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第21章 新リゾート開発編

第328話 ヒカリの胸のトキメキ(R18版)

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 リオナとヒカリは、飛行船のタラップを上がり、船内へ入った。
 すると、主寝室から苦しそうな声が聞こえてきた。

「りおちゃん、なんか苦しそうな声が聞こえるよ…」

「ふ~ん、やっぱりそうか」

「えっ、何?」

「中に入れば分かるよ」

 リオナはドアをノックした。
「リオナです、入っていいですか?」

 すると中から返事したのは、アスナであった。
「どうぞ~、入っていいよ~」
 リオナがドアを開け中に入ると、ヒカリにとっては衝撃的な光景が広がっていた。

 あの淑女の鏡のようなサクラが全裸となり、カイトの上で恍惚の表情を浮かべながら腰を振っていたからだ。
 しかも、カイトのシンボルがサクラの花びらから出し入れされるのが、丸見えなのだ。
 ジェスティーナ王女は裸のまま、タオルケットを掛けられ、すやすやと寝ていた。
 アスナもベッドの上で全裸のまま顔を上気させており、今まで何をしていたか一目瞭然であった。

「リオナちゃん、ごめんね、私たちが見に来たら、カイトと王女様が先に始めちゃってて、行きがかりで私とサクラさんも合流したの…」

「そうじゃないかと思ってました」
 リオナは、やっぱりねと言う表情であった。

 現代日本からの転生者である16歳のヒカリにとっては、余りにも刺激の強い光景で目のやり場に困っていた。
 両手で自分の顔を覆い、見ないようにしたが、指の隙間から見えてしまうし、サクラの喘ぎ声も否応なしに聞こえて来る。

「ヒカリちゃんには、刺激強すぎたかもね」とアスナが言う。

「ねぇ、ヒカリもカイト様とHする?」とリオナが聞いた。

「えっ、私、したこと無いもん…」
 ヒカリは前世を通じて、一度も経験がない正真正銘の処女であった。

「私が教えてあげるよ、最初、少し痛いけど、その後とっても気持ちいいよ」
 リオナが自分の経験をヒカリに教えてくれた。

「私、できないよ…、そんなこと…」
 ヒカリには、カイトのシンボルが大きすぎて自分の中に収まらないと思ったのだ。

「でも、してみたい気持ちもあるんでしょ…」
 ヒカリは、リオナの質問には答えず後ろを向いた。

「大丈夫よ、カイト様が上手に導いてくれるから…
 それに、トリンが作ったラブポーションを飲めば避妊もできるし…」
 そんな会話をしている内に、カイトとサクラのターンが終わった。

「カイト様、次、ヒカリとしてあげて」

「えっ、ヒカリ?、いいの?」

 カイトに聞かれ、ヒカリは返答に困った。
 そんな覚悟はないからだ。

「ヒカリがしないなら、私が先にカイト様としちゃうけど、いいの?」

「い、いいよ…、べつに…」

「へ~、そうなんだ、じゃあ先にしちゃうよ」
 リオナは、そう言うと着ている物を脱ぎ始めた。

「カイト様、私を気持ちよくして下さいね…」

「リオナもオレを気持ち良くしてくれよ」

「分かりました」

 リオナは、カイトに抱かれ、全身くまなく愛撫されると、小さな声を上げ始めた。

 絶対的アイドルであるリオナが、カイトに抱かれて、気持ち良さそうに悦びの声を上げるのを見て、ヒカリは鼓動が早くなり、身体全体が熱くなっていくのを感じた。

 気が付くとヒカリは床に座り込み、自らの股間を押さえていた。
 初めて見る他人の愛の営みに興奮し、見てはいけないと思いつつもカイトとリオナの行為から目が離せなかった。

 カイトはリオナの上半身から下半身まで丁寧に舌を這わせ、右手も使って繊細なタッチで愛撫した。
 時々、ビクビクと反応し「あぁん」と言う声を漏らしていた。
 恐らくそこが気持ち良いところなのだろう。
 ヒカリは、何度も生唾を飲みながら、2人の愛の行為を見ていた。

 離れた所から身を乗り出すようにして見ていると、シャワーを浴びたサクラが戻ってきてこう言った。
「ヒカリちゃん、もう少し前に行くと、よく見えるよ」
 サクラは放心状態のヒカリの手を引き、ベッドのすぐ側まで連れて行った。

 カイトとリオナは、目の前で言葉では言い表せないくらいに激しい行為に及んでいた。
「ヒカリ、よく見てて、カイト様の気持ちいいのはここだよ」
 リオナはそう言うとカイトのそそり立ったシンボルを含み、髪を振り乱ししゃぶり始めた。
 そして、時々舌で刺激したりして強弱を付けながら、カイトを気持ち良くしていた。

「リオナ…、う、巧いな…
 やばい、イキそうだ」

「れおな、うれひいれふ…
 かいとはま、らしひゃってくらはい」
 そう言うと、レオナは更に激しく刺激し始めた。

「うぅっ」と言う変な声を上げ、カイトは放出した。
 リオナの可愛い口の中は、白い粘液で満たされていた。
 それを手のひらに出しながらこう言った。
「カイト様、いっぱい出ましたね」

「リオナ、ありがとう。
 気持ち良かったよ」

「カイト様、今度は私を気持ち良くして下さいね…」

「任せろ」

 今度は、カイトがリオナの下半身を舌と指を駆使して気持ち良くさせていた。
「あぁん…、カイトさま、そこ、キモチいい~、わたし、イキそう…」

 リオナは、ビクビクと全身を何度も痙攣させていた。

 イクとは、一体どんな感覚なのだろう。
 男性経験のないヒカリには到底理解出来なかった。

「カイト様、そろそろ欲しいです」

「分かった」

 リオナは、何が欲しいのか分からなかったが、それが何かすぐに分かった。

 カイトは、リオナの脚を大きく広げると、その中心部に怒張した男性のシンボルをあてがいゆっくりと腰を落として行ったのだ。

 その瞬間、リオナは一瞬顔を顰めたが、すぐに愉悦の表情に変わり、ヒカリが普段聞いたことのないような艶っぽい声を上げ、仰け反りながらビクビクと何度も小刻みに痙攣していた。

 カイトは、リオナの腰を両手で抱え、動きに合わせ上下させサポートしていた。
「カイト様、激しすぎ…
 わたし、イキそうです…、イッてもいいですか?
 イクっ、イクっ、イクっ、イクっ、イっクぅぅぅ~」
 リオナは仰け反り、ビクビクと激しく痙攣していた。
 カイトはリオナの絶頂ピークに合わせて、濃厚な液体を放った。

「あ~、気持ち良かったぁ~。
 ヒカリちゃんも、カイト様としたらいいのに…」
 リオナは息を切らしながら、ヒカリに勧めた。

「あれ、ねえ、ヒカリちゃん?、大丈夫?」
 ヒカリは茫然自失の状態であった。

 暫くしてヒカリは、ようやく我に返った。
「り、りおちゃん、大丈夫?」

「全然大丈夫だよ…
 ヒカリちゃんは、どうする?」

「えっ、わたし?」

「そう、ちょうどいい機会だし、カイト様に女にしてもらったら?」

「でも…、どうしたらいいか分からないし…」

「大丈夫…、カイト様に全部任せれば!
 それにカイト様は、ヒカリちゃんの夢を叶えてくれたじゃない。
 ヒカリちゃんは、カイト様が好きじゃないの?」

 この世界に転生してから、カイトには、何から何まで世話になった。
 しかも、諦めていた『ルミエール・ド・エトワール』を、この世界で開店させるために、親身になって何の見返りも求めずに尽力してくれた。
 身近にいる異性は、カイトしかいなかったのもあるが、『ルミエール・ド・エトワール』開店プロジェクトで顔を合わせる内に、いつも自信に満ちていて素敵だなぁと思い始めたのは確かだ。
 それに、好きか嫌いかと聞かれれば、間違いなく好きだ。
 自分の初めてをカイトに差し出すことで、少しでも恩を返せるだろうか…。

「ヒカリ、別に無理しなくていいんだよ。
 嫌なら、嫌って言えばいいんだ」
 そう言ったのは、カイトである。

「カイト様、嫌とかじゃないんです…。
 私に、りおちゃんみたいな事ができるのか、自信がないんです」
 
「リオナだって、最初からできた訳じゃないさ。
 オレに抱かれる前は、震えてたし…
 何れにしても、今日はこれでお終いにしよう」
 カイトは、ヒカリを気遣って優しい言葉を掛けてくれた。

「カイト様…、わたし…、してみたいです…」
 ヒカリは、カイトに抱かれることを決意した。
 この胸のトキメキを収めるには、カイトに抱いてもらうしか無いと、ヒカリは気付いたのだ。
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