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第十章 森の泉に住まう者

10-25 神界の掃除屋ラエラエ

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 リュート様とヤンさんがコフィーの実を加工するために必要な道具を準備しはじめ、私たちは、この村の状況をまずは把握することにした。
 モカが「召喚獣様、ボクの家はこっちですにゃ~」と言って案内してくれたのは、小さな木造造りで、今にも崩れ落ちそうなほどに危ういバランスで建てられている。
 どうやら、レシピで建築物を学んだそうなのだが、元のレシピの劣化版となる状態で、スキルを持たない者だけで家を建てればどうなるか――考えるだけでも恐ろしい。
 こんな状態でも崩れ落ちていないのは、おそらく聖泉の女神ディードリンテ様が、この村全体を守護しているおかげなのだろう。
 聖域を守るだけの力を失っても、弱った自分を保護してくれたキャットシー族の集落だけは守ろうとした結果なのかもしれない。

「そういえば、どうしてモカたちはキャットシー族だけでこんな森の中にいるのですか?」
「んー……その辺りは難しいからわからにゃいにゃ~」

 そうですよね……時空神様と顔を見合わせて笑っていると、モカの母が多少怯えた様子を見せながらも、私たちに説明をしてくれた。
 元々は大地母神の神殿の庇護下にある村々へ出稼ぎに行くため、丁度良い場所を見つけて集落を作り、若い者が村へ仕事を貰って生活をしていた。
 暫くすると、その村に若者達が住み着くようになり、仕事が出来なくなった者たちが集落へ戻ってくるようになったのだが、数ヶ月前に大地母神の神殿の神官達が集落を一方的に破壊したのだという。
 命からがら逃げ、身を隠すために森に逃げ込んだのは良いのだが、今度は魔物達に狙われて間一髪のところを聖泉の女神ディードリンテ様に救われたのだそうだ。
 しかし、彼女も弱り切っていて限られた空間しか守ることが出来ず、その範囲内で集落を作り、聖泉の女神ディードリンテ様を癒やす方法を模索していた――というわけである。

「そうだったのですか……」
「マーテルはそんなことしないヨ……どうやら、調子に乗っている奴がいるみたいダネ」

 ピリッと時空神様から怒りの気配が漏れ、それを察知したのか、リュート様が慌てて此方へ駆けつけた。

「何かあったのかっ!?」
「あ、あー、違うんダ。驚かせてゴメンネ……実は――」

 私たちが聞いた話を時空神様がリュート様に伝えると、一緒に駆けつけていたヤンさんもハッとした顔をして集落を見渡した。

「そうか……あの時のキャットシー族が言っていた『村がなくなっていた』とは……こういう意味だったのか……」
「なるほどな……奴等の計画に、キャットシー族の力が邪魔だった……自分たちのパンだけを求めるような環境にしたかったわけだな。村にいるキャットシー族の様子はどうだった?」
「少し痩せ細っていましたが……村人達も同じ状態だったので、特に違和感はなく……」
「それじゃあ、詳しく調べねーとわからねーな」

 ヤレヤレと溜め息をつくリュート様の手には、何やら石臼のような物が見える。
 ミルを作ろうとしていたのだろうか。
 リュート様は、こういうときに今まで習得した知識とレシピを組み合わせて、新たな物を造り出してしまう。
 これも一つの才能では無いだろうか。

「あ……リュート様、そのミル……茶葉を細かくするタイプも欲しいです。お抹茶を作りたいので……」
「あー! 了解! すぐに――」
「今は必要ございませんので、コフィーの実に集中してくださいね?」
「そうだった……つ、つい……」

 照れくさそうに笑うリュート様を見て、モカの母も安堵したように口元を覆って笑う。

「召喚術師様も、召喚獣様も怖くにゃいにゃ~、優しくて美味しい料理をいっぱい知ってるにゃ~!」
「そ、そうにゃんにゃ?」
「サンドイッチ……すごく美味しかったにゃ~! きっと、女神様も元気ににゃるにゃ~!」

 手を大きくパタパタさせて説明するモカに、他のキャットシー族も興味を持ったのか、リュート様の手にあるミルは何かと彼に質問をしはじめた。
 やはり、コフィーの実を加工する加護を持つ者同士、気になるようだ。
 リュート様が丁寧に工程を説明し、その時に必要になる道具で……と、話している中、私の頭の上にいた真白が「ふむぅ」と声を上げる。

「この集落、本当に貧しいんだね……畑も小さいし、あんなに綺麗すぎる泉から魚は無理でしょー? つまり、木の実とキノコと畑の作物だけで生活してたのかなぁ」

 それは何とも酷い状況だ。
 真白の言う通り、小さな畑には作物が実ってはいるが、この集落全体をまかなえるほどではない。
 コフィーの実だけがたわわに実っている。
 おそらく、庭園の品であるから季節感など関係無く、実が収穫されたら花が咲き、再び実を実らせるのだろう。
 ノエルのリンゴと同じように――

「あー、ラエラエなのー!」

 私の腕に抱かれていたチェリシュが、何かを見つけて上機嫌に声を上げる。
 ラエラエって……何だろう?
 そんな疑問を抱きながらチェリシュが指さす方向を見て――固まった。
 あ……アヒル……?
 いや、アヒルにしてはぽってり……かなり丸みがあって、ぽよんぽよんしているしふたまわりほど大きい。

「神界のラエラエが地上にいるのは珍しいネ」
「すみません……うちの子がついてきてしまって……」
「ああ、ペットにしてた子カ」

 聖泉の女神ディードリンテ様がぺこりと頭を下げると、ラエラエと呼ばれたアヒルっぽい鳥類も一緒になって頭を下げる。
 首元にピンク色のリボンを結んだラエラエと水色のリボンを結んだラエラエがいて、動きはコミカルで可愛いのだが――とにかく丸い。
 ちゃんと動けるのだろうか……

「あの……ラエラエって……何ですか?」
「神界の掃除屋ダヨ。要らない物を食べて、卵を産むんダ。何でも食べるカラ、王族が召喚するモルルに似ているケド、此方は卵を産みだしてくれるヨ」
「モルルは魔石、ラエラエは卵……どちらも、有益ですね」
「いや、人には厄介かもネ。ラエラエの卵は浄化しないと使えないんダ。言うなれば、サルモネラ菌を数倍強めたものが付着している感じカナ?」

 う、うわぁ……それは困りましたね。
 日本では衛生管理がシッカリしていたから、卵を生で食べても平気でしたが、現時点ではそれも難しそうだ。

「ラエラエの卵は、何かを与えたら手に入るけど、ディードリンテの泉で清めて初めて使える感じカナ? それでも、生食は難しいだろうネ」
「そうですか……」
「なあ、新しい洗浄石だったらどうだ? アレは、普通の洗浄石より効果が高い」
「そうだったネ。試してみようカ」

 時空神様が取り出したのは、どこかで手に入れてきたらしい釘だった。

「時空神様? それは酷いですよ?」
「いや、何でも食べるってところを見せたくてネ。手頃な物が無かったんダヨ。石とか水とか自然物は食べ物に限るケド、加工品だったら鉄でもいけるんダ」

 え、釘を食べてしまうのですかっ!?

「あー、その辺りはモルルと同じか」
「いや、モルルは石でも何でも食べるヨ。そこは、長年の学習で食べなくなっただけダネ」
「マジかよ……王族ってすげーな」
「努力の賜物ダヨ。最初は大変だったからネ。うちの可愛い奥さんが頭を悩ませていたカラ、間違い無いヨ」

 あの、ぽよんぽよん跳ねる可愛い――お口がカオスのお掃除屋さんであるモルルを、王族とアーゼンラーナ様が必死に諭して導いてきたのが容易に想像できた。
 モルルと同じくぽよぽよした肉体を持ったラエラエは、短い足を必死に動かし、お尻を振りながらテチテチ歩いてくる。
 か……可愛い!
 時空神様が餌箱らしき場所に入れた釘を、あっという間に拾って食べたかと思うと、ふわふわ輝き出す。
 次の瞬間、ぽふんっという軽い音とともに、卵が生まれ落ちた。
 モカが慣れた様子で卵を拾い上げるのだが、私たちが使っている鶏卵の二倍……いや、三倍はあろうかという大きさの卵である。

「うわぁ……真白ちゃんより、ちょっとだけ大きいよっ!?」
「まあ、体がデカいから、卵がそれくらいの大きさになっても不思議じゃねーだろ」
「あー、でも、やっぱり表面は汚染されているみたいー。人は危険だよー」
「わかった。んじゃあ、やってみるか……」

 リュート様が手に持っていたミルをヤンさんに渡してから、自分の洗浄石を取り出して力を注ぐ。
 どうやら、集落全てを綺麗にするつもりで力を使ったようで、薄汚れた雰囲気があった一帯が瞬く間に綺麗になってしまった。
 さ……さすがはリュート様です!

「真白、どうだ?」
「リュートすごーい! 綺麗さっぱり消えたよー!」
「そっか。なら、普通に使えるな。卵を使った菓子なら沢山あるから楽しみだ」
「あ、真白ちゃんはプリンってのが食べたいー! さっき、学生達が話をしてたの! ルナがプリンを作ったら、どれくらい美味しくなるんだろーって、だから作ってー!」

 真白が頭上でおねだりを開始するのだが、プリンだけで足りるだろうかと考えていると、卵を見ていたリュート様がニヤリと笑う。

「ルナ……この卵の器を使って、プリン……作ってみねーか?」
「卵の殻を器にしてって……あ、あー! ナルホド!」
「このスタンプみたいなアイテムを使って、てっぺんに直径5ミリ程度の穴をあけ、中身を出して作って欲しいんだが……出来るか?」
「はい、可能ですが……そんな小さな穴で良いのですか?」
「ちょっと面白いことを考えたんだ。スタンプを押すみたいに使えば、綺麗に殻を除去できるから頼んだ」
「お任せください!」

 リュート様に頼まれごと――つまり、共同作業ですよ!
 彼が考えている物に興味があるし、その手助けが出来るのなら願ってもないことだ。
 しかし、小腹が空いたらしいチェリシュと真白のお腹を満たせるだろうか……と、少しだけ心配になる。
 リュート様のコーヒーにあわせてパン……いや、でも、それは昼食に……
 色々と考えて唸っていると、時空神様が私を見てニコニコ笑う。

「リュートくんの考えはわからないケド、プリンパフェも作ったら良いんじゃないカナ。そしたら、チェリシュの大好きなベリリも沢山使えるし良いことづくしダヨ」
「そ、それです! アイスはありませんが……生クリームとベリリとフルーツを沢山使ったら、そこそこお腹にもたまりますよね? 私はプリンだけでも十分なのですが……」

 リュート様とチェリシュの食べる量は多いので、これで心配いらないと笑顔になる。
 チェリシュもベリリと聞いて嬉しそうだ。

「では、まずは穴開けからですね!」

 キャンピングカーを召喚できそうな空間へ向かい、時空神様が結界に干渉しないように何かしらの術を施してくれたので、指定された場所に召喚してから、気合いを入れて腕まくりをしてエプロンを身につける。
 そして、髪が邪魔にならないように結い上げたのだが、私のその一連の行動を見ていた聖泉の女神ディードリンテ様が楽しげにくすくす笑い出した。

「ふふ……あの頃のまま大きくなったのですね。女性らしくなったのに、どこかお転婆なところが残ったようで安心しました」
「え、えっと……そこに安心を覚えられては困るのですが……?」

 どうやら、幼い頃の私は、彼女の前で色々とやらかしているようである。
 何をしたのか……こんなに人が多いところでは聞けない。
 しかし、気になるので後でこっそり確認したくなってしまう。
 リュート様に聞かれたら赤面物の失敗をしていそうで怖いが、おそらく現時点で知っているのはベオルフ様と聖泉の女神ディードリンテ様とノエルとオーディナル様だろう。
 嫌われる心配など微塵も無いベオルフ様にどう思われても大丈夫だが、リュート様に失望されたら……と、考えるだけで恐ろしい。
 いつの間にか、コフィーの実を収穫しているキャットシー族と仲良くなったリュート様が、ヤンさんと相談している姿を眺めていた私に気づいたのか、チラリと見た聖泉の女神ディードリンテ様は、驚いたように一瞬だけ目を見開いたのがわかった。

「この子を此方に召喚したという方――まさか……そういうことでしたか。時空神ゼルディアスも秘密主義が過ぎますよ?」
「いや、これは父上の判断ですカラ……口に出さないでくださいネ」
「わかりました。しかし、オーディナル様も相変わらずのようで……」

 時空神様と聖泉の女神ディードリンテ様の間で探り合うような会話が交わされたが、仲が悪いというよりは、旧知の仲であるのに知らされていないことが不満であったらしい。
 穏やかで優しい雰囲気があるのに、拗ねたりもするのか――と、意外な一面に驚いていると、不意に彼女と視線がかち合った。

「ところで、ルナティエラ……ベオルフは健在なのですね?」
「はい。今はオーディナル様が管理されている世界で元気に暮らしております」
「あれほど傷ついていたのに元気になったのですか……貴女が身を削っただけはあったということですね」
「身を削った?」
「……覚えていないのですね。だったら、ヘタなことは言わないようにしましょう。あの頃の話は、オーディナル様の判断に任せた方が良さそうですね」
「そうしてくれると助かりマス」

 時空神様がヒヤヒヤしながら私たちの会話を聞いていたようで、ホッと安堵の吐息を漏らす。
 おそらく、時空神様にこの未来は見えていなかったのだろう。
 頭の中で様々な事を考えて動く時空神様が、やけに疲れているように見えて――ちょっとだけ兄に会わせてあげたいと考えてしまった。

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