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第20章 女神降臨編
第312話 バニー・ガールズバー
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オレたちは、アーロンに連れられて『アロイアロイ』と言う店に入り、エッセン市で人気の郷土料理を注文した。
その郷土料理とは『しゃぶしゃぶ』に良く似た料理だった。
薄くスライスした肉を、沸騰したダシに数秒間潜らせ、ほんのりピンク色になったところを引き上げ、ゆで野菜を巻くのだ。
それに刻みネギや細く切った生姜、おろしニンニク等の薬味を乗せ、胡麻ダレ、味噌ダレ、醤油ダレの3種類の中から、お好みのタレを付けて食べるという料理だ。
肉に巻くゆで野菜は、食べ易いサイズにカットされた人参、大根、もやし、レタス、きのこなどである。
肉は牛・豚・羊の3種類から選べる。
エッセンでは、この料理を発祥の店の名に因んで『アロイアロイ』と呼び、市民に大人気の郷土料理となっているそうだ。
「へ~、これは美味しいですね」
「ホントホント、こんな食べ方があるなんて知りませんでした」
ステラとセレスティーナも『アロイアロイ』が気に入ったようだ。
「気に入っていただけて嬉しいです。
お連れした甲斐がありました」
「私たちまで誘っていただき、ありがとうございます」
「いえいえ、美女と一緒に食事するのは、目の保養になりますからね」
アーロン・リセットは仕事も出来るが、女にも気遣い出来て優しくてモテるのだと聞いた。
「カイト様は、どうですか?」
「そうだな、一言で言うと懐かしい感じの味かな」
「初めてなのに、懐かしい?、ですか?」
「うん、元いた世界の料理に良く似ていてね」
「えっ、そうなんですか?」
「違いがあるとすれば、肉と野菜は一緒に湯通しするし、後はタレがちょっと違うかなぁ」
「へ~、そうなんですね…
カイト様の元いた世界の『アロイアロイ』も食べてみたいですね」
「そうだね、タレの作り方は知っているから再現できるかも知れないな」
「それじゃ、今度作ってみて下さい」
「分かった、今度その機会を作ろう」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
それから『アロイアロイ』で2時間ほど、飲んで食べて、アーロンの面白い話で盛り上がり、お開きの時間となった。
「カイト様、実はもう1軒予約してる店があるんですが、行きませんか?」
「それは、どんな店なんだ?」
「え~っとですね、バニーガールと一緒にお酒飲んだり、話したりする店です」
「へ~、そんな店がエッセンにあるんだ」
おいおい、アーロン、そんな店にステラとセレスティーナは連れていけないぞ、とオレは思った。
「実は最近できたばかりの『Aventure』と言う店なんですが、王国公認の適法な店なので何の問題もありません」
夜の店で女の子がいて適法な店だとアーロンは言うが、果たして本当に健全な店なのだろうか。
「あっ、ここは男性御用達の店なので、ステラさんとセレスティーナさんは、先に帰って宿で休んで下さい」
「いえ、護衛としてカイト様を1人にする訳には行きませんから、外で待機させていただきます」
2人とも武術の達人とは言え、若い女性が夜更けに路上に立っているのは、さすがにマズいと思ったので、向かいのカフェで待機してもらうことにした。
「何かあれば、インカムですぐに知らせるから…」
オレと護衛たちは、いつでもインカムで連絡が取れるようになっているのだ。
因みにインカムとは、イヤホンマイク型超小型無線機のことである。
耳穴にセットすると骨伝導で音声が伝わり、中央部に穴が空いているので普通の音も違和感なく聞こえるという優れものだ。
通信距離は最長10kmなので、余程のことがない限り通信できるだろう。
「それじゃ、カイト様をお借りします。
遅くても2時間くらいでお返しできると思いますので、ご心配なく…」
そう言って、アーロンはオレの腕を引っ張ってバニーガールの店へと向かった。
その間にアーロンは、聞きもしないのにオレにオサワリはNGだと教えてくれた。
「いらっしゃいませ~」
5人の女性が丁寧にお辞儀してオレとアーロンを出迎えた。
彼女たちは、男なら誰もが好きなバニーガールの衣装を着ていた。
胸の部分がV字型に切れ込み、レオタードのような露出が多く体型がハッキリと分かる衣装に、可愛いウサギの耳と尻尾が付いた例の格好である。
その中の1人が言った。
「アーロン様、今日も来て下さったのですね」
彼は、この店の常連客のようだ。
「やあ、ジェシカ、今日は大事なお客様を連れて来たから、粗相の無いようにね」
「はい、アーロン様、畏まりました」
オレたちは、奥のVIP席に案内された。
フカフカで座り心地満点の深めのソファとお洒落なガラステーブルの席で、個室になっているので他の席からは見えないのである。
オレとアーロンの両側に1人ずつ、合計4人のバニーガールが付いた。
元いた世界でも、仕事の付き合いでバニーガールの店には何度か行った事はあるが、バニーガールはお酒を作ったり給仕してくれるだけで、一緒にお酒を飲んだり会話を楽しんだりする事は無かったはずだ。
この世界のバニー・ガールバーは、どうやらキャバクラのような形態の店らしい。
「お飲み物は何になさいますか?」
先程ジェシカと呼ばれたバニーガールが、オレとアーロンにドリンクメニューを渡して聞いた。
ドリンクメニューを開くと、200種類以上のドリンクが載っていた。
「それじゃ、スパークリングワインに、生ハムとチーズの盛り合わせをもらおうか」
バニーガールの1人が、真新しいスパークリングワインのボトルを持ってきた。
それは、何とアクアスター・ワイナリーの『アクア・ゴールド・プレミアム』と言う高級ワインであった。
「えっ、アクアスター・ワイナリーのワインが置いてるなんて嬉しいなぁ。
しかもこれ、最高ランクのスパークリングワインじゃないか」
恐らくアーロンが事前に手を回し、アクアスター・ワイナリーのワインを用意していたのだろう。
アーロンからジェシカと呼ばれたバニーガールは、赤絨毯に膝を付き、オレとアーロンのフルートグラスにスパークリングワインを注いでくれた。
「あの…、私たちもご馳走になっても宜しいですか?」
「ああ、もちろんだよ」
アーロンがそう言うと、4つのフルートグラスが用意され、それぞれのグラスにワインが注がれた。
「それじゃ、乾杯しようか」
アーロンの仕切りで6人がフルートグラスを掲げて乾杯した。
辺りには、ガラスの甲高い音が響いた。
「先ずは、私たちの自己紹介をさせていただきます」
バニーガールたちは、1人づつ自己紹介を始めた。
オレの右隣がアリス、左隣がジェニファー、アーロンの右隣がアンナ、左隣がジェシカと言う名前だった。
「お客様のお名前を伺っても宜しいですか?」
アンナがオレに聞いた。
「オレかい?、オレの名前はカイトだ」
「カイト様…ですか?、珍しいお名前ですね」
「そうだよ、カイト様は隣国の大金持ちで、オレの大事なお客様なんだ」
アーロンは、オレが領主であることを秘密にしてくれた。
「え~、カイト様って、お金持ちなんですか?
私、お金持ち大好きなんですぅ~」
冗談か本気か分からないが、両隣のバニーガールはオレの腕に抱き付き、頬ずりしながら自分の胸を押し付けた。
おいおい、オサワリNGの店じゃなかったのかよ…と思いながらもオレは、腕に当たるバニーたちの胸の柔らかな感触を楽しんだ。
それから30分ほど、ワインを楽しみながら、オレとアーロンの他愛もない話で場は盛り上がった。
どの娘も聞き上手で、時折り質問を交えたり、合いの手を入れてオレたちの話を盛り上げてくれた。
見回せば、みんなハイレベルな可愛い子ばかりで、しかもプロポーション抜群でみんな胸が大きかった。
特に右隣に座っているアリスと言う娘は、オレ好みの美少女で時折り無意識か意識的にか分からないが、オレに胸を押し付けてきた。
彼女たちが着ているバニーガール衣装は白とピンクの2種類あった。
オレの右隣のアリスは白、左隣のジェニファーはピンク。
アーロンの右隣のアンナは白、左隣のジェシカはピンクのバニー衣装だ。
「バニーの衣装、ピンクと白があるけど何か意味があるの?」
「えぇ~、カイト様、それ聞いちゃいますぅ?」
やはり何か意味があるらしい。
バニーたちには、言いにくい話のようだ。
アーロンは、オレを見ながらニヤニヤしているので、その意味を知っているのだろう。
「カイト様、オレと一緒にトイレに行きませんか?」
そう言って、アーロンは片目を瞑ってみせた。
彼には何か魂胆がありそうだ。
その郷土料理とは『しゃぶしゃぶ』に良く似た料理だった。
薄くスライスした肉を、沸騰したダシに数秒間潜らせ、ほんのりピンク色になったところを引き上げ、ゆで野菜を巻くのだ。
それに刻みネギや細く切った生姜、おろしニンニク等の薬味を乗せ、胡麻ダレ、味噌ダレ、醤油ダレの3種類の中から、お好みのタレを付けて食べるという料理だ。
肉に巻くゆで野菜は、食べ易いサイズにカットされた人参、大根、もやし、レタス、きのこなどである。
肉は牛・豚・羊の3種類から選べる。
エッセンでは、この料理を発祥の店の名に因んで『アロイアロイ』と呼び、市民に大人気の郷土料理となっているそうだ。
「へ~、これは美味しいですね」
「ホントホント、こんな食べ方があるなんて知りませんでした」
ステラとセレスティーナも『アロイアロイ』が気に入ったようだ。
「気に入っていただけて嬉しいです。
お連れした甲斐がありました」
「私たちまで誘っていただき、ありがとうございます」
「いえいえ、美女と一緒に食事するのは、目の保養になりますからね」
アーロン・リセットは仕事も出来るが、女にも気遣い出来て優しくてモテるのだと聞いた。
「カイト様は、どうですか?」
「そうだな、一言で言うと懐かしい感じの味かな」
「初めてなのに、懐かしい?、ですか?」
「うん、元いた世界の料理に良く似ていてね」
「えっ、そうなんですか?」
「違いがあるとすれば、肉と野菜は一緒に湯通しするし、後はタレがちょっと違うかなぁ」
「へ~、そうなんですね…
カイト様の元いた世界の『アロイアロイ』も食べてみたいですね」
「そうだね、タレの作り方は知っているから再現できるかも知れないな」
「それじゃ、今度作ってみて下さい」
「分かった、今度その機会を作ろう」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
それから『アロイアロイ』で2時間ほど、飲んで食べて、アーロンの面白い話で盛り上がり、お開きの時間となった。
「カイト様、実はもう1軒予約してる店があるんですが、行きませんか?」
「それは、どんな店なんだ?」
「え~っとですね、バニーガールと一緒にお酒飲んだり、話したりする店です」
「へ~、そんな店がエッセンにあるんだ」
おいおい、アーロン、そんな店にステラとセレスティーナは連れていけないぞ、とオレは思った。
「実は最近できたばかりの『Aventure』と言う店なんですが、王国公認の適法な店なので何の問題もありません」
夜の店で女の子がいて適法な店だとアーロンは言うが、果たして本当に健全な店なのだろうか。
「あっ、ここは男性御用達の店なので、ステラさんとセレスティーナさんは、先に帰って宿で休んで下さい」
「いえ、護衛としてカイト様を1人にする訳には行きませんから、外で待機させていただきます」
2人とも武術の達人とは言え、若い女性が夜更けに路上に立っているのは、さすがにマズいと思ったので、向かいのカフェで待機してもらうことにした。
「何かあれば、インカムですぐに知らせるから…」
オレと護衛たちは、いつでもインカムで連絡が取れるようになっているのだ。
因みにインカムとは、イヤホンマイク型超小型無線機のことである。
耳穴にセットすると骨伝導で音声が伝わり、中央部に穴が空いているので普通の音も違和感なく聞こえるという優れものだ。
通信距離は最長10kmなので、余程のことがない限り通信できるだろう。
「それじゃ、カイト様をお借りします。
遅くても2時間くらいでお返しできると思いますので、ご心配なく…」
そう言って、アーロンはオレの腕を引っ張ってバニーガールの店へと向かった。
その間にアーロンは、聞きもしないのにオレにオサワリはNGだと教えてくれた。
「いらっしゃいませ~」
5人の女性が丁寧にお辞儀してオレとアーロンを出迎えた。
彼女たちは、男なら誰もが好きなバニーガールの衣装を着ていた。
胸の部分がV字型に切れ込み、レオタードのような露出が多く体型がハッキリと分かる衣装に、可愛いウサギの耳と尻尾が付いた例の格好である。
その中の1人が言った。
「アーロン様、今日も来て下さったのですね」
彼は、この店の常連客のようだ。
「やあ、ジェシカ、今日は大事なお客様を連れて来たから、粗相の無いようにね」
「はい、アーロン様、畏まりました」
オレたちは、奥のVIP席に案内された。
フカフカで座り心地満点の深めのソファとお洒落なガラステーブルの席で、個室になっているので他の席からは見えないのである。
オレとアーロンの両側に1人ずつ、合計4人のバニーガールが付いた。
元いた世界でも、仕事の付き合いでバニーガールの店には何度か行った事はあるが、バニーガールはお酒を作ったり給仕してくれるだけで、一緒にお酒を飲んだり会話を楽しんだりする事は無かったはずだ。
この世界のバニー・ガールバーは、どうやらキャバクラのような形態の店らしい。
「お飲み物は何になさいますか?」
先程ジェシカと呼ばれたバニーガールが、オレとアーロンにドリンクメニューを渡して聞いた。
ドリンクメニューを開くと、200種類以上のドリンクが載っていた。
「それじゃ、スパークリングワインに、生ハムとチーズの盛り合わせをもらおうか」
バニーガールの1人が、真新しいスパークリングワインのボトルを持ってきた。
それは、何とアクアスター・ワイナリーの『アクア・ゴールド・プレミアム』と言う高級ワインであった。
「えっ、アクアスター・ワイナリーのワインが置いてるなんて嬉しいなぁ。
しかもこれ、最高ランクのスパークリングワインじゃないか」
恐らくアーロンが事前に手を回し、アクアスター・ワイナリーのワインを用意していたのだろう。
アーロンからジェシカと呼ばれたバニーガールは、赤絨毯に膝を付き、オレとアーロンのフルートグラスにスパークリングワインを注いでくれた。
「あの…、私たちもご馳走になっても宜しいですか?」
「ああ、もちろんだよ」
アーロンがそう言うと、4つのフルートグラスが用意され、それぞれのグラスにワインが注がれた。
「それじゃ、乾杯しようか」
アーロンの仕切りで6人がフルートグラスを掲げて乾杯した。
辺りには、ガラスの甲高い音が響いた。
「先ずは、私たちの自己紹介をさせていただきます」
バニーガールたちは、1人づつ自己紹介を始めた。
オレの右隣がアリス、左隣がジェニファー、アーロンの右隣がアンナ、左隣がジェシカと言う名前だった。
「お客様のお名前を伺っても宜しいですか?」
アンナがオレに聞いた。
「オレかい?、オレの名前はカイトだ」
「カイト様…ですか?、珍しいお名前ですね」
「そうだよ、カイト様は隣国の大金持ちで、オレの大事なお客様なんだ」
アーロンは、オレが領主であることを秘密にしてくれた。
「え~、カイト様って、お金持ちなんですか?
私、お金持ち大好きなんですぅ~」
冗談か本気か分からないが、両隣のバニーガールはオレの腕に抱き付き、頬ずりしながら自分の胸を押し付けた。
おいおい、オサワリNGの店じゃなかったのかよ…と思いながらもオレは、腕に当たるバニーたちの胸の柔らかな感触を楽しんだ。
それから30分ほど、ワインを楽しみながら、オレとアーロンの他愛もない話で場は盛り上がった。
どの娘も聞き上手で、時折り質問を交えたり、合いの手を入れてオレたちの話を盛り上げてくれた。
見回せば、みんなハイレベルな可愛い子ばかりで、しかもプロポーション抜群でみんな胸が大きかった。
特に右隣に座っているアリスと言う娘は、オレ好みの美少女で時折り無意識か意識的にか分からないが、オレに胸を押し付けてきた。
彼女たちが着ているバニーガール衣装は白とピンクの2種類あった。
オレの右隣のアリスは白、左隣のジェニファーはピンク。
アーロンの右隣のアンナは白、左隣のジェシカはピンクのバニー衣装だ。
「バニーの衣装、ピンクと白があるけど何か意味があるの?」
「えぇ~、カイト様、それ聞いちゃいますぅ?」
やはり何か意味があるらしい。
バニーたちには、言いにくい話のようだ。
アーロンは、オレを見ながらニヤニヤしているので、その意味を知っているのだろう。
「カイト様、オレと一緒にトイレに行きませんか?」
そう言って、アーロンは片目を瞑ってみせた。
彼には何か魂胆がありそうだ。
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