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43 運命の女神2
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ポポたんがピンゾロを出したのでチップ50枚になった。恐るべしビギナーズラック。
ディーラーの人も笑顔でチップをポポたんに渡す。もうシッポは振り切れんばかりに振られている。
そろそろ負けるかな。3回目のポポたんの番だ。
また小声で『ポポたん』と言って投げる。チリン。
《4》《4》《6》
《6》が出た。親が《5》だったので、またもやポポたんの勝ちである。チップ100枚・・。
100枚のチップを見てポポたんは大興奮である。
「ポポ!!」「ポポ!!」
(「たん」が言えないほどか・・)
ディーラーの顔付きが曇ってきた。ポポたんの出番が来たぞ。そろそろ負けるかね。
『ポポたん』チリン。
《1》《1》《1》
えーと。5倍だね。『ポポたん』チリン。
《4》《5》《6》
うん。2倍かな。
以降も勝ち続けるポポたん。ディーラーの顔からは汗が流れ落ちまくっている。幸也達の後ろにチップの入った木箱が山積みになった。
ポポたんはサイコロに飽きてしまったようで、さっきからぬいぐるみとチップで遊んでいる。
そして黒服の男が幸也に声をかけてきた。
「お客様、よろしかったらVIPルームの方へ。今よりもっと楽しめるかと」
「(やっと来たか。俺なにもしていないけど・・)楽しそうですね。行きましょう」
黒服が幸也達をVIPルームに連れて行く。横目でチラリと警備をしている奴を見た。なかなか強そうだ。
VIPルームの中にも数十人の男女がいた。これらは全部貴族や金持ちの連中だ。見るからに高価そうな貴金属を身に付けている。
「こちらへどうぞ」
1番奥のテーブルに連れてこられた。4人の男が座っている。中央に座っている金髪碧眼の男がリゴナスだろう。目付きがいかにも悪人って感じだ。
「お客様は今日は大変ツイているようだ。どうです?私達と一緒に」
「ええ。構いませんよ」
「ただ・・このテーブルは通常の5倍の掛け金なんです。大丈夫ですかな?」
「ええ。もちろんです」
後ろにある木箱をチラリと見る。リゴナスもさっきから木箱を見続けている。ポポたんは疲れてしまったようで、幸也の横の椅子で「すーすー」と寝ている。
「何で勝負をするんです?」
「ポーカーはどうですかな?」
「いいですね(いきなりイカサマポーカーか)」
「では始めましょう」
幸也の手元にカードが配られる。
同じマークが揃うフラッシュが完成されている。なかなかの良い手札だ。
初めは様子見で少額を賭ける。しかし5倍の掛け金だ。幸也がノーチェンジなのが分かるとリゴナスを含めた他の者がおりた。
残った1人と勝負である。
「スリーカード」「フラッシュ」
幸也が勝ったようだ。チップが幸也の前に寄せられる。これ全部5倍のチップか・・。いくらになるんだ?
「若いのになかなかお強い!どんどん行きましょう」
そのあと数回、幸也が勝ち続けた。チップが山積みになる。ここでリゴナスが動く。チラリとディーラーを見た。幸也もそれを見逃さない。
次からは途端に役が揃わなくなった。あからさまにイカサマをされている。
幸也の前にあった山積みのチップが減り出す。全く勝てなくなった。
ついに木箱のチップにも手を出すようになる。それでも勝てない。
「調子が悪いようですな。今日はこの辺にしますか?」
「いいえ。まだまだこれからです」
そう言うとリゴナスがニヤリと笑う。
次からはまた幸也が勝ち出した。数回勝つ。
「ツキが戻ってしまったようだ。これはキツイ」
「ええ。ようやくです」
初めは勝たせて、次に負け込ませる。そしてまた勝たせてドツボに嵌める気か。悪知恵の働く奴だな。
幸也はまた負け出す。
しかし、いくらイカサマしようとも偶然にこちらに良い手札が揃ってしまうこともある。
今回幸也は久しぶりのフルハウスだ。しかも奴らはそれに気づかず大金を賭けてしまっている。チャンスだ。
幸也が引かないのを見たリゴナスが疑いの目を向ける。手札公開。
「ツーペア」「ツーペア」「フルハウス」「フォーカード」
フルハウスの幸也が負けた。・・おかしい。リゴナス達がニヤニヤと笑っている。
(そうか。こいつら自分達のカードを交換しやがったのか。もはやイカサマも隠す気がないと。容赦しなくていいんだな?)
幸也はポケットに手を突っ込むと、それを取り出し頭の中で念じた。【イーター】
幸也の手がポワッと黄色く光る。
「どうしますかな?チップがもう残り少ないようだ」
「まだまだこれからですよ」
リゴナスはニヤリと笑い続ける。隠す気もないようだ。
ゲームが再開されカードが配られる。幸也はそれをチラリと見たあと残りのチップの全てを賭けた。
「全賭け」
「おおお!ここで勝負にきましたか!我々も受けよう」
全員が幸也の賭けに乗った。手札が交換される。
「ツーペア」「ワンペア」「ストレート」「フォーカード」
幸也がゆっくりとカードを公開する。
「ストレートフラッシュ」
「なんだと!」
「えーと。俺が勝ったらおかしいんですかね?」
「そんなことは・・」
「では続けましょうか」
リゴナスはディーラーを睨んでいる。ディーラーからは汗が吹き出ている。カードが慎重に配られた。幸也はまたチラリと見る。
「全賭け」
「な、なんだと!」
「せっかく流れが来たんです。攻めますよ」
リゴナスともう1人が残って他はおりた。
「フルハウス」「スリーカード」
幸也はカードを公開する。
「フォーカード」
「イカサマだ!」
「どこにイカサマが?(どの口が言っているんだろう)」
「と、とにかくイカサマだ!」
「イカサマじゃなかったらどうします?もちろん真っ当な客を疑うんだから、それなりの償いはして頂きますよ?」
「う、うぐ・・」
「では、こうしましょう。ポーカーでなく、こちらのルーレットで俺とリゴナスさんの一騎打ちとか?」
「分かった(バカめ!自ら墓穴を掘りやがった。そのディーラーは好きな数字を自在に出せるんだ!)」
ディーラーの人も笑顔でチップをポポたんに渡す。もうシッポは振り切れんばかりに振られている。
そろそろ負けるかな。3回目のポポたんの番だ。
また小声で『ポポたん』と言って投げる。チリン。
《4》《4》《6》
《6》が出た。親が《5》だったので、またもやポポたんの勝ちである。チップ100枚・・。
100枚のチップを見てポポたんは大興奮である。
「ポポ!!」「ポポ!!」
(「たん」が言えないほどか・・)
ディーラーの顔付きが曇ってきた。ポポたんの出番が来たぞ。そろそろ負けるかね。
『ポポたん』チリン。
《1》《1》《1》
えーと。5倍だね。『ポポたん』チリン。
《4》《5》《6》
うん。2倍かな。
以降も勝ち続けるポポたん。ディーラーの顔からは汗が流れ落ちまくっている。幸也達の後ろにチップの入った木箱が山積みになった。
ポポたんはサイコロに飽きてしまったようで、さっきからぬいぐるみとチップで遊んでいる。
そして黒服の男が幸也に声をかけてきた。
「お客様、よろしかったらVIPルームの方へ。今よりもっと楽しめるかと」
「(やっと来たか。俺なにもしていないけど・・)楽しそうですね。行きましょう」
黒服が幸也達をVIPルームに連れて行く。横目でチラリと警備をしている奴を見た。なかなか強そうだ。
VIPルームの中にも数十人の男女がいた。これらは全部貴族や金持ちの連中だ。見るからに高価そうな貴金属を身に付けている。
「こちらへどうぞ」
1番奥のテーブルに連れてこられた。4人の男が座っている。中央に座っている金髪碧眼の男がリゴナスだろう。目付きがいかにも悪人って感じだ。
「お客様は今日は大変ツイているようだ。どうです?私達と一緒に」
「ええ。構いませんよ」
「ただ・・このテーブルは通常の5倍の掛け金なんです。大丈夫ですかな?」
「ええ。もちろんです」
後ろにある木箱をチラリと見る。リゴナスもさっきから木箱を見続けている。ポポたんは疲れてしまったようで、幸也の横の椅子で「すーすー」と寝ている。
「何で勝負をするんです?」
「ポーカーはどうですかな?」
「いいですね(いきなりイカサマポーカーか)」
「では始めましょう」
幸也の手元にカードが配られる。
同じマークが揃うフラッシュが完成されている。なかなかの良い手札だ。
初めは様子見で少額を賭ける。しかし5倍の掛け金だ。幸也がノーチェンジなのが分かるとリゴナスを含めた他の者がおりた。
残った1人と勝負である。
「スリーカード」「フラッシュ」
幸也が勝ったようだ。チップが幸也の前に寄せられる。これ全部5倍のチップか・・。いくらになるんだ?
「若いのになかなかお強い!どんどん行きましょう」
そのあと数回、幸也が勝ち続けた。チップが山積みになる。ここでリゴナスが動く。チラリとディーラーを見た。幸也もそれを見逃さない。
次からは途端に役が揃わなくなった。あからさまにイカサマをされている。
幸也の前にあった山積みのチップが減り出す。全く勝てなくなった。
ついに木箱のチップにも手を出すようになる。それでも勝てない。
「調子が悪いようですな。今日はこの辺にしますか?」
「いいえ。まだまだこれからです」
そう言うとリゴナスがニヤリと笑う。
次からはまた幸也が勝ち出した。数回勝つ。
「ツキが戻ってしまったようだ。これはキツイ」
「ええ。ようやくです」
初めは勝たせて、次に負け込ませる。そしてまた勝たせてドツボに嵌める気か。悪知恵の働く奴だな。
幸也はまた負け出す。
しかし、いくらイカサマしようとも偶然にこちらに良い手札が揃ってしまうこともある。
今回幸也は久しぶりのフルハウスだ。しかも奴らはそれに気づかず大金を賭けてしまっている。チャンスだ。
幸也が引かないのを見たリゴナスが疑いの目を向ける。手札公開。
「ツーペア」「ツーペア」「フルハウス」「フォーカード」
フルハウスの幸也が負けた。・・おかしい。リゴナス達がニヤニヤと笑っている。
(そうか。こいつら自分達のカードを交換しやがったのか。もはやイカサマも隠す気がないと。容赦しなくていいんだな?)
幸也はポケットに手を突っ込むと、それを取り出し頭の中で念じた。【イーター】
幸也の手がポワッと黄色く光る。
「どうしますかな?チップがもう残り少ないようだ」
「まだまだこれからですよ」
リゴナスはニヤリと笑い続ける。隠す気もないようだ。
ゲームが再開されカードが配られる。幸也はそれをチラリと見たあと残りのチップの全てを賭けた。
「全賭け」
「おおお!ここで勝負にきましたか!我々も受けよう」
全員が幸也の賭けに乗った。手札が交換される。
「ツーペア」「ワンペア」「ストレート」「フォーカード」
幸也がゆっくりとカードを公開する。
「ストレートフラッシュ」
「なんだと!」
「えーと。俺が勝ったらおかしいんですかね?」
「そんなことは・・」
「では続けましょうか」
リゴナスはディーラーを睨んでいる。ディーラーからは汗が吹き出ている。カードが慎重に配られた。幸也はまたチラリと見る。
「全賭け」
「な、なんだと!」
「せっかく流れが来たんです。攻めますよ」
リゴナスともう1人が残って他はおりた。
「フルハウス」「スリーカード」
幸也はカードを公開する。
「フォーカード」
「イカサマだ!」
「どこにイカサマが?(どの口が言っているんだろう)」
「と、とにかくイカサマだ!」
「イカサマじゃなかったらどうします?もちろん真っ当な客を疑うんだから、それなりの償いはして頂きますよ?」
「う、うぐ・・」
「では、こうしましょう。ポーカーでなく、こちらのルーレットで俺とリゴナスさんの一騎打ちとか?」
「分かった(バカめ!自ら墓穴を掘りやがった。そのディーラーは好きな数字を自在に出せるんだ!)」
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