『教科書に書いていない歴史』BLな英雄、バイな戦国武将、超年下彼氏を持つ女傑、変態な私の歴史暗記術

エカチェリーナ2世 60代で20代の年下彼氏 年下イケメン大好き 彼氏が次の彼氏を推薦

　エカチェリーナ2世（1729～96）と言えば、ロシアの偉大な女帝。

　ドイツからピョートル3世に嫁ぐも、夫は初夜でおもちゃで遊んでいる精神的に幼い男。

　こんな夫じゃ無理と思ったのかは知らないが、自分で勉強。

　テストでは、啓蒙専制君主、農奴制の強化、プガチョフの農民反乱鎮圧、ラクスマン派遣で根室来航、ポーランド分割でコシューシコの抵抗運動、とか、そのあたりを覚えときゃいい人物である。

　しかし、恋愛事情を見ると、まさに女帝にふさわしいというべきか、英雄色を好むの女性バージョンというべきか、めっちゃ奔放。

　ポーランド分割……ポーランド王（エカチェリーナの元カレでイケメン）が歯向かったので腹立って、国を三分割

　農民反乱鎮圧をしてくれた片目の10歳年下男ポチョムキンを恋人に。

　それから、ポチョムキンが年をとると、彼が自ら年下イケメンをエカチェリーナに推薦。

　分かっているだけでも、公式彼氏は10人以上。

　金持ちの男って年をとっても女性にモテるけど、逆も然りなのね、と思う。

　私は高校時代、図書館にあった『ベルサイユのばら』に激ハマり（なんか、うちの高校の図書館、やたら漫画が充実していて、今、思えば本をチョイスする司書の先生がなかなかのオタだったんだと思う）

　それから大人になり、作者である池田理代子先生が書いた『女帝エカテリーナ』を読んだ。
　
　分かりやすくて面白いが、文庫版で全3巻なので、受験前の時間のないときに読むのはおススメできない。