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第5章 公的ギルド
第12話 レンドの勘違い
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領都プレイルの西門で門番の仕事をしていた兵士は、遠くから複数の馬車や護衛の冒険者が居るのを見て、ついにやって来たと内心で思うのだった。
「おい、あれはたぶん例の冒険者ギルドの一行だ。すぐに例の魔道具で連絡をしろ!」
少し年上の兵士は、他の兵士に指示を出す。
「はいっ!」
指示をされた兵士は門の横の建物に走って行く。
門番の兵士には数日前に、ハロルドから近日中に冒険者ギルドの新しいギルドマスターが到着する事は知らせがあり、その場合の対処法についても兵士たちに指示されていた。
門番に配置されている兵士も普段より多く割り振られ、特別な体制が引かれていた。
門に向かっている一行は、先頭に体格の良い冒険者が歩いていた、彼は数人の冒険者を従えながら堂々と門に近づいて来る。
一行が門の直ぐ近くまで来ると、兵士は手を上げて止まるように指示する。すると先頭を歩いていた冒険者が前に出てきて、兵士に声を掛ける。
「この町の冒険者ギルドのサブマスターになったゼヘトだ。王都からこの町の冒険者ギルドに来た。後ろはギルド職員とその家族、そして護衛の冒険者たちだ」
ゼヘトは少し自慢気に話す。
内心ではギルドマスターと言えれば良かったと思っていたが、それでもサブマスターと言うだけで、王都からの移動中は気を遣った態度をとる兵士が多かったのである。
「そうですか、遠くからお疲れ様です」
兵士はにこやかに笑顔を見せて労いの言葉を掛ける。特に気を遣った態度では無かったが、丁寧な対応をする。
ゼヘトはそのまま町中に進もうとすると、兵士が手を上げて止める。
「申し訳ありませんが、あちらで一人ずつ審査を受けてください」
「なにっ!」
ゼヘトは予想外の兵士の言葉に驚く。
基本的に冒険者は町中に入るのに審査など受けない。冒険者ギルドのギルドカードを見せるだけで町に入れるのだ。そしてギルド職員はギルド職員用のギルドカードを提示することで町に入ることができる。
「あなたが冒険者ギルドのサブマスターである事を私は知りません。審査もせずに通すわけにはいきません」
兵士は相変わらず笑顔のままで話をする。
ゼヘトもそう言われて納得する。
しかし、王都からの立ち寄った町や村では、冒険者ギルドのサブマスターと言うだけで碌に確認しない町も多かったのだ。ゼヘトは少し不満に感じたがサブマスターと確認できる職員用のギルドカードを提示する。
兵士はそのギルドカードを確認するとゼヘトへ話しかける。
「冒険者ギルドのゼヘトさんですね」
「そうだ、後ろの者達がギルドの関係者であることは俺が保証する!」
ゼヘトはサブマスターである事を確認されたので、偉そうに兵士に言う。
「そうですか。馬車はあちらの外壁沿いに移動させてください。あちらの窓口で1人ずつ審査しますので、兵士の指示に従って下さい」
ゼヘトは兵士から予想外の指示をされ、驚いて一瞬反応ができなかった。
しかし、すぐに怒りが込み上げてきて、兵士を怒鳴りつける。
「ふざけるなぁ! そんな事が許されると思っているのか!」
ゼヘトはまるで冒険者ギルドが馬鹿にされたと感じたのだ。
冒険者ギルドのギルドマスターやサブマスターは、準貴族並みの扱いを受けることが多い。実際に町や領によっては、貴族用の門から町に入れる所もある。
さらに出発前のレンドとのやり取りで、冒険者から冷たい視線を向けられ始めていた。それを、道中の護衛への的確な指示で、少しずつ冷たい視線が解消されていたのである。
ここで引き下がれば、サブマスターとして冒険者からの信頼も失ってしまう。そんな風にゼヘトは感じたのである。
「それはエルマイスター領の方針には従えないということですか?」
対応していた兵士の顔から笑顔が無くなり、鋭い目でゼヘトを睨んで質問する。
ゼヘトの大きな声で、兵士の詰所から10人以上の兵士が出てくるのが冒険者たちに目に入り、警戒したように武器を手にするものまでいた。
しかし、ゼヘトも引き下がることはできなかった。
「冒険者ギルドに喧嘩を売るということかぁ!」
ゼヘトは興奮して兵士を怒鳴りつける。
その声を聞いた兵士たちは黒い細い棒なようなものを手にして構え始めた。
さらに町の中の通りを30人ほどの兵士が走ってくるのが見える。そして驚く事に外壁の上にも兵士が20人ほど弓を構えていた。
ようやくゼヘトはその事実に気が付き、内心で嵌められたと思いながらも、不味い事になったと思った。
そこに声が掛けられる。
「何をやっているのです!」
レンドが怒鳴るように声を掛けてきたが、ゼヘトとしては正直助かったと思った。
「何事だ!」
駆けつけた兵士の中で、明らかに立場の高そうな騎士が、ゼヘトに対応していた兵士に声を掛ける。
声を掛けられた兵士は、事の経緯をその騎士に説明する。
一緒に話を聞いていたレンドだったが、兵士は事実だけを丁寧に説明して状況が良く理解できた。
そして、苦虫を潰したような顔をして、反論もしないゼヘトを見て説明に間違いはないと確信する。
レンドはゼヘトをこの場で冒険者ギルドから追放したい衝動に駆られるが、ここでそんな事をすれば、仲間を見捨てたとギルド職員や冒険者から思われてしまうので、我慢するしかなかった。
「ほう、冒険者ギルドはエルマイスター領の方針には従えないと言うのだな?」
「お、お待ちください!」
レンドは焦ってその騎士の発言を止める。
ゼヘトの対応は明らかに不味いが、それを冒険者ギルドの方針だと思われても困る。そしてゼヘトに腹は立つが見放すこともできない。何とか交渉や話し合いで状況を変えようと考える。
「私はこの領都プレイルで、冒険者ギルドのギルドマスターになりましたレンドと言います」
レンドはそう話すと冒険者ギルド職員用のギルドカードを、その騎士に提示する。
騎士はそのギルドカードを一瞥すると、レンドに向かって話しかける。
「それで、冒険者ギルドはエルマイスター領の方針には従えないのだな?」
予想以上に騎士の対応は厳しそうだとレンドは肌で感じた。
「そのようなつもりはありません。しかし、普通は冒険者ギルドの職員はギルドカードの提示だけで済むはずです。ひとりずつ審査するなど聞いたこともありません」
「ほほう、冒険者ギルドのギルドマスターとサブマスターが冒険者を使って領民を襲うのが普通の状況だと言うのか?」
レンドは騎士のいう事は正しいと内心では思う。しかし、ギルドマスターとして簡単にそれを受け入れられなかった。
「その件はグランドマスターからも、改めて調査するように言われています」
「そうか、……冒険者ギルドはエルマイスター領の調査は信じないし、従う気はないということだな!」
その騎士は少し考えてから、レンドの考えとは違う結論を出してしまった。
レンドは前のギルドマスターの件は本当にあった事だと感じていた。
しかし、何かしらエルマイスター領側の思惑で真実が歪められていれば、動揺するかもと探りを入れただけだったが、相手の反応があまりにも敵対的で驚いてしまう。
「ち、違います! 調査は念のためにするように言われただけで、グランドマスターからは信頼回復に努めるように言われています!」
「信頼を回復しようとするものが、エルマイスター家の方針に文句を付ける訳がないだろう! 全員を捕縛しろ! 武装解除に従わない者は殺して構わん!」
まさかの事態にレンドは焦りまくる。いつの間にか別の門から回り込んだ兵士たち50人以上に囲まれていた。
その騎士のあまりにも好戦的な態度に、レンドは自分が考える以上にエルマイスター家との関係が不味い事になっていると気が付く。
よく考えてみればギルドマスターが加担して領民を殺そうとしたのなら、冒険者ギルドぐるみだと思われても仕方がない。
ようやく自分の勘違いにレンドも気が付いて、交渉の余地や探りを入れるどころではないと認識するのであった。
「おい、あれはたぶん例の冒険者ギルドの一行だ。すぐに例の魔道具で連絡をしろ!」
少し年上の兵士は、他の兵士に指示を出す。
「はいっ!」
指示をされた兵士は門の横の建物に走って行く。
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一行が門の直ぐ近くまで来ると、兵士は手を上げて止まるように指示する。すると先頭を歩いていた冒険者が前に出てきて、兵士に声を掛ける。
「この町の冒険者ギルドのサブマスターになったゼヘトだ。王都からこの町の冒険者ギルドに来た。後ろはギルド職員とその家族、そして護衛の冒険者たちだ」
ゼヘトは少し自慢気に話す。
内心ではギルドマスターと言えれば良かったと思っていたが、それでもサブマスターと言うだけで、王都からの移動中は気を遣った態度をとる兵士が多かったのである。
「そうですか、遠くからお疲れ様です」
兵士はにこやかに笑顔を見せて労いの言葉を掛ける。特に気を遣った態度では無かったが、丁寧な対応をする。
ゼヘトはそのまま町中に進もうとすると、兵士が手を上げて止める。
「申し訳ありませんが、あちらで一人ずつ審査を受けてください」
「なにっ!」
ゼヘトは予想外の兵士の言葉に驚く。
基本的に冒険者は町中に入るのに審査など受けない。冒険者ギルドのギルドカードを見せるだけで町に入れるのだ。そしてギルド職員はギルド職員用のギルドカードを提示することで町に入ることができる。
「あなたが冒険者ギルドのサブマスターである事を私は知りません。審査もせずに通すわけにはいきません」
兵士は相変わらず笑顔のままで話をする。
ゼヘトもそう言われて納得する。
しかし、王都からの立ち寄った町や村では、冒険者ギルドのサブマスターと言うだけで碌に確認しない町も多かったのだ。ゼヘトは少し不満に感じたがサブマスターと確認できる職員用のギルドカードを提示する。
兵士はそのギルドカードを確認するとゼヘトへ話しかける。
「冒険者ギルドのゼヘトさんですね」
「そうだ、後ろの者達がギルドの関係者であることは俺が保証する!」
ゼヘトはサブマスターである事を確認されたので、偉そうに兵士に言う。
「そうですか。馬車はあちらの外壁沿いに移動させてください。あちらの窓口で1人ずつ審査しますので、兵士の指示に従って下さい」
ゼヘトは兵士から予想外の指示をされ、驚いて一瞬反応ができなかった。
しかし、すぐに怒りが込み上げてきて、兵士を怒鳴りつける。
「ふざけるなぁ! そんな事が許されると思っているのか!」
ゼヘトはまるで冒険者ギルドが馬鹿にされたと感じたのだ。
冒険者ギルドのギルドマスターやサブマスターは、準貴族並みの扱いを受けることが多い。実際に町や領によっては、貴族用の門から町に入れる所もある。
さらに出発前のレンドとのやり取りで、冒険者から冷たい視線を向けられ始めていた。それを、道中の護衛への的確な指示で、少しずつ冷たい視線が解消されていたのである。
ここで引き下がれば、サブマスターとして冒険者からの信頼も失ってしまう。そんな風にゼヘトは感じたのである。
「それはエルマイスター領の方針には従えないということですか?」
対応していた兵士の顔から笑顔が無くなり、鋭い目でゼヘトを睨んで質問する。
ゼヘトの大きな声で、兵士の詰所から10人以上の兵士が出てくるのが冒険者たちに目に入り、警戒したように武器を手にするものまでいた。
しかし、ゼヘトも引き下がることはできなかった。
「冒険者ギルドに喧嘩を売るということかぁ!」
ゼヘトは興奮して兵士を怒鳴りつける。
その声を聞いた兵士たちは黒い細い棒なようなものを手にして構え始めた。
さらに町の中の通りを30人ほどの兵士が走ってくるのが見える。そして驚く事に外壁の上にも兵士が20人ほど弓を構えていた。
ようやくゼヘトはその事実に気が付き、内心で嵌められたと思いながらも、不味い事になったと思った。
そこに声が掛けられる。
「何をやっているのです!」
レンドが怒鳴るように声を掛けてきたが、ゼヘトとしては正直助かったと思った。
「何事だ!」
駆けつけた兵士の中で、明らかに立場の高そうな騎士が、ゼヘトに対応していた兵士に声を掛ける。
声を掛けられた兵士は、事の経緯をその騎士に説明する。
一緒に話を聞いていたレンドだったが、兵士は事実だけを丁寧に説明して状況が良く理解できた。
そして、苦虫を潰したような顔をして、反論もしないゼヘトを見て説明に間違いはないと確信する。
レンドはゼヘトをこの場で冒険者ギルドから追放したい衝動に駆られるが、ここでそんな事をすれば、仲間を見捨てたとギルド職員や冒険者から思われてしまうので、我慢するしかなかった。
「ほう、冒険者ギルドはエルマイスター領の方針には従えないと言うのだな?」
「お、お待ちください!」
レンドは焦ってその騎士の発言を止める。
ゼヘトの対応は明らかに不味いが、それを冒険者ギルドの方針だと思われても困る。そしてゼヘトに腹は立つが見放すこともできない。何とか交渉や話し合いで状況を変えようと考える。
「私はこの領都プレイルで、冒険者ギルドのギルドマスターになりましたレンドと言います」
レンドはそう話すと冒険者ギルド職員用のギルドカードを、その騎士に提示する。
騎士はそのギルドカードを一瞥すると、レンドに向かって話しかける。
「それで、冒険者ギルドはエルマイスター領の方針には従えないのだな?」
予想以上に騎士の対応は厳しそうだとレンドは肌で感じた。
「そのようなつもりはありません。しかし、普通は冒険者ギルドの職員はギルドカードの提示だけで済むはずです。ひとりずつ審査するなど聞いたこともありません」
「ほほう、冒険者ギルドのギルドマスターとサブマスターが冒険者を使って領民を襲うのが普通の状況だと言うのか?」
レンドは騎士のいう事は正しいと内心では思う。しかし、ギルドマスターとして簡単にそれを受け入れられなかった。
「その件はグランドマスターからも、改めて調査するように言われています」
「そうか、……冒険者ギルドはエルマイスター領の調査は信じないし、従う気はないということだな!」
その騎士は少し考えてから、レンドの考えとは違う結論を出してしまった。
レンドは前のギルドマスターの件は本当にあった事だと感じていた。
しかし、何かしらエルマイスター領側の思惑で真実が歪められていれば、動揺するかもと探りを入れただけだったが、相手の反応があまりにも敵対的で驚いてしまう。
「ち、違います! 調査は念のためにするように言われただけで、グランドマスターからは信頼回復に努めるように言われています!」
「信頼を回復しようとするものが、エルマイスター家の方針に文句を付ける訳がないだろう! 全員を捕縛しろ! 武装解除に従わない者は殺して構わん!」
まさかの事態にレンドは焦りまくる。いつの間にか別の門から回り込んだ兵士たち50人以上に囲まれていた。
その騎士のあまりにも好戦的な態度に、レンドは自分が考える以上にエルマイスター家との関係が不味い事になっていると気が付く。
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