244 / 315
第13章 懐かしい旅路
第15話 俺は成長した!
しおりを挟む
森の中でテーブルを出して久しぶりにジジのお茶を飲む。ジジと離れていたのは十日もなかったが、それでも懐かしい気分になる。
近くでは新三人姉妹がシルとピョン子と一緒に走り回っている。
なんとも平穏な光景だなぁ。
ほのぼのとメイ、ピピ、エアルの新三人姉妹を見て、お茶を一口飲んだ。
「テンマ、迷惑を掛けて悪いな……」
俺の横に座っているランガは、ジジが用意してくれたお茶や茶菓子に手も付けず謝ってきた。
ジジとの抱擁のあとルームにみんなをお呼びに行ったが、サーシャさんとミーシャは風呂に入っていて待ってくれと言われてしまった。
メイがサーシャさんに、シルはミーシャに先に洗われたようで、二人はピカピカ&モフモフになっていた。そんな二人に早く出るように催促などできなかったのである。
「サーシャに注意するから許してくれ!」
ランガは何を言い出すんだ!
この数年、俺の周りには多くの女性がいた。対女性スキルはレベルアップどころか取得もできていない。だが、絶対にしてはいけないことは学んだのだ。
女性の準備に時間が掛かるのは当然のことだ!
そのことを理解して我慢するのではなく、それが当然のことだと思って自然に待たなければならないのだ。
何度も痛い目にあった、俺の教訓だ!
すでに待つこと一時間。ランガはずっとイライラとしていた。そして俺に気をつかって謝ったんだろう。
でもやめてほしい。ランガだけ矢面に立つなら問題ないが、絶対にその影響が俺にも及ぶからだ。
「ランガ、気にするな。絶対にサーシャさんに注意などしないでくれ!」
「でもなぁ……」
「プハァッ、テンマ君の言うとおりよ。そんなことを女性に注意なんかしたら、何倍にも返ってくるわよ」
顔を突っ込んでプリンに食べていた土地神様が警告した。
それを聞いたランガは、何か思い出したように顔色が悪くなる。
ランガは相変わらず同じような失敗を繰り返しているようだ。ジジはそんなやり取りを聞いて苦笑してから話した。
「先ほど浴場から出て、尻尾のお手入れをしていたのでもうすぐですよ」
テーブルの近くにルームの扉は開いてある。中も見えるし何度かジジに確認もお願いしていたのだ。
それから一時間、俺達は待ち続けたのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ランガはサーシャさんに余計なことは言わなかった。俺達に注意されたからではなく、久しぶりの『テンマ式リンス』でサーシャさんが美しくなったからだ。
『テンマ式リンス』のレシピは公開されているが、売られているのはまだまだ完成度が低く、価格も高いのでサーシャさんも満足に使えなかったのだろう。
ご機嫌になったサーシャさん達とロンダの町に向かった。
門を抜け町に入ると、我々一行は注目の的になってしまった。
新三人姉妹やシル達も注目を集め、ジジも数日でロンダの町でも有名になっていた。俺のことを覚えている町の人もいてが、極めつきは、やはり土地神様だろう。
土地神様を拝む人や知り合いを呼びに行く人が徐々に増えていたのだ。
これでは猫の微睡亭に迷惑が掛かりそうなので、昔建てたテックス屋敷に向かう。テックス屋敷は俺がロンダを旅立ってから、ドロテア家の使用人に管理を任せていた。
町の中央広場を通り過ぎる頃には、住人で広場を埋め付くほどになり、領の兵士が人々を整理するほどになっていた。
何とか無事にテックス屋敷まで到着すると、ドロテアさんが屋敷の玄関前で待っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
テックス屋敷はドロテア屋敷になっているようだ。内装も元ドロテア屋敷から色々と持ってきたのかドロテアさんの肖像画まで飾ってある。
まあ問題はないけどね、……たぶん。
メイドさんは慣れた感じでサーシャさん達の部屋を割り振っている。
この屋敷にはD研の出入り口を設置する専用の部屋があるので、俺は最初にD研の扉を設置してリビングに戻ってきた。
リビングには落ち着きなくキョロキョロとするランガだけが残っていた。
俺がランガの前のソファに座ると、なぜかランガは俺の隣に移動してきた。それを見たメイドさんがランガに用意したお茶を移動させようと動くと、その動きにランガは怯えたような表情を見せていた。
ランガはメイドに慣れていないんだろうなぁ。
俺のお茶をジジが用意すると、ランガは他に聞こえないように話しかけてきた。
「テンマ、お前はよく普通にしていられるな?」
「んっ、何が?」
「この屋敷に男は俺達しかいないじゃないか!」
ランガに言われて確かにそうだなと思った。ドロテア家の使用人は全て女性だ。
「それがどうした?」
まあ、俺は普段から女性に囲まれていることが多い。よくある状況だ。
「なっ、ふ、不安にならないのか?」
なんとなく普段のランガの状況が目に浮かぶ気がするぅ。
ジートやズラタン、冒険者仲間の前ではちょっと偉そうにして、サーシャさんやメイ、それ以外の女性陣には気を遣って過ごしているのだろう。
俺は真剣な表情でランガに教える。
「いいか、どっしりと構えて、流れに身を任せるんだ。ランガはサーシャさんとメイが楽しんでもらえるようにだけ考えればいいんだ!」
「おまえ凄いな。テンマのこと初めて尊敬できると思ったぞ!」
くっ、これまで教えてやったことは尊敬していないんか~い!
ま、まあ、この数年で俺は間違いなく成長した。バルガスという反面教師が常に近くにいて、何度も辛い思いをしてきたんだ……。
女性を口説けないが、怒らせないスキルだけは手に入れた気がするぅ。
それはそれで悲しい気もするよねぇ~。
俺は黙って目で頷くと、ランガも目で頷き返してきたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
ランガも落ち着いたので、二人でお茶を飲みながら雑談をしていると、ドロテアさんがリビングに入ってきた。
「テンマ、アルベルト達が挨拶もかねて、今晩にでも一緒に食事したいと人を寄こしてきたのじゃ」
う~ん、アルベルトさんは領主だから、断れないよなぁ。
久しぶり会いたいという気持ちもある。でも、今日はのんびり過ごしたい。
「今日は町に着いたばかりだから、明日の晩でお願いできないかな?」
「わかったのじゃ」
ドロテアさんはすぐに使用人の一人に何か指示した。
思ったより簡単に話がついた。
ホッとしているとサーシャさん達もリビングにやってきた。
「あなた、私はミーシャと寝ることにするわ」
開拓村ではランガが頑張って、ゲフン……姉妹で寝ることはなかったからなぁ。
「えっ、俺はどこで、イテッ!」
ランガが不満そうに答えようとしたので、俺はランガの脇腹を肘で突いた。ランガは痛がって俺を睨んできたが、俺が目で頷くとランガは気付いたようだ。
「そ、そうだよな。姉妹で仲良く寝るといいんじゃないか」
うん、それでいい!
サーシャさんはランガの返答に少し驚いたようだが、すぐに笑顔になった。
「メイはエアルちゃんとピピちゃんと、え~と、シルとピョン子も一緒に寝るのぉ~」
ほのぼのして幸せな感じがするぅ~。
幼女とモフモフが一緒に寝る姿が頭に浮かんでいた。
ランガはメイとも一緒に寝れず、少し寂しそうな表情を見せたが、笑顔でメイの頭を撫でてる。ランガも少しは学んだようだ。
それなら俺はゆっくり休もうと考えていたら、ピピが爆弾を投下した。
「ピピとシルはメイちゃんと寝るから、お兄ちゃんとお姉ちゃんは二人で仲良く寝てねぇ」
爆弾の直撃を受けたジジは驚きで固まっている。爆弾を花火だと思ったのか、ドロテアさんとサーシャさんは嬉しそうに俺とジジを見ていた。
俺は動揺して答えた。
「そ、そうだね。今日は二人で仲良く寝ることにするよ」
何を言ってるんだぁーーー!
引きつった笑顔で、心の中で頭を抱えるのであった。
近くでは新三人姉妹がシルとピョン子と一緒に走り回っている。
なんとも平穏な光景だなぁ。
ほのぼのとメイ、ピピ、エアルの新三人姉妹を見て、お茶を一口飲んだ。
「テンマ、迷惑を掛けて悪いな……」
俺の横に座っているランガは、ジジが用意してくれたお茶や茶菓子に手も付けず謝ってきた。
ジジとの抱擁のあとルームにみんなをお呼びに行ったが、サーシャさんとミーシャは風呂に入っていて待ってくれと言われてしまった。
メイがサーシャさんに、シルはミーシャに先に洗われたようで、二人はピカピカ&モフモフになっていた。そんな二人に早く出るように催促などできなかったのである。
「サーシャに注意するから許してくれ!」
ランガは何を言い出すんだ!
この数年、俺の周りには多くの女性がいた。対女性スキルはレベルアップどころか取得もできていない。だが、絶対にしてはいけないことは学んだのだ。
女性の準備に時間が掛かるのは当然のことだ!
そのことを理解して我慢するのではなく、それが当然のことだと思って自然に待たなければならないのだ。
何度も痛い目にあった、俺の教訓だ!
すでに待つこと一時間。ランガはずっとイライラとしていた。そして俺に気をつかって謝ったんだろう。
でもやめてほしい。ランガだけ矢面に立つなら問題ないが、絶対にその影響が俺にも及ぶからだ。
「ランガ、気にするな。絶対にサーシャさんに注意などしないでくれ!」
「でもなぁ……」
「プハァッ、テンマ君の言うとおりよ。そんなことを女性に注意なんかしたら、何倍にも返ってくるわよ」
顔を突っ込んでプリンに食べていた土地神様が警告した。
それを聞いたランガは、何か思い出したように顔色が悪くなる。
ランガは相変わらず同じような失敗を繰り返しているようだ。ジジはそんなやり取りを聞いて苦笑してから話した。
「先ほど浴場から出て、尻尾のお手入れをしていたのでもうすぐですよ」
テーブルの近くにルームの扉は開いてある。中も見えるし何度かジジに確認もお願いしていたのだ。
それから一時間、俺達は待ち続けたのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ランガはサーシャさんに余計なことは言わなかった。俺達に注意されたからではなく、久しぶりの『テンマ式リンス』でサーシャさんが美しくなったからだ。
『テンマ式リンス』のレシピは公開されているが、売られているのはまだまだ完成度が低く、価格も高いのでサーシャさんも満足に使えなかったのだろう。
ご機嫌になったサーシャさん達とロンダの町に向かった。
門を抜け町に入ると、我々一行は注目の的になってしまった。
新三人姉妹やシル達も注目を集め、ジジも数日でロンダの町でも有名になっていた。俺のことを覚えている町の人もいてが、極めつきは、やはり土地神様だろう。
土地神様を拝む人や知り合いを呼びに行く人が徐々に増えていたのだ。
これでは猫の微睡亭に迷惑が掛かりそうなので、昔建てたテックス屋敷に向かう。テックス屋敷は俺がロンダを旅立ってから、ドロテア家の使用人に管理を任せていた。
町の中央広場を通り過ぎる頃には、住人で広場を埋め付くほどになり、領の兵士が人々を整理するほどになっていた。
何とか無事にテックス屋敷まで到着すると、ドロテアさんが屋敷の玄関前で待っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
テックス屋敷はドロテア屋敷になっているようだ。内装も元ドロテア屋敷から色々と持ってきたのかドロテアさんの肖像画まで飾ってある。
まあ問題はないけどね、……たぶん。
メイドさんは慣れた感じでサーシャさん達の部屋を割り振っている。
この屋敷にはD研の出入り口を設置する専用の部屋があるので、俺は最初にD研の扉を設置してリビングに戻ってきた。
リビングには落ち着きなくキョロキョロとするランガだけが残っていた。
俺がランガの前のソファに座ると、なぜかランガは俺の隣に移動してきた。それを見たメイドさんがランガに用意したお茶を移動させようと動くと、その動きにランガは怯えたような表情を見せていた。
ランガはメイドに慣れていないんだろうなぁ。
俺のお茶をジジが用意すると、ランガは他に聞こえないように話しかけてきた。
「テンマ、お前はよく普通にしていられるな?」
「んっ、何が?」
「この屋敷に男は俺達しかいないじゃないか!」
ランガに言われて確かにそうだなと思った。ドロテア家の使用人は全て女性だ。
「それがどうした?」
まあ、俺は普段から女性に囲まれていることが多い。よくある状況だ。
「なっ、ふ、不安にならないのか?」
なんとなく普段のランガの状況が目に浮かぶ気がするぅ。
ジートやズラタン、冒険者仲間の前ではちょっと偉そうにして、サーシャさんやメイ、それ以外の女性陣には気を遣って過ごしているのだろう。
俺は真剣な表情でランガに教える。
「いいか、どっしりと構えて、流れに身を任せるんだ。ランガはサーシャさんとメイが楽しんでもらえるようにだけ考えればいいんだ!」
「おまえ凄いな。テンマのこと初めて尊敬できると思ったぞ!」
くっ、これまで教えてやったことは尊敬していないんか~い!
ま、まあ、この数年で俺は間違いなく成長した。バルガスという反面教師が常に近くにいて、何度も辛い思いをしてきたんだ……。
女性を口説けないが、怒らせないスキルだけは手に入れた気がするぅ。
それはそれで悲しい気もするよねぇ~。
俺は黙って目で頷くと、ランガも目で頷き返してきたのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
ランガも落ち着いたので、二人でお茶を飲みながら雑談をしていると、ドロテアさんがリビングに入ってきた。
「テンマ、アルベルト達が挨拶もかねて、今晩にでも一緒に食事したいと人を寄こしてきたのじゃ」
う~ん、アルベルトさんは領主だから、断れないよなぁ。
久しぶり会いたいという気持ちもある。でも、今日はのんびり過ごしたい。
「今日は町に着いたばかりだから、明日の晩でお願いできないかな?」
「わかったのじゃ」
ドロテアさんはすぐに使用人の一人に何か指示した。
思ったより簡単に話がついた。
ホッとしているとサーシャさん達もリビングにやってきた。
「あなた、私はミーシャと寝ることにするわ」
開拓村ではランガが頑張って、ゲフン……姉妹で寝ることはなかったからなぁ。
「えっ、俺はどこで、イテッ!」
ランガが不満そうに答えようとしたので、俺はランガの脇腹を肘で突いた。ランガは痛がって俺を睨んできたが、俺が目で頷くとランガは気付いたようだ。
「そ、そうだよな。姉妹で仲良く寝るといいんじゃないか」
うん、それでいい!
サーシャさんはランガの返答に少し驚いたようだが、すぐに笑顔になった。
「メイはエアルちゃんとピピちゃんと、え~と、シルとピョン子も一緒に寝るのぉ~」
ほのぼのして幸せな感じがするぅ~。
幼女とモフモフが一緒に寝る姿が頭に浮かんでいた。
ランガはメイとも一緒に寝れず、少し寂しそうな表情を見せたが、笑顔でメイの頭を撫でてる。ランガも少しは学んだようだ。
それなら俺はゆっくり休もうと考えていたら、ピピが爆弾を投下した。
「ピピとシルはメイちゃんと寝るから、お兄ちゃんとお姉ちゃんは二人で仲良く寝てねぇ」
爆弾の直撃を受けたジジは驚きで固まっている。爆弾を花火だと思ったのか、ドロテアさんとサーシャさんは嬉しそうに俺とジジを見ていた。
俺は動揺して答えた。
「そ、そうだね。今日は二人で仲良く寝ることにするよ」
何を言ってるんだぁーーー!
引きつった笑顔で、心の中で頭を抱えるのであった。
152
お気に入りに追加
8,359
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
加護を疑われ婚約破棄された後、帝国皇子の契約妃になって隣国を豊かに立て直しました
黎
ファンタジー
幼い頃、神獣ヴァレンの加護を期待され、ロザリアは王家に買い取られて王子の婚約者となった。しかし、侍女を取り上げられ、将来の王妃だからと都合よく仕事を押し付けられ、一方で、公爵令嬢があたかも王子の婚約者であるかのように振る舞う。そんな風に冷遇されながらも、ロザリアはヴァレンと共にたくましく生き続けてきた。
そんな中、王子がロザリアに「君との婚約では神獣の加護を感じたことがない。公爵令嬢が加護を持つと判明したし、彼女と結婚する」と婚約破棄をつきつける。
家も職も金も失ったロザリアは、偶然出会った帝国皇子ラウレンツに雇われることになる。元皇妃の暴政で荒廃した帝国を立て直そうとする彼の契約妃となったロザリアは、ヴァレンの力と自身の知恵と経験を駆使し、帝国を豊かに復興させていき、帝国とラウレンツの心に希望を灯す存在となっていく。
*短編に続きをとのお声をたくさんいただき、始めることになりました。引き続きよろしくお願いします。
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。