33 / 224
第3章 大賢者の遺産
第1話 住宅内覧会?
しおりを挟む
馬車の用意ができとセバスさんが呼びに来て、レベッカ夫人と一緒に馬車に乗る。
馬車に乗り込むと、中にはアリスお嬢さんとシャルたちが何故か乗っていた。
「なんでシャルたちも一緒に?」
そう問いかけるとシャルとミュウは頬を膨らませて不満そうな顔をする。
「この子たちも一緒に住むのだから、住む場所を確認したいのでしょう」
レベッカ夫人が当然のように話すが、あなたはシャルの思惑に騙されているんですよ。
クレアさんと4名ほどが、馬車を挟むように徒歩で警備をしながら付いて来ているのが見えて、申し訳ない気持ちになる。
この世界では当たり前かもしれないが、日本人としては抵抗があるなぁ。
馬車はすぐに、家と言うよりは屋敷と思えるような建物のある、庭の大きな敷地の前に止まった。
歩いても問題ない距離だよねぇ。
それどころか馬車を待つ時間に到着する距離だ。それに、正面に見える屋敷を見て、まさかここを紹介するのかと信じられなくなる。
「ここは我が家からも近いし、家の広さも十分だと思うわ。ただ、この広さだとメイドを雇って、奥さんに管理してもらうようにした方が良いかしら」
不穏な発言をしたので、レベッカ夫人を見ると楽しそうに微笑んでいる。
本気で娘を嫁にしようと考えている?
「ミュウはガンバル!」
ミュウさん、何を頑張るのでしょうか?
シャルは建物を見て嬉しそうにキョロキョロと敷地内を見ている。
「中を見てもらおうかしら。家具も揃っているし、すぐにでも住めるわよ」
こんな家に住んだら、益々逃げられなくなりそうだ。
「そうですわね。中を確認して必要な準備しなくてはなりませんわね」
アリスお嬢さん、必要な準備とは何でしょうか?
「こんなに大きな屋敷は必要ありませんね。あまりお金も持っていないし、人を雇う余裕など、」
「それは大丈夫よ。先程納品してもらった物で十二分に賄えるし、毎月の納品数を考えたら、お金が足りなくなる事は絶対にないわ」
おうふ、周りから攻めてくる作戦ですかぁ。
「でも、他にも候補はあるから、次を見に行きましょう」
あれ、もっと強引に話を進めると思っていたけど……。
シャルたちは不満そうだが、馬車に乗り移動を始めると、またすぐに到着する。
どう考えても馬車は必要ないでしょう?
次に紹介されたのは屋敷ではなく家と呼んで良い建物だが、地球から来た自分にはやはり大きいと思える家だった。
シャルたちは先程の屋敷が良いのか、少し不満そうだが、それでも嬉しそうにしている。アリスお嬢様は露骨に不満そうにしているが、あなたは関係ないよね。
次は最後で、またすぐに着くだろうと思っていたが、そんな事はなかった。
内門を通過すると最初の十字路で左に曲がり、真っ直ぐと進んで行く。ようやく馬車が止まって降りると、突き当りが壁のようになっている。
外壁と内壁の突き当りの一画のようだが、どう考えても4区画分の広さはありそうで、すべて4メルぐらいの壁で囲まれている。
馬車が止まったのは今来た道の突き当りになる場所で、馬車が通れそうな大きな門と、その横に人が通るような扉が設置されている。
ま、まさかこの中に屋敷が!?
壁を左右に見ると随分先に内壁があり、そこまで壁が続いており、反対も同じ距離の壁が続いている。
広さを考えるとエルマイスター家の屋敷の何倍もの広さがあるのは間違いない。
「ついて来てくれるかしら」
そう話すと、レベッカ夫人は鍵を取り出して横の扉を開けて中に入る。
予想と違い中は普通の街並みにしか見えない。
廃墟になっているようだが、通って来た街並みに続く一画を壁で囲んだように見える。
シャルとミュウが奥に進もうとすると、レベッカ夫人に止められる。
「2人とも奥にはいかないで!」
シャルたちは叱られたと思ったのか、焦って戻ってくると謝った。
「ごめんなさい」
「違うのよ。奥に行くと気分が悪くなって倒れることになると思うから」
えっ、なにそれ、怖い!
「まずは説明するわね」
そう言ってレベッカ夫人は説明してくれた。まとめると以下のようになる。
・奥には大賢者の屋敷がある。
・屋敷は結界で守られて基本的には入れない。
・100年以上前から屋敷で気分が悪くなり倒れる人が発生。
・最初は屋敷だけだったが徐々に範囲が広がっている。
・今では周りの区画の半分まで範囲が広がっている。
・倒れても範囲から出ると時間は掛かるが回復する。
・隣接する内壁と外壁の反対側は影響がない。
・大賢者の呪だと噂されている。
そんな場所を紹介する!?
絶対にありえないでしょう!
私が信じられないとレベッカ夫人を見ると、それに気が付いたレベッカ夫人は苦笑しながら話をする。
「もしかしてアタルさんなら何とかできないかと思ってね。もし何とかしてくれるなら、この壁で囲まれている区画の全部をアタルさんに差し上げるわ」
シャルとミュウも怖がって扉のほうに移動し始める。
「問題が無くなれば、奥には大賢者様の屋敷があって、今でも中は建てられた当時の状態で残っている………と言われているわ。
ねえお願いよ、原因を突き止めて何とかして欲しいの。数十年後には壁の外まで影響が出ると予想しているし、影響範囲が広くなる速度も速くなっているのよ」
なんとかなるかぁーーー!
この世界に来てひと月も経っていないのに、呪いとかを何とかできるはずがないだろ!
そんな事を心の中で叫んでいると、またあの音が聞こえた。
「あっ」
頭の中でピコンと音が鳴って、思わず声が出てしまう。
「もしかして原因がわかったの!?」
私の声に反応して、レベッカ夫人が詰め寄ってくる。私の肩を両手で掴んで前後に揺さぶるのだが、顔がすぐ目の前まで来てます。
あぁ~、良い匂いがするぅ。
妄想の世界に引き込まれそうな、女性の香りに頭の奥までしびれそうだ。
違う、違う! 魅了!? じゃない神託!
無理やり現実の世界に意識が戻ってくると、レベッカ夫人を引き離し神託を確認する。
『そこをもらって拠点にするのじゃ!』
怖いからイヤだーーー!
転生の女神の神託にそう答えると、生命の女神様から詳しい説明が神託で送られてくる。
みこと♪(生命の女神):
──────────────────────────────
その場所に魔力スポットが存在します。
その魔力を活用するために、大賢者が屋敷を建てたのですが、今は誰も魔力を利用しない為に、貯蔵できる魔力が限界となり、濃厚な魔力が漏れだして、通常の人間には濃すぎる魔力により、魔力酔いの症状が出ているだけです。
魔力を消費してしまえば、その影響もなくなるし、潤沢な魔力で快適な生活ができますよ。
身体強化を常時発動しているアタル様なら、魔力酔いになることなく活動できますので、問題を解決しましょう。
アタル様の地球に残された遺産を神々《わたしたち》が利用させて頂いております。その見返りではありませんが、大賢者の遺産をアタル様がお使いください。
PS.
大賢者の屋敷の地下には様々な素材が保管されています。金属などは濃厚な魔力を長期間浴びたことにより、魔法金属に変質しています。
──────────────────────────────
何か予想外の事実が含まれている。
俺の遺産を盗みやがったのかーーー!
その辺の事はじっくりと確認させてもらおう!
そして遠慮なく大賢者の遺産とやらを貰うことにしよう。
馬車に乗り込むと、中にはアリスお嬢さんとシャルたちが何故か乗っていた。
「なんでシャルたちも一緒に?」
そう問いかけるとシャルとミュウは頬を膨らませて不満そうな顔をする。
「この子たちも一緒に住むのだから、住む場所を確認したいのでしょう」
レベッカ夫人が当然のように話すが、あなたはシャルの思惑に騙されているんですよ。
クレアさんと4名ほどが、馬車を挟むように徒歩で警備をしながら付いて来ているのが見えて、申し訳ない気持ちになる。
この世界では当たり前かもしれないが、日本人としては抵抗があるなぁ。
馬車はすぐに、家と言うよりは屋敷と思えるような建物のある、庭の大きな敷地の前に止まった。
歩いても問題ない距離だよねぇ。
それどころか馬車を待つ時間に到着する距離だ。それに、正面に見える屋敷を見て、まさかここを紹介するのかと信じられなくなる。
「ここは我が家からも近いし、家の広さも十分だと思うわ。ただ、この広さだとメイドを雇って、奥さんに管理してもらうようにした方が良いかしら」
不穏な発言をしたので、レベッカ夫人を見ると楽しそうに微笑んでいる。
本気で娘を嫁にしようと考えている?
「ミュウはガンバル!」
ミュウさん、何を頑張るのでしょうか?
シャルは建物を見て嬉しそうにキョロキョロと敷地内を見ている。
「中を見てもらおうかしら。家具も揃っているし、すぐにでも住めるわよ」
こんな家に住んだら、益々逃げられなくなりそうだ。
「そうですわね。中を確認して必要な準備しなくてはなりませんわね」
アリスお嬢さん、必要な準備とは何でしょうか?
「こんなに大きな屋敷は必要ありませんね。あまりお金も持っていないし、人を雇う余裕など、」
「それは大丈夫よ。先程納品してもらった物で十二分に賄えるし、毎月の納品数を考えたら、お金が足りなくなる事は絶対にないわ」
おうふ、周りから攻めてくる作戦ですかぁ。
「でも、他にも候補はあるから、次を見に行きましょう」
あれ、もっと強引に話を進めると思っていたけど……。
シャルたちは不満そうだが、馬車に乗り移動を始めると、またすぐに到着する。
どう考えても馬車は必要ないでしょう?
次に紹介されたのは屋敷ではなく家と呼んで良い建物だが、地球から来た自分にはやはり大きいと思える家だった。
シャルたちは先程の屋敷が良いのか、少し不満そうだが、それでも嬉しそうにしている。アリスお嬢様は露骨に不満そうにしているが、あなたは関係ないよね。
次は最後で、またすぐに着くだろうと思っていたが、そんな事はなかった。
内門を通過すると最初の十字路で左に曲がり、真っ直ぐと進んで行く。ようやく馬車が止まって降りると、突き当りが壁のようになっている。
外壁と内壁の突き当りの一画のようだが、どう考えても4区画分の広さはありそうで、すべて4メルぐらいの壁で囲まれている。
馬車が止まったのは今来た道の突き当りになる場所で、馬車が通れそうな大きな門と、その横に人が通るような扉が設置されている。
ま、まさかこの中に屋敷が!?
壁を左右に見ると随分先に内壁があり、そこまで壁が続いており、反対も同じ距離の壁が続いている。
広さを考えるとエルマイスター家の屋敷の何倍もの広さがあるのは間違いない。
「ついて来てくれるかしら」
そう話すと、レベッカ夫人は鍵を取り出して横の扉を開けて中に入る。
予想と違い中は普通の街並みにしか見えない。
廃墟になっているようだが、通って来た街並みに続く一画を壁で囲んだように見える。
シャルとミュウが奥に進もうとすると、レベッカ夫人に止められる。
「2人とも奥にはいかないで!」
シャルたちは叱られたと思ったのか、焦って戻ってくると謝った。
「ごめんなさい」
「違うのよ。奥に行くと気分が悪くなって倒れることになると思うから」
えっ、なにそれ、怖い!
「まずは説明するわね」
そう言ってレベッカ夫人は説明してくれた。まとめると以下のようになる。
・奥には大賢者の屋敷がある。
・屋敷は結界で守られて基本的には入れない。
・100年以上前から屋敷で気分が悪くなり倒れる人が発生。
・最初は屋敷だけだったが徐々に範囲が広がっている。
・今では周りの区画の半分まで範囲が広がっている。
・倒れても範囲から出ると時間は掛かるが回復する。
・隣接する内壁と外壁の反対側は影響がない。
・大賢者の呪だと噂されている。
そんな場所を紹介する!?
絶対にありえないでしょう!
私が信じられないとレベッカ夫人を見ると、それに気が付いたレベッカ夫人は苦笑しながら話をする。
「もしかしてアタルさんなら何とかできないかと思ってね。もし何とかしてくれるなら、この壁で囲まれている区画の全部をアタルさんに差し上げるわ」
シャルとミュウも怖がって扉のほうに移動し始める。
「問題が無くなれば、奥には大賢者様の屋敷があって、今でも中は建てられた当時の状態で残っている………と言われているわ。
ねえお願いよ、原因を突き止めて何とかして欲しいの。数十年後には壁の外まで影響が出ると予想しているし、影響範囲が広くなる速度も速くなっているのよ」
なんとかなるかぁーーー!
この世界に来てひと月も経っていないのに、呪いとかを何とかできるはずがないだろ!
そんな事を心の中で叫んでいると、またあの音が聞こえた。
「あっ」
頭の中でピコンと音が鳴って、思わず声が出てしまう。
「もしかして原因がわかったの!?」
私の声に反応して、レベッカ夫人が詰め寄ってくる。私の肩を両手で掴んで前後に揺さぶるのだが、顔がすぐ目の前まで来てます。
あぁ~、良い匂いがするぅ。
妄想の世界に引き込まれそうな、女性の香りに頭の奥までしびれそうだ。
違う、違う! 魅了!? じゃない神託!
無理やり現実の世界に意識が戻ってくると、レベッカ夫人を引き離し神託を確認する。
『そこをもらって拠点にするのじゃ!』
怖いからイヤだーーー!
転生の女神の神託にそう答えると、生命の女神様から詳しい説明が神託で送られてくる。
みこと♪(生命の女神):
──────────────────────────────
その場所に魔力スポットが存在します。
その魔力を活用するために、大賢者が屋敷を建てたのですが、今は誰も魔力を利用しない為に、貯蔵できる魔力が限界となり、濃厚な魔力が漏れだして、通常の人間には濃すぎる魔力により、魔力酔いの症状が出ているだけです。
魔力を消費してしまえば、その影響もなくなるし、潤沢な魔力で快適な生活ができますよ。
身体強化を常時発動しているアタル様なら、魔力酔いになることなく活動できますので、問題を解決しましょう。
アタル様の地球に残された遺産を神々《わたしたち》が利用させて頂いております。その見返りではありませんが、大賢者の遺産をアタル様がお使いください。
PS.
大賢者の屋敷の地下には様々な素材が保管されています。金属などは濃厚な魔力を長期間浴びたことにより、魔法金属に変質しています。
──────────────────────────────
何か予想外の事実が含まれている。
俺の遺産を盗みやがったのかーーー!
その辺の事はじっくりと確認させてもらおう!
そして遠慮なく大賢者の遺産とやらを貰うことにしよう。
61
お気に入りに追加
2,184
あなたにおすすめの小説

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。

異世界無宿
ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。
アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。
映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。
訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。
一目惚れで購入した車の納車日。
エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた…
神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。
アクション有り!
ロマンス控えめ!
ご都合主義展開あり!
ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。
不定期投稿になります。
投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。


やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
見よう見まねで生産チート
立風人(りふと)
ファンタジー
(※サムネの武器が登場します)
ある日、死神のミスにより死んでしまった青年。
神からのお詫びと救済を兼ねて剣と魔法の世界へ行けることに。
もの作りが好きな彼は生産チートをもらい異世界へ
楽しくも忙しく過ごす冒険者 兼 職人 兼 〇〇な主人公とその愉快な仲間たちのお話。
※基本的に主人公視点で進んでいきます。
※趣味作品ですので不定期投稿となります。
コメント、評価、誤字報告の方をよろしくお願いします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる