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やっぱりキミが好き…なんだ。
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タッタッタ、
放課後の校庭を走る陸上部の君がいた。
ボクはいつでも君を見つめていた。
ストップウォッチ。握りしめて、
まだ君は気づかない、僕の淡い気持ちに…
「ハァハァ、タイムは?」
「あ、ごめん、忘れてた?」
キミに見てれてしまったから…
「もう~!」
「わり~わり~、ホラっ!」
ボクはキンキンに冷えたスポドリのペットボトルをキミに投げた。
「キャッ、冷たいっ!」
「コレで勘弁な。」
キミはキャッチしたペットボトルを開けると、
「もう、仕方ないなぁ?」
と言い、喉を潤した…
あんず色の夕焼けがキミの頬の汗を宝石の様に輝かせていた…
『甘酸っぱい青春の味、新発売、新感覚スポーツドリンク!』
このCM撮影は我が校のグラントで撮影された、走っていたのは剣城サンで、男子生徒役は売り出し中の若手俳優だ。
もちろん、このスポドリも例の試供品で送られて来た商品だ。
撮影も脚本も、我が校の全面協力だ⁈
このCMがテレビで放送されると、たちまち話題となった。
剣城 煇は一躍注目され、取材などオファーが殺到しているそうだ。
「想定外でした、今回はお姉さま方は全く関与していないのに?」
「あ~ぁ、素材が良いんだよっ!
素材がなっ⁈
じゃなきゃ、あんな古臭い演出で、ココまで売れるかーっての⁈
ソレにあの新人男優、今度ヒーロー物のオーディション受けるとか言ってたけど、ブルーとか2号とかによく居そうなタイプだろ?
そこに剣城と組ませたんだ、成功したのはある意味鉄板なんだよっ!」
「アレ、メーカーのお偉いサンの体験談らしいぞ?」
そんな事、田所サンが言っていたような?
「…もしかして愛菜さん、このお仕事やりたかったデス?」
「そ、そんな事ないぞ!
オレはコスプレイヤーとして、あんな恥ずかしい設定で素顔を晒すなど、あり得ないからな!」
彼女也の矜持が有るのか?
色々拗らせているな、この人も。
「でも、やりたかったんですよね?」
「っさい!」
二人とも、楽しそうだな?
田所サンの采配で、芸能部ではちょっと合わなそうなモノは西堀芸能に振る事にしたそうだ。
面倒な事も古巣のコネで大体なんとかなるそうだ?
付け加えると、新人俳優の彼も以前は田所サンの部下の様な仕事をしていたらしい。
途中俳優の道を志したとかでソレならウチに来ないかと声をかけたらしい。
前の事務所を移籍したその数週間後に、この仕事だ⁈
本人もさぞ驚いただろう?
なんと言っても、CMとはいえ全国放送だし?
また入浴剤の試供品も、「温泉旅」系のサスペンスドラマで中居役や湯船や湖に浮いている死体役をよく演じている中堅女優が是非やりたいと言うので、試しに任せてみた、すると
「普段死体役の窓際女優、入浴剤のお試し動画、ワロた?」
なんてウチの芸能部のHPに微妙__・__#なコメントに興味を引いたらしくて、
「コメントが面白かったので、私も試しました。」
と、咲姉さんが又々SNSで紹介してくれた様で…
(本当かよ?)
結果は言わずもがなっスね。
それだけでは無い!
田所サンの下についてからの、赤城マネージャーが有能すぎるのだ!
覚醒したと言っても、過言ではない。
それまでお荷物だったのが嘘の様に、全タレント達のスケジュールを把握し、調節を分単位で合わせて、ソレを無理なくこなしているのも、彼女が各付き人たちに指示を出しているからだ。
彼女の能力をココまで引き出した田所サンの手腕は神に近い?
俺も何故か田所サンが関与しているだけで、芸能部の事を心配する割合が大分減った気がする。
将来はこんな大人になりたいものだ?
絶対、兄貴たちの様な事にはならない様に!
カズ兄さんも一応は尊敬しているけどね?
まぁそのお陰で、姫乃サンも少し余裕が出来た様だ。
ちょっと前まで、姫乃サンが姫乃サンで無いように動き回っていたから。
そんなある晩、やっと久しぶりに二人でリビングにいた。
芸能部が我が校の「映像研」や「アニメ部」に協力してもらって撮影した「試供品お試し動画」。
ソレを芸能部の皆んなで見る前に、俺たち二人で先に見ようと言う事になったからだ?
「皆さんが居ると私は、多少冷静さを欠いてしまうので…。」
と言うので、まぁ良いかなと同意した?
「ハキハキしている姫乃サンもカッコよくて素敵ですよ。」
「そ、そんな事は無いデス!
私は京多サンが側にいてくださるから頑張れるだけで、一人では何にも出来ない引きこもりのイタい子なんです。」
イタい子って、自覚はあるんだ?
「ん~、俺も相当イタい奴デスよ、頭に血が昇ると手がつけられないとか。」
「そうなんですか?」
「姫乃サンも、知ってるでしょ?
姫乃サンのお父さんを殴ったトコ見てるじゃないですか。」
「アレは父が悪かったのです、確かにビックリしましたけど…でも…。」
「あ、始まりますよ!」
「あ、ハイ!」
リビングの液晶テレビで大まかに編集した映像を見る俺たち。
映し出されたのは、今回学園RPGのコスプレをしている姫乃サンたちが何処か教室内の机に座って授業を受けている風の様子が見て取れた。
制服姿の姫乃サン、新鮮でナンか良い。
「一応、夏服と冬服があるんですよ。」
「スカート、少し短くないですかね?」
「愛菜サンが言うにはお約束だそうです。」
何故か今回、男性教師役で、あの新人俳優が参加していた?
「えぇ、なんで?」
「なんでも、ウチのOBだそうです?」
ゲームの内容は学園で起こる「怪事件」を解決する「怪奇ミステリー物」らしいが、何かから攻撃を受けると、「服が破けたり」するシーンがあるとかで、厳しいチェックを入れた⁈
あくまで「全年齢」のゲームですから!
「え~授業を始めます、今日の授業はゲームに出てくるキャラクターについての紹介と考察です!」
映し出されたのは、見覚えのある教室?
「こういうコント、たまに見るけど?」
「ハイ、天木さんのアイデアですよ。」
よく見ると生徒役で天木のヤローも参加していた⁈
「ハ~イ、センセー?
オヤツはご飯に入りますか?」
「訳わからないので、無視します!」
相変わらず、独自のギャグで場を寒くしている、冷房要らずだよ?
天木は特にコスプレしている訳ではないが、知らない人から見ればそういうふざけたキャラクターがいるのかと誤解するかも?
各キャラクターにコスプレした生徒には、今回剣城サンも参加していた。
剣城サンは何と紅い長髪のウィッグを使用している⁈
普段、男子と見違える短い髪の時と印象が違って、とても女性的に見える。
「この後、クイズ形式でストーリー紹介したり、キャラクターになりきって自己紹介してみたりと色々楽しかったデスよ。」
「…ソレは良いのですが、姫乃さんの衣装、スカート短くないですか?」
「そういうデザインなんですケド?」
「今、机の下が映った時、下着見えそうでしたよ?」
「京多サン、大丈夫です!
アレは「見せパン」と言って下着の上に重ねて履く見えても大丈夫なパンツなんです!」
「それ、パンツ違いですよ、絶対!」
後で姫乃さんの映っている場面確認して、膝下が見えない様に引きの絵に修正しないと⁈
「ん、この巫女さんは誰?
コレもコスプレ?」
「その方は本物の巫女の方です。
中等部の朱野サンです。
ホントに除霊とか出来るそうですよ?」
「芸能部のメンバーでは?」
「では有りません、でも可愛い方なのでお誘いしました!」
まぁ絵面的には大正解だ!
「多少手直しが必要ですけど、内容は良さそうデスね?」
「手直し?
パンツの件ですか?
あのくらいは「サービス」だと黒須サンが…」
「婚約者の言う事、聞きなさい!
…俺が他の奴に姫乃さんのパンツ、見られたく無いんです!」
「…そ、ソレならそうと言って下さらないとわかりません!
でも、わかりました。
見せるのは京多サンだけにします。」
「おや、何を見せるって?」
…乱入者、現る?
「…えっと、どなたかな?
(いや、覚えてるけどね)」
「…お父さ…ん、今頃…なんで…?」
「久しぶりだね、京多くん!
勝手にお邪魔させてもらった!」
「ちょっと、アナタ⁈
今、二人良いところだったのに(そのまま、既成事実に持ち込めたかも知れなかったのに)⁈
邪魔しちゃって⁈」
どっと疲れた…
何故か桜庭ご夫妻が我が家のリビングはさ現れたから?
「ごめんなさいね、ふたりとも。邪魔しちゃって?」
「…ホントですよ…もぅ。」
俺にしか聞こえないくらい小さな声で姫乃さんが呟く…
放課後の校庭を走る陸上部の君がいた。
ボクはいつでも君を見つめていた。
ストップウォッチ。握りしめて、
まだ君は気づかない、僕の淡い気持ちに…
「ハァハァ、タイムは?」
「あ、ごめん、忘れてた?」
キミに見てれてしまったから…
「もう~!」
「わり~わり~、ホラっ!」
ボクはキンキンに冷えたスポドリのペットボトルをキミに投げた。
「キャッ、冷たいっ!」
「コレで勘弁な。」
キミはキャッチしたペットボトルを開けると、
「もう、仕方ないなぁ?」
と言い、喉を潤した…
あんず色の夕焼けがキミの頬の汗を宝石の様に輝かせていた…
『甘酸っぱい青春の味、新発売、新感覚スポーツドリンク!』
このCM撮影は我が校のグラントで撮影された、走っていたのは剣城サンで、男子生徒役は売り出し中の若手俳優だ。
もちろん、このスポドリも例の試供品で送られて来た商品だ。
撮影も脚本も、我が校の全面協力だ⁈
このCMがテレビで放送されると、たちまち話題となった。
剣城 煇は一躍注目され、取材などオファーが殺到しているそうだ。
「想定外でした、今回はお姉さま方は全く関与していないのに?」
「あ~ぁ、素材が良いんだよっ!
素材がなっ⁈
じゃなきゃ、あんな古臭い演出で、ココまで売れるかーっての⁈
ソレにあの新人男優、今度ヒーロー物のオーディション受けるとか言ってたけど、ブルーとか2号とかによく居そうなタイプだろ?
そこに剣城と組ませたんだ、成功したのはある意味鉄板なんだよっ!」
「アレ、メーカーのお偉いサンの体験談らしいぞ?」
そんな事、田所サンが言っていたような?
「…もしかして愛菜さん、このお仕事やりたかったデス?」
「そ、そんな事ないぞ!
オレはコスプレイヤーとして、あんな恥ずかしい設定で素顔を晒すなど、あり得ないからな!」
彼女也の矜持が有るのか?
色々拗らせているな、この人も。
「でも、やりたかったんですよね?」
「っさい!」
二人とも、楽しそうだな?
田所サンの采配で、芸能部ではちょっと合わなそうなモノは西堀芸能に振る事にしたそうだ。
面倒な事も古巣のコネで大体なんとかなるそうだ?
付け加えると、新人俳優の彼も以前は田所サンの部下の様な仕事をしていたらしい。
途中俳優の道を志したとかでソレならウチに来ないかと声をかけたらしい。
前の事務所を移籍したその数週間後に、この仕事だ⁈
本人もさぞ驚いただろう?
なんと言っても、CMとはいえ全国放送だし?
また入浴剤の試供品も、「温泉旅」系のサスペンスドラマで中居役や湯船や湖に浮いている死体役をよく演じている中堅女優が是非やりたいと言うので、試しに任せてみた、すると
「普段死体役の窓際女優、入浴剤のお試し動画、ワロた?」
なんてウチの芸能部のHPに微妙__・__#なコメントに興味を引いたらしくて、
「コメントが面白かったので、私も試しました。」
と、咲姉さんが又々SNSで紹介してくれた様で…
(本当かよ?)
結果は言わずもがなっスね。
それだけでは無い!
田所サンの下についてからの、赤城マネージャーが有能すぎるのだ!
覚醒したと言っても、過言ではない。
それまでお荷物だったのが嘘の様に、全タレント達のスケジュールを把握し、調節を分単位で合わせて、ソレを無理なくこなしているのも、彼女が各付き人たちに指示を出しているからだ。
彼女の能力をココまで引き出した田所サンの手腕は神に近い?
俺も何故か田所サンが関与しているだけで、芸能部の事を心配する割合が大分減った気がする。
将来はこんな大人になりたいものだ?
絶対、兄貴たちの様な事にはならない様に!
カズ兄さんも一応は尊敬しているけどね?
まぁそのお陰で、姫乃サンも少し余裕が出来た様だ。
ちょっと前まで、姫乃サンが姫乃サンで無いように動き回っていたから。
そんなある晩、やっと久しぶりに二人でリビングにいた。
芸能部が我が校の「映像研」や「アニメ部」に協力してもらって撮影した「試供品お試し動画」。
ソレを芸能部の皆んなで見る前に、俺たち二人で先に見ようと言う事になったからだ?
「皆さんが居ると私は、多少冷静さを欠いてしまうので…。」
と言うので、まぁ良いかなと同意した?
「ハキハキしている姫乃サンもカッコよくて素敵ですよ。」
「そ、そんな事は無いデス!
私は京多サンが側にいてくださるから頑張れるだけで、一人では何にも出来ない引きこもりのイタい子なんです。」
イタい子って、自覚はあるんだ?
「ん~、俺も相当イタい奴デスよ、頭に血が昇ると手がつけられないとか。」
「そうなんですか?」
「姫乃サンも、知ってるでしょ?
姫乃サンのお父さんを殴ったトコ見てるじゃないですか。」
「アレは父が悪かったのです、確かにビックリしましたけど…でも…。」
「あ、始まりますよ!」
「あ、ハイ!」
リビングの液晶テレビで大まかに編集した映像を見る俺たち。
映し出されたのは、今回学園RPGのコスプレをしている姫乃サンたちが何処か教室内の机に座って授業を受けている風の様子が見て取れた。
制服姿の姫乃サン、新鮮でナンか良い。
「一応、夏服と冬服があるんですよ。」
「スカート、少し短くないですかね?」
「愛菜サンが言うにはお約束だそうです。」
何故か今回、男性教師役で、あの新人俳優が参加していた?
「えぇ、なんで?」
「なんでも、ウチのOBだそうです?」
ゲームの内容は学園で起こる「怪事件」を解決する「怪奇ミステリー物」らしいが、何かから攻撃を受けると、「服が破けたり」するシーンがあるとかで、厳しいチェックを入れた⁈
あくまで「全年齢」のゲームですから!
「え~授業を始めます、今日の授業はゲームに出てくるキャラクターについての紹介と考察です!」
映し出されたのは、見覚えのある教室?
「こういうコント、たまに見るけど?」
「ハイ、天木さんのアイデアですよ。」
よく見ると生徒役で天木のヤローも参加していた⁈
「ハ~イ、センセー?
オヤツはご飯に入りますか?」
「訳わからないので、無視します!」
相変わらず、独自のギャグで場を寒くしている、冷房要らずだよ?
天木は特にコスプレしている訳ではないが、知らない人から見ればそういうふざけたキャラクターがいるのかと誤解するかも?
各キャラクターにコスプレした生徒には、今回剣城サンも参加していた。
剣城サンは何と紅い長髪のウィッグを使用している⁈
普段、男子と見違える短い髪の時と印象が違って、とても女性的に見える。
「この後、クイズ形式でストーリー紹介したり、キャラクターになりきって自己紹介してみたりと色々楽しかったデスよ。」
「…ソレは良いのですが、姫乃さんの衣装、スカート短くないですか?」
「そういうデザインなんですケド?」
「今、机の下が映った時、下着見えそうでしたよ?」
「京多サン、大丈夫です!
アレは「見せパン」と言って下着の上に重ねて履く見えても大丈夫なパンツなんです!」
「それ、パンツ違いですよ、絶対!」
後で姫乃さんの映っている場面確認して、膝下が見えない様に引きの絵に修正しないと⁈
「ん、この巫女さんは誰?
コレもコスプレ?」
「その方は本物の巫女の方です。
中等部の朱野サンです。
ホントに除霊とか出来るそうですよ?」
「芸能部のメンバーでは?」
「では有りません、でも可愛い方なのでお誘いしました!」
まぁ絵面的には大正解だ!
「多少手直しが必要ですけど、内容は良さそうデスね?」
「手直し?
パンツの件ですか?
あのくらいは「サービス」だと黒須サンが…」
「婚約者の言う事、聞きなさい!
…俺が他の奴に姫乃さんのパンツ、見られたく無いんです!」
「…そ、ソレならそうと言って下さらないとわかりません!
でも、わかりました。
見せるのは京多サンだけにします。」
「おや、何を見せるって?」
…乱入者、現る?
「…えっと、どなたかな?
(いや、覚えてるけどね)」
「…お父さ…ん、今頃…なんで…?」
「久しぶりだね、京多くん!
勝手にお邪魔させてもらった!」
「ちょっと、アナタ⁈
今、二人良いところだったのに(そのまま、既成事実に持ち込めたかも知れなかったのに)⁈
邪魔しちゃって⁈」
どっと疲れた…
何故か桜庭ご夫妻が我が家のリビングはさ現れたから?
「ごめんなさいね、ふたりとも。邪魔しちゃって?」
「…ホントですよ…もぅ。」
俺にしか聞こえないくらい小さな声で姫乃さんが呟く…
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