国の誰からも嫌われている手遅れな自分と違って。だからこんな無駄なことに時間を使うのはやめろという意味で言ったのだが……。
「僕はあれから君に貰った言葉に恥じないよう、努力してきたつもりだ。クラウスや何人かの部下は君と出会った後に口説いた人達なんだ。まあ、ポッシェ村に来た後の君程じゃないけど、僕なりに頑張って来た。いや、君の言葉で頑張れたんだ」
「まあ、人に言ったりするものじゃないと思っているから、君に言うのが初めてなんだけど、僕、ポッシェ村に来る途中で何度も姿を消しただろう?あれもソフィアの姿に似た目撃情報を聞いて、君を探したり、周辺で暴れている危険性の高い魔物を掃討していたんだ。街の人達の安全のために、人助けのために」
そういえば、クラウスに駆り出された魔物の討伐依頼では何度か既に魔物が全滅していることがあった。クラウスが他の魔物と争い合ったんだろうなどと言っていたので、その辺の経験値が高い彼の言葉を信じていたが、違かったようだ。なんならクラウスはサミュエルの活動に気付いていたのかもしれない。だからサミュエルの意図に従って、私に隠したのだろう。
ここまで聞いて、なんとも言えない気持ちになった。
だってずっと見えない振りをしていたが、確かに彼は昔とは変わった。
確かに軽薄な人間だとは思っていたが、昔のように好きだのなんだのという愛の言葉を吐いて来ることはなくなったのだ。ずっと一緒に働かないかと、能力が欲しいと口説かれることはあれど。
それにサミュエルは私程ではないと言うが、フィオレント帝国の王都に行く時に一緒に戦っていたり、王都でも彼のサポートをしていた人間達は、クラウス含めて彼に付いてきた人間なのだろう。
「はあ。でも信じられないのも当然だよね……やるか」
「っ!?」
サミュエルの魔力が膨れ上がるのを感じる。
流石に演技をするのにも飽きたのだろう。攻撃魔法を放って、私を炙り出そうとしていることを察する。だから、それらを防御するための姿勢になった――のだが。
「ここに制約せしは、破らぬ誓い、破れぬ誓い――」
「待ちなさい!!!」
攻撃を仕掛けられるという私の予想は大きく外れていた。
彼は今、『死の制約』と呼ばれる魔法の序文を唱えている。自身の魔力を強化し、魔力量も増大させる代わりに、誓った内容を破った時に訪れるのは『確定的な死』である。誓った内容の難易度が高ければ高い程に強化される量も段違いになるが、こんな死と隣り合わせの制約をするようなバカはほぼいないため、使われているところを見るのなんて初めてだった。しかし印象に残っていたので、彼が何をしようとしているのかはすぐに分かってしまったのだ。
「我、サミュエル=ルッツヴェルゼ=フィオレントは『ソフィア=トリプレート及びフィーア=アドラインを命に代えて守り続けること』をここに誓う」
「っ間に、合わなかった……」
「ははっ、やっぱり君は戻ってきてくれた」
******
あとがき:
ちょっと気持ちが悪い感じの32話目のサミュエルの話をX(旧Twitter)の方に載せておきました。普通に短い話なのと、若干全年齢じゃなくなっちゃった感じなので、あっちに載せています。
大規模な魔法。何を使ったのかはすぐに分かった。彼は私の張った結界内に防音魔法を張り巡らせた上で、拡声魔法を使っている。
そして、この名前を呼ばれただけで確信した。
サミュエルは私がソフィア=トリプレートであることにやはり気づいている。あの家の中で私の本名を言わなかったのは、彼なりの気遣いだったのだろう。
早く立ち去れと心の中で思うと同時に、何を言われるのだろうと耳を塞ぎたくなる気持ちを抑えてサミュエルの言葉を拾った。
「君を害する気持ちは僕にはない。そこだけは信じて欲しい。だって僕は君をずっと想い続けて、ブレメンス王国からいなくなったという情報を聞いた時も実は落ち込んでいたくらいなんだ」
害さないけど、私の聖女としての力は利用したいと言ったところか?
表面上は耳障りの良い言葉を並べているが、強欲なこの男の事を私は良く知っている。そもそもブレメンス王国にいた時期も私に話しかけて来ていたのは確実に『聖女の使う魔法に関する情報を抜き出すため』だ。だからこそ、私が婚約者とあまり仲がよろしくないと知った直後から強引に色仕掛けをしてきたし、ほぼ一方通行の会話の中で何度か『貴女の魔法を見てみたい』なんてことも言われた。
そういう経緯もあり、信じる気持ちなんてなかったのだ。
「僕はソフィアに出会った日……完全に君には嫌われてしまったみたいだけど、あの日からずっと君に惹かれ続けているんだ」
今度は口説く方向で来たか。私にそれは効かないということを何度試せば分かるのか。
「何度も口説き続けたけど、君にはいつも躱されていたね。でも僕は口では拒否しながらも、結局話しかければ話してくれる君が可愛いと思った。僕、途中から君を口説いて怒らせれば、いつもより多く言葉を話してくれるって知って、わざとやってた。知らなかっただろう?」
この男……途中からわざとやっていたのか。そこにイラっと来ると同時に、言葉のままを取るのであれば少し呆れる。そんなことをしたら逆に嫌われるってことを察せないのかと。
「ああ、そうだ。君を好きだって確信した時の事を話そう」
私の返事や反応なんて知らずに、サミュエルは話し続ける。過去の事を。
それを聞きながら、私もなんとなく彼の言う日の事を思い出していた。
あれはサミュエルに絡まれるようになってからまだ日が浅い日の事だったはずだ。何故か私の家を訪ねてきた彼は、相変わらず私を軽薄な言葉で口説き続けていた。
「君に婚約者がいようといなかろうと、僕は君に惹かれていたよ。なにせ君の――」
「それ、もうやめてくれませんか?」
「え……?」
「見てて、痛いので。誰かを本気で愛したことがないから、軽薄な言葉を吐き続けられるって部分が見ていて痛い。虚しくて、可哀そうな人」
まるで私の母を見ている様だと強く思ったのを覚えている。
「ソフィア、君は『愛される努力もしない、自分の言葉をぶつけるだけ。それでは本当に誰からも愛されない人間になってしまう。自分を愛してくれている誰かが見えなくなってしまう。貴方の周りにはきっと貴方を愛してくれる人がいるのだから、その人達に優しくしなさい。他人を助けなさい』そう言ったよね」
思い出した。
幼い頃ずっと、私は母に『父への想い』から目を覚まして私を見て欲しいと思っていたのだ。だから出来る努力はしてきた。聖女の話を聞いてからは、母が喜ぶと思ってその力を発現させようとこっそりと魔法の練習をしてきたし、貴族としての勉強も頑張った。
しかし結局その努力は母どころか誰からも見てらえることなど一度もなかった。
だからこれは私が見限ってしまった母にずっと言いたかった言葉を母と重ねてしまった彼にぶつけてしまった時の事なのだ。
きっと彼には、母国に自身をきちんと見てくれる人間がいるはずだ。この国の誰からも嫌われている手遅れな自分と違って。だからこんな無駄なことに時間を使うのはやめろという意味で言ったのだが……。
「僕はあれから君に貰った言葉に恥じないよう、努力してきたつもりだ。クラウスや何人かの部下は君と出会った後に口説いた人達なんだ。まあ、ポッシェ村に来た後の君程じゃないけど、僕なりに頑張って来た。いや、君の言葉で頑張れたんだ」
「まあ、人に言ったりするものじゃないと思っているから、君に言うのが初めてなんだけど、僕、ポッシェ村に来る途中で何度も姿を消しただろう?あれもソフィアの姿に似た目撃情報を聞いて、君を探したり、周辺で暴れている危険性の高い魔物を掃討していたんだ。街の人達の安全のために、人助けのために」
そういえば、クラウスに駆り出された魔物の討伐依頼では何度か既に魔物が全滅していることがあった。クラウスが他の魔物と争い合ったんだろうなどと言っていたので、その辺の経験値が高い彼の言葉を信じていたが、違かったようだ。なんならクラウスはサミュエルの活動に気付いていたのかもしれない。だからサミュエルの意図に従って、私に隠したのだろう。
ここまで聞いて、なんとも言えない気持ちになった。
だってずっと見えない振りをしていたが、確かに彼は昔とは変わった。
確かに軽薄な人間だとは思っていたが、昔のように好きだのなんだのという愛の言葉を吐いて来ることはなくなったのだ。ずっと一緒に働かないかと、能力が欲しいと口説かれることはあれど。
それにサミュエルは私程ではないと言うが、フィオレント帝国の王都に行く時に一緒に戦っていたり、王都でも彼のサポートをしていた人間達は、クラウス含めて彼に付いてきた人間なのだろう。
「はあ。でも信じられないのも当然だよね……やるか」
「っ!?」
サミュエルの魔力が膨れ上がるのを感じる。
流石に演技をするのにも飽きたのだろう。攻撃魔法を放って、私を炙り出そうとしていることを察する。だから、それらを防御するための姿勢になった――のだが。
「ここに制約せしは、破らぬ誓い、破れぬ誓い――」
「待ちなさい!!!」
攻撃を仕掛けられるという私の予想は大きく外れていた。
彼は今、『死の制約』と呼ばれる魔法の序文を唱えている。自身の魔力を強化し、魔力量も増大させる代わりに、誓った内容を破った時に訪れるのは『確定的な死』である。誓った内容の難易度が高ければ高い程に強化される量も段違いになるが、こんな死と隣り合わせの制約をするようなバカはほぼいないため、使われているところを見るのなんて初めてだった。しかし印象に残っていたので、彼が何をしようとしているのかはすぐに分かってしまったのだ。
「我、サミュエル=ルッツヴェルゼ=フィオレントは『ソフィア=トリプレート及びフィーア=アドラインを命に代えて守り続けること』をここに誓う」
「っ間に、合わなかった……」
「ははっ、やっぱり君は戻ってきてくれた」
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ちょっと気持ちが悪い感じの32話目のサミュエルの話をX(旧Twitter)の方に載せておきました。普通に短い話なのと、若干全年齢じゃなくなっちゃった感じなので、あっちに載せています。
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